人狼物語(瓜科国)


555 The Big Fire.


情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


兎人 クロノ は 課長代理 マシマ に投票した。
夢幻の竜騎士 マリア は シルバーコレクター ナサニエル・ウエクサ に投票した。
黒詰 ユージーン は 改造好き シャノン に投票した。
課長代理 マシマ は 兎人 クロノ に投票した。
少年 ロジャー は 改造好き シャノン に投票した。
記憶喪失 シュウ は 少年 ロジャー に投票した。
シルバーコレクター ナサニエル・ウエクサ は 兎人 クロノ に投票した。
赤貧宇宙人 ニーナ は 兎人 クロノ に投票した。
青の娘 シャーロット は 記憶喪失 シュウ に投票した。
改造好き シャノン は 兎人 クロノ に投票した。

兎人 クロノ は村人達の手により処刑された。


【赤】 記憶喪失 シュウ

青の娘 シャーロット! 今日がお前の命日だ!

2010/10/21(木) 00:30:00

次の日の朝、青の娘 シャーロット が無残な姿で発見された。


オメガ ダグラス は立ち去りました。


現在の生存者は、夢幻の竜騎士 マリア、黒詰 ユージーン、課長代理 マシマ、少年 ロジャー、記憶喪失 シュウ、シルバーコレクター ナサニエル・ウエクサ、赤貧宇宙人 ニーナ、改造好き シャノン の 8 名。


少年 ロジャー

な、ななな なにこれ

ええええ

  『力』

          『あなたの』

『護っテ』


おれのーーーーーー???

( 0 ) 2010/10/21(木) 00:30:08

黒詰 ユージーン

―西空域、中層―
[体当たりの衝撃は、軽度だった。
だが烏羽の全翼のほうは、無理にsunshowerに突っ込んだのと、ブラックボックスからのオーバーフローに機体がついていっていないようだ。
吹っ飛んでいくアルトキュムラスに追撃をかけようと、男はトリガーを引く。
光が目に眩んでも、その機体反応はナノアイで掴んでいる。
男は、烏羽の全翼が一部rainstormに巻き込まれようと、カノンを放とうと、した。

そのとき。

せかいは、あかくそまった]

 な、なんだとー。

[男は、光に包まれた]

( 1 ) 2010/10/21(木) 00:46:37

黒詰 ユージーン

[男は、数秒、いや感覚だともっと気を失っていたように思った。
その気を失っている間に、聞こえた声。
それはクヴォルから発せられた音か。
それとも、堕ちたメテログラフトの響きか。
男はわからなかった]

 クッ…

なんだ、今のひかりは。

[閃光弾とは違う、ひかり]

 チッッ
話を聞かせろ。

[男はトリガーを引く。しかし死仮面の口、カノンの発射口から出た黒い光は、アルトキュムラスを引き寄せる。
男は傷ついた烏羽の翼で、牽引しながら西のピットを目指した]

( 2 ) 2010/10/21(木) 00:56:11

黒詰 ユージーン、メモを貼った。 メモ

( A0 ) 2010/10/21(木) 00:59:03

少年 ロジャー

[赤い光は暫くするとアルトキュムラスの中に吸い込まれるように、消えた。
その光を見たものは他にもいたかもしれない。
光に包まれてる間、外部からの干渉をまったく受けないことに気付いたのは
光が消えた後、弾幕の破弾が降りかかってきたとき。

ロジャーは不思議そうに何度も右手の掌を開いたり握ったりしてみた。]

( 3 ) 2010/10/21(木) 01:01:10

少年 ロジャー

うーーーーーーん
あっ、おじさん!!!!!!
今の見た?見たーーーーーー?

[通信はオープンのままだ。
舌うちが聞こえた。
ロジャーは目を丸くしたまま、興奮して思わず話しかけた。]

[くん、とカノンに引き寄せられる。
アルトキュムラスはゆらゆらしながら、西のピットへ*導かれる*]

( 4 ) 2010/10/21(木) 01:01:26

少年 ロジャー、メモを貼った。 メモ

( A1 ) 2010/10/21(木) 01:05:54

黒詰 ユージーン

[男は、機体の速度が会場に来た時の速度より出ていない事に、苛立った。
あの不思議な光はなんだったのか。
男にはわからない。そしてこの胸にうちにあるものも何なのか]

 チーフ、西ピットに至急来てください。

[男は、追尾してくるBFがいないか、警戒をしながら西のピットへと向かった**]

( 5 ) 2010/10/21(木) 01:07:22

少年 ロジャー、南戦闘空域で起きていることにはまだ*気付いていない*

( A2 ) 2010/10/21(木) 01:08:23

記憶喪失 シュウ

――南エリア・中層>>2:246>>2:249――
[『メテログラフト』の周囲に、明々と輝く光球が生み出される。
太陽がそこに出現したかのような強烈な輝き。
白一色に空間が染まった]

――っ、あれ、――『自在剣』、遮蔽に、!

[煌々と照らす純白のコロナ。
プロミネンスが湧き、光球の表面に飲み込まれた。
それが、引き金となった]

( 6 ) 2010/10/21(木) 01:44:21

記憶喪失 シュウ

[白く描かれた光球に色彩が宿る。
赤と橙、黄色が入り混じり、どくん、と脈動した。
それは変光星の迎える断末魔か――光球の周囲に数十個の光弾が出現、全方位に向けて放たれた。
供給は止むことなく、次々と連なって直線状の壁を構成。
受け止めようなどと考える余裕すら無い]

っ、無理、避けて――離れるしか、これ、
……っ!!

( 7 ) 2010/10/21(木) 01:44:28

記憶喪失 シュウ

[さらに弾幕の種類が加わる。
小型の弾が幾重にも、曲線を描く軌道で撒き散らされた。
遠方から見たそれは、あたかもヒマワリの種子を模したような形を描いていた。フィボナッチ数列。
弾幕を生み出す数式に基づいた安全圏を、しかし探し出すことは不可能だった]

密度が、濃すぎて、――!

[盾状に変化させたフィールドを次々と食い破っていく弾幕。
左右から吹き付ける豪雨のような光球の中。
被弾箇所は多数、警告音が止む様子もない]

( 8 ) 2010/10/21(木) 01:44:35

赤貧宇宙人 ニーナ

[眼下では、天球に加勢する蝸牛がレーザーの雨を降らせ、黒騎士が大樹を生む。
天球が放つ弾幕はいよいよ以って激しさを増し、傷ついた機体と水晶竜は、そばにいるだけでも持ち堪えるのは困難だ。
これでは、あるいは切り札を切ったところで切り抜けられるかどうか…]

…シャノン殿!
貴殿の意思を問います! 僚機であるならば小官の後ろへ!

[いつか、格納庫で出会い、紹介された機体。それ以上のものではなかったし、ウィリアムとクローズド回線でなにかを話していたことも知らない。ただ、先ほどウィルアトゥワがその後ろに隠れようとしたような挙動を見れば、共闘の余地はあるように思えた]

( 9 ) 2010/10/21(木) 01:52:39

赤貧宇宙人 ニーナ

…弾幕の相殺を小官とウィリーさんの火炎で行い、シャノン殿には後方からの火力支援をお願いしたく思うのでありますが…

[ウィリーとシャノンの意思を問うようにそれぞれに提案する。…現状思いつく中では最善。とはいえ、自分の機体は万全に程遠い状態だったし、ウィリーもここに至るまで火炎を加減なく使っていた。見ればシャノンも機体に小さくない損傷を負っている。
現状を切り抜けることだけを考えても分の悪い賭けだったが…]

( 10 ) 2010/10/21(木) 01:53:50

赤貧宇宙人 ニーナ

…ッッ
せめて迷う暇くらいは与えてほしいものであります…ッ!!

[天球の放つ弾幕は次々と種類と速度を増し、もはや壁の密度を持って結論を待つ暇を与えない]

( 11 ) 2010/10/21(木) 01:56:41

赤貧宇宙人 ニーナ

“フヅキ、エネルギーバイパス全開、コア連結、出力限界規定値解除、コア共振を最大に、シークレットコード――――”

[こと此処に至って音声を伴う猶予さえなく、青く発光する手でフヅキに直接指示を出す。その全身を輝く文様が埋め、機体もろともに光の塊となって―――]

フルムーン・最大出力――!!!

[叫びとともに生み出された白昼の“月”が、狂ったように光を撒き散らす太陽のような弾壁から、小さな地球と、その背後にいる者たちを護ろうとするように、ひときわ大きく輝いた**]

( 12 ) 2010/10/21(木) 01:56:56

記憶喪失 シュウ、左右の肩部に被弾。『響洞膜』の支持機構が脱落。

( A3 ) 2010/10/21(木) 02:16:13

【赤】 記憶喪失 シュウ

このまま、じゃ――でも、つぁっ!

[葛藤。しかし、直後に生まれた爆音がそれを打ち消した]

他に……、手は、無い……

( *0 ) 2010/10/21(木) 02:16:20

記憶喪失 シュウ

……使う、しかない、よね。

[弾幕の渦に飲み込まれたのか、『Marineblue Snail』の存在は探知できなかった。少女の左手首で虹色が踊る]

 “墜滅せよ――

[その瞬間、『メテログラフト』を取り巻く光球に変化が生じた。
周囲から発射される光弾が収縮、雷撃にも似た白と黒の帯となって回転しはじめた]

       ――空の灯火!”

( 13 ) 2010/10/21(木) 02:16:28

記憶喪失 シュウ

[真紅の輝きが『禍珠』に宿り、消失する]

 ――『レゾナンス・ロスト』!!

