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― 2階 ―
[迷路のように入り組んだ廊下を、進む。
avaritiaが座標情報を特定できてはいても、マッピングしていないため進路をたびたび壁に遮られる]
………
[困ったようなフリを為し、足を止める。道を探すよりも手っ取り早い方法を、選んだ。
壁を構成するオブジェクトに触れ――]
いただきます
[触れた部分から、壁を喰らう。
数秒で遮蔽オブジェクトの情報は消化されて消滅し、ソレの前に抜け道が出来た]
……
どこかな?
[ 二つの精緻なプログラムは、――の中で展開される。
それはまるでフラクタルのように奇怪に展開し、交差の度に澄んだ音を内部で響かせる。
まるでニガヨモギを飲んだように、苦痛めいた表情が浮かぶ。
目を閉じて、ふっと両足から力が抜け―――]
◇ lucida=obscura ◆
[ 実行。
赤と白と黒の粒子が螺旋を描き周囲を舞う。]
……私、わたし、……。
[ 時計盤が、くるくると出鱈目な方向に針を回す。
粒子は、躯の周囲に構築・変化をしてゆく。
純白の服、seraph−熾天使>>0:4を思わせる、赤の幾何学ライン。更に引かれる黒のライン。ヒール鋭い真っ赤なブーツ。そして、巨きな杖。
最後に、Clock-eye(時計盤)を覆う赤いゴーグル、背中に浮かぶ小さな赤い羽、両耳を覆う黒のインカムのようなものが構築された。]
[2Fの迷路を出鱈目に駆けて行く。
そうして時間を稼ぎながら、ハート――プログラムの欠けた部分を少しでも修復しようとする。
その時、突然近くの壁が消えて――>>136]
わっ!?
[思わず身構える。
先程の"消失"と、状況を重ね合わせていた]
―― 階段 ――
『――同じ、だね。そっちのデータとこっちのデータ。どうやらお宝は参加者同士で奪い合うものじゃない可能性が高いのかなっ!
そしてデータが足りないのも同じだね。このままじゃ何のプログラムかわかんないよ!』
[4枚目のフレームに次々と流れる解析テキストを、私はじっと眺める。
お宝。おおかた黄金の何かというところからの連想だろうが、もし本当に「それ」が宝――参加者になんらかの恩恵をもたらすものだとしたら。
そもそもこの状況下で考えられる恩恵といったら]
ここからの、脱出……
[呟く言葉はECLATANTには聞こえなかったのか、コーネリアスの問いかけに]
『蟲? 違う違う! ――そうそう、アタシは』
[羽から放たれる輝きが。
その時。失墜した。
もっと大きな輝きによって]
……。
[ 失われたなにか、「ソレ」がかつて持っていたはずの記憶の外周を、堀を、埋めてゆくように。pierrotに篭められていたデータが、黒い本棚−書庫が整然と並んでゆく感覚。]
……。
…………、
………………。
[ 杖に縋り、立ち上がる。]
>>136
――敵性反応
[壁の向こうに走査を走らせ、avaritiaが警告を発信する。
それは、『身構えた』Tobeyに]
防御行動――!
[予備動作も待機時間もなく、刹那に熱衝撃波を発生させる。収束も拡散もなく、破壊のエネルギーが少年型のAIに向かう。
同時に後退しながら、ソレは防御のためにinvidiaの活性を上げた]
[輝きは一瞬で暗さにとって代わる。
停電――塔に負荷がかかったのか。
暗かったのは一瞬で、周りはすぐに元の明るさを取り戻したが]
『――く』
[塔への負荷が補佐AIの何らかの機能に影響を及ぼしたのか。
手元で勝手に〈FANFARE ECLATANT〉のフレームが展開し、ECLATANTが半ば輝きと化してフレーム内に引っこんでいった。
私はすぐに以前とのフレーム内部の変化に気付きフレームをまじまじと見つめた]
ショートカットコマンドのアイコンが一つ増えてる……
猫の顔のアイコン……これが拾ったプログラムを発動させるコマンドか。
……、……、……。
私、死んだのね。
[ 溜息のような、吐息。]
ふふ……、幻影と幻想に、呆気ない終わり。
彼らに死を与えられずにいたことの、なんて残念なこと。
私は、あれらの命を奪うために訪れたというのに、
うみだされたのは、複数のもの……。
[ 赤のゴーグルの先には、「塔」。
青白い顔に、嫣然と笑みを浮かべる。錯綜する情報への混乱。]
え?
