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…エーリヒ坊が見つからない。
露店へ向かったんじゃがなぁ……。
動物園や茨の所もみたが、おらんかった。
ああ、そうそう。
露店の前でこんなものを見つけたんじゃ。
見覚えないかのう?
手掛かりになる気がしたんじゃよ。
[…は包みを解き、壊れた笛を皆に見せた。見覚えのあるものならば、エーリヒの笛だと分かるだろう]
……。
[…は黙って椅子に座り込んだ**]
歳をとってこそ、見えるものがあるかと〜
私達の正体を暴く、という前提事項自体が、あるかどうか分からないところが、残念なところなのです〜
とりあえず、今回は恐怖を味わってもらいたかったんじゃが、色々作戦ミスじゃ。
もうちょっとしてから儂の正体をばらそうかなぁ、と思っておる。が、状況次第じゃ。
……そういえば
コリン様は、夢を見るとか
きっと不思議な夢を見るのでしょうね
シャノン様とジュナ様は、何でしょうね……
普通の方なら、良いのですけど
もし、それ以外なら……
きっと、私達の力も及ばないのでしょうね〜
その時は、互いに『お任せ』しあいましょうか〜
コリン様には、何やらショックを与えてしまったようですから
ある意味、作戦成功ですわ〜
恐怖…うふふ
私ったら、余り怖がってませんでしたわね…
そこらへんはグッジョブじゃよ、ネリー。
さて、とりあえずジュナを襲って様子を見ようかと思ったんじゃがなぁ?
……『お任せ』しあう、か。
それもアリかもしらんが、まずは状況を見ようではないか。
あ、儂は意識朦朧としているが放っておいてもかまわん。気付かないほどの声のほうが、よかろう。
うふふ
私自身はそんなにおてんばではないんですよ〜
尻尾だけですわ〜
グッジョブだなんて、ありがとうございます
そう褒めて頂ける事が何よりの幸せですわ〜
[シャノンの戻ってみる?という提案にしばし考え]
そうだな。誰が残っているかも確認した方がいいかもしれない。
…だれだ!?
[突然感じた気配にシャノンを庇うように前に出る。そこにいたのは見慣れぬ老人]
そういう事じゃ。
儂がどうやら色々ミスしているようじゃ。
そこらへんは拾ってくれると信じて居るよ。
じゃ、一旦さるわい。**
[現れた老人からは敵意は感じられずシャノンと老人のやりとりを聞きながら]
茨の蕾にそういう話があるのか。だが確かに蕾は枯れ、人が消えていっているしここにきてから普段では信じがたいことばかりだ。
本当にその蕾を取り除けば平和になる、というのか?
[その言葉に返事はなかった。何故ならそこには自分とシャノンしかいなかったからだ]
今のは一体。いや今の人が何者だろうとやはり人狼がいる、というのは確実なんだろう。偶然というにはできすぎてるからな。
とにかく一度喫茶店に戻るか。
[逃げる選択肢はなかった。逃げてもどうしようもないだろう、というのも感じていたから]
コリン様…。
セバス様が戻られましたら、またタルトを作って頂きましょうね〜
[もしかしたら聞えないかもしれないが、ネリーは生返事のコリン様に声をかけておいた]
[マスターと代わり、シチュー鍋をかき混ぜようとした所に、ダークワース様が喫茶店に戻ってきた>>64]
おかえりなさいませ〜
…あらあら、エーリヒ様、見つからないんですか〜?
えぇ、そうなんですよ。セバス様も外に出たまま…
あらあらあらあら、急の出来事に、何だかとても怖くなりますわぁ〜
[頭を抱えるダークワーク様を>>64心配そうに見やる]
とある古城を覆った茨も、ある方を前にすると、するすると引いていったそうですわ〜
ですから、もしかしたら…という事も。
あら、何でしょうか?
[差し出された物に視線を移す>>65]
まぁ、これはエーリヒ様の笛ではありませんか〜!
[はっと気付き、口を抑える。コリン様の方を見やる]
うふふ、違いますわね。
エーリヒ様のでは、ありませんでしたわね〜
[押し黙ったまま、2つの鍋をかき回していた]
…あぁ、ダークワース様。
外は冷えましたでしょう?
良かったら、召し上がりますか?
まだ少し、煮込みが足りませんが。
[ダークワース様が望まれれば、小さい鍋から肉団子汁をよそって皿とスプーンを差し出します]
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