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…
[2つの影。女中のAIにも、その男にも、薄い見覚えがあった。
塔中央のホログラムから補助AIが得た情報に照らし、名を確認する]
[彼らの降階に、甲高い足音が響く。
予測攻撃間合いの僅か外にまで近づいていた女性プレイヤーも、じきに気づくだろう。
invidiaのリソースを開いて警戒態勢に入る為、カシャ、と微かな音を立てて金網で作られた階段のステップへ降りた]
……。
[ 雨に濡れず、僅か上部で雨を弾く、◆黒い水晶。
表情のないまま、見つめる。]
セラフ…。
[ 呼びかけても答えはなかった。
seraphが普段通りで無言でいるのか、それとも答える事がもう出来なくなっているのか、分からない。]
−1F−
[既にあらかた人の姿が壊しつくされた、動く物もないフロアを、よたよたと酔ったような足取りで歩く]
あー…クソックソックソッ。せっかくのイイ機会だっつぅのになァ。
どいつもこいつもしみったれやがってクソくだらねェ。
[ぶつぶつと悪態をつきながら、ゴミ置き場を目指す。ノイズを好む男にとってみれば、塔の中でもっとも安らぐ空間。
そういえば、あそこにはなかなかに面白そうなAIがいたはずだが、まだいるだろうかと。そんなことを考えながら、男はよたよたと歩いていた]
[果たして、遭遇することはあっただろうか]
― 1F ―
[Charlotteと離れた後、最後にiraを見た場所を目指した。
もう移動してしまった可能性は高いが、ワープゾーンのひとつが壊されている以上、移動の手段は限られている]
……あれ。
[視線の先に、見覚えのある酔っ払い風の男――the noiseを見付けた。
ひとまずは物陰に隠れ、様子を見る。
彼との交戦より、iraとの接触を優先したかったが――向こうはこちらに気付いただろうか]
[今生きている者のいずれかがLegionsだと分かるプログラムをプレゼントされた者がいるとは知らず。
私は肩をすくめた]
『アタシのセリフを遮るなー! そんな奴らなんていないって分かってる方がいいに決まってるじゃんか!
それに、あわよくばにっくきLegionsがどれくらい残ってるのか分かるかもしれないんだよっ!』
……だからどうした。
四つ目のフレーム、Legionsという定義名をつけられたBabylon's Character、拾った識別プログラム。
まったくわけがわからない。
私はいったいどうすればいいんだ?
こんなゲームみたいな状況が出揃ったって――私はもはやゲームに参加している気がしないというのに。
[その時後方で足音らしきものが聞こえた気がして、私とECLATANTは振り向いた]
『4Fで見かけたびしょぬれの男――いつの間にここに?
っていうか――アタシの話全部聞いちゃった?』
あぁン?
[男の視界の端に、物陰に隠れた…といっても児戯の域であるように男には見えた…いつぞやの少年AIの姿が映る]
あー…まぁ。いいか。何でも。
[小指を耳に突っ込み、おざなりに動かす。ため息一つで、ちいさな姿を視界から消した。
一度醒めた興は、なかなか乗らないようだ]
― 外 ―
[ pierrotは言った。]
『俺はアンタの過去を照らす光だ。だがこいつは、LOGICのエゴ。アンタがLOGICのロッテであるのを求める。
こいつにずっと護られている状態が続けば、お前さんはLOGICのロッテであり続けるのを選択した意味になった。』
……。
『Little Dancerがよく分からんものを手に入れていた。黄金色の――』
[ pierrotは、思い出したように付け加える。幾つかの説明を付け加えた。]
……それは、恐らく何かの鍵よ。
私も、トビーも、皆共通して手に入れているかもしれない。
[ 今はまだ、それしか分からなかった。
ピースが集まれば、もっと正確な事が分かるのかもしれない。
例えば、どう扱うのか、何の鍵であるのか。]
[男の仕草から、どうやら気付いていないらしいと判断する。
敵から逃げたり、隠れたり――といった技能や知識は、このAIには与えられていなかった。
ともかく、攻撃を受けていないというのは事実であり、少年は自身の目的のために再び動き始めた]
[妖精と女性プレイヤーが同時にこちらを向く]
敵性反応 不明
警戒
[Caroleと、後方のVincentに視線を流し、ソレは曖昧な微笑を浮かべた]
こんにちは?
