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統制機構……。gameの主催者?
そうなんだ。
……iraって子、随分と高度な感情表現をしていたけれど。
それだけ作り込まれていたのも、重要なキャラクターだからということ?
[半ば独り言のように呟く。
Charlotteに問われたなら、彼女の泣き腫らした顔の事を自分なりに説明しようとするだろう]
あの子の戦闘力は知らないけど……注意はしていないとね。
[言いながら、塔の入り口がある方向へ歩き出そうとする。
ともかくiraとはもう一度接触するべきだと判断した]
―― 階段 ――
[足音を響かせ一気に階段を駆け下る]
……こういう時、羽があったらって強く思うよ。
[軽口。自分を落ち着かせるための。
この狭いせまい世界の中にいた、少しでも私と繋がりのある者が、私を殺しに来る、そんな光景を今は考えるな。
そう、今考えるべきは――
私は階段の途中で立ち止まった]
Legions、さっきはすっかり忘れていたが、
作りこまれた?
[ そう問えば、tobeyから感情表現の事について事細かに教えられる。]
LOGICも、感情表現は豊かにするわ。
[ そっと視線を向けた先には、pierrot。しかし、pierrotよりも、自分の表現感情機能の方が細かく作られてはいる。]
( 愛している。)
[ pierrotから伝えられた言葉。]
それはおとぎ話に出てきた、妖精の敵を示す名前だ。
奴らは強大な力を持っていたが、妖精達や魔法使い達の知恵と、少年が乗るドラゴンの力で倒された。
実に懐かしいよ。
[そして笑う。遠い世界を懐かしむように。
だが、すぐ真顔に戻って、]
もしやとは思うが――
この塔にいるのは「妖精の敵」か?
[あの時はっきりとは聞き取れなかった言葉。
『この塔には、この殺し合いには――の』
その、示すところは]
そしてもしそうだとしたら、ECLATANT、何を「妖精の敵」だと定義したんだ。
そして、どうして私が知らない「妖精の敵」の存在を――
( 鍵がもしも解放に繋がるなら、トビーを破壊しなくて良いはず。
トビーが、Babylon's Characterでない事が前提だけれど。
……。
先ずはトビーが言ったように、確認をしたい。
でも、この気持ちは何だろう。)
( mori…。)
( Irvineが、消えた後にデータは流れたわ。
イラを破壊するなら、今戦力を使う訳にはいかない。)
― 階段 3階〜2階―
[塔の3階からは、濃密な植物の香りがした。倒れ、果実を潰し、あるいは葉の千切れる毎に、精巧なオブジェクトが微細粒子をまき散らしているらしい]
…戦闘状態
突入回避
[妖精がいるならこの階かもしれないが、足は3階を素通りしてさらに下へ。
やがて、階段の途中で立ち止まっている女性プレイヤーを見つけるだろう]
―――セラフ!
この子に、手は出さないで。
[ 両手を広げ、tobeyの前へ一歩出る。
seraphは、意に介していないように、ボロボロになったbluebirdのアバターを残し、こちらに走って来る。]
『ああ?どういう事なんだ、ロッテ?』
状況が、変わったの…だから、止めて。
〔 pierrotが、ひぃふぅ言うような態で小走りで追ってくる。その様子は単なる表現で、pierrotというプログラムは疲弊しない。
seraphが跳躍、上空で一回転し、charlotteとtobeyの後方に着地した。
位置関係は、seraph−tobey−charlotte,−Babylon.〕
『ちょっと待って! そんなにいっぺんに質問されたら困るよ!』
……それもそうか。
じゃあ、話して。私が知らなくて、あんたが知ってることを、全て。
[しばしの沈黙。
雨の音がやけに耳につく――が、それもECLATANTが話し始めれば終わるものだ]
『この殺し合いには妖精の敵、Legionsが混ざっているよ。
Legionsはアタシが勝手につけた定義名で、そいつらを識別するプログラム上での定義名はBabylon's Characterだよ。
そしてそいつらを識別するプログラムは、アタシの中にある』
そう。
……確かに、きみたちの感情表現はまるで人間みたいだね。
gameに送り込まれたっていうのに、戦いを迷ったりする所も。
[と、seraphを振り向いた所で――それが、こちらに向けて走って来るのが視界に入った]
…………。
[認識すると同時に、defence mechanismsが発動する。
グリッドが平面から立体に立ち上がったような、淡く光る立方体の檻]
それは、きみの意思通りに動いている訳ではないの?
[Charlotteに向けて問う声には、硬さが混じる]
そうだね、その鍵が本当に牢獄の鍵かはわからない……。
勝利条件が変更されていないなら、ぼくらは味方ではないね。
[いっそ、壊しておくべきだったか?
seraphが戻って来てしまった以上、機は既に逃してしまったが]
[階段を降りる。
重力に干渉して僅かに浮いた足は、硬質な靴音を響かせない]
[妖精とCaroleが交わす言葉は、雨音に消されてソレの耳には入らないが――avaritiaには聞こえているようだった]
――
[接近行動の目標設定は、二体がこちらに気付くまで]
そんなプログラムを仕込んだ覚えはないが。
『あったりまえだよ、拾ったんだもん』
[私の表情が険しくなる中、ECLATANTの表情は変わらない。明るい笑顔]
私のもとを離れている時に拾ったのか?
『そうだよっ!
何者かの気配を探している時に、道端に箱が落ちてたから、開けてみたら、光とともに何かがアタシの中に入り込んできたんだ。
それはプログラムみたいだったけど、開くことはできなくて、何のためのものかも分からなかったんだ。
でもゲームが始まったらだいたいは分かったよ!』
[ 意外にも、seraphは攻撃を行なわなかった。]
【予想より早い工程だ。設定された状況域に近い。】
……え、
【pierrot、私は先に本来のあるべき形質へ還る。】
『お、おい!そりゃあちょっと早すぎる。
ロッテはまだ、そこまで辿りついていないじゃねぇか!』
【無用。私はLOGICの願いだが、本来の貴方を覆う影だ。
必要の為の特化した力の塊でしかない。】
ま、待って……だから、どういう意味なの?
[ 赤いゴーグルに覆われたseraphの表情は見えない。]
LostOne. Charlotteは、HurtfulHeart Tobeyを、「defence mechanisms」を回り込み、seraphに近づく。
何者かの気配を探している時……あの時か……
[確かにあの、3Fの広場で一息ついていた時なら(>>0:141)、ECLATANTが奥の道で何を拾おうとも気付きようがなかった]
『このプログラムは、脱落した者がBabylon's Characterかどうか調べることができて、アタシの内部コマンドでは発動しない。
Babylon's Characterが何かは分からないけど、アタシはBabylonがこの殺し合いの名前だって知ってるから、この殺し合いを有利に進められる者のことだって暫定的に定義したよ!
きっとそいつらは強大な存在だって!』
…………。
ということは、それは私の意思でしか発動しないのか。
そしてECLATANT、私にそれを使えというのか?
『だってずるいじゃないかー! そいつらだけよくわからないすごい力を持ってるなんてさ!
そんな奴らなんて』
……まったく、なんとも言えないオプションだな。
せめて今生きている奴のいずれかがLegionsだと分かればよかったものを。
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