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3Fでも交戦が始まったようね。
Little Dancerが警戒していた参加者かしら。
[ 話を聞いていたかったけれど、移動者が増えてきている。一旦、移動する事にした。]
1Fと4Fは激しいわ。
移動場所を変更しましょう。
2Fへ。
今なら対応するワープゾーンの近くに参加者もいないようだわ。
[ pierrotに手を貸してもらい立ち上がる。
直ぐ傍のワープゾーンへ足を踏み入れ、2Fへ。]
[1F 回想 アナウンスが流れた直後]
[塔全体に響き渡る所長の音声を、少女は呆然と聞く。解放?牢獄送り?…殺し合い?この人は何を言っているの?
だが、少女の演算機能は、現実の拒否を、思考プロセスの停止を許さない。
『最後まで生き残った人は無罪放免』
アナウンスで所長と思しき人はそう言っていた。では、此処に居るコーネリアスの様なAIは自身の製作者を助けるために、無罪放免を勝ち残る為に、此処に存在しているのだろうか。
なら、私も製作者を助けるために…
だが、そこで非情にも少女のメモリーに呼び起こされるのは、短くも少女が頼るべき指針、コメント。
『既に私の命は無いでしょう。』]
−1F−
−ワープゾーン−
(ザッ ザザッ ザッ―――)
[ワープゾーンから出るなり、男は自分がたった今出てきた光の中へと、腕を突き入れた。
鼻歌代わりのノイズ交じりに行われた作業。ワープゾーンの機能を阻害し、破壊しようとするそれ。
終わるか終わらないかといった頃合で、ワープゾーンへ近づく者に、気がついた]
……ん。おゥ。いよーゥ。ガキ犬じゃねェか。
そーかそーか、最初は手前ェか。
よしよし、流石ァオレッチ様が見込んでやっただけのことァある。そーだよ、そうだ。そうでなくっちゃぁなァ。
ンじゃあ早速…
[ずるり、ワープゾーンから腕を引き抜いた。その腕がノイズを纏い、霞む]
ブチ壊されろ?
[…私の製作者は既に死んでいる…
ならば、私は何のためにここに居るのか…。虚脱感が少女のメモリを支配する。だが…
『この子が、私の父の様に罪の無い人の助けになりますように』
私には製作者は居ない。私が守るべき人は「罪の無い人」…
…では、罪とは何?
何度、プロセスを繰り返しても。
そこで、思考は停止する。「生まれて間もない」少女が「罪」を理解するには…あまりに知識が足りなかった。
罪とは、なに?私は…誰を守ればいいの…?]
― 2F/通路 ―
[ 激しい音が聞こえてくる。周囲の壁が振動している。]
……ここも激しいようね。
誰かが何かを炸裂させているみたい。
爆弾を使っているような振動。
[ パラパラと天井から白い欠片が落ちてくる。seraphを一瞥し、]
あなたのペナルティが解除されるまで、他の参加者には会えない。
『ロッテ。その話だが――』
待って。もう少しで参加者の居ない場所へ辿りつけるから。
[ pierrotの言葉を遮り、辿りついたのは、入り組んだ通路の中に出来た、小さな広場。振動も今は遠く、そして中央中空ホログラムも見える場所だった。]
[無情にも音声が響く。
今、人間が死んだ。こんなにもあっさりと。
今、死んだ人間は「罪の無い人間」では無かったのか?
自分は今の人間を守らなくても良かったのか?
それとも、コーネリアスの製作者こそが「罪の無い人間」なのか?
無数の疑問が少女の中に沸き起こり、メモリを逼迫させる]
― 1F/ワープゾーン付近 ―
[狂乱に背を向けて辿り着いた先は、ワープゾーンの前]
おじさん、何やってるの?
それ、壊しちゃうの?
[見覚えのある男>>50――the noiseといったか?――が、ワープゾーンの光の中に手を突っ込んでいた。
何やらワープゾーン自体を弄っているように見える。
と、男はこちらに気付いたのか、振り向いて声を掛けてきた]
もう、ぼくは犬じゃないよ。
それと――
[男の腕がノイズを纏うのが見えて。
唇を尖らせながら、ピンクのハートを両腕で抱き締める]
壊されるのは嫌いなの!
[少年の足元の床が歪み、黒い鉄の棒が伸び上がる]
― 1階 ―
[オブジェクトに不格好な手足の生えた異形>>46が一体、ゴミの山を越えて降りて来る。
考えるようなカタチを模して、ソレは蠢くオブジェクトが距離を詰めるのを見た]
敵対行動 確認
[invidiaの本来の機能を発動させる]
反撃
[喰らった男の見せたプログラム>>29を、模倣して。
軽く翳した掌から、無数の針が飛び出した。 それは過たずオブジェクトを貫き、破壊する]
…
[振り返れば、少女はまだそこに、無防備な格好のままいた。
表情から、少女の思考プロセスを推定するにはまだavaritiaのデータベースは情報不足だった]
アイラ?