[言語データベースから読み出したfirst contactの例文は、些か場に不釣り合いなもの]
― 外 ―
『――ロッテ。アンタは生きたいか?』
[ pierrotが、雨にうたれながら尋ねた。]
生きる。
それは、私を主体としてのこと?
LOGICが、私だけを牢獄から出したいという話の続き?
『違う。』
……私は、
[ まだ、答えられなかった。]
―1F
[ふと、少女は頭痛を感じ、壁に手を付いた。いや、「頭痛」と言うのは正しくは無い。
体を何モノかに奪われる感覚だ。突然、少女の中で「声」が響いた。]
―「Irvine」が、やらレたか。…だが、鍵が流れた影響か、私への権限の束縛が緩んダ様だ。
[突然の事に、少女は驚きを隠せない]
あなたは誰?!
[「声」は女性的な音声で、無機質に言う]
―「私」は「お前」だヨ。名無しのプログラム。いや…お前はIraと名付けラれたノか?
私の事は、便宜上「ant‐lion」(蟻地獄)と呼べばいい。
あなたは何なのっ!?
出て行って!直ぐに出て行って!私の体(プログラム)の中から!!
―ふざケた事を言うな。本来、その体は私のモノだ。お前が勝手に使って良いモのではなイ。
何を言っていルの!私はナンシーに作られたプログラムで…!
―ナンシー…ああ。あのコメントを読んだのか。これは…嘲笑を感じるな。まサか、あれを信じるとは。
…なにを…言っているの?
―さて?どうスれば、私はお前から体の支配権を奪還できるノかな?やはり、最も残酷な形でお前の「心」を砕くノがベストな方法だろウ。
―2Fの書庫に向かえ。そこに、お前の知りたい事がある。
私の知りたい事…?あなたを信用できる理由がどこに…っ!
―私を信じないならそレでもいい。だが、知りたくナいのか?お前が本当には何者なノか。何の為に生れてきたノか?
…っ!!
[少女は暫く葛藤し、二階へと赴こうと歩み始める]
―オッと。わざわざ、歩ク必要ハないぞ。
『第一定義領域を解放… 第一階層システム 「神速の足」interstellar medium (星間物質) 起動 ――』
えっ…?
[「ant‐lion」の声が何らかのプログラムの起動を告げる。と、少女が戸惑いの表情を浮かべると同時に、少女の体が空中に浮かび上がり青白い光がはじける。
次に目を開いた時、少女は薄暗い書庫の中に居た]
―2F
…こ、これは…?
―私達の力の一つだ。この塔の内部で、特殊な制限の無い場所であレば自由に瞬間移動でキる。
―さぁ、そこの蔵書を調べてミろ。
[言われ、少女は部屋に山の様に積まれた本…の形をしたデータ媒体を見上げ、思わず嘆息した**]
[Corneliusの視線が一度こちらを向く。邪魔をしたろうか、と思う間もなく下方の二者も、Corneliusに気づいたようだった。
向く視線とかけられた挨拶に、MARIAが男の一歩後方で静かに一礼する]
御機嫌よう。お邪魔でしたか?
[微笑みかけるこの男も、gameの場にはひどく吊り合わないかもしれない。]
― 1F ―
……アイラ?
[その光景>>86を目撃した時、少年が浮かべたのは、驚きの表情。
確かに彼女は、空中に浮かんでいた。
そして次の瞬間、光に包まれて――]
消えた?
いや……瞬間移動、した?
[かつて居た世界には、"魔法"と名付けてそのようなプログラムを扱う者が居たのだ]
困ったなぁ……さすがBabylon側の参加者なだけあるよ。
[簡易MAPのホログラムを注視していなかったため、少女が何処へ移動したのかはわからない。
少なくとも、1Fの少女が居たと思しき場所からは、光点が消えていた]
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