情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
― 4階 外・ドーム上 ―
[ばしゃり。
音を立てて、優美な形を描くドームの一つに着地する。
『塊』はその場でカタチを変え、灰色の男のアバターを模した。
ふわり、傍らに球体の補助AIも浮かび上がる]
……これ なに
[呟く。
不明なデータ。Irvineを呑み込んだ瞬間に流れ込んで来たが、喰らったことで得た情報ではないように感じられた]
code? かぎ?
[降る雨は、ソレの周囲で軌道を変えてドームを叩く。
周囲の重力に干渉して攻撃性プログラムを防御しながら、ソレは首を傾げ、思案の素振りをした]
[ 笑いながら手を差し出す男。
ノイズだらけの手、ジラジラと一時も収まらない手に、手をかけようとした。
大きな手に収まる、白い手。だが、>>11挙動を見て、]
……嫌。
[ 僅かに強い調子で告げる。]
あなたは、壊す相手に、
まるでパパのように手を差し出すのね。
[ 背後のAI−bluebirdが、こちらへ向けて重力操作を行なう。AIの予想では、二人とも重力が逆転する筈だった。]
おい、無事か……?
[届くわけもないのに、眼下の女性に向けて声をかける。
その時。眼前でフレームが展開した。
フレーム内には黄金の輝きを模したアイコンが一つ。そして上部中央には――何も書かれていない。名無しのフレーム]
何だこれは? プログラム? 名前は、あるのか?
[黄金――Golden。
だが連想はECLATANTの声で打ち切られた]
『ねえねえ、〈New Catsle Legions〉とかどうよ?』
[黄色い傘はこの場では目立つ。
決して心地よいものではないが、ここでなら雨を浴びても深刻なダメージにはならないだろうと判断する。
そうして、どうにか物陰まで移動した時。
何かのデータが、内部に流れ込んで来た]
……? 何だろう。
[sandplay techniqueを掌の上に発動させ、流れ込んだデータのイメージを投影する。
それは黄金色をしていて、何処かに嵌め込む事で発動する暗号――鍵、のようだった。
ただし、明らかにその形は不完全で、幾つかある欠片の内の一つであろうと推察された]
これを集めたら……何かが起こるってこと?
gameにそんなルール、あったっけ。
[首を傾げるも、すぐにその表情は楽しげなものに変わる]
宝探しってことだね! おもしろそう!
[かつて存在していた区画では、そのような催しが定期的に開かれていたのだ。
ちょっとしたスリルと興奮が味わえる、しかし安全な"遊び"。
男の子はそういったものよりも、本物の冒険を選ぶものだ。
わくわくした表情を浮かべながら、鍵の欠片をハート――データ内部に仕舞った]
― 4F ―
[ pierrotは「塔」から下を見下ろし、傍らのLittle Dancerの声を聞きつけ、ひょいと覗く。]
『何ていう無茶を。
ん、何だいそりゃあ。お嬢ちゃん、解析出来るかい。』
【ペナルティ解除。これよりOneの保護へ向かう。】
〔 seraphへのペナルティ解除が行なわれる。
拘束用Programが解除され、黒い帯がほろほろと解けてゆく。ボロボロになったそれは、床に落ちると消え去った。
まるで、Charlotteのback up消失が必要だったとばかりにペナルティ解除が行なわれた。〕
『チッ。悪いが俺達は先に行くぜ。お嬢ちゃん、後でな。』
[ pierrotが、seraphの肩に乗る。]
【ECLATANT、先刻は感謝する。貴方が居なければ彼女は死んでいた。】
[ seraphは背を向けたまま告げ、「塔」から身を躍らせた。]
あァーあ、そうだ。
ブチ壊されるヤツはみんなそう言う。
(ザッザザッ)
嫌だとか、壊されたくないとか、死にたくないとか、まァいろいろな。(ザザッ)
[強い調子で告げられた言葉を、ニヤニヤとあざ笑う]
(ザザザザ)
パパか。パパね。(ザザッ)そんなもん考えたこともねェ。
ンで?そんならどうした?