[向こう側から来たのは、ant-lion――では、なかった。
しかし、ソレが敵である事に変わりはなく]
――――!
[高熱の波を肌で感知し、即座にdefence mechanismsを発動させる。
しかし一部をdeleteされたそのプログラムは不完全にしか作動せず――出現した無機質な壁には所々穴が空いていて、隙間から熱風が吹き出す]
熱ッ!!
[両腕で顔面を庇うようにしながら、身を低くする。
追撃はあるだろうか―― 一瞬間が空いたなら、より自身に有利な場――objectを求めて更に移動する]
…
[対象が熱衝撃波を防いだ、と把握して。
小さな声>>144を聞き取る。
推定される攻撃はこちらには向けられなかった]
――
トビー
[対象が離れていくことを補助AIの走査で把握する]
Babylonを揺らしたのは トビー?
[首を、傾げ。
開いた壁の穴を抜けて、Tobeyの後を追う]
―階段―
[階段の手摺に凭れ、何をするでもなく男はLittle DancerとCorneliusの会話を聞いていた。
このピースを宝と呼ぶのも、ECLATANTを蟲と呼びそれが否定されるのも。情報はどんなものでも収集していた。]
[刹那。世界が光り、暗闇に堕ち、元に戻る。それらが一瞬にして過ぎる、白色のストロボ。"塔"そのものの構成データを揺るがす眩い白。この場ごと破壊し尽くそうかという力に、僅かよろめく。]
ッ……派手な……
行ってみますか。
[Corneliusが階段を降りる。MARIAは自律行動として礼を伴って彼を見送ったが、その手を取ると男も階段を行く。
強い力に本能的に興味を惹かれる。MARIAの手を引くと、金属音を立てて段を駆けた。
もしもLittle Dancerも2Fに向かうなら、その背を追い。未だ向かわずなら、すれ違いざまに微笑みかける。]
― 1F ―
[ 1Fフロアの入り口を潜り抜ければ、そこには幾つかの争い。the noiseは、離れた場所にいるのか見当たらない。
中央中空ホログラムをちらりと見て、2Fへと階段を軽々と駆けてゆく。
2Fへ辿りつけば、iraが居る方向へ向かおうと]
―2F―
[降りた先は迷路だった。戦闘音は聞こえるが、壁に壁に阻まれて、目的の力の発生源は遠く思えた。]
[が、しかし。幾らか進むと、壁がいくつも欠損しているようだった。Corneliusが食い荒らしたとは知らず、だが、何らかの能力によるものだろうと欠損の大きな方大きな方へと歩む。
ついには壁そのものは抜け落ちて無く、一本の通路に。その先には、戦闘が見える――]
−1F−
ンがッ…
おー…
[不意に体全体を揺さぶられ、男の意識が覚醒する。寝起きは]
(ザザッ!!ザザザザッ!!)
なんだァ、今の。(ザザザ)面白ェ。面白ェじゃねェか。
ああ、どうやったんだろうな?どんなやつがやったんだろうな?
[最高だった。むくりと身を起こす]
ソイツ、ブッ壊したら…(ザザッ)やべ。たァまんねェなァオイ!!
[想像したその光景に恍惚としながら。酩酊した足取りの男は、揺れの原因を求め、塔を登る]
[フレームからコーネリアスに視線を移すと、彼は二階の方に視線を向けているようだった。
そして、私の横を通って階段を降りていく]
…………。
今ここで「はい分かりました」ということはできないよ。
お互い生き抜ければ、そういう機会もあるかもしれないがな。
[曖昧な回答。
果たして向こうには伝わったのか。
それ以上は何も言わず、ただ静かに、見送ることにした]
LittleDancer Caroleは、Chlonoise Vincentの微笑みには、無表情のみを返し、〈prism〉のフレームを展開した。
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