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…やって、ますね。
[やはり小さな画面では飽きたらず、直接見れずともせめて大画面でとリラックスルームへ顔を出す。
画面に釘付けになってるゴードンとその部下たちに軽く会釈をして、自分も近くの席へ。]
シュウちゃん…
[どちらも満身創痍で、痛々しくて。
まるで見ていられないけど、見届けなきゃいけない気がした。]
“なぜですか、騎士殿。
あなたの力は、もっと無慈悲だったのでは? 無慈悲に、残酷で、けれど、決して同胞に向けるものではなく―――”
[侵略者に向けるものだったはずだ。たとえばそう、自分、が、かつてそうだったような。遥か昔に対峙した時の記憶。そして、そのことごとくを否定するような、目前で行われた行動の数々。
ただ、たった今目の前で振るわれた剣は、かつての様に、否、あるいはかつてよりもなお、気高いものだったように、思えて。
その真意を、問おうと、言葉が、次々に、溢れようと―――]
[眼裏に映る形状は青く丸い惑星。ところどころに纏う白。
ニーナの機体、『リトルアース』。
篭められたイメージのかたち]
決着を、付けましょう。
これで最後になる、筈だから。
[黒騎士は『自在剣』を構え、剣先を下げる。
祈りにも似た感覚が少女を包んだ。墜としたいのか、墜とされたいのか。自らの裡に問いかけながら]
――“プレイヤー(Prayer)”の名において。
[ニーナの呼びかけに、閉ざした瞼を薄く開く]
――“私”の中には、もう何もない。
――“あたし”の中に、全部渡したの。
[静かな口調で謎めいた言葉を返し、『リトルアース』へと片手剣の切っ先を向ける]
だから、これは私のわがまま。
これだけ探しても見つからないとは……かくれんぼの才でもあるんですかね?
[クロノを探して手当たり次第に扉を開けまくる少女。
次に開けたのはリラックスルームへと続く扉だった。
すぐさま大画面に映る映像に釘付けになる]
もしかして……もう残り二機ですか?
“あれ”は、もう墜ちているもの。
だから――
[空中を浮遊していた銀色の球体――『禍珠』が飛来した。
黒騎士の前面で停止し、鈍く輝く]
――これは、いらない。
……!?
[キィン、と澄んだ金属音が響いた。
『禍珠』の周囲に銀色の膜が出現し、『アンギャルド』の腹部――機体の“核(コア)”へと飛び込んでいった]
…ええ。そう、ですね。
そのために、ここにきたのですから。
[少女からの呼びかけ。祈りの込められたそれ。そうだ。もう、問答に意味はない]
ならば小官も、小官のなすべきことを果たします。
第七コロニー公社の…いえ、フヅキの名に懸けて。
[少女の『わがまま』の真意はつかめない。けれど、今はきっとそれでいいのだと思う。
突きつけられた切っ先に応じるように、光輪の三重環が、静かに回転を始める]
[不可思議な駆動音が唸り始める。
あるいはそれは、『クヴォルフィリア』の聞く亡者の呻き声か。
少女の座したコクピットの直下、“核”の周辺から赤い光が放たれ始めた]
これ――……つっ、ぐぅ……うっ!
[左手首に埋め込まれた銀色の球体から、何かが逆流してくる感触。禍々しい破壊衝動。他の“核”に干渉し制御下に置こうとする蹂躙の意志。押さえ込もうとしつつ、声を絞り出す]
――逃げて! で、なければ――
…兵装を、捨てるのですか?
[それは、たった今放たれた『決着』の言葉とはちぐはぐに思えて、怪訝にその様子を伺う。
けれど。主に否定されたはずのその“珠”は、けれどその機体に取り込まれていく。
―――何かが、おかしい]
…フヅキ、セブンスムーンの起動を…
[本来ならば必要ないはずの肉声を伴った指示は、あるいはその、名を呼びたかったからかもしれない。傍らにあるその存在を確かめるために]
[『アンギャルド』の失われた左肘から、黄金色の光が噴出。
ブレード状の形となって維持された。
自ら操るものでないように、振り上げられ振り下ろされる。
先刻戦った、竜騎士マリアと同様の攻撃。切っ先の描いた弧が三日月となって留まり、『リトルアース』へと打ち出された]
あと一秒、死ぬ気で――突っ込め!
[自分で選んだコースとはいえ、見る見る内に機体が迫って来る様は中々に恐い。
ぎち、と奥歯をかみ締めてそれを自身の内で殺す]
[振動、衝撃が止み浮遊感、機体は空中に完全停止。
衝突の恐怖で閉じられた目を開けば、赤色を主とした変化をするしゃぼん玉の膜の中に居るような、風景だった
操縦桿はスカスカ、ペダルに対する反応も微か。
表示系統にはノイズが縦横無尽、ふら、と力を抜く]
――ここまで、かぁ。
お疲れ、サンダーエース。
[諦観が占める口調、後悔はしていない、全て納得尽くの行動――だった筈だけど。
やっぱりこの機体は、惜しかった、そう思えるだけ、愛おしかった。]
――ニーナさん、あと、よろしく。
[眼前で、しゃりん。と『自在剣』が振るわれた**]
うん、丁度やってるよ。
…この分だと決着は遠くない。
[入ってきた焼そば屋さんをちょいちょい手招いて、中継画面を固唾を呑んで見守った。]
―――! この期に、逃げることなどっ!!
[搾り出すような、苦しむような少女の声。警告。けど、だからと言って退けるものか!]
クレッセント―――
[機体の周囲を旋回する七つの月の一つが、三日月の軌道を描く]
―――ムーンライト!!
[黄金色の光刃に向けて撃ち出される、もう一つの三日月。相殺は、確認しない。
既に機体は別の月によって機動を始めている]
“フヅキ、解析、お願い、できますか―――?”
[音を介さない声を、フヅキに向ける。フヅキは、力強く、それに応じた。ならば、その時間を、稼ぐ]
コードアカツキ。白昼の残月―――
[機動を繰り返す機体が、その取り巻く月たちを空間に残す。
ぼんやりとその場に漂う、巨大な月。機体が機動を繰り返すたび、その数は増していく―――]
[あ、サラリーマン風の男の人に手招きされた。
「決着は遠くない」という言葉に、とりあえずクロノ探しは後回しにすることにして、室内に入ると手近な椅子に座った。
直後大画面に映し出されたのは、空中で完全停止した後落下する、オレンジと黒の戦闘機。
どうやら先の「残り二機」発言は少女の勘違いだったようだ。
いまだ舞台に立ち続けるは、リトルアースとアンギャルド。
これで今度こそ、残り二機――**]
っく……、この――っ、返せ、私の機体……!
[黒騎士の“核”から流れ込む感覚。
破壊し、奪い取り、押さえ込もうとする感情。
少女は抗いつつも少しづつ、その中に飲み込まれていく]
ぅ、ああああああああああ――っ!!
[『リトルアース』の動向を察知する事は出来なくなっていた。
操縦を無視して荒れ狂う左腕のブレードに、右腕を重ねる]
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