[だが、光球と化した『メテログラフト』の弾幕は収まらない。
八方に先端を伸ばした結晶型のエネルギー弾を生成、打ち出してきた]

( 14 ) 2010/10/21(木) 02:16:36

記憶喪失 シュウ

[結晶体は追尾軌道を取り、少しでも距離を稼ごうとする少女の機体に追いすがる]

う、そ――あれは、BFじゃ、……な!?

[と、下方に開いたウィンドウの中。
――赤光に包まれる『Marineblue Snail』の姿が映った]

( 15 ) 2010/10/21(木) 02:16:41

記憶喪失 シュウ

[青い機体が、きりもみ状に墜落していく。
原因は少女には分からなかった。一瞬の混乱。
それが、致命的な被弾を生んだ]

[結晶型の追尾弾が命中し、胸部装甲に亀裂が生まれる。
続けて、帯状の雷撃が右前腕を損壊。
同心円状の衝撃波が届いた]

[それが『メテログラフト』の最期の攻撃だった。
罅の入った本体を露出させ、今までの攻撃が幻影だったかのように、静かに落下していった]

( 16 ) 2010/10/21(木) 02:16:47

記憶喪失 シュウ

――南西エリア/低空――
[攻撃の止んだ空を見上げ、少女は荒い息を吐く]

……止ん、だ……?
助かっ、た、の……?

[周囲には巻き添えを受けて墜落していく残存機が数機。
しかし、『アンギャルド』のコクピット内で少女が見つめていたのは一機だけ――姿勢制御を回復できず、自由落下していった『Marineblue Snail』の姿だった]

( 17 ) 2010/10/21(木) 02:22:43

記憶喪失 シュウ

『――それは過干渉による共鳴転移が原因。
最終段階の機構を発動させたことにより、『メテログラフト』の“核(コア)”が暴走状態となっていた。
結果、最も近くに居た別な“核”へと標的を移し変えたのだと考えられる』

[最終的にはそのように分析・報告された。
だが――その結論をBigFire学術協会が出すまでには、大会終了後もしばらくの日数を必要とした]

( 18 ) 2010/10/21(木) 02:25:19

記憶喪失 シュウ、「今、の……」と呟き、きゅっと*唇を結んだ。*

( A4 ) 2010/10/21(木) 02:26:32

記憶喪失 シュウ、メモを貼った。 メモ

( A5 ) 2010/10/21(木) 02:32:45

夢幻の竜騎士 マリア

―― 回想 南 高空 ――

[こちらにやって来てくれたサンダーエース。
 私はクローズドと同時に動作命令も出した。
 私は顔を上げて、私の瞳でその機影を捉え、またたきする]

[そうして――]

[オープンチャンネルで届いた、クロノからの挑発。
 マリアの弾幕は、届くかと思いきや全て相殺されてしまう]

『大会に参戦したときからもとよりそのつもり』
(やれるものならやってみればいい)

[挑発には挑発で返す。
 被弾情況では予め登録されたテンプレートしか返せはしないが]

[中央エリアからもそちらにやってくる機体。
 マリアは顔にかかる髪を払いながらその姿を捉えた。
 鈍くなるナノマシンを叱咤し、もう一度魔導銃を構えた]

( 19 ) 2010/10/21(木) 06:47:28

夢幻の竜騎士 マリア

[攻撃コマンドを入力しようとマリアが口を開いた時、
 ニーナとのクローズド回線が開かれた]

[ちょっと今、マリアの機能が手一杯で、なおかつ腹や尾からナノマシンが零れ続けていて回線の切り替えまでナノマシンがまわらない。以降、落ち着くまでは全てオープン回線で通信を発する]

[矢継ぎ早に告げられるニーナの言葉。
 索敵はマリアに任せ、私はすこししゅんと瞳を上にめぐらせた]

『……ごめんなさい、ニーナ。
 これが一番はやかったの』

[謝る時は、ドラゴンではなく女の子で。
 叩き込まれたマニュアルを礼儀だと私は思っている。
 全て自分がリモートコントロールする単独ショーやプログラムされた通りのショーばかりやってきたので、実は私は共闘は不慣れだ。
 この大会のシミュレーションプログラムにもなかったし]

『……シャノンは平気?』

[近くで同じく弾幕の滝にさらされた仲間に、私はマリアを通じて声をかけた]

( 20 ) 2010/10/21(木) 06:56:13

夢幻の竜騎士 マリア

[それから、あの弾幕や小型機の雨をどう切り抜けたか。
 私は記憶を再生する余裕がなかったのであまり覚えていない]

[ニーナの指示通り相殺に専念するも、途中で炎が切れて気まずくて、マリアでルーンを乱射したことは覚えている]

[その場が落ち着けば、ニーナとシャノンが無事とはいえないまでも墜落していないことだけ確認して、手近なピットに転がりこんだ]

[待ち構えていた小人たちが、私とマリアに修復ゼリーをバケツリレーし、乱暴に倶利伽羅不動ガンが取り替えられる]

『……ありがと』

[ようやく個別回線にまわせた意識で、双方に**]

( 21 ) 2010/10/21(木) 07:02:21

黒詰 ユージーン

―西空域、下層ピット―
[出迎えたのはGRAVEの研究員たちと
「こら、黒ピチ、あたしのフィリアちゃんを壊すんじゃなーい」
担当研究員長のピコハンだった]
 まだ壊してませんよ。
それよりも、見てましたよね。

[担当研究員長は真面目な顔をして
「見てたけどわかんない。専門外の分野だと思うー。
けど、あの光は物理干渉を弾いてたように思えるのよね。ただ…」
あとの話は打ち切る。
戦闘のレポートを手早く書くと、研究員の一人に渡し、同じくピットインしているアルトキュムラスのところへ行った]

 おい、さっきの光はなんだ。

( 22 ) 2010/10/21(木) 07:47:39

黒詰 ユージーン、そう問い掛けた**

( A6 ) 2010/10/21(木) 07:48:07

少年 ロジャー

―西/ピットエリア―

[ガタガタガタ、と機体の右半分が傾いたままピットの床を削る。
いつものようにふわり、とは着地できず、
アルトキュムラスは不恰好にフロアに突き刺さるようにピットインした。
暫く、操縦席から動けない。
自分でも驚くほど酷く、消耗していた。]

…はぁーーーー、びっくりした…
さっきの、あれ…

[核の声をはっきりと、聞いた。
王者のBF、それに、さっきの黒い竜。
核に見たことのない異変が起きているのは間違いない。

それを防ぐ力―――?]

( 23 ) 2010/10/21(木) 12:35:52

少年 ロジャー

なにが、おきてるんだよ。
アネキ、おれどーしたらいーんだ。

[ロジャーは、右手をぐっと握り締めて、それから開いて。
放心したように、それを見つめていた。
それから、はっと気付いたように通信記録を確かめる。
マリンブルー・スネイル――シャーロットからの通信は入っていない。
試しにクローズドの回線を繋ごうとしたが、反応はなかった。]

うわーーーー一緒に行くって言ったのにーーーー
ごめん、シャーロット。
あいつ、どーなったかな。追いつけたかな。

…機体、整備しなきゃ。

( 24 ) 2010/10/21(木) 12:39:19

少年 ロジャー

[とす、と傾いた機体からフロアに降り立ったと同時。
近くにピットインしていた、クヴォルフィリア――これも破損は大きく、GRAVE社のメカニックたちだろうか、忙しく動き回っていた――から、つかつかと黒詰め服の男が向かってくるのが見えた。>>22]

おじ…ユージーンさん。
さっきはありがとー。
おれ、ひとりじゃピットインすら出来なかったかもしれない。
力が抜けちゃって、さ。

[へへ、と小さく笑ってユージーンを見上げた。]

( 25 ) 2010/10/21(木) 12:48:12

少年 ロジャー

…さっきの、光。
うん、おれも、初めてだよあんなの。
―――けど。

[少しだけ迷って、それから、真剣な表情を向ける。]

あのさ。
ユージーンさん、「お前も声が聞こえるのか」って言ったよね。
おれが聞こえるのは――核’コア’の声。
あの光はたぶん、おれの――アルトキュムラスの、コアだ。

[言葉を探すように、時折口篭った。
はっきりしたことはなにも言えなかった。]

( 26 ) 2010/10/21(木) 12:48:28

少年 ロジャー



  …ユージーンさんも、声が、聞こえるの?

( 27 ) 2010/10/21(木) 12:57:07

少年 ロジャー

ユージーンさん、おれ、ゴードンの機体近くまで飛んだ。
でも、声は聞こえなかった。
機体が墜落したって、コアが動力を失うことはないはずなんだ。

それに、赤い光――ファフニールが落ちる時。
さっきと逆みたいに、光が収束されたのを見たんだ。
これって、なんか、変だよね?

アルトキュムラスは、あの光でおれにコアを護れって言う。
けど、こんなにたくさんBFがいるんだよ。
コアだって星の数さ!おれ、どーしたらいいと思う?

[一気に話を終えると
ユージーンを見上げた空色の瞳は大きく見開かれて
それから、ふっと下を向いた。]

それとも――やっぱり、こんな話子供のデタラメだって。
思う?

( 28 ) 2010/10/21(木) 12:57:36

黒詰 ユージーン

 核の光…。
特別な核が存在する、か。

俺のは、クヴォルに積まれたブラックボックスに関係がある。
それは

[担当研究員長がこちらに近づいてくる。
「はっろー、あなたがロジャーくんね。
簡単に説明すると、あたしは縮退の研究―ブラックホールと言ったほうがいいのかな。
それの起動させるキーに呪術的なものや、精神、魂、そういうものを使ってるの。
そっちの担当は別なんだけど、それの副産物ね。
元々の仕様にはないもの。まあクヴォルの魂が他のBFの命が消え去る時の声を聞ける―みたいね」
とロジャーと同じ背丈の彼女は言った]

 …チーフ。

( 29 ) 2010/10/21(木) 13:01:35

課長代理 マシマ

[堕ちていく月。
 遠くで星の爆ぜる光。

 状況を把握しようとレーダーを広範囲に切り替えて…]


…あれは…!!

