人狼物語(瓜科国)


578 Babylon Heterotopia.


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LittleDancer Carole

「おいどこに行く! 逃げる気か!?」

まさか。あいにく小物の相手をしているほど暇じゃないんだ、今は。
ゲームが始まる頃にまた来るといい。その時にはそっちのこと、思い出しているかもしれないから。……じゃ。

[次の瞬間、私は光に包まれ1Fから立ち去った。
雪は、数秒後には止んでいることだろう――**]

―― →2Fへ ――

( 65 ) 2010/11/30(火) 15:03:01

LostOne. Charlotte

― Babylon 1F ―

[ 少年を見送る。>>54

 ……。

[ 補佐AI達を見た。さっきまで鼻歌を歌っていたpierrotはもう歌っておらず、素知らぬ顔。seraphは変わらず不動のまま。]

 いきましょう。

[ 雑多な資材置き場としか見えないフロア。空のダンボール箱や意味のない紙類が散乱していたり、廃棄処分間近といった感じのパソコンモニタが▲に山積みされていたり、壁状に箱を積み上げていたりと様々で、物陰に隠れながら攻撃を仕掛ける事も出来そうだった。
 一応歩く場所は確保されている。資材と資材の間を、更に歩む。ゆっくりと、確かに。]

( 66 ) 2010/11/30(火) 15:56:09

LostOne. Charlotte

[ どれ程歩いただろう。ゴミ置き場を模したポイントに差し掛かった。そこにひっそりと少女が眠っていた。名前は、]

  NO NAME ?

[ ゴミの中に咲いた花のように可憐な少女。周囲を見回すが、人影はなかった。まるで誰かが、人が居ない場所にこっそりと置いたかのように。横たわる少女に近づく為、使い物にならない板を踏む。]

『おいおい注意しな。
 無闇に近づくと、さっきみたいに危ない目の一歩前に陥るぜ。』

[ pierrotからの忠告。]

 分かってる。
 でも…

[ 横たわる少女が気になった。]

( 67 ) 2010/11/30(火) 16:04:32

LostOne. Charlotte

( エントリーネームが表示されない?)

[ 姿を確認しているのに名前が表示されない(NO NAME)事に疑問は感じたけれど、それよりも少女の顔立ちに意識が向いていた。]

( 私は、この子を……ううん、知らない。
 だけど、この子に似てる誰かを知っている気がする。)

[ 近づいても少女は動かないようだ。細っそりした指先を、正体不明の少女へと伸ばす。seraphは傍らから離れようとはしなかったけれど、触れるのを止めようとはしなかった。]

 眠っているの?

[ 右手の指先で少女の前髪に触れ、少女の頬にあてた。少女の青い髪が薄い影を作っている。少女の傍らに腰を下ろし足を不揃いに伸ばす。]
 
 あなたは、―――――

[ この少女は誰と似ているというのだろう。]

( 68 ) 2010/11/30(火) 16:11:12

LostOne. Charlotte


 
 …        …       0 1    …
 

[ 呟きがこぼれおちる。意図した呟きではなかった。
 01。電脳世界をあらわすバイナリ(0と1)を指すようでもあり、誰か、何かの番号にも思える。]

 あなたは、だぁれ?

[ 頭を傾けて問いかけてみても返事はなく。]

 動かないみたいね。
 開始までこのままでいるのかも。

[ 少女は、動く事も話す事もなく、まるで花開く前の蕾のように凝っとしていた。
 一度目を瞬き、そぉっと立ち上がる。目の秒針がWを示す。pierrotが、少女に近づいてから立ち上がるまでの様子を、注意深く眺めている事に*気付かずに。*]

( 69 ) 2010/11/30(火) 16:23:49

HurtfulHeart Tobey

 ― Babylon 3F ―

 あー、楽しかった!

[しばらく後、上機嫌で笑顔を見せる少年の姿がそこにあった。
 紅に染まった空間――その端では、別の紅色が空間を跨いで広がっていた。
 果物の形をした化物が、その中心に転がった塊に群がっている]

 バックアップはあるのかな?

