情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 10日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
…………、……
ミハイロフ様は知っておられます? ――この館の噂を。
[何気ない口ぶりでさらりと問うた。
肯定の返答ならば、つと深碧を彼のほうへと向けるだろう]
……宴待たなくても、軽食ならもらえるかな。
[足を引きずってだした結論。
城の中には現役の軍人もいるらしい。
顔を合わせることへの後ろめたさはあった。――向こうが事情を知らなくても]
えっと……こっちの方向でいいのかな。
ありがとう。
[すれ違った使用人にそれとなく厨房の位置を聞き出し、そちらの方へと足を向けた]
何も浮かばないねー。
[御当主の趣味を垣間見たのは、知らぬ振りをするのがマナーだ。
触れ回れば要らぬ火を起こすだけであるというのを承知してるが故。]
ま、こういうったのは勢いかなー。
[考えに考えを巡らせた嘘よりも、とっさに閃いた嘘をごり押しする。
それが自身に一番合ったものだと頷き、のんびりと進む。
屋外の階段を上り、大広間への扉を前にして立ち止まった。]
開けられないねー。
[両手は塞がっており、足で開けるのは少々辛い扉。
結局、己一人ではどうにもならないと諦め、一度咳払いして声を出す準備を整える。]
中に誰か居られるか?
[扉の向こう側へと声を投げかけ、開かれるのを待つ。]
―厨房前―
……っても、アレかな。
忙しいって追い出されちまうかな。
[強引に扉を開ける勇気もなく、腕を組んで前に佇むのが青年の限界らしかった]
――本塔4F/廊下――
我が主。
[こちらの姿を見て眸を細めた主>>139に返すのは、薄い笑み]
素性がまったく知れない亡霊が迷い込んできました。
名前はアリョールといって――ああ、名前だけはなぜか覚えていたのです――足がなくなっていました。
[ふと思い出したように付け加えた]
切られたように。
[亡霊は死んだ時の状態をとどめることが多い。ならばあの亡霊は足を切られて死んだのだろうか。
推測をするも口には出さなかった]
[礼拝堂からの悲鳴は、微かに聞こえただろうか。
しかし紅茶と薔薇の香り、そしてこの城の空気に浸っているため気付いていない。
残ったジャムを舐めながら、また紅茶を飲む。]
薔薇をジャムにするなんて、想像もしなかったけど。
素敵ね。
[お気に入りのものを見つけたと、クスクス笑いながら宴が始まるのを待つ。**]
――わっ、
[怒声が飛んできたのは厨房の中ではなく外だった。
刺々しい声に身を竦ませ]
す、すみません!料理人の方ですかっ!?
そりゃあ邪魔ですよね、俺!
[盛大に謝って扉の前から身を翻す。
声から女性だと知れたが、戦場に居た頃の上官を思い起こさせる迫力を感じた]
[ふん、と相手を一瞥すると厨房に入る
料理人達は一瞬こっちを見たが、誰だか分かると直ぐに宴の支度に戻ったようだ
一人だけ、こっちに近寄って何か御用ですかと聴いてくる]
腹が減った
肉料理で何か用意しろ
[かしこまりました、と言うと調理台に戻って行く
出来上がるまでしばし待つ事にした]
(あの亡霊の素性よりも今は――)
[客室の掃除をしていた時に窓から見かけ、そして先程も、主の部屋に続くこの廊下で見かけた少女。
年の頃は10代半ばだろうか、その面差しに見覚えがある気がした。
そう、]
(俺が人間としての生をやめるきっかけとなったあの事件が起こる少し前に――――)
[ふいにはっとなった表情で、男は現実に意識を戻した。
報告を聞いた主が、揶揄るような響きで言葉を紡いでいた>>214]
外から来た得体の知れない者に敏感になっているだけですよ。人間であろうと亡霊であろうと、放っておくわけにはいかない、と。
――もう一年前のような出来事はこりごりですから。
[一年前、吸血鬼狩りを生業とする者によって多くの眷属が葬られ――そのせいで生き残った者の仕事が増えた事態を指してそう言った]
[フィグネリアが立ち止まれば目をあわせただろうか、
その時は無言で歩くことを促し―]
有名ではありませんか。
ここは―
[声のトーンを落とし]
吸血鬼が棲む……とね。
[唇の端が上がる]
そちらこそ、そのような助言を授けるとは珍しいですね。
[もう一度彼女と話してみるといい――主の言葉に最初に零れたのは礼ではなく、ただの雑感]
どうせ俺の様子を見て愉しむつもりでしょうが……有り難く受け取っておきます。
――そういえば、宴はあとどれくらいで始まるのでしたっけ?
[主の返答を聞くと、男は客に向けるそれよりも遥かに恭しく一礼して、その場から消えた**]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 10日目 エピローグ 終了 / 最新