[彗星のように尾を引いて落下するのは、重装甲の蝸牛。
 大した損傷も受けていないのに、あの挙動はおかしい。
 パイロットはまだ未熟な少女だと聞いていたが、たとえ中で気絶していたとしても、駆動系をやられていなければコアの自立行動で安全に離脱が可能なはずが。

 堕ちていった巨体を救出すべくレスキュースタッフの機体が集まっていく。]

…おかしいと思いませんか、ナサニエル。
あの蝸牛の落ち方、ゴードンの時と挙動が似ている。

まるで、整備不良の緊急停止でなければ…コアを直接止めたような…

( 30 ) 2010/10/21(木) 13:23:15

≪_匿名_≫、匿名メモを貼った。 メモ

( A7 ) 2010/10/21(木) 15:59:51

赤貧宇宙人 ニーナ

―――――――――!!!!!

[嵐のように荒れ狂い押し寄せてくる無数の光弾、叩きつけられる光の帯とまるで敵意の意思を持つように襲い掛かる水晶弾の中で、文字通り全身全霊の力を込めてその手に掲げた“月”を支える。
自分が放ったものか、あるいは押し寄せるものか、光の奔流に流されそうになる意識と体を支えたのは、唯一つ“負けられない”という意思だけ。自分の後ろには友だちがいて、そして自分の傍らにはフヅキがいる。ここで、負けるわけには、いかない]

―――ッ!

[その奔流の中で、“機能”を剥き出しにした全身が、“なにか”に“触れた”。
それは光の中に浮かび上がっては沈む断片の形を成した記憶で、記録で、つまりは情報だった。
一つ一つは意味を成さないそれらを全身の感覚がすくいとり、たった一つの有意な言葉として再構成する。
光学に拠らない、目ではない目が観測したそれは、荒れ狂う光の中にあってさえ揺るぐことのない強固な『誇り』]

( 31 ) 2010/10/21(木) 19:00:03

赤貧宇宙人 ニーナ

――ク――ノ――殿――――

[極めてシンプルなそれを目にして、一瞬意識に空白ができた。その空白を言葉にするなら、『呆』れる『気』持ちと書いて呆気と読む。
けれど依然吹き止まない弾幕の嵐を前に、すぐさま意識が引き戻される。
そこに まったく別の 何か が 紛れ込んで いて 。
一気に感覚が凍り付いていく。
それは、『誇り』によって構成された奔流とはまったく異質の不吉な輝き。恐怖に一気に萎えかかる気持ちと、負けられないからこそ、その輝きに目を凝らさなければならないと思う気持ちが交錯して、そして、傍らと、背後の、誰かの存在が、意思を奮い立たせ、そこにある情報を手繰り寄せ―――

―――そして。
光が 収束 した]

( 32 ) 2010/10/21(木) 19:01:01

赤貧宇宙人 ニーナ

…ッッ

[不意に戻った視界に、思わずぐらついた。少々、機体にも体にも、無理をかけすぎたかもしれない。
限界を超えて光球を維持し続けた弾幕兵装は焼きついて機能を停止し、疲労しきった体はもうあちこちの感覚が欠如し始めている。
それでも、直前、手繰り寄せた情報を頼りに、眼下に視線を走らせて]

―――ああ―――

[そこに見た騎士の姿に、いつか感じた奇妙な感覚と、たった今感じた不吉な光が結びつく]

――まt―――会い―――たね――騎士殿―――

[自分の口が動き、なにごとか呟いていることを不思議に感じながら。
意識が。途切れて。行く。
/視界暗転]

( 33 ) 2010/10/21(木) 19:01:11

赤貧宇宙人 ニーナ、メモを貼った。 メモ

( A8 ) 2010/10/21(木) 19:08:24

夢幻の竜騎士 マリア

―― ピット ――

[小人たちがくるくる回りながら私の身体を行ったり来たり。
 目の前でモノクルをかけた兎が懐中時計を片手に残りのピット時間を計っている。兎の隣、私の鼻先に立っているのは白衣と眼鏡を纏った大型の妖精。私達に対して何かを言っている]

[私はマリアの聴覚機能をオフにしたまま、現状を把握する]

『ニーナ、頑張ろう。
 あと少しで長いピットイン可能な時間になる』

[友人からは反応がない。
 遅延可能なコードを込めて、送る]

( 34 ) 2010/10/21(木) 19:33:36

夢幻の竜騎士 マリア

[私は目を挙げて、一面に広がる空を見た]

[会社が撮影していた会場のデータをダウンロードする。
 王者ゴードンの最後]

[私は目を閉じて自分のコアが停止する時のことを考えた]

(……怖いな)
『嫌だ、ね。飛びたくない』

[そんな気分とは裏腹に、修復作業はキリに近づいて……]

( 35 ) 2010/10/21(木) 19:40:30

屋台のお手伝い ダイアナ

――大会会場上空/観客席(南西エリア西より・中層)――

[南エリアに展開されゆく翠色の巨樹(>>2:227)。
それを生み出し操るのは]

人型の機体に……剣装備。
なんかいいなぁ……

[さっきまでの不安が完全に消えたわけではないが。
少女はいつも通りの暢気さをとりあえず、取り戻していた。

少女は戦闘機型のBigFireにしか乗ったことはない。
そのため弾幕兵装も機銃系統のものしか扱ったことがない。
曲芸飛行はお茶の子さいさいの少女であったが、なぜか機銃系統の弾幕兵装を扱うのは駄目で、照準機能があるはずなのにちっとも弾が当たらない。たとえ標的がすぐ近くにあっても弾はあさっての方向に飛んでいく。

分かりやすく10文字で表すと。
少女はノーコンだった]

( 36 ) 2010/10/21(木) 19:44:00

夢幻の竜騎士 マリア

(あと少し。あと少し、逃げられれば)

[私は残りの機体をマリアの指折り数えた。
 長いピットインが終われば、そろそろさりげなくリタイアすることが許される頃だ]

[私の目の前で、妖精が耳を指差し大きな身振り。
 しかたなく私は聴覚を取り戻す]

【聞いているのかね、マリア、ウィルアトゥワ】
【そんなメンタルでどうする。
 ウィルアトゥワ、君は欝状態に陥っている】
【下らないことに怯えすぎるな。
 契約どおり、君のクローンも人格パターンも
 バックアップはとってある。脳の1つや2つが何だ】

[私は金の瞳に光を強めて、妖精をにらみつけた]

(死ぬことが不死だというお前には分かるまい。
 きちんと飛べばいいのだろう)

( 37 ) 2010/10/21(木) 20:03:13

夢幻の竜騎士 マリア

[妖精はやれやれと肩をすくめて、巨大な注射器を引き寄せた]

【手に負えないね、鎮痛剤だけ打っておこう。
 なに、これはアドレナリンを抑制しないから安心するといい】

『……ちょ、や……』

[マリアが飛び上がり、それを止めようとして。
 けれど、妖精は私の肩にその注射器を突き立てる]

[私の体内に新たなミッションが書き加えられたナノマシンが注入された。なるほど、考えてみればこの情況はMiddanEdenに都合がいい。友人や、不思議なアイテムで繋がった先の仲間と共闘して【悪】を撃つ。なんとも映画化しやすそうなストーリー]

[私の恐怖や、不安や、友情がナノマシンに片端から食いつぶされ、上書きされていく。私は目を閉じ――]

( 38 ) 2010/10/21(木) 20:09:08

夢幻の竜騎士 マリア

[――すぐに目を開いた。
 空の青さが目に染みる。体が軽い。
 私はマリアを操り、即座にドッキングを完了させると悪への怒りを全身に運ばせながら、空中へと飛び立つ]


―― 東側空域、中層 ――

[目の前にあるのは、甲虫型のBF。
 一戦闘終えたその機体に、私は勢いよく相対した]

( 39 ) 2010/10/21(木) 20:11:54

屋台のお手伝い ダイアナ

[巨樹から降り注ぐ光に対抗するのは、青い蝸牛が放つ、青と紫の花吹雪(>>2:238)]

ふむ……雨のような弾幕も綺麗だったけれど、こっちも綺麗だねー。まるで花のようで……

[それに機体の海の青も空に映えている、と思う。
空の青と海の青が揃い、そこに白い雲が加わればある意味完璧か]

ん……そういえば雲の形をした機体がいるってリーダーが言ってたような……

[その姿を捜してみるが見当たらない。
なぜならその頃ロジャー機は西エリアにいたのだから。
ついでに彼が焼きそばパンを買っていった時も、少女は屋台の奥に引っこんでいたのでその姿を見ていない。
絶妙なるすれ違い、再び]

( 40 ) 2010/10/21(木) 20:42:14

屋台のお手伝い ダイアナ

ここにはいないか……

[ふと気になって、北の方へ飛んでいったマシマ機をモニターで追っている、修理工場の面々の中では最年長の男に訊いてみた]

ねえ、もしも「いつもと違うこと」が起こっていたとしたら……この大会はどうなるんですか?
「どうなるっていうと?」
中止になったりするんですかね? もしそうなったら――大会に出ている者達の背負っているものは……。

[友情とか憧れとか会社の名前とか、
まぼろしとか、不安とか恐怖とか]

全部空に置いてかれてしまうんですか?