[独り言ちながら、塊の傍らにしゃがみ込む。
 しばしそうして食餌風景を観察していたが、飽きたのか立ち上がった。
 赤黒い空間が収縮して、元の緑色が戻って来る]

 そろそろ他に行こう。
 まだ行ってないのは、2Fと4Fと……

[呟きながら、ワープゾーンに入る。
 選択したのは、2F]

( 70 ) 2010/11/30(火) 22:25:17

LittleDancer Carole

―― Babylon 2F ――

遠い昔の物語、捕らわれのお姫様は塔の上――

[複雑な通路を何回か右に曲がって少し直進した先に、現在私がいる部屋はあった。
今は廃れて久しい「紙の本」がぎっしりとおさめられている棚が並んでいる部屋――書庫だ]

ずいぶん手の込んだ作り方をしている――どうせ読む者などそんなにはいないだろうに。

[御伽噺の記された「本」を書棚に戻すと、次に隣の棚にある分厚い「本」――百科事典を手にとった]

――まさか武器に使えとでも?

[角で殴ったら相当なダメージを相手に与えることができそうだが]

……誰がこんな重い物をすきこのんで装備するか。

( 71 ) 2010/11/30(火) 23:15:35

HurtfulHeart Tobey

 ― Babylon 2F ―

 ここは、迷路の階層かな?

[2Fへ辿り着くなりそんな感想を漏らした。
 複雑に組み合わさった通路に、そのような印象を受けたのだ。
 少年らしく反応するように設計されたAIは、ちょっとした探険気分で通路を辿っては、部屋の中を覗き込み始めた。
 マッピングなど意識していないので、その道順はでたらめだ]

 この部屋は――あ、先客がいた!

[ばたん、と扉を開けると、本がたくさん並ぶ部屋に辿り着いた。
 そこには金色の髪の、初めて見る人物がいた]

( 72 ) 2010/11/30(火) 23:40:21

LittleDancer Carole

[百科事典も書棚に戻すと一息をついた]

いずれにせよ、あまり戦場にはしたくない場所ではある、な。

[そして、呟いた通りのことを地図の片隅にメモした。
きっとさっき読んだ御伽噺の内容が、失われて久しい子供時代を思い出させたから。
そう。私の中ではまだ、子供時代は終わっていない。失われただけで。

その時扉を開ける音がした]

『ああっと! さっきの男の子だ!』

[扉を開けた人影を見て、ECLATANTが〈prism〉を表示中のフレームから文字通り抜け出してきた]

『こーんーにーちーはっ』

[そしてその場でくるりと一回転してみせた]

( 73 ) 2010/12/01(水) 00:19:48

HurtfulHeart Tobey

 あっ……きみは。

[フレームから飛び出して来た妖精を見て、驚きを示すように瞬く]

 ちょっと前に見掛けた妖精、だよね。

[くるりと一回転する姿に、無邪気そうな微笑みを見せる]

 その人が、きみの……ええと、ご主人?

[メインのプレイヤーを指す適当な言葉が思い付かず、そんな訊ね方をする]

( 74 ) 2010/12/01(水) 00:28:53

LittleDancer Carole

……ご主人、か。そう言われれば確かにそうだな。

[ECLATANTに代わって私は答えた]

だが私はECLATANTに私のことを「ご主人様」などと呼ばせる気は毛頭ない。なぜなら私は彼女の製作者にして主人である以前に、一個の名前を持つ人間だからな。
……もっとも電脳世界の裏側では、もう一つの名前の方が通ってしまっているのが現状だが。

( 75 ) 2010/12/01(水) 00:44:13

HurtfulHeart Tobey

[顔を知っていたせいか、思わず妖精に向かって話し掛けていたが、答えたのはメインプレイヤーの方だった]

 そこの妖精は、ECLATANTというんだね。
 それで、あなたの事はなんと呼べばいいのかな?
 世界の裏側では有名人みたいだけど、表の名前も裏の名前も、ぼくは知らないんだ。

[興味を引かれている事を示すようなきらきらとした瞳で、女を見詰める。
 この部屋には壁と天井が設定されているので、中央のホログラムは見えない]

( 76 ) 2010/12/01(水) 00:54:14

LostOne. Charlotte、NONAME (名前を入力してください)に背を向け、ゴミを模したオブジェクトから降りてゆく。

( A9 ) 2010/12/01(水) 01:11:05

LittleDancer Carole

有名人、か。

[きらきらとした瞳は軽く受け流すことにする。
相手が子供だろうと、その表情に裏がないとは言い切れない。――AIならば、裏はないのかもしれないが、私はまだ目の前の子供がAIだとは知らなかった]

表の名前はCarole Redfeathersで、裏の名前は――LittleDancer of Redfeathers。あまりにも長すぎるために普段はLittleDancerと縮めて表記しているがな。
そんな風に呼んでくれればいい。

[逃亡生活を始めたばかりの頃はいくつか偽名も使っていたのだが、結局捨て去ったっけか]

私の方からも質問させてもらうが、
――雪は好きか?

