人狼物語(瓜科国)


578 Babylon Heterotopia.


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gula Cornelius

― 雪景色 ―

[アバターの靴が、積もった雪にキュ、と冷たい音を立てる。
数歩、夜の闇の中へ歩んで、対峙する三者からは僅か離れた処、書庫――「場」と外との境界に近い位置に踞る]

 綺麗 世界は、こんなに

[星のない空を見上げた。周囲に火花と、クラック(皹割れ)が走って闇を裂く。
塗り替えられた幻想世界。
隔離階層に充ちるエネルギーと情報もう一度「食べ」れば、プレイヤーキャラクターのカタチには戻れなくなるだろうが]

 食べたいけど … 話し、たいな
 アイラ――?

[Ant-lionから零れる涙>>104に虚の瞳を向けた]

( 107 ) 2010/12/15(水) 20:32:17

gula Cornelius


[破れた扉から入って来たVincent>>103の声を聞けば、不思議そうに首を傾ける。oolt cloudからソレが抜け出した時、彼はまだ宇宙の中にいたはず。
雪景色を漂うavaritiaにデータを送りながら、曖昧に眉を顰めた。唇は結んだまま]

 ……

[雪へ指を埋める。
溶けない白を掬い上げると、六角の結晶の一枝まで煌めく雪の華は確かに、美しかった]

 やくしゃはそろった?

[Charlotteの言葉を繰り返す。ソレの飽和を超えて溢れ出すエネルギーに火花が散って、掌の雪がnoiseに変じた]

 ――たたかう?



[フラフラと、立ち上がる。
  足を踏み出す先はIra=Ant-lion]

( 108 ) 2010/12/15(水) 20:41:54

LostOne. Charlotte

[ >>1:35>>1:85最初の遭遇の時を思いながら、]

 あなた、一番初めに出遭った時に、

 gameはもう開始した後だから、あなたへSystemがペナルティを課すのは難しいかもと言っていたわね。

 時空とノイズ。
 あなたは、何かしらの方法で時を飛び越えるのかしら。

[ 問い。]

( 109 ) 2010/12/15(水) 20:44:31

LostOne. Charlotte

― 雪景色 ―

[ >>107Corneliusが、綺麗と呟きながら、紫電を撒く。]

 ……。
 私も、涙が出るほど美しい星空を知っている。
 いいえ、知っていたわ。

[ 赤いゴーグルの下で、Clock-eyeを閉じる。
 電脳世界には無論素粒子の振る舞いは造らなければ現れ出でない。そして、「私」はそれを実際に知っていた。]

 天使と悪魔がダンスを踊るように、
 魅惑的な星空。

[ 膨大な情報量を抱え、見た目には拠らない内部は肥大化しているプログラム−Corneliusの歩みは、Ira=Ant-lionへ。自然、iraへの道は空けられた。]

( 110 ) 2010/12/15(水) 20:59:10

LostOne. Charlotte、LittleDancer Caroleが見終わったのを見計らい、フレームに繋いでいた黒のコード>>85を抜き取り、元通りに収めた。

( A19 ) 2010/12/15(水) 21:01:28

gula Cornelius

>>109

[訥々と呟いた]

 先刻、Vincentは自らをデータに還元するプログラムを使用>>52。これにより隔離空間の構成データ内に侵入、gulaと接触。
 その後、データ化された自身を特異点にloadして物体情報を再構成している>>73

[掠れるように、音声を紡ぐ。avaritiaの示した推論]

 同様の演算を用い、或る記録地点に対してsaveとloadを行えば、四次元座標軸に沿った転移は――理論上は可能。

( 111 ) 2010/12/15(水) 21:07:36

gula Cornelius、メモを貼った。 メモ

( A20 ) 2010/12/15(水) 21:10:11

LostOne. Charlotte、gula Corneliusが思いがけず流暢な説明をしたのを聞き、静かな驚きを感じた。

( A21 ) 2010/12/15(水) 21:13:11

LittleDancer Carole

―― 書庫だった雪景色 ――

シャーロット。

[少女の姿をしたそいつから目を離し、シャーロットの前に一回り小さいフレームを展開した]

防御プログラム〈Sonne〉――その実行権限を与える。
いざという時に使え。

[少しだけ、子供の頃の笑みを思い出しながら笑ってみた]

( 112 ) 2010/12/15(水) 21:24:08

LostOne. Charlotte

 まさか、本当に移動が出来るなんてね。

 特異点、設定ポイントへ飛ぶ事が出来るということ。
 つまり、ポイント構成データを基幹から破壊するか、
 Chlonoiseが持つそのプログラムを破壊すれば、四次元座標軸移動は不可能となる。

[ もしくは、膨大な攻性プログラムでChlonoiseを包み、一瞬にしてデータを停止させback upごと破壊する。
 それが実行可能な力、それは―――先程対峙した時に感じた、Dione−「supernova explosion」の力だろうか。]

( 113 ) 2010/12/15(水) 21:26:29

LostOne. Charlotte

[ Little Dancerが展開しているよりも、一回り小さなフレームが目の前に現れる。]

 ……リトル?
 即席のプログラムではないでしょうね。

 話からして、絶対の盾のプログラムのようだけれど。

[ そう言いつつも、実行権限を受け取る。]

( 114 ) 2010/12/15(水) 21:56:26

Chlonoise Vincent

―雪色の書庫―
[LostOne.の問いに、Corneliusが答える。その返答を聞けば、頷いた。]
ええ、まあ、簡潔に言うとその通りですね。
デジタルで構成された世界というのは、非常に生きやすく出来ています。
脳は電気信号、細胞はバイナリデータと解釈すれば、私たちそのものをデジタルとみなすことすら出来うるのですから。データ量は膨大になりますが。
[簡単とばかりに言ってのける。しかし、耳に届く叫ぶような声>>104に視線を移せば、ant-lionの取り乱す姿が映っただろう。]