( 41 ) 2010/10/21(木) 21:01:54

黒詰 ユージーン

 呼び名なんて好きにしろ。

…やめろって言っても呼び続けるやつもいるからな。

[男は呟く。

「あれ?どうしたの黒ピチ。
しかし、興味深いわねー。
コアを外から停止させるか。縮退をもうちょっと武器に使えたら、それも出来たかもだけれど、今のクヴォルにそんな力はないわ。
BFごとなら出来るけどー。

まあ、ゴードンの件に、ファフニールの件、先ほどのスネイルの件。
目撃情報と今の情報。
こちらでもクヴォルから伝えられた情報と伝えられなかった情報を判断して、その赤い光がコアを停止させたと思って間違いないと思うー。」

会場全域をモニタリングしていた担当研究員長はロジャーにそう告げた]

( 42 ) 2010/10/21(木) 21:12:16

黒詰 ユージーン


 …という事だ。
俺自身は聞こえないが、クヴォルと通じて聞こえるものがある。

[>>27ロジャーの問いに、簡潔にして答えた]

( 43 ) 2010/10/21(木) 21:13:56

黒詰 ユージーン

 さて、話はここまでだ。
後はお前が考えろ。

[男は自機へと戻っていこうとする。
「あれ?あたしの意見はー?」
何か聞こえるが、無視し続ける。

煩くなったのか、男は首を少し右に傾け]

 …俺なら、潰される前に潰すけれどな。

[他のライバルたちを、そういう意味で男は言ったが、それをロジャーがどうとったかは知らない]

( 44 ) 2010/10/21(木) 21:28:19

屋台のお手伝い ダイアナ

[その時南の方で光が爆ぜた。
眩しさに顔を腕で覆う。

やがて光が収まった後、少女は青い蝸牛型機体――マリンブルー・スネイルの姿を探すが、すでに空の上にはなく]

あの光に巻き込まれて、墜ちた?
それに、蝸牛や黒の騎士っぽい機体の下には確か、

[すっかりぼろぼろになっていたが]

兎さんの機体も見えてた……けど。

[その姿もまた、ない]

( 45 ) 2010/10/21(木) 21:29:45

黒詰 ユージーン

[男は機体の元へ戻ってきて、研究員たちに現状を聞いている。
一先ず応急処置はしたので、電撃弾のショックからは抜けているとの事。
ただしアルトキュムラスとの戦闘で傷ついた本体の翼の損傷は今の段階では修理できないと伝えられる]

 まだ、…まだいけるさ。

[男は機体へ再び乗り込む。
クヴォルフィリアは、再び――空へ**]

( 46 ) 2010/10/21(木) 21:36:48

屋台のお手伝い ダイアナ

[無事にあの場を離れたのか、なすすべなく墜ちたか。
できれば前者であってほしかった。立ち止まることなく飛べるものなら、飛んでほしかった。
南の空で何が起きたのか、少女は深く考えるのをやめた。先程の光がメテログラフトの最後の攻撃だと少女が知るのはもう少し後のことになるだろう。

南から前方に視線を戻した時、中破した黒い人型機体がゆっくり移動しているのが下の方に見えた]

(……近い近い! なんか近い!)

[動きはしっかりしているのに、どことなくあぶなっかしさを感じて、少女はそう広くない観客席で若干後方に下がった――]

( 47 ) 2010/10/21(木) 21:39:34

屋台のお手伝い ダイアナ、西の空で発生した光には気付いていないようだ。

( A9 ) 2010/10/21(木) 21:42:02

シルバーコレクター ナサニエル・ウエクサ

−北・高層空域−

[ルナを撃墜し、次は目の前のマシマの相手をしようか、そう思った矢先にとても強い光を見た]

何だ一体……。
今までこの大会に参加していたが、あんな光が出たようなのは見た事が無いな。

一体あっちの空域で何が起こってたんだ?

[レーダーで該当空域の様子をチェックする]

( 48 ) 2010/10/21(木) 22:20:51

【赤】 シルバーコレクター ナサニエル・ウエクサ

[光の心当たりはあった。
この通信を使っていた物である、シュウ。
彼女がやったものであるとは断言は出来ないが、彼女の力が何かしらの関与を働いたのではないか、という推測は出来る]

記憶を取り戻すために優勝したい、とか言っていたな、シュウは。

記憶を取り戻して、その先に何をしたいんだろうかな、あの子は。

[BFでは他機の邪魔をする事はあったとしても、他機のコアに対して働きかけ、止めるのは大会の運営側からすれば厳しい処分を考えてもおかしくは無い物だ。
事実、行き過ぎた他機への妨害行為を宣告されたBFが失格となった事もあった]

そうまでしてまで優勝したい、記憶を取り戻したい物なのか……。それまでのシュウの言葉に、今起こっている状況を省みれば決して記憶を取り戻したとしても、あまり良さそうな物ではなさそうなのにな。
もっとも、シュウにとっては違うかもしれないが……。

( *1 ) 2010/10/21(木) 22:42:16

【赤】 シルバーコレクター ナサニエル・ウエクサ

……。

[ナサニエルはしばし考え込む。

同じ力を持っているであろう、シュウは『ルールを守って戦う』というBFの不文律的な部分を知っているのかそれとも知らないのかはわからないが、それを破って優勝しようと戦っている。

シュウが使っているのだから、自分もそれを使って優勝を目指しても良いのではないか、という気持ちが心の中に起こる]

そうだよなぁ……。
前回の王者ゴードンもいない、なんていう状況ならばこの機能を使って他の機を落としまくれば、優勝には大きく有利になるんだ。

( *2 ) 2010/10/21(木) 22:49:12

【赤】 シルバーコレクター ナサニエル・ウエクサ

何を迷ってるんだよ、使えば……。
使えば憧れのBF大会優勝者の座を手に入れられるじゃないか。

[自らのBFのコアに対し、相手のコア破壊の命令を下せば、通常の弾幕を装った攻撃で相手のコアの動きを止め撃墜させることが出来る]

他のパイロットならばともかく、ルナ相手ならば使う事も出来たはずだ。それなのに……それなのに、私はBF大会で優勝する、そのためなら何でもやるのではなかったのか……。

[昔の自分であれば、それこそ平気で今回のコア破壊の装甲に躊躇も無く手を出したのかもしれない。
優勝への気持ちが薄くなった、と言うのは無い。それは今でも変わらないと自負している]

ならば、どうして、どうしてこの装甲を使うのが躊躇われるんだ……?

[自問自答を繰り返している]

( *3 ) 2010/10/21(木) 23:14:53

赤貧宇宙人 ニーナ

―ピット―

…ふっ……!

[不意に冷水を浴びたような感触があって、目を覚ます。否、冷水を浴びたような、ではなく、実際に浴びていた。
周囲に群がるのは大会運営スタッフの救護班。どうやら機体が収容されてもぴくりとも動かないパイロットを不審に思い、集まってきたらしい。乗っていた機体がこの有様ではさもありなん]

―え、小―の健―状態――異状――ません。
…必要――ば、検査――いただ――かま―ませんが――

[いまだ感覚の戻ってこない聴覚が自分自身の声を聞き取ってくれないが、声帯の動かし方は問題ないはず。事実自分の言葉を聞いたスタッフはその内容をしっかりと聞き取り、簡易の医療診察キットを持ってきた。
あとは――]

ほら。問――いで――ましょう?

[キットが触れた瞬間を狙って、ちょっと診察計器の“中身をいじれば”簡単に誤魔化せる]

( 49 ) 2010/10/21(木) 23:18:22

赤貧宇宙人 ニーナ

小―は引き続―参――継続し――。
可能―限―機体――修を―います―で、よろし――ば、パー―と…
…可――らば、食―品―支給――願―――すでしょ―か? 

[いまだ怪訝な表情をするスタッフ達を追い立てるようにニ、三の注文をして、注文の品が届くまでの間、リトルアースの機体をチェックする。
…正直、状況は芳しくなかったが、まだ、飛ぶことはできるだろう。
なんとか補修して、大会規定に記されたインターバル…長時間のピットインまで持ちこたえすれば、おおむね戦闘に支障がない程度まで修復することができるはず。
そう判断を下して、損害状況が表示されていたバイザーを外す。
そこに、フヅキがメッセージの受信を知らせてくれた]

( 50 ) 2010/10/21(木) 23:19:10

赤貧宇宙人 ニーナ

うぃ―っ…ま――さんっ

[いまだ回復しない聴覚のせいでぶつ切りになってしまったけれど、それでも聞こえてきた声に思わず声が漏れる。
よかった。無事だった。なんて返事を返そうか。ああ、でも、変に心配をかけたくないし、せめて聴覚が治るのを待って…
そんなことを考えているうちに、頼んでおいたパーツと、支給された食料品が届けられる。
短いピットインに合わせた、パック入りのゲル状栄養食がたんまりと。
それを即座に口に運び、ちゅうちゅうと吸い上げながら、体に少しずつ感覚が戻ってくるのを感じる。
ぐっぱっと手を握り、開いて感触意を確かめると、急いで機体の修復作業に入った]

( 51 ) 2010/10/21(木) 23:19:25

【赤】 シルバーコレクター ナサニエル・ウエクサ

どちらにせよ、私がBF大会に対しての裏切りを行っている、という事実は変わらないわけだがな……。

[自嘲気味にぼやく。もしも、本当に裏切っていないのであれば、シュウの話を聞いた後に大会の運営本部に尋ねるなりなんなりすればよかったし、他の参加者ならばするべきだったと思うだろう。

それをしないのは、やっぱり何だかんだでこの装甲を使う気があるって事になるよな……。

あのマシマは、私の事を泥棒猫のようだと言っていたが……。
それはあながち外れていなかったのかもしれない。

[あの言葉を言ったマシマの顔を思い出しながら、自嘲気味に笑う。自分を憧れていた、と言っている彼には、自分のおかしい所が見抜かれていたのかもしれない]

( *4 ) 2010/10/21(木) 23:26:00

記憶喪失 シュウ

――各機ピット――
[機体状況とピットサインをウェイン兄弟へと送信。
最寄のピットへと経路を取った]


……なんか、焦ったようすだったけど。
……さっき、この機体と通信が途絶していた?

