情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
―― 4F ――
[氷がひしめく光景を目に焼きつける。何か恐ろしいものから目をそらすべく。
このゲームには私の命がかかっていると分かった。
ならば私は、「生きるために」この電脳世界を駆け抜けなければならない。
「欲望の赴くままに」では無論なければ――]
『たいへんたいへん! あっちで攻撃が防がれたよっ!』
[ECLATANTが戻ってくるなり甲高い声を張り上げた]
見てたよ。……周囲に自分に有利な「場」を展開して雪を、消し去ったんだ。
『なるほど!』
[喰らった個体が2つに増えたことで、人を模すための参照情報量と演算速度は上昇していた。言葉の欠片を投げかけられて、眉を顰めるようにアバターの顔は変化する]
どうしてたたかうの?
食べるの? 食べる――
[少女が、身を守る気がないと言えば、この場で喰らう心算だった。折角美味しそうなのに他の誰かに殺されては勿体ないから。
かちり、とはまるように言葉がカタチを為す。]
…ぼくが「喰らう者」だからだよ
[自身の中を探り、言葉を探す。少女の求める解にはなり得なくても、虚ろであるソレにとっては無二のもの。
avaritiaに残された制作者からの短いメッセージを再生し、紡ぐ]
ぼくは マスターをまもるようには できていないみたい
マスターは ぼくの好きに するように って
アイラはだれ?
アイラはまもるの? まもりたいの?
タダモンじゃねェだァ?
[飛来する棘を避けようともせず、結果、体のあちこちを吹き飛ばされ、あまつさえ頭の上半分を消失させたままで、男はなおも言葉を続ける]
んーなこたァどーでもいいんだよ。
それともアレか?オレッチ様がタダモンじゃなかったら手前ェ、オイ、お前ェが尻尾振ってブチ壊されてくれんのか?ああ?
[問いの形を成していても、男の言葉は回答を求めるものでもない。
ただ、そうしている間にもノイズとなった体は再構成されていき、男が掴んだままの鳥かごは、徐々にその厚みを減じていく。
それが心底楽しそうに、男は修復されていくその顔に、ニヤニヤと笑みを浮かべていた。…ノイズにならないままに針を受け、アバターの損傷した箇所もそのままに]
― 2F/小さな広場 ―
Nymphaea……。
[ 三角座りをして、プログラムを起動する。このプログラムの使い方も分からない。
仄かな光と、睡蓮が周囲の空間に漂う。ゆっくりした速度で動いていた。顔の近くに漂ってきた睡蓮の葉を、ふぅと息で流した。
seraphの肩に当たって、別の方向へ漂う。]
……。
( 希望は、ないの?)
[ 話を、聞かせて。
本来ならpierrotにそう切り出し、話を聞かなければとは思う。
けれど、誰もかれも死ぬのなら…―――LOGICの命は。]
[コーネリアスの言葉>>65が少女の胸に突き刺さる。
自分は誰を守りたいのだろう?]
…わたしは…罪の無い人を守ってって。
そう、製作者に言い残されたの。
だから、「罪の無い人」を守らないといけない。
でも…罪って何?
それは…それは、一体だれっ!?
[自らの内面に溢れる激情に耐えかねて少女は、コーネリアスの背後から抱きついた。
コーネリアスは戦闘中だ。
或いは攻撃的な行動と取られるかもしれない。さっきの男の様に吸収されてしまうかもしれない。
だが、それでも良かった。寂しがりのAIは、これ以上、一人ぼっちでいる事に耐えられなかった。
製作者が居ない事は、少女にとっては親の居ない子供の様なものだった。
例えコーネリアスが人では無いAIでも。
それが、偽物でも、仮初めのものでも、ただただ、誰かの温もりを傍に感じていたかった。]
[十年以上も前に、電脳世界は「生きるための」場所になった。
指名手配された私に、狭いせまい現実世界だけで生きることは不可能だった。ゆえに広大な電脳世界にて、金しだいで色んなことを請け負い、様々な人脈を得て、様々な情報を得て。
その全てが「生きるため」のものだった。
全てが。
他の子供達と、彼らと遊んでいた場所の全てが、
安全だと思っていた、楽園だとすら思っていた世界の全てが、
ある時を境に反転し、もう戻らない]
なあ、見たよな? 私が参加者を、氷の刃で刺したところを。
そして理解してるよな?
――これは遊びじゃない。生きるために必要なことだ。
そして生きるためには、危険はなるべく避けなければならない。
[ヤマアラシの針の一撃を受けて、なおも男の言葉は続いていた。
回避――はしていない。それは、体のあちこちに穴を空けた男の姿を見ても明らかだった]
うわあ、びっくり。これで壊れないなんて。
[目を見開き、そしてぱちくりと瞬いた。
大抵のアバターは、全身を棘で貫かれれば消滅してしまうのだが。
そうして見ている間にも男の体は再構成され、逆に鳥籠は厚みを減じていく]
……おもしろいね、おじさん。
[後退して男から距離を取ると、役に立ちそうにない防御プログラムを自ら解除する]
どうすればおじさんを壊せるの?
