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― 徐々に思い出してゆく記憶……そう、それは数日前の記憶であろうか ―
[処刑台に上がるアリョール 淡々としていて落ち着いた表情]
「これより!このものの処刑を執り行う!!」
[野太い声が響き渡ると歓声が沸きあがる。その観衆のほとんどはまともな人間ではなく、所謂「アウトサイド」な人間であった]
「この者の処刑方法を決定する!」
[そう言うとその男―死刑執行人―は処刑方法が書かれたボードを回し始める。そこにはさまざまな処刑方法、石打ち、火あぶり、串刺し、磔などが書かれていた。観衆たちはそれぞれ見たい処刑方法を叫んでいる処刑というよりはまるでゲームのようであった。]
[ボードの数メートル先に弓を構えていた者が矢を放つ。矢が止まったのは…ギロチンと書かれたエリアであった執行人が口を開く]
「ギロチンの刑に決定した。しかし!ただ首を切るというのはこの不届き者に処する刑にしてはあまりにも軽いのではないだろうか!!」
[演技がかった仰々しい口調で観衆に訴えかける]
「そこで、だ。今回は、首ではなく、体の上下を真っ二つにしたい!皆のもの!どうであろうか!!」
[歓声が沸きあがる。アリョールは表情を変えず…だが冷たい目で執行人を睨みつける]
「決定、だな!!」
[そして刑が執行された。アリョールは事切れる最後まで表情一つ変えなかった、いや、むしろ表情を変える気力もなかったのであろう。あのような…余りにも残酷な出来事に巻き込まれては]
― 一つの記憶が呼び覚まされ、同時に目が醒め、姿を現す ―
私は…そうだ、昨日はイヴァンさんとお話をしてたら急に意識が………
…そうか、私は何者かに「殺された」のだな。…ああ、でも周りの景色、近くにいた人間が思い出せない。
…あ。
私は、ヴェロニカ…ヴェロニカ・アルマゾフ。
イライダ様…お見知りおきを。
[見惚れるあまりに名乗りが遅れた事に気付き、辿々しく名乗って頭を下げる]
……どうも…私……可愛い…?
[身内にはよく言われれど他人には呼ばれ慣れぬ言葉。
特に、このような者に呼ばれてしまえば──
…困った様に、狼狽えて目線を泳がせてしまうだろう]
ご主人とか…使いの方は?
[狼狽えたまま、言葉を繋げる。
何故だろう。
イライダはこんなにも美しいのに、孤高さを感じさせるのは──]
[アナスタシアの落ち着いた声とは違う、軽やかな声に視線を下げた>>141。]
確かに、扉があったら逃げてしまう……お嬢ちゃんは聡明だ。
[彼女が見えているものは見えない。
ただ、確信の響きを乗せた言葉に頷いて微笑んだ。]
帰りたいということは、宝物の家は此処ではないのですな?
ふうむ……。
[帰る場所がある宝物――帰る場所が無く漂う自身。
『おじさんと同じ』という言葉で空想の宝物と自分を無意識に対比したことに気付き、苦笑する。]
――お嬢ちゃんは本当に聡明だ。ならば、私たちにできるのは……。
[屈み、少女と目の高さを合わせる。]
その宝物達が、何時かは家に帰れるという事を祈ってあげる事、でしょうな。
[一時力をなくした身体は、ニコライに抱き留められ]
――っ、申し訳……ありません、
[片手で窓枠にすがる。
彼に触れびくりと震えた肩と、合わせず伏せた瞼、
すぐにも離れた動作はどう受け取られるだろう]
ひとりより、皆さんといたいです。
談話室のようなものがあれば、そこにいることにしますわ。
……支えて下さり、有難うございました。
[呼吸を整え、小さく微笑む]
[礼儀正しいベルナルトの対応に、彼の抱える悪夢を汲むこともなく。
この城が亡者の念を増幅させているかもしれないこともまた気づかないまま。
部屋を出ると、ゆっくりとした足取りで建物の外へ向かった。
相変わらずの霧で現時刻も知れないが、宴のときになれば鐘がそれと知らせてくれるのだろう。]
まだ礼拝堂の鐘が鳴るのは聞いていない…が。
[司祭はいないのかもしれない。
あるいは彼女自身、別の信仰をもっているのか。
礼拝堂へ赴く許可を請うたときに、ほんのわずかに逡巡を見せた城主を思い出し、
イライダを最初に見かけた塔を振り仰ぐ。**]
…ええ、ありがとう。
[相手の笑みを見ると、安堵した様に落ち着きを取り戻し、頬笑を返し]
……悪い事を聞いたわ。
…そうよね。
[目の前の相手に感じた格の違いはあるが、そう。
歳は然程変わらぬ筈──]
そうさせて戴くわ。宜しく、願います。
[そう思うと、心にほんの余裕が生まれ。
目前の相手を真似てロングスカートの裾をたくしあげ、一礼を返した]
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