[ウェイン兄弟はまだ、もう一方のピットから移動してくる途中。数分の猶予はあるだろう。降り立った機体から離れるつもりはないが――一旦、コクピットの外へ出た]

( 52 ) 2010/10/21(木) 23:34:48

赤貧宇宙人 ニーナ

…えふんっ。あーあー。
うん、問題ないでありますな。

[声を出して、確かめる。身体機能はおよそ復旧。機体は…準全壊状態が半壊程度にまで修復できたという程度。
上位のリミテッドコードは機体強度を考慮すれば使えないし、フルムーンの使用も控えなくてはならない。
けれど、戦えないこともない]

…まずはここさえ乗り切ることができれば…

[そうつぶやいて、脳裏を掠めるのは意識を失う直前に見た、黒騎士の姿。
不完全な状態での交戦は避けるべきか――あるいは、更なる被害者を未然に防ぐためにも、早急に勝負を仕掛けるべきか。思案しながら]

( 53 ) 2010/10/21(木) 23:40:41

赤貧宇宙人 ニーナ

…細かい方針は発進してから考えることにいたしましょう。
遭遇するかどうかも分かったことではありませんし…それに、ウィリーさんにも通信を入れなくては。

[警戒すべき相手が分かっていれば、対策のとりようもあるだろうと。コアが停止させられることにひどく狼狽した様子だったウィリアムを思い出す]

フヅキ、リトルアース起動。コード・スターリィスカイ。

―――リトルアース、発進いたします!

[最後の言葉は、完成する大会スタッフに向けて。
ひときわ大きな声で告げると、リトルアースの青い機体がふわりと空に浮かび上がった]

( 54 ) 2010/10/21(木) 23:40:52

記憶喪失 シュウ

――各機ピット>>46――
[入れ違いのように、ピットアウトしていく黒烏。最後に見たときに比べても、損傷は回復しきれていないように見えた]

シラカイさんも、どっかで別の機体と戦ってたんだ。
けど、私を……庇ったせい、
……じゃ、なくって!

[ぶんぶんと頭を振った。真意を考えても意味は無い。
それよりは、機体の現況を把握するのが重要だった]

( 55 ) 2010/10/21(木) 23:43:27

記憶喪失 シュウ、『アンギャルド』の損傷具合を、外側からぐるりと調べ回っている。

( A10 ) 2010/10/21(木) 23:44:12

シルバーコレクター ナサニエル・ウエクサ

[該当空域の映像に注目する。
映りこんだ物の中に、蝸牛型のBFが落下していく場面が映し出されていた]

このBFは確か……。

[格納庫での出来事を思い出す。初参加であると言った大人しそうな少女。その後に公式パンフレットの参加者一覧にてどのようなBFに登場しているのかを確認した。
落ちているBFはその時に見た彼女のBFに酷似している]

初参加だからおおむねコントロールを誤ったか、許容を超える攻撃を受けたって所に見えるが……ちょっと引っ掛かりがあるな……。

[再び、今度はスローモーションにしてじっくりと映像を見る。
すると、ある事に気が付いた。]

( 56 ) 2010/10/21(木) 23:45:16

シルバーコレクター ナサニエル・ウエクサ

これは攻撃を受ける前に機体のコントロールが止まってるな。

機体のコントロールが止まるっていうのはだいたい整備ミスで起こっているが、あのシャーロットは右も左もわからない初心者。
その全くの初心者相手に、整備不良のBFは出さないはずだ。……そんな事をしたら、メーカーならば責任者の首が飛ぶ。個人の場合でも、その整備者の覚えは悪くなる。

[それをめぐらせていた矢先に、同じく撃墜の状況を怪しむマシマの声がした]

( 57 ) 2010/10/21(木) 23:50:55

改造好き シャノン

――異論、在りません!
貴機の指示に従います!

[即座に撃墜対象とされなくて安堵もそこそこに、目下での戦闘が一層、激しさを増す。
この状況で敵を増やすのなんて下の下だろうと。
先程の「とばっちり」以上の物が来ないと言う保障はないし、また時間も無く、機体をリトルアースの後に回す]

オールオーケイ、了解です!

[3機とも満足な状態かと言えばNOだし、単独で斬り抜けられるかとも言えばほぼNO。
そもそも今の自分にとってはウィリーを置いていく事こそ、それこそ絶対にNOだと思えて。]

( 58 ) 2010/10/22(金) 00:16:47

改造好き シャノン



――なっ、あれ、絶対イカれて――

[弾幕の密度、量ともに、回避は不可能だと思える壁に、逆に苦笑いしか出ない。
それがメテログラフトの『置き土産』だと知るのはまだ後だが今はどうでもいい。先ずは生き残ること、それが先決――]

全兵装、リミッターカット!並列コントロールオープン!!
バラけるなよ、サンダーエース!

[無我夢中で、機体を駆る。
最中、青い蝸牛を赤い光が覆った事を気付く余地はなかった。]

( 59 ) 2010/10/22(金) 00:17:00

記憶喪失 シュウ

――各機ピット――
[一通りの損傷チェックを済ませた頃、ウェイン兄弟が到着。
浮揚ボードに乗って駆けつけてきた]

あっ、お爺さん達! ここよ!

[手を振って所在を示した。少女の隣、『アンギャルド』の全身を見回す兄弟の視線は険しい]

『こりゃあ……キツいな』
『奴の最終攻撃は見てたが、無傷な装甲なんかどこにもなくなってるじゃねえか。インターバルで変更するにも限度があるんだぞ、シュウ』

うん……それは、そうだけど。でも、まだ戦える、でしょう?

( 60 ) 2010/10/22(金) 00:22:20

記憶喪失 シュウ

『まあ、それでも良く保ったというべきか。
 あの近距離で被弾して健在なのはこの機くらいだしな』
『機体そのものは、そこまでやられてねえ。
 背面兵装と右腕は死んでるが、『自在剣』は左手で使える。
 問題は――その弾幕兵装。『禍珠』だな』

ん。
……あれ……お爺さん、達……、何か、知ってるの?

[老メカニックが指差した球体。今は鈍い反射しか持たない。
それは一筋の傷も付かぬまま、慌しいピットの様子を歪んだ形で映していた]

( 61 ) 2010/10/22(金) 00:22:28

少年 ロジャー、メモを貼った。 メモ

( A11 ) 2010/10/22(金) 00:23:08

課長代理 マシマ

まぁ、それはそれ、これはこれ。

胸、借りさせていただきます!

[白鋼の白鳥の背後から、桜色の光弾が前方広範囲に広がる。
ナサニエル機の死角を取ろうと高度を上げた。]

( 62 ) 2010/10/22(金) 00:44:15

フリーライター アーネスト

―地上・観覧席―

[取材用のBFを降り、一般観覧席の横に配置されたプレスシートへ向かっていた。
小出力のコアを抱く移動用のスクーターから上空に浮かぶ観覧席を仰ぎ見て、
そこから伝わる熱気に、下からカメラを向けた。
天使の卵のような形に、色とりどりの球形、それから―。
上空の緊迫感とはちがう、お祭のような賑わい。
観覧席の間を縫うように飛ぶ移動販売の超小型BFを見たら、少し腹が鳴った。]

さて、エース級の争いはどうなる事やら…。
もうぼちぼち折り返しのピットインタイムがくるだろうからな…

[新たな墜落機が出たことは歓声を聞いて悟っていた。
しかし、その挙動がおかしかったことは―気付けてはいなかった。

カメラを下ろし、アクセルをめいっぱいに開く。
よく整備されているおかげで反応の素晴らしくいいスクーターは、
運転手を振り落としそうな勢いでプレスシートの入り口へと滑りだした。]

( 63 ) 2010/10/22(金) 01:00:51

記憶喪失 シュウ

――各機ピット――
[少女の問いに、応急処置を進める兄弟の手が一瞬止まった]

……ねえ、知ってるんでしょ?
あれが何なのか、何のための物なのか。
何故、『アンギャルド』に付けられてるのか。

[二人の老人は視線を交わす。
やがて頷いた兄がゴーグルを取り、少女に向き直った]

『――思い出しちまったのか。シュウ』

( 64 ) 2010/10/22(金) 01:05:43

記憶喪失 シュウ、は、ウェイン老人の問いに、小さくこくりと*頷いた。*

( A12 ) 2010/10/22(金) 01:05:48

記憶喪失 シュウ、メモを貼った。 メモ

( A13 ) 2010/10/22(金) 01:08:38

少年 ロジャー、メモを貼った。 メモ

( A14 ) 2010/10/22(金) 01:24:48

フリーライター アーネスト

―プレスシート―

[スクーターを入り口の横に停め、プレスシート内へと駆ける。
各社ごとに割り振られたブースに個別切替が可能な複数のモニタ。
それに大会の進行が秒単位で記されるキャプションボード…
言ってしまえば、BFに乗って戦闘の間近にいるよりも状況の把握は容易だろう。
だから取材陣のほとんどは最初からここに詰めているはずだ。

ではなぜ敢えてBFに乗って戦闘の間近にいたかといえば…
単なる、趣味と願望。
それ以外に理由は存在しない。]

はーいはいはい、どもーどもー。

[モニタに食い入るようにしている各ブースの後ろを通って
自社に宛がわれた場所に座る。
取材であるとはいえ、技術誌である。
報道メディアの連中みたいに人手がたくさんあるわけではなく、
大会の進行を客観的に追っているのは己のみだ。
他にも数人のライターが来てはいるが、彼等はピットに張り付いている。]

( 65 ) 2010/10/22(金) 01:30:57

フリーライター アーネスト

[ブースに着席してパネルのスイッチを入れる。
不在から在席にステータスを変えたとたん、通信記録がざっと流れていった。
ほとんどが出版社のデスクからのものだった。]

ったく心配症すぎやな…。

[愚痴りながらいくつかのモニターを自分が見たい角度からのものに切り替え、
通信用のインカムを耳につけ、おもむろにパネルを操作する。
とにかく、一度は連絡を入れないとまずいだろう。]

あー、すいません。ちょっと空にいたもので。

[つながってすぐ、文句を言わせる前に言い訳で先制し、
取材の首尾を報告する。
前回の王者を追っていたと聞けば、デスクも返す苦言を濁し、
よろしく頼むよ、と言って通信を切った。]

はぁ、やってますちゅうに…。

[後に残るは、気楽なライターの小さな溜息。]

( 66 ) 2010/10/22(金) 01:31:17

少年 ロジャー

―西空域/ピットエリア―

>>29

特別な、コア…?

