577 【憑狼】それでも列車は北へと向かう【飛び入り歓迎】
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【赤】 賭博師 ユーリー
…思い出した。
スリーが「サーシャを拾った」って、言ってたな。
で、「ロランがカチューシャさんに撃たれた」。
…あぁ、どういう事か分からなかったけど。
繋がったなぁ。
【赤】 賭博師 ユーリー
試してみれば、案外ころり、かもよ？
ん、あまり分かって居ないんだけど。
ジョーカーの特殊能力って、どういうものなの？
命丸ごと、一度失うものなのか？
【赤】 沈黙の カチューシャ
あの場で、全員殺そうかと思ったのだがな。
どうにも上手く行かなかったよ。
……矢張り、ごり押しと云うのはどうにも、非効率的だね。
【赤】 賭博師 ユーリー
んー、一気に殺すのなら、3等車両に押しやって、こぅ切り離してどごーん！
とか。
まぁ、連結外すだけでも、置いてけぼり。
いつの間にか凍死するかもねぇ。
ん、お疲れ様だよ。
手伝えなくてすまんね。[エアーもふ]
【赤】 沈黙の カチューシャ
>>*21
端的に云ってしまうなら、魔術のようなモノだな。
占い師は魂の色を見られる魔術を使うし、私は魂を入れ替える魔術を使うと。
それだけだよ。失敗したらまあ、消えてしまうと云うだけでね。
生き肝を使うのが最も成功し易く、警戒していたり強い心を持ってる人間にはまず成功する事は無い。
未成熟であったり、心に大きな迷いを抱えている者相手なら、距離にも依るが入れない事は無いな。
【赤】 賭博師 ユーリー
ほぅほぅ。
あぁ、俺の知ってる霊能者も魂の色が見えるって言ってたなぁ。
俺ぁてっきり電波か何かと思ってたが…。
未成熟、という意味ではカチュがぴったりで。
大きな迷いというのなら、サーシャがやはりぴったりじゃないか？
【赤】 賭博師 ユーリー
ジョーカー、やっぱり君って……っ
[ジョーカーは女好き、という予想が当たってた。くくはっと思わず笑ってしまう]
＜男には
あぁ、するともぅサンドラしか残ってないよ？
【赤】 賭博師 ユーリー
あぁ、ロランを撃ったから、だろぅ？＜殺してやる
んー、そこまで執着あったのかぁ、あったっぽいなぁ？ 何だろうなぁ。
まぁ、スリーから聞こう。
[先ほどから、スリーに頼ってばかりだった]
何とか、その矛先を変えられれば。
んー、誰の目にも彼は狂っているように見えたから。
誰か、小さい君を守ってくれそうな人は居そう、かな？
【赤】 沈黙の カチューシャ
いやいや、実際問題、男なんて得体の知れないモノに入ったら、そのまま消滅してしまうかも知れないしね？
私は昔から、少女なんだよ。
だからサンドラ相手と云うのもな。このままでいいさ。
【赤】 賭博師 ユーリー
得体の知れないもの、か。
まぁ、それは分かるな。
もぅ少し女々しい奴が居れば何とかなったのかもしれないけどね。
あぁ、本当に、ロランを君が襲えなかったのが酷く残念だ…。
（ミハイルの、歪む顔が見たかったなんて。そんな黒い事を考えているわけがないじゃないか、大げさだなぁ）
/* 昔から少女…。
あぁぁ、勝手にパスケースの写真の方の年代を！すみませんでした…。
【赤】 賭博師 ユーリー
（俺が女に入り込んだら…荒々しいのしか、出来上がらんな、ぅん）
あー、俺さ。
今、特等室に居るの。半分篭ってるっつーか…。篭っちゃったつーか。
少し寝てから食堂車に行くよ。
ちゃんと、逢おう？
…ぇと。シュテファン喰われた事と…アナスタシアが人だったことと…ぁ”〜、後何を知ってるんだっけかな。襤褸を出さないようにしないとな…。
放蕩息子 ベルナルト
［ダニールの同調を得られた事で、表情が少し和らぐ。］
錯乱してんのか嘘を言ってんのか、それとも騙されているのか。
どれが正しいのか分からんが、今のサーシャは危険だ。
ああなった以上、ただじゃ止まんねえ……
相手を殺すまでな。
けど…それでも、止めないと。
［「おおかみさま」…憧憬と崇拝の色を乗せたこの単語がサーシャの口から毀れるのを、己の耳は捉えていた。
それでいて表立って糾弾する気が起きなかったのは、彼の瞳に底知れぬ昏さを認めた気がしたからだ。
心の底に蓄積された黒い澱。垣間見える狂気。
その形もそこに至った背景も自分とサーシャでは全く違うのだろうけれど、己の内に存在していたものときっとよく似た形をしている。］
放蕩息子 ベルナルト
［最後に見たおたおたとした背中を、ちらと思う。］
……逃げ切れたかな、あいつ。
［小さく呟いて、サーシャの消えた暗がりを見詰める。
応急手当について確認をされれば、傍の男に小さく頷きを返した。］
ああ、今は……いい。
悪い。助かる。
血で服汚しちまったら済まね。
［差し出された腕は、短く礼を言い有難く借りることにして、ダニールの肩に支えられながら食堂の方へと歩き出した。**］
賭博師 ユーリー
＞エーテル
［自分の傍に居る彼女を見上げる。
泣き子をあやすように、抱きしめていてくれているだろうか。
首を伸ばし、その柔らかな唇に口付ける。
彼女が起きていて拒まれたなら、「じゃあまた今度」と笑みを見せるだろう］
…ん、やはりこのままここに居るのは…。
いや、死体のないここにずっといたいけど。
他の人も心配だから。
…無事を確認しよう。
賭博師 ユーリー
［身を起こし、手洗い用の水で顔を洗う。
ふかふかのタオルを片手で抱えられるだけ持つ］
＞エーテル
エーテルは……一緒に行くかい？
［勿論来ては欲しいけど。彼女にはこのまま、ここで閉じこもって貰うのも良いかも知れないと思ったから。
行くと言うのなら。手を差し延べる。
行かないと言うのなら。僅かに寂しそうな表情を浮かべた後、「うん、ここに居て。あ、鍵はかけるんだよ？何かあったら俺を呼んで」と言い残す。］
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