[偽名は捨てたが、相手に最初にこう訊く流儀は、捨てられずに今も私と共にある]

( 77 ) 2010/12/01(水) 01:13:41

HurtfulHeart Tobey

 Carole Redfeathers――LittleDancer of Redfeathers。
 そう、キャロル、だね。

[二つの名を口に出して復誦し、ファーストネームと思しき部分で読んだ。
 人を二つ名で呼ぶ習慣は、少年にはない]

 雪……うん、好きだよ。

[質問されて、余り間を置かずに答える]

 と言っても、本物の雪は見た事ないけどね。
 雪で人が死ぬ事もあるって本当?

[自らを人間だと言ったキャロルに、無邪気に問うた]

( 78 ) 2010/12/01(水) 01:23:53

LostOne. Charlotte

― 1F ―

 Nymphaea…―――。

[ ゴミ置き場の下まで降りきった後、何かを持つように両手を胸前に。仄かな光が漂い集まる。]

 ……。

[ X、Y、Z…目の秒針は動いてゆく。Zを指し示した時、仄かな光は両掌の中に花をうみだした。睡蓮の、花。]

 私はこのプログラムの使い方も分からないのね。

[ Clock-eyeを細めた。螺旋を描くように、手の中の花とは別に、睡蓮の葉と花が現れ身体の周囲の空間を彩る。Clock-eyeを閉じて。そして、プログラムの起動を終われば、光も幻想的な睡蓮も消えて。後に残るのは背後のゴミ置き場。]

( 79 ) 2010/12/01(水) 01:32:54

LostOne. Charlotte、NONAME (名前を入力してください)を一度振り返った後、別の場所へとゆっくり歩いていった。傍らには補佐AI達が控えて。*

( A10 ) 2010/12/01(水) 01:34:24

LittleDancer Carole

『本物の雪を見たことない? 何でだ?』

[ECLATANTがさらっとそう問う傍らで私は考える。
雪が降らない地域の者か、雪が見られない環境の者――たとえば電脳世界の住人たるAIとか?
だが少年が何者か、それは今のところ私にとってはどうでもいい]

そうか、雪が好きか。それはいいことだ。

[雪で人が死ぬこともあるとは本当か、という問いには]

ああ……雪崩に巻き込まれたら死ぬだろうな。

[質問の意図が分からなくてそれだけを答える。
この子供は「私は雪で敵を殺すことができる人だ」とでも思っているのだろうか]

( 80 ) 2010/12/01(水) 01:44:34

HurtfulHeart Tobey

 見ただけじゃわからないかな?

[自分に問い掛けた妖精の方へ視線を向け、首を傾げる]

 ぼくはAIだよ。だから電脳空間の雪しかしらないんだ。
 それに、ぼくがいた区画では、雪は安全な量しか降らなかったしね。

[キャロルの短い答えに頷いて]

 そう、そこでは、雪崩で人が死ぬっていう設定はないんだ。
 やっぱり、外の世界の雪とは違うよ。

( 81 ) 2010/12/01(水) 01:50:53

LittleDancer Carole

『あーAIかー。……やっぱり探査モードじゃないと人間とAIを見分けられないのは不便じゃないかー?』

私はそうは思わないが?

[一瞬だけECLATANTに向き直ってそう答えると、私は再び子供の方を向いた]

ああ、違う。ここでは雪の降る量も時間も、自由に設定できる。
なかなか悪くない。いや、むしろ「凄くいい」と、初めて雪を降らせるプログラムを作った時に思ったものだ。
私は電脳世界の一区画に雪景色を作り上げた。そして、これだけは壊されたくないと願い続けた。

しかし――ある時、侵入してきた何者かによって、雪景色は壊されていた。
白い白い風景が、赤黒く塗り替わっていた。

[その時の気持ちを思い出して私は軽くうつむいた]

( 82 ) 2010/12/01(水) 02:13:40


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生存者 (8)

自警団長 アーヴァイン
1回 残1500pt 飴
LostOne. Charlotte
69回 残924pt 飴
LittleDancer Carole
43回 残1089pt 飴
HurtfulHeart Tobey
41回 残1358pt 飴
ira
21回 残941pt 飴
Chlonoise Vincent
11回 残1459pt 飴
Kenneth "thenoise"
15回 残1203pt 飴
gula Cornelius
22回 残1181pt 飴

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