[ユージーンの話は背の低いチーフと呼ばれる女性に遮られた。
ロジャーはすらすらと話し出す彼女のことばに驚いて声をあげる。]

へーーーーーそれって…まるで、BFが生きてるみてーーだ!!!

[クヴォルの魂が他のBFの命が消え去る時の声を聞ける、という。
ロジャーは目の前の黒詰めの男を不思議な気持ちで見上げた。]

そっか、じゃあ、コアは皆、声を持ってるんだ。
聞こえるか、聞こえないかだけなんだ。
ユージーンさんは、クヴォルフィリアを通じて…
おれは、アルトキュムラスの、意思…?

[最後はつぶやくように小さな声だった。]

( 67 ) 2010/10/22(金) 01:40:33

改造好き シャノン

―ピット―

「空中に居る最中には判らなかったが、自身相当気を張り詰めていたらしく、機体から降りる事さえ暫く出来ず、降りる時は転んでどべちゃと機体から滑り落ちる羽目になったのはさて置き。」

『いーねぇ、仕事増やしてくれるぜ全く。
仕方無ぇなぁ、嬢ちゃんは。』

[ばんばんと機体を叩きながら『おっちゃん』が機体を見て回る、けれども言葉と裏腹に実の所笑いが漏れるのを堪えている様で。]

『まぁいいさ、それより早く手伝え時間無ぇ。
コイツをマトモに飛べる様にすんぞ。』

……あぁ、うん、判った。
何すれば良い?

[言うが早いか、被弾故障した部品を矢継ぎ早に取り替えて行く。元々手際は雲泥の差だけれど、ほぼ同時にピットインした2機が気になってきょろきょろと一層、手が遅くなる。]

( 68 ) 2010/10/22(金) 02:00:46

改造好き シャノン

……おっちゃん、何で通信機積んだの?
――それと。あれは何?

『くくっ、悪かったか?なんなら降ろすが随分楽しそうだったじゃねぇか。
けどまぁ、相当な相手に通じるたぁな、俺も予想してなかったわ。』

[飄々とした態度で切り替えされる。
実の所あって良かったと思える程だし、今まで『こう言う事』でおっちゃんが間違った事は無い。]

( 69 ) 2010/10/22(金) 02:01:30

改造好き シャノン

……そ、それはそれとして!
向こうはどうなの?絶対おかしいでしょう!
行き成り核が停止してコントロール不可能だなんて!
見てたんでしょ?おっちゃんは何か知らないの!?

[あからさまに照れ隠しの様に話を切り替える。
何か判れば教えれる、予備法も判るかも知れないと思って聞いたが]

『――ああ、見てた。
悪いなぁ、俺じゃ判んねぇんだわ、嬢ちゃん。
昔一度だけ見たことが有るだけで原因不明、再現性も皆無だったよ。
その後だ、あのコードを入れたのは。注意になるかと思ってな』

……昔って、おっちゃんがワークスメカだった頃?

( 70 ) 2010/10/22(金) 02:01:54

改造好き シャノン

『……さて、と。時間だな。
交換出来る物は出来る範囲でやったが、機体剛性は落ちたままだし、長時間の全速もキツい。
無理な機動を続けた日にゃ加速度的に機体が酷くなって行く。
……ま、聴きやしねーと思うが構わんぜ。
好きに飛んで来い。そうだろ?』

[短時間の作業ではまともな修理は出来ない。けれども無理をしなければ折り返すまで凌げる辺りまでは戻せたようで。
神妙な面持ちのまま、再度コクピットに乗り込む。遅延メッセージが幾許か入っていて、それを耳にする、そしてパネルの操作。]

( 71 ) 2010/10/22(金) 02:02:15

フリーライター アーネスト

[気を取り直して大会の経過を記すキャプションボードに目を向ける。
確定して時間の経った情報は各ブースごとに配信されるが、
発生してまもなくのものや、未確定情報は全体から見える位置にある
大きなモニターの一角にテロップとして表示されていた。
提供されるデータの殆どは観覧席に配信されるものと変わりない。
強いて言えば、速報が入る事と、何か起きた時の情報提供があるくらいの違いだ。]

ああ、よかった。
じっさまは無事のようだな。

[目の前で撃墜されたゴードンがどうなったかを知ってほっとした。
同時にそのときの様子を思い浮かべ首を傾げる。
違和感は、拭えない。

それから後に2機、大会の場から落とされたことを知る。
一機は撃墜されたようだが、もう一機は……?
実際に目で見ていない間に起きたことながら、一瞬行動不能のようにも受け取れて
眉間に皺が寄るくらいには違和感を感じた。

念のためその瞬間のリプレイを見たが、眉間の皺は一層深くなっただけだった。]

( 72 ) 2010/10/22(金) 02:03:16

フリーライター アーネスト

真っ先に落とされたのが、あの殴り込みの兎人…とはな。

[現在進行形のモニタの横に、撃墜シーンのリプレイを映しながら呟く。
大会前に目の前で自信満々に語った兎人をおもい浮かべて眉を下げる。
とてもではないが、笑い飛ばす気持ちにはなれなかった。]

それにカタツムリの子は大丈夫だろうか…。

[やはりコアの防御機能が動かなかったように見受けられた
Marineblue Snailも気になる。]

たまたま、動かなかった…なんてことが2度も続くのだろうか?

[簡易ピットインをしている機体を映しているモニタを見ながら、
再び眉間を寄せた。**]

( 73 ) 2010/10/22(金) 02:04:15

改造好き シャノン

[呟きは、消えて。]

……良し、オールグリーンとは行かないけれど無視できるね。
じゃあおっちゃん、行ってくる。

『ああ、行って来い、無事でな。』

――勝てないかも知れないけど。いいかな?

『構うかよ、お前が納得して飛べればナ』

[ひゅう、と鼓動を落ち着かせる。
全部を飲み込んでくれた様なおっちゃんを横目に、機体を動かす。]

SRF0050後期型-改 サンダーエース。
再発進します!

GO A HEAD!**

( 74 ) 2010/10/22(金) 02:05:09

少年 ロジャー

>>42

え。スネイルの件って、なに!!!!!
スネイルってスネイルネン?マリンブルー・スネイル?

[ゴードンと同じ状況で墜落したと、研究員長が淡々と告げる。
ファフニールのコアの収束も、同じ事象のようだ、と。]

うそだあーーー
そんな、だって、スネイルネンはまだ大丈夫だって!!!!
言ってたのに……!!!

[あの時、シャーロットに、スネイルネンに助けられたのに。
一緒に、行くと、約束したのに。
自分はどうだ。
他のBFの戦闘に気を取られ、あげくの果てに――このざまだ。]

( 75 ) 2010/10/22(金) 02:27:33

少年 ロジャー

シャーロット、ごめんね。スネイルネン…ごめん。

[じわ、と涙が出そうになって、慌ててぐいっと拭う。]

…まだ、戦いたかったはずなんだ。
おれとだって、ちゃんと勝負もしてないのに。
コアが、死んじゃうなんて…ひどいよ。ゆるせない。

[拭った右手を目の前で開く。
自分にできること――――コアを護る、赤い光。]

>>43>>44
[ユージーンが短く、言葉を紡ぐ。
声を聞ける、という返事には、うん、と大きく頷いた。

それから。
自機へ戻っていこうとする黒詰めの背中に、迷いは感じられない。
ロジャーは、黙って口をぎゅっと結んだ。]

(やるしかないんだ)

( 76 ) 2010/10/22(金) 02:36:29

赤貧宇宙人 ニーナ

1(4)3(4)空域・1(3)層―
(1234=東西南北)(123=上中下)

友だちの友だちはやっぱり友だち―――なんて。
たしかそんなフレーズがライブラリに保存されておりましたね、フヅキ?

[取り急ぎピットアウトした機体で、現状どの程度の機動が可能なのか。その確認を込めて飛びながら独り言のように問いかける。その視線が探していたのは、ウィリーの姿と、それと、先ほど共闘したシャノンの姿。
意識を失っている間に別れてピットインしたために、その安否は確認できていない。
できれば無事であってほしいと思うのは、黒騎士に抗するために共闘できる仲間がほしかったからか、あるいは別の理由か。
自分では前者の理由と思いたかったけれど、そもそもフヅキに問いかけた言葉を連想した時点で語るに落ちている気もする。
…どうにも、いただけない傾向だと思う。今はまだ共同で当たるべき相手がいるからいいにしても、いずれ墜とさねばならない相手には違いないのに。
そこまで考えて、思い直す。相手が友だちであることと、勝負に全力を尽くすことは別の軸線にある話だ。ウィリーにも、そう告げたはず]

( 77 ) 2010/10/22(金) 06:17:10

赤貧宇宙人 ニーナ

…ウィリーさん?

