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ご飯食べてないよ。
始業式終わったら、剣道部に少しだけよって
直ぐに家に帰るつもりだったんだ。朝までの予定では。
だから食べるもの持ってきてない。
[視線はワラビのサンドから外せずに言った]
あ。ごめんごめん。
名前間違えるなんてとても失礼だった。
美味しそうな名前なのでつい。
[言い訳にならない言い訳をした]
僕は去年は帰宅部だったから良く知らない。
コレか。先に席取っておいてくれる?おばちゃんからもらってくるから。
[千円札を入れ、食券を買っておつりをとっておばちゃんのほうへ。]
あれ、それじゃあ、何か食べてから行きます? 買えるとことか、食べるとこ、ありますよね。
[予定、については良く分からなかったのでただ頷いて]
食べます?
[サンドを見ている様子に、一つ差し出した。二枚入り]
あはは。大体あってるので大丈夫ですよ。
さあ?それが分かれば、こんな調査なんかせんでもええだろ。
むしろ、血を流すピアノとか、壁に死体を詰め込まれた音楽室とかの方が、わたしの趣味には合うのだがな…。
うーん。どうしようかな…
小遣いあんまり残ってないから無駄使いしたくないんだよね。
[財布の中身を思い返しながら悩んでいると、
差し出されたきな粉クリームサンド]
え、あー。
後輩の昼食を奪うなんて、横暴な先輩だし、
貰ってしまったらキミの方が足りなくないか?
食べ盛りなのに――
[ぐー。お腹が空腹を訴えた]
…ごめんなさい。
ワラビくん、ボクにそのサンド下さい。
[赤面しつつサンドを受け取った]
噂の出所は校長で、守衛とか用務員はピアノを聞いてないって?
聞いた生徒は…… そっか、聞いてても言わないか。夜中に学校にいたとしたら、違法だし。合宿なら合法だけど。
ありがと、おばちゃん。
[注文したメニューを受け取って淡雪のところへ。]
だってさ。
[しばらくはそれぞれの食事に夢中で無口になっているだろう。]
[次々と出て行く部員を、静かに見送る]
あ、そうです。
先程借りた本に、何か載っているかもしれません。
[『よくある七不思議の謎が分かるかもしれない本』を取り出した。
何とも頼りない題名の本である。
周りの様子にお腹が鳴りそうになって慌てて耐えたが、
成功したかどうか。]
……お腹、やっぱりすきました……。
[ヤーマスに聞こえないくらいの声で、ぽつり**]
ああ。そうですよねー。
[財布の中身を気にする様子に頷きながら、食べ盛りの言葉に]
ふっふー。実はもう一つ。昨日の残りですけど。
[カバンに手を入れようとして、お腹の音に、少しだけ、きょとん。続くセリフに]
ふふ。どうしよっかなー。三回回ってわんって言ったらあげようかな?
[サンドを口元に引っ込めて、にこにこ笑ってシロガネを見た]
なんて、はい、どうぞー。
[手渡す]
――回想・3-B――
腐れ縁ってしっつれいね。
そこは美しく「運命」って言った方がこの同好会らしくない?
[教卓から戻るチェスターへと声をかける。>>369。
文句とは裏腹に、面白そうに笑んでいた。
皆の自己紹介も楽しそうに聞いた後、名を呼ばれると立ち上がった]
[カメラの前に向かうと、ちょっと破れたスカートの裾を少し掴んで一礼。]
ロスヴィータ・リタ・ロベルタ。
なっがいから、ロスでもヴィーでも略すといいわ。
3-Bで中学は世亜比無。ちょっと遠いし、今年も少ないわねえ。
……どう、あそこ、最近。
[琳音の方を向いて問うも、すぐにカメラに視線を戻し]
幽霊? 神に仕える身として除霊は出来ないことはないけど、いきなりサヨナラは無粋だわ。
実際に現れたら……、そうね。
[不意に、何もない天井に目を向けて]
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