( 115 ) 2010/12/15(水) 22:05:21

Chlonoise Vincent

――落ち着いて、ant-lion。
あなたほどの攻性プログラムが"自分"すら壊せずして、どうします。

[仕方ない、とばかりに息を付く。]

彼女を壊すのに時間が必要なら、私が稼ぎましょう。あなたなら全てを壊せる。そうでなくてはならない。
もしもHUMANからの命令-commands-が必要ならば――『destroy』。

( 116 ) 2010/12/15(水) 22:08:18

LostOne. Charlotte

[ Corneliusが、Ira=Ant-lionへ蹌踉めきながら近づく。
肥大化した虚なるプログラムと巨きな超攻性プログラム。争いが始まり、無闇に近づけば、鎧袖一触の如きに破壊されるだろう。様子を伺いながら、Chlonoiseへ、]

 故に魂すらもデータ化が可能ということかしら。
 ふふ、この話は置いておきましょう。

[ 右手首で、杖を二回転させて構える。
 Ira=Ant-lionより、先ずはChlonoiseを目標として視野に入れる。]

( 117 ) 2010/12/15(水) 22:14:27

Chlonoise Vincent

頼みます。
[自らを道具と呼称し、そして事実そうあるように造られたant-lionへ、コマンドを告げる。
彼女がそれを受け取るかどうかの確認すらせずに、男はMARIAの手を引いた。彼女の細い腰を抱き寄せ、薄く形成されている唇に自らのそれを重ねる。互い同士を触れ合わせる、最も効率的、最も扇情的な"データの吸引"。]

『記録されている<Vincent>back upの消去-erace-を確認。よってMARIAのディスク領域を削除、自律活動を停止します。』

[くちづけを終えると、今まで一音足りとも発することのなかったMARIAの唇が、システムメッセージを紡ぐ。]

( 118 ) 2010/12/15(水) 22:15:55

Chlonoise Vincent

『MARIA<展開>Crest-Form。以降の行動をすべてVincentに依存します。Good-bye.』

[言い切り、そしてMARIAの身体が崩れ落ちる。MARIAより吸引したデータが、男の手の中に一振りの剣を形成した。アバターの身を包む衣装も、中世貴族の闘技服を模したものに書き換わる。]

――私が相手です。と、言っておいたほうが良いのでしょうかね。
彼女に手を出す前に、切り裂いて差し上げますよ。
[ant-lionに踏み出すCorneliusを見やり。Dioneに対抗するという防御プログラムを書いたLittle Dancerに笑み。そして、LostOne.には。]

魂。あまり信じませんが、思考回路の展開のツリー構造と捉えれば、可能かもしれませんね。
ああ、私のポイント構成データの格納メモリの位置なんて、教える気はありませんので。私ごと破壊できるなら、掛かっていらしても構いませんよ。
[そう言って、切先を突きつけようと剣を前に。]

( 119 ) 2010/12/15(水) 22:17:48

LittleDancer Carole

[シャーロットの問いには肩をすくめつつ]

絶対たぶんきっとの盾だ。とりあえず一回の効果は保障する。
Ant-lionとやらが宇宙全体を展開できるなら、こちらは太陽系の一恒星にて対抗してみようではないか。

『アタシ知ってるんだよ! そのプログラム名はどこかの言葉で「太陽」って意味だって!』

[そして再び少女の姿をしたそいつに目をやって、]

なんで泣いてるんだよ……

( 120 ) 2010/12/15(水) 22:24:16

LostOne. Charlotte

[ Chlonoiseの外装が変化する。]

 ――ッ、
 なるほどね。

[ Chlonoiseの変身。MARIAと呼ばれた補佐AIの能力が外装としてChlonoiseを覆っているのだろう。
 補佐AIを吸収する為に自らを危険に追いやる。その行動は、正に四次元軸移動が可能なChlonoiseだからこそ行い得る事が出来たのか。]

( 121 ) 2010/12/15(水) 22:28:45

LostOne. Charlotte、Chlonoise Vincentの切っ先を、キィンと杖先で弾いた。開始と言うように。

( A22 ) 2010/12/15(水) 22:29:56

gula Cornelius

[周囲にクラックを発生させながら、向かい合う。
涙を零し、生きたくは無いと叫んだ>>104少女に。
 invidiaを活性させる。エネルギー源なら、溢れる程あった――]

 聞こえる? アイラ?

[胸の前に、ピンク色のハートを浮かべる。柔らかく鼓動しながら、Heartは囁く。

 「きみならあのプログラムに対抗出来るかな?」
 「きみも、そのために誰かに送り込まれたAIなんでしょ?」

次いで、ハートは形を変える。
目の前の能面のような表情の少女にそっくりな、今にも泣き出しそうな表情の少女。少女は囁く。

 「私は…自分の出来る事を捜しに行きたい」
 「…死なないでね。―――が死んだら、私とっても悲しい…」

そして少女を模した幻影は、涙を流しながら、蕾が綻び花弁が開くような笑顔を浮かべ>>1:17 消えた]

( 122 ) 2010/12/15(水) 22:30:47


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生存者 (5)

LostOne. Charlotte
44回 残1310pt 飴飴
LittleDancer Carole
25回 残1864pt 飴飴
ira
29回 残1609pt 飴飴
Chlonoise Vincent
23回 残1940pt 飴飴
gula Cornelius
25回 残1796pt 飴飴

犠牲者 (2)

自警団長 アーヴァイン (2d)
HurtfulHeart Tobey (3d)

処刑者 (1)

Kenneth "thenoise" (3d)

突然死者 (0)

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