パパの手に甘えたくなっちまったか?
オレッチ様ならいくらでもかまわんぜ?
[嘲った笑みを浮かべたまま、誘うように、ことさら演技めかせた調子で腕を伸ばす。接触すれば、即破壊するノイズを持った手が、少女の姿をしたAIへと迫り…そして、それは叶わなかった]
(ヂッ!!!)
[男の明確な苛立ちをそのまま音にしたような短いノイズ音とともに、辺りの空間がノイズの霞に包まれる。重力を変化させようとする、その干渉自体が、破壊されていた]
手前ェ…クソ鳥。おゥ。お前ェ…せぇぇぇええっかく!オレッチ様がシカトしてやってたっつうのに、手前ェはよゥ。
しょうがねェよなァ。あァーあしょうがねェ。
オレッチ様に全身全霊全力で以ってブチ壊されたってそりゃァお前ェ、どうしようもなくしょーがねェよなァ!!ああ!?
[苛立ちをそのまま、鳥の姿のAIにぶつける]
……行け。
[鳥に振り返り、背を向けたままで、蒼いAIに告げた]
あのクソド畜生、お前ェよりもよっぽど先にぶち壊されてぇらしい。
手前ェはあとでゆっくりぶち壊してやっから、今はさっさとどっか行ってろ。
そンでオレがブチ壊すまで、確実に!間違いなく!絶対に!誰にもぶち壊されんじゃねェぞ?いいな?分かったな?
分かったらさっさと行けッッッッ!!!
[有無を言わせぬ剣幕で叫んだ。その苛立ちの内圧が漏れ出したように、男の体が激しくノイズによって霞んでいた]
……、それも、嫌。
[ 分からないまま、芯の篭った口調で言い返した。]
あなたを残すのは、駄目な気がするもの。
……。
あなた、私に会った事はない?
[ the noiseの前に回りこみ、秘め事を囁くように問いかける。
けれど、その時計盤−Clock-eyeの眼差しは真面目だった。]
それと、私の名前はシャーロット(Charlotte)。
LostOne.とも呼ばれているわ。
[ 背後で、seraphが「塔」から綺麗なフォームで落ちる。
赤と白の熾天使。それは、重力操作を仕掛けていたbluebirdを捉える。ぐちゃりという厭な音が響く。]
[新しい、城、軍団。
いったいどこからそんな発想が出てきたのかといぶかしんでいると、小男――確か、pierrotという名だったか――に声をかけられた]
解析か……
[今は「それ」の解析より、目の前の妖精への質問を優先したいのだが。
ECLATANTはどういうわけか、私の知らない何かを知っている。
その可能性が、高い]
……待て。
なんで、そう気安く私に話しかけるんだ。
お互い、命がかかってるんじゃないのか?
[だが、その問いはおそらくはpierrotにも、シャーロットのもう一人の補佐AIたるseraphにも届くことはなく。
彼らは塔から身を躍らせ、主のもとへ]
― 屋根の上 ―
[見下ろす。虚ろの瞳よりも正確に、avaritiaが地で何が起こっているかを伝えて来る]
ノイズ?
bluebirdとたたかう?
[瞬く。どちらにも、加勢する気も邪魔する気もなかった。
有害な対象とは既に離れた。取り込んだ情報の整理と――出来れば新たな捕食をしたい。
塔の4階から赤と白の体躯のAIが飛び降りて、鳥を潰したところまでを確認して、ソレは屋根を離れた]
――どこへいこう
[細い柱に沿ってふわりと、4階の床に降りる。冷気は既に去り、氷も溶け消えていた]
the noise……シャーロットを、助けた……?
