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―後部車両―
[シャノアールが死んでいる。
イヴァンの死を伝えたところでベルナルトにそう聞かされて、
瞳を見開いて唖然とするのは己の番だった]
……食べられて、いた?
[反射的に聞けば、返ってきた答えは否定だっただろう。
状況について、いくつか言葉を交わすうちに。
“復讐”という言葉、とそして――
“死んだら食べてもらえる”交わされていた声音が甦った]
――……。
[薄闇の中を進む、慣れているとはいえ
人気のない車両は暗く、人の姿など容く見過ごしてしまうだろうか]
――……あ?誰だぁ?
[気配はすばやく感知する。
白い影に野太い声をあげた。
怒っているようにも聴こえたかもしれない。]
[少女は、流れゆく景色を見ていました。
けれども先ほどまで銀色にきらきら輝いていた月も、それに照らされた青ざめた景色も、厚い雲に隠れてしまい真っ暗闇。
風も強く、ぶるりと震えてしまいます。
だからそろそろ戻ろうかなあと考え振り返ると、誰かの足音がちかづいてきました。
少女は急に、なんだかとても怖くなってしまって、その身を物陰に隠します]
[最初は女の人がやってきました。
少女にはよくわからない、なにやら難しいことを喋っています。
この人が人狼さんなのかな?そんなことを思いながら小さな体をもっと小さくちぢこませて様子をうかがいます。
結局女の人は別におかしなことをするでもなく、その内どこかへいってしまいました。]
[そうしたら今度は男の人がやってきました。
男の人は、自分に優しくしてくれたミハイルおじさんの声でしゃべります。
けれどもその内容は、自分が知ってるミハイルおじさんとは似ても似つかないほど物騒で、恐ろしく、少女はぶるぶると震えてしまいます。これは、寒さだけの震えではありません。]
[人影はすぐに、ロランだとわかった。
首にマフラーがない。
剥きだしのそこに、やはり少し喉は鳴ったが、にやにや笑う。]
なんだ?こんな暗がりに一人でいると、
人狼に食われまうぞ?
[ポケットに手を突っ込み、その細い姿を見下ろす。
そのとき、また別の気配も感じた。>>29]
あ?ねずみかな?
[それが誰の匂いかはわかって言う。]
……私だ。
や、ロランだ。
[ぽつり、と点く灯りは見えただろうか。
勢いに少し気おされたけれど、知った声には違いなかった]
君は無事か。
[よかった、という安堵の感情はその声音に零れたのだけれど、にやにやとした笑みに揶揄するような言葉が返れば怪訝そうに押し黙る。]
[少女はただ、ぶるぶると震えていることしか出来ませんでした。震えを止めようと、びくりと跳ねてしまう体を止めようとしても握りしめても、手首に巻かれた包帯にうっすらと血が滲むだけです。
きっと人狼には、それは熱々に煮込まれた、とびきりおいしいシチューの匂いのように感じられたことでしょう。]
[なんだか目の端にいっぱい涙が浮かび、昔のことを思い出してしまいます。
おとうさんもおかあさんもおにいさんもおねえさんも、みんなみんな死んでしまいました。
人狼に、殺されてしまいました。少女自身も、一生癒えない深い傷を負ってしまいました。
悲しいことをいっぱい思い出してしまい、羊さんをぎゅっと抱きしめます。もふもふしたその感触が、少女の心を少しだけ支えてくれました]
>>33
無事?
ああ?誰かまた食われたのかぁ?
[その白い顔が一瞬ほころんだようにも見えたのには、少し、驚きを見せただろうが、すぐに表情は戻る。]
ねずみ…だな。
[そして、まっすぐ、カチューシャの隠れる場所に足を向ける。
そう、それは人間の探索能力を超えている感じを受けたかもしれない。]
[びくっ。可哀想なぐらいに震えて、かめさんのように首をひっこめ、身を丸くします。
けれどそんなことをしたって、すぐに見つかってしまいます。
少女は上を見上げ、そこには…見知った人間の、柔らかい表情があるだけでした。
先ほど聞こえたと思った声は、勘違いだったのでしょうか?
声が出せないので、たずねることもできません。]
>>37
ああ、お前さん、男ならマズそうだなぁ。
[食い甲斐に関してはわかっていてわざとそんなことを言う。
実際、女性は美味なものだ。爺さんと婆さんでは断然ババアのほうが旨かった。]
シャノアール?ああ、あの賢者の女か。
で、イヴァン?
ふぅん、死んだのか。
しかし、食われたわけじゃねぇってことは、
いわゆる人狼の仕業じゃねぇのか?
[そして、しっかり、物陰のカチューシャを見つけると、よぉ、と声をかけた。]
あの女、死んだのか?
しくじったのか?
なんだ、任せろとか言っておいて、なさけねぇ。
みてくれは可愛かったのによ。
[そして、やっぱり知らないのでそんなことをいう。]
[少女は手をつきながらよろよろと立ち上がると、両手に抱いた羊さんと一緒にぺこりとおじぎをしました。
けれどもやっぱり聞こえてきた死んだとか喰われたとかいう言葉に対しぶるぶる震え、すがるような視線をミハイルおじさんとローラお兄さんへと向けます。]
―一般車両―
[お目当てのものはすぐ見つかった。座席に投げ出された小さな袋。中身を確かめもせずに手にとって、それで手元を隠すように、ナイフと毒薬を取り出す。]
……ふふ。
[自然にこぼれるのは歪んだ笑み。村が滅んで人狼達が旅だったとき、どんなに寂しかったことか! 胸が張り裂けそうだったことか!!
北にはいないといわれた人狼に、再び仕えることができるのが本当に本当に嬉しくて。微笑みながらナイフに毒を塗っていった。
本当はもっと一瞬で命を奪える手段があればいいけれど、ちょっとそれは無い物ねだり。]
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