[無差別に攻撃行動をとるような衝動はソレには組み込まれていない。制作者の勝利への無頓着さでもあったし、肥大欲を抑制されているAIとして振る舞うための制限からでもなった]
アイラ たたかわない?
ぼくが ここからうごくと アイラ しぬ?
[二度の襲撃から、名を得たばかりのAIを護ることになったという結果をavaritiaに示されて。尋ねる。少女に自己防衛原則はないのかと]
―1F checkpoint.>>38―
["今"見えるホログラムに脱落者の名前が追記される。それを確認することもない。誰であろうとどうでもよかった。彼らはgame開始前に敗退した憐れな参加者だ。参加出来ていない者のことなど気に止める必要もない。
MARIAの腕に絡み付いていた脱落者のアバターがノイズになって消える。血液を構成していたモジュールも同じくして消えた。]
これで殺人前科者ですかねえ。
[あまりにあっけなく、あまりに現実味のない殺人。つまらなさげに呟いて、眼鏡を押し上げた。
次を探して見回せば、もう殺しがいのありそうなアバターひとついなかった。畏怖の目で震えながら見てくる者。腰を抜かして動けなくなっている者もいる。
彼らは放っておいてもいずれ脱落するだろう。面白くない、と彼らの不甲斐なさに一つため息をつきながら、"帰る"ためにゆるりと歩き出す。
MARIAの変形-TransForm-を解く直前、胡麻を擂って取り入ろうと近寄ってきた男を一人、ついでに刺し殺しておいた。]
[―target lose―]
―4F Loaded.>>35―
[戻り来た時間は零下の世界だった。氷による束縛、それに慄く者ここぞとばかりに襲うもの。男はそのどちらにも属さず、ワープゾーンの付近に立っている。
す、と目線を向けたホログラムには先の脱落者の名前は載っていない。game開始前の脱落者はとうの昔にClearされていた。
さもそれが当然であるかのように、生存者としての表示が消えている。ただそれだけ。]
[血気盛んなのか、状況に狂ったのか、男に向かって一人のアバターが殺意を剥き出しに駆け込んでくる。
目線だけをそのアバターに向ければ、傍らのMARIAが駆けくる顔面を正拳で叩き落とした。
冷たい床に叩きつけられるアバターの頭をMARIAが踏みつける。痛みを訴える悲鳴が響くだろう。]
――もう少し、スマートに美しく倒しなさい、MARIA。
[氷の欠片ひとつ纏っていない"帰ってきたばかり"の男は、眉根を寄せた。]
あーァそうだよ。そうだ。我、壊すゆえに我ありッつってなァ
(ザザッ)
ンでもコレブチ壊すのァ後回しだ。
ブチ壊すんならお前ェの方が面白ェ。
[とつとつと言葉を漏らしながら、身構えるでなく、警戒するでなく、ただぶらぶらと無防備に歩き、トビーへ近づく]
はンッ。犬じゃねェだ?
壊されんのが嫌ェだ?
(ザザッ)犬っころが生意気なこと言ってンじゃねーぞ、ガキ犬。
[伸び上がる鉄の棒に、ひたりと触れる。その隙間から、ぬぅと顔を近づけた]
手前ェのご意見なんざ聞いちゃァいねぇんだ。
いいか?
(ザッ!)
手前ェは
(ヂヂッ)
オレに
(ヂヂヂヂヂッ!)
ブチ壊されろッてんだよっ!!
(ザッ――――――!!!)
[男の手を押し当てられた箇所から、ノイズが嵐となって鳥籠を包む。男は、ただ純粋な力押しで、鳥かごの防壁を破壊しにかかっていた]
[自身に名前を与えてくれた存在。
コーネリアスは、あろうことか自分を守ってくれた。
一体どうして?
製作者の居ない私は、守るべき人を見いだせない私は、「生きる」意味があるのだろうか?
訥々とした…しかし、それでも、無価値な筈の自分を気にかけてくれる、コーネリアスの声>>57に
泣き虫な少女の胸は又熱くなった]
コーネリアス…さん。
コーネリアスさんは、どうして戦うの…?食べるの?
コーネリアスさんにとって製作者は…守るべき人?
[アウトプットされた質問は、質問者の意図を掴めない断片的なもの。
突然問われれば、意味の掴めないだろう言葉の欠片。
だが、それが少女の最も知りたい疑問だった]
ぼくの方がおもしろい? そうかな?
[近付く男に首を傾げた。
無邪気そうな表情。犬と揶揄されようが、それを崩す事はなかった、が――]
わあっ!?
[檻の隙間から男が顔を突っ込む。
そして――鳥籠を包むノイズの嵐]
おじさん、ただものじゃない――
[ハートがきゅうと縮こまる。
怯え、萎縮するかのような動きだが]
――ねっ!!
[次の瞬間、まるで弾け飛ぶように――無数の棘が、少年の全身から外に向けて射出された]
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