[ピットアウト以降、追いすがってきていた有象無象の小型機をおおむね振り切ったあたりで、ようやく一息ついて通信を入れる。
あるいはフヅキに機体制御を頼めばもっと早くに連絡もできたかもしれないけれど、フヅキも連続した過負荷や、ピットインのための自動帰還のことを考えれば、あまり無理はさせたくなかった]

先ほどはお返事できず申し訳ありません。
不肖ニーナ、戦線に復帰いたしました!

[と、まずは先にピットアウトしていたウィリーに無事を報告]

( 78 ) 2010/10/22(金) 06:17:48

夢幻の竜騎士 マリア

―― 東空域 上層 ――

『誰が核を壊したの?』

[甲虫に向かって、オープンチャンネルでマリアは古い地球の動揺のメロディに乗せて聞くともなく聞く]

【はぁん? 何言ってんだ、アタマいかれたかぁ〜?】

[甲虫のパイロットは、銀色のバイザー付け、ガムをくちゃくちゃやりながら虹色モヒカンを傾けた]

『知らない? ならいい』

【よかねぇだろ、ねえちゃん、ちょっと相手しろや】

[甲虫は、角をぶぉんと光らせて近接格闘を挑んできた。
 私は各部署の動きをチェックする。
 被弾した箇所の装甲は辛うじて血が出ていないだけ。
 場所によっては動かない部分もある。
 一番酷いのは右の翼で、上手く旋回が出来ない。
 マリアの感覚器官も範囲がかなり狭くなっていた]

( 79 ) 2010/10/22(金) 06:24:52

夢幻の竜騎士 マリア

[でも、まだ動ける。
 動きが鈍くても、こんなに体が軽くって、
 マリアの目からは甲虫の動きがコマ送りに見える]

[はたから見ればどう見えるのかは知らないが、私はワルツでも踊っているつもりでその甲虫の動きを紙一重で避け続けた。魔道銃からの散弾は当たり前のように避けられて空を彩るが、私たちは大して気にしない]

『あ、ニーナ。もう元気?
 動けるならいいわ。良かったー』

[ニーナからの通信に、喜びをにじませているようなマリアの声が答える。けれどすぐにその声は剣のようなものが加えられ、低くなって]

『……私以外の機体の調査、終わった?
 許せないね。これ以上の被害が出る前に、一緒に落とそう。

 あ、シャノンは違うからね。シャノンは私の友達。
 だから、調べるならサンダーエース以外がいいと思う』

[甲虫が角を振りかぶって幾度目かの攻撃を仕掛ける。
 いちいちオープンチャンネルで叫ばれる技名が煩い]

( 80 ) 2010/10/22(金) 06:34:21

夢幻の竜騎士 マリア

『シルバーコレクターはどう?
 キングが落とされたらすぐに2番手も落とされそうなものなのに、まだ無事だもの』

[マリアからの提案は、完璧に計算された義憤を感じさせるトーンで彩られている。先ほどの不安の色は、声音から排除された]

[マリアの目と右手は、甲虫の腹が眼前に現れる瞬間を虎視眈々と狙っている]

( 81 ) 2010/10/22(金) 06:37:52

赤貧宇宙人 ニーナ

あ…あ、はい…先ほどはお知らせできず申し訳なかったのでありますが、先刻の交戦中、ふたたびコアの強制停止を観測し、その結果コア停止を行っていると思しき機体が絞り込めまして―――

[調査について。マリアの声で問われて、幾分あわてながらも、もとより伝えるつもりだった事実を返す]

( 82 ) 2010/10/22(金) 07:00:17

赤貧宇宙人 ニーナ

―――これは小官からのお願いでもあるのですが、できることならばこの件は現状、内密にしていただきたいのです。

[大会本部の動向にもよるが、大会の中止と言う事態だけは避けたかった。
負けることこそなくなるだろうけど、それでは勝つことができない。そして、勝つことができなくては意味がない。
そう告げようとして、ウィリーには酷な提案だろうかと思い当たって躊躇する。だってウィリーにはそこまで『勝利』に固執する理由はないのだ。そのはずだった]

( 83 ) 2010/10/22(金) 07:00:40

赤貧宇宙人 ニーナ

…ウィリーさん?

[けれど、通信していた相手の様子が、なんだか違ったような気がして、つい、怪訝な声を上げていた]

は、はい。シャノン殿は外して…そうですね。
同様の機能を持った機体が一体とは限りませんし…けれど…

[果たして、そこまで調査してもいいのだろうか。マリアとウィルアトゥワの…ウィリアムのことを知ってしまったときのことを思うと、つい二の足を踏んでしまう。
そのことを口にすべきか、迷う]



[そこに飛び込んでくる、アラート音。流石に、ここまで残っていた機体が、そうやすやすと見逃してくれる、と言うこともないらしい]

…すみません、小官はこれより交戦に入ります。
この件については後ほど…!

[告げて、一時通信を切る。そのことにどこか安堵してしまっているのは、通信していたマリアの声が、ウィリアムではない誰かの声に聞こえてしまったからだろうか。
なんとも言いようのない違和感と、ささくれ立つようないやな予感を、目の前の戦闘に対する集中で押し隠した**]

( 84 ) 2010/10/22(金) 07:01:06

赤貧宇宙人 ニーナ、メモを貼った。 メモ

( A15 ) 2010/10/22(金) 07:04:00

黒詰 ユージーン

―西空域、下層―
[男はピットから出ると、辺りの機体を探す]

 こっちに反応あり。

[男は考える。
赤い光の事を、BFの事を
そして残りの任務を確かめる。
だいたいは終わっていた。
後はどれほどの戦果を上げられるか]

 優勝も…アリか。

[男はトリガーを引く。
赤黒い軸線が、西から南西の空を突き抜けていく。
それに触れた弾幕や機体の爆発音が、その軸線上に響いていった]

( 85 ) 2010/10/22(金) 07:56:50

黒詰 ユージーン

―南西空域、中層―
[男は新たなターゲットを捕捉する。
戦闘機型BF、サンダーエース。
僚機が居ても関係なく、男は戦闘を仕掛けた]

 シュート。

[光が収束され光弾が生み出されていく。
波のように、一波過ぎれば、また波が下層まで押し寄せていく**]

( 86 ) 2010/10/22(金) 08:16:48

少年 ロジャー

―西空域/ピットエリア―

[急いでアルトキュムラスへと戻り、機体の状態を確認する。
機体右側の損傷は大きく、装甲が落ちてはいないものの、sunshowerとdrizzleの発射口がやられている。照準範囲が左側に限定されてしまうだろうが、これはこの短いピットインで直す時間はなさそうだ。
とにかく、rainstormのチャージとバリアの異常がないことを確認だけすると、
計器のチェックに移る。やや重量バランスを欠いているものの、飛ぶことはできそうだ。]

(くそ。アネキがいてくれたら。)

[ちら、と周りを見回す。
ピットにいるBFはどれもメカニックや研究員たちが忙しげに立ち回っている。
人手の確保ができていなかったのは、初参戦で勝手がわからないとはいえ準備不測だった。]

アルトキュムラス、がんばれ。
もうすぐ、長時間ピットインタイムだ。
それまで持ちこたえろよ。

( 87 ) 2010/10/22(金) 09:36:26

少年 ロジャー

――ゴゥン。

[外装甲の落ちた烏羽色が、ピットアウトするのが視界に入る。
一瞬、グレーのピットゲートの向こう、四角く切り取られた青空を見る。]

うん!
おれたちもいこーアルトキュムラス!!!
コアを殺したやつを、探さなきゃ。それに――それを、止めなきゃ。

[空色の瞳は大きく瞬いて、ひとり、頷いた。
ユージーンには、聞こえた声のことをもう少し聞いてみたかった。
アルトキュムラスはふわりとフロアから宙に浮いて、少しだけ傾きながら
それでも滑るように、空へと。気流を捕まえ、ぐんぐんと高度を上げてゆく。
目指すは、―――

ロジャーはスクリーンを全方位モードに切り替え
青空と弾幕の中を白い雲の線を残しながら進んでゆく。]

( 88 ) 2010/10/22(金) 09:47:57

屋台のお手伝い ダイアナ

>>47のつづき)

「誇りはどうなる?」

[黒い人型機体がピットインしたのを見届け一息ついた少女に最年長の男から声がかかる。]

誇りはBigFireと共にあります。だから、撃ち落とされた時には空へと散りますが、中止となって空から降ろされても、空へと置いていかれることはないですよ。
「なるほどな。だが誇りはBigFireだけに宿るものじゃねえぜ。自分の中にも宿るものだ、うん」

[うんうんと頷いて、]

「それぞれの背負っているものが空へと置いていかれちまうのかは分からんが、大会が中止になることはねえだろうよ。何せ長い歴史のある大会だ。色んなことがあった。俺が子供の時には大会途中で殴り込みをかけてきたやつがいたんだ。そいつは(以下長いので省略)」

[長い話をさくっと聞き流した後]

中止は、ない。……なら、良かったです。

( 89 ) 2010/10/22(金) 09:48:36

屋台のお手伝い ダイアナ

[それぞれが何がしか背負っているもののために飛んでいるように少女には見える。
対する自分はどうなのだろうか。背負っているものなどない。流れ者ゆえ故郷は遠く、もう一度会いたいと憧れている者の背も遠く、勝利への執着からもまた遠く、
それでも、飛びたいという思いだけは強い。

近くの観客席から、選手を応援するための花びらをかたどった弾幕が舞っている。]

( 90 ) 2010/10/22(金) 09:58:02

少年 ロジャー

[大会で優勝すること。王者を倒すこと。そんなことを夢みていた、少し前。
ユージーンは「潰される前に潰す」と言った。
確かに、この中に、コア停止の犯人がいるなら、全員を倒せば――]