[目の前に展開された出来事をそう解釈したが、the noise本人は、後々シャーロットを壊すと言っている。
そういえば、彼と最初に遭遇した時の言動も――]
……うーん。やっぱり、ニンゲンの考える事はわかんないや。
ただ壊せばいいってだけじゃないってこと?
[その時、落下してきたAI――ゴーレムに似ている奴だ――が、彼らの対峙していた青い鳥を破壊した]
――――!
こっちに来る……かな?
[相手の動きを観察しつつ、遭遇するべきか、さっさと逃げるべきかを思案した]
あなたに擁かれる事は、「死」を意味するのね。
[ 形の良い唇が言葉を紡ぐ。
pierrot、seraphの思考。前者の思考−最終的にロッテが勝利者となれば良い。後者の思考−目的と感謝の表出は同一にはならない。]
後で、ってどういうことだよ……
後で殺し合おうって意味なのか?
『アタシはそんなに怖がることはないと思うよ! 彼らから敵意はあんまし感じなかったからねっ!』
それは……そっちの方がこっちを安心させられるからだ!
そんなことも分からないのか!
[叫んで、走る。今度こそこのフロアから出ようと。
ワープゾーンが使えなくとも階段はある。今度こそ、誰もいない場所を捜そう。そしてECLATANTから話をじっくり聞こう。
視界の端に、4Fに降り立った人影が映ったが、構うことなく階段を目指して進んだ――**]
―???―
[ああ、失敗しただろうか。
雨の音一つ聞こえない、黒に塗られた空間を漂いながら男は思った。
バイナリを書き換えられたワープゾーンはあちこちでエラーを返し、自らを0に塗り替えてゆく。
BackSkipperでの"過去"への離脱もやむなし、と発動準備を開始した、その時。
目の前を漂うバイナリデータに座標情報らしき数値が格納されているのを見つけた。一部が欠けて読めなくなり、正確な位置情報の体を成していないそれにアトランダムな数値を追加して、無理矢理座標データを構成する。
飛びゆくのは、何処やら。]
――ッ!
[ざざざ、とけたたましい音を立てて男が落下する。
ノイズとノイズの間を漂い、ワープゾーンが選んだ出現座標は3Fの上部空中。重力が身体を濃い緑の世界に落とした。
3Fで交戦していた参加者が、男の出現に驚きと疑惑の視線を向ける。]
おや、まあ。お邪魔しました。
[葉や果実にまみれたアバターを表面のみ再描画し身奇麗にすると、向いた目線に頭を下げた。]
[『お前……どうやって。』階段でもワープゾーンでもなく、中空にいきなり現れた男に交戦していた参加者の一人が、訝しげに声をかけてきた。]
ワープゾーンを利用しただけですよ。別段怪しい行為はしていません。
[しれっと返答する。虚偽発言ではないが、事情を知らぬ者からすれば信じるには値しない発言だったのだろう。不信、もしくは危険人物と判断したのか、自分の相手のことも放ってこちらへアタックプログラムを向けてくる。
が、それはさらに別方面からの介入により中断された。]
[思考領域に直接流れこんできたのは、バイナリコード。ところどころゼロフィルされたそれは、おそらく一部なのだろうと推測された。
見れば、他の参加者も同じ情報を貰っているようだった。
同時にホログラムに脱落者名が点る――Irvine。]
ピース……?
[何の為に、もしくは何の意味があって。どうせ皆が皆自分以外を殺そうと躍起になっているというのに、今さらこの殺し-game-に目的を追加する意図が読めなかった。]
まあ、Puzzleは嫌いではありません。
[ピースを集めるのに一人でも多い参加者の脱落が近道と悟ったのか、3Fで一番異彩を放つ登場をしたばかりの男に殺気が向く。
数は一つ二つ、三つ。3Fにいた参加者3人全員が、隙を窺って男を見据えている。
男は眼鏡の奥の目を細めると、応戦せんとばかりにMARIAを傍に従えた。**]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新