[ハートは常よりも速いテンポで鼓動を刻む。
少年の足元からは、円状に空間の歪みが広がり、少年AIの支配下に置かれていった]
― 2F/小さな広場 ―
な…に……。
[ それは、Irvineの矩形ホログラムを眺めていた時だった。
視界に、▲を三等分したような形のものが浮かぶ。それは、くるくると傾き回転し、太陽のような黄金の光を放っている。]
−Welcome to Babylon Heterotopia.−
−Present 4 U.−
−zero 02 and A's copy−
−From......−
[ 青白い光の文字が更に映る。]
[アイラの言葉を理解出来ない。
生き残れるのは一人だけだと、主催につきつけられたという記録からではなく、”罪”の定義がソレの中にはかった。
データベースから掘り出されるのは意義の薄い通説]
「暴食は罪」
ぼくは つみのないひとは―― っ
[avaritiaが少女の動きを攻撃態勢と判断しなかったために、タイムラグ0で少女を弾き飛ばせたはずの衝撃波による自衛反撃が発生しなかった。
背後からぶつかられてたたらを踏む]
?
[首を回す。
接触されたこの至近距離で攻撃を受ければ即座に破壊されるだろう]
アイラ?
[まだ水気を含んだ体に顔を埋めるような少女に、困惑とも憤慨とも労りともつかない混乱した色の声をかける]
こうげき?
なにしてるの?
あぶない よ
[動かない少女の腕に片手をかけて、視線をゴミの山――から滑空するようにこちらに飛来する槍の形のオブジェクトに向ける。
一瞬後、衝撃波が槍を大破させる様をavaritiaが記録した]
[噛んで含めるようにECLATANTに話しかける。
なぜなら「生きるために必要なもの」として組まれていないこの妖精は。
放っておけばどこへでも「遊び」に行くからだ]
だから、「場」を展開した参加者――確かアーヴァインとか言ったか、あいつとは戦わない。
つまんないなんて言わせない。もし戦いたいなら……。
『一緒に戦う相手を探すんだね?』
そういうことだ。
[ワープゾーンに向かって歩を進めた時悲鳴が聞こえた(>>59)。
出所は……なんということだ、ワープゾーンの近くじゃないか。
私は慌てて立ち止まった。だがECLATANTは止まらない。徐々にワープゾーンへと近付いていく]
止まれECLATANT! そっちは危険だ!
あァン?バカかァ、手前ェ?御馬鹿様かお前ェ。もしくは阿呆か?
そんなもん教えるわきゃアねェだろうが。
(ザッザザザッ)
[ニヤニヤと嘲るような笑みを浮かべたまま男は支配された空間を意にも介さず歩く。ただ、触れて、トビーを破壊するために]
( …… プレゼント、フォーユー?)
『どうしたロッテ。』
[ pierrotが問いかける。]
いいえ、何でもないわ。
[ どうやら見えているのは自分だけのようだった。]
( 差出人は書かれていない。
LOGICなら、こんな手を込むような事をしないとは言い切れないけど、雰囲気が違うように感じるわ。
……このzero 02 and A's copyというのは誰のこと?)
−Analyze target select−
−Analize target ......−
[ 視界の端に映る青白い文字。解析対象を要求している。]
― 2F/小さな広場 ―
……。
[ 何故だかこれは、自分で選ばなければならないものだと分かった。でも、誰を?]
[高度な筈の少女の論理演算機能は完全にその役割を放棄していた。ただ、幼子の様に咽び泣くAI。強さだけが求められる、この塔の中で。今現在、間違いなく、この少女は最も無力で、最も無価値な存在だ]
…えっぐ…ぐす…
ごめんね”
コーネリアス…迷惑だよね…
[それでも、少女は、まるで、その手を離すと奈落の底に落ちてしまうとでも言うように、コーネリアスの腕をひしと掴んだまま。唯、涙を流している。やがて、ぺたんと…床に座り込み]
…私…探さなきゃ…罪の無い人を。
それで…その人を…守らないと…。
[少女は腕の中で、コーネリアスの放った衝撃波が槍をいとも簡単に粉砕した事に目を見開いた]
コーネリアス…は、強いんだね。
…コーネリアスは、これからどこへ行くの?
『何言ってるのー?』
[くるりと振り向いて、彼女は首をかしげる]
『そもそもここに、安全な場所なんてあるのかな? アタシはないと思うよ!
だけど、誰もいない場所はあるかもしれないから、さっさとここを出て、誰もいない場所を探そうよー!』
…………はは。
[その言葉に、笑いそうになるのをなんとかこらえて]
じゃあ、行こうか。
[周囲に雪を降らせながら、ワープゾーンに向けて改めて一歩を踏み出した――**]
うーん。そうだよね。
[少年が苦笑いする間にも、男はこちらへ近づいてくる。
攻撃される可能性など、全く考えてもいないように]
じゃあ、やーめた。
だって壊し方わかんないもん。
[ピンクのハートが紅に染まると同時、今度は少年ではなく男の足元から、明るい色彩の棒が伸びる。
それはくねくねと直角に曲がり、或いは四方八方に分岐しながら、無数の立方体の辺を作り出していく。
古い時代について書かれたデータベースには、それと良く似た遊具の名が記されているだろう。
――ジャングルジム、と]
じゃあね、おじさん!
[無限増殖するジャングルジムの檻を、抜けるのか破壊するのかは知らないが。
ともかく少しは時間稼ぎになる事を期待しながら、少年はその場を駆けだした]
めいわくは しらない
[床に座り込んだ少女を、やはり美味しそうだと思う。
摂食を行ったばかりで、餓えを示すパラメータは閾値には至っていないが、攻撃行動を行う度にエネルギーは消費される]
アイラは ひとさがし
まもる? アイラはまもりたい…
[少女の話す行動目的を記録して。
だが自分の身すら守る術を「知らない」なら、このAIがあと数時間もしないうちに辿りつくだろう結末は容易くシミュレートできた]
まず じぶんをまもる では?
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新