ううん!!!!
でもそれじゃだめだ!!!!
また誰かが停止させられる前に止めなきゃ。

[コア停止を見過ごして、トロフィーを目指したって意味はない。
その上、アルトキュムラスの現状は、やや心許なかった。
スクリーンの四方に注意を払いながら、
ロジャーの機は高度を上げ―――ユージーンを追って、南西空域へ**]

( 91 ) 2010/10/22(金) 10:14:36

屋台のお手伝い ダイアナ

[いや、一つだけ背負っているものはあるはずなのだ。忘れてしまっているだけで。

大会前、少女は自らの機体の兵装にかけられたロックのことを「解けないロックの謎」と表現したが、実のところたいした謎ではない。
思い出せば済むだけの謎なのだから。

《Indigo Bird》の、もう一つの名前を。

機体操縦部分の下の方にひっそりと存在するパネル。
オンにするとひたすら音声認証を求め続けるパネル。
それに向かって、かつて教えられた《Indigo Bird》のもう一つの名前を宣言すればいいはずなのだ。

それこそが、少女がかつて暮らしていた星域のBigFire乗りが必ず背負っているもの。
真の操縦者以外に弾幕兵装を起動できないようにするための「鍵」]

( 92 ) 2010/10/22(金) 10:19:37

屋台のお手伝い ダイアナ

[それさえ思い出すことができれば、飛ぶために飛ぶのではない、今までとは違う飛び方ができるのだろうか。

彼らのように、背負っている何かのために。**]

( 93 ) 2010/10/22(金) 10:31:44

少年 ロジャー、メモを貼った。 メモ

( A16 ) 2010/10/22(金) 10:43:35

シルバーコレクター ナサニエル・ウエクサ

そうか……。
そちらがその気ならば、こちらも本気で戦わせてもらうからな。

優勝経験の無い、シルバーコレクターだからと言って甘く見てもらったら困る。
覚悟は出来ているか?

[マシマからの言葉には笑顔で応える。確かにBFのコア停止は気にはなるが、それは後だ。
自分に憧れ、気持ちを再び奮い立たせてくれたあの機と戦いたい、そんな気持ちで一杯であった]

( 94 ) 2010/10/22(金) 12:22:08

黒詰 ユージーン、メモを貼った。 メモ

( A17 ) 2010/10/22(金) 12:24:48

夢幻の竜騎士 マリア

―― 東 中層 ――

[ニーナからの通信がマリアに入った。
 コア停止を行っている機体が絞り込めたという。
 大会中止にはしないで欲しいという願いも聞いた]

[何故だろう。
 その通信と、それに対する私の返答は、何かに妨害されているかのように少し遅れ、ノイズが混じってしまう]

『……絞り込め、た?』
『どの、機体?
 流石はニーナ、また、随分、速いね』
(じゃあ、決まりだな。
 それを、一緒に、落とそう。機体コードを、教えて欲しい)

『……ニーナは、中止にしたくない理由が、ある?
 別に私は構わないけど。ここで悪漢を逃がしたら、きっと同じことを繰り返す』

( 95 ) 2010/10/22(金) 18:27:08

夢幻の竜騎士 マリア

[けれど、私が答えを手に入れる前に通信は切れてしまった。
 私は改めて目の前の甲虫に集中する。
 マリアの目と鼻の先を、甲虫の角が通り過ぎた。
 マリアの髪が2〜3本はらりと散る]

【ひぃーやっはー!
 ねえちゃん、その綺麗な顔に傷つけたくなけりゃぁさっさとオレっちに投降しときなぁ!】

[甲虫の音量が大きかったので、マリアは無造作にチャンネルのスイッチを切る。ヒートアップしたのか、ラップのリズムを刻みだす甲虫。対して、マリアは敵の背後にいる黒い機体を捉えた]

『やめとくわ。あなた、趣味じゃないもの』

[クヴォルフィリアから放たれる赤黒い線。
 私達のところにまっすぐ伸びる。
 私は痛む羽をおして大回りでかわした]

【けっ、デートの邪魔すんじゃねぇぞこら】

[自主規制のピー音がかぶさる台詞を次々と吐く虹色モヒカン。さすがここまで残ったと言うべきだろう、対して苦にもせず避けた。けれど、刹那、甲虫の腹がこちらに向く]

( 96 ) 2010/10/22(金) 18:40:30

夢幻の竜騎士 マリア


(宇宙一刀流……)

『食らえ、ビーム居合い――っ』

[私はその懐に飛び込んで、マリアが無理に腰を捻って鞘ばしった]

【ち、くしょぁああああああ】

[虹色モヒカンは最後まで煩く、そしてしぶとかった。
 最後に角が切り離され、マリアを襲う。
 マリアの右手から、真っ赤な血が吹き出た。
 けれど、それまで。甲虫は下界に落ちていく。途中、虹色モヒカンを射出して]

( 97 ) 2010/10/22(金) 18:40:49

夢幻の竜騎士 マリア

[私とマリアは共に首をめぐらせて、光線の発射点に目をやった]

[南東の空に対峙する、クヴォルフィリアとサンダーエース。
 そして白い綿菓子みたいな雲の機体]

( 98 ) 2010/10/22(金) 18:46:54

夢幻の竜騎士 マリア

[名前を呼んで、私はクヴォルフィリアへの助太刀に入ろうとして]

[急に海馬がナノマシンに刺激されて先ほどの様子が思い出される。ニーナに言われた言葉。庇うだけなら共闘ではない。友人は信じなければいけない]

『こども……』

[マリアは白い機体を水晶の瞳に映し、呟いた。
 こどもと戦うのは本意ではな………]

[……いが、仕方ない。
 子どもであれば、機体に寄せる思いは一入だろう]

(あの光に壊される前に落とすぞ、マリア)
『そうね、ウィリー』

[私は南東空域へ、残った片翼をコントロールして向かう。
 血染めの剣を携えて**]

( 99 ) 2010/10/22(金) 18:52:05

大会スタッフ グレン

―― 大会会場/本部より上空を見上げて ――

[第一波。早期にチャンプ・ゴードンが撃墜されたが、それでも5割強の撃墜率はあったのではないか。

第二波。第一波に呑み込まれずに残った、約50機程の機体達。
その中のエース機、特殊機などが牙を剥き、第一波を免れた大会参加者・大会初心者達を呑み込み、特殊フィールドバリアという名の岸壁へ向けて打ち寄せ砕く《撃墜》。

エース機「ペンドラゴン」「ランスロット」、特殊機「ファフニール」、そして大会初参加のラント製BigFire「メテログラフト」も果敢に戦ったがこの時点で脱落する。

観客の覚えが良い所では、
「ダモレスク」「マジカル☆ルナちゃん」もだ。]

( 100 ) 2010/10/22(金) 20:43:31

大会スタッフ グレン

[そして今。第一波と第二波を潜り抜けた機体は、
エース機と事前に注目の高かった、

シルバーコレクター ナサニエル・ウエクサの「ズィルバーン」
"kami-kaze" 真嶋 ススム、白川重機株式会社「白川弐拾参式=改」
黒詰 G-4771 ユージーン・ゴア・シラカイ、GRAVE「クヴォルフィリア」

地上から視認出来る限りでは、以上を含めた十数機程に見えた。
上空での視界からならば、もっと正しい機体数が分かる事だろう。

アーネストも使っていた取材用BF>>1:45->>1:47、「FlashTaker」、その機影の姿は分かり易いとは言え、空に居ては正確な数を紛らわす。正しい残存機体の数は、地上からの視認数から増減するだろう。

今蒼穹に在るのは、
運すらも味方につけた、実力のあるBigFire達だ。]

( 101 ) 2010/10/22(金) 20:54:19

赤貧宇宙人 ニーナ

―南東空域上層―

くぅっ…

[襲い掛かってきた敵機は機体表面のすべてを砲門で覆ったような奇妙な機体。その特異な形状ゆえにか機動力こそ低いが、砲門の数にモノを言わせた迎撃による防御力と、隙間なく絶え間なく撃ちだされる弾幕の空間制圧能力はなかなかのもの。
フルムーンによる相殺が使えないとあってはばら撒かれる弾幕をリトルアースの機動力のみによって交わすことしかできず、スターダストは迎撃され、コメットは照準の隙を与えられない。
墜とされないまでも、組みしにくい相手だった]

…ここで時間を浪費する暇はないと言うのに…!

[先ほどの、ウィリアムの…あるいはマリアとウィルアトゥワの、と表現すべきだろうか…様子も気にかかるし、黒騎士の動向も無視しては置けない。
それに、先刻ウィリーに指摘されるまで気づかなかったけれど、黒騎士の“同類”がいないとも限らない。彼(もしくは彼女)は“シルバーコレクター”ナサニエルが怪しいと言っていたけれど…]

( 102 ) 2010/10/22(金) 21:09:49

赤貧宇宙人 ニーナ

せめて、何かきっかけさえ…

[目前の敵機の弾幕が途切れさえすれば…そうでなくとも、一瞬の照準の隙さえあれば、すぐにでも撃ち出せるよう兵装を用意してあるのに…]


フヅキ、フルムーンの使用限定を一時解除、出力15、解放!

[フヅキの発するアラートが、長距離からの砲撃を感知したのはその瞬間。
一瞬だけ輝いた光球は、けれど弾幕を相殺するほどの威力はなく、ただ機体をほんの少し後方へと押しやった。
その目前を、黒い重力線が通過して行く]

( 103 ) 2010/10/22(金) 21:10:51

赤貧宇宙人 ニーナ

…今!
フヅキ、弾幕兵装甲・丙起動、出力50,40
リミテッドコード・ファストスター…

[間隙なく弾幕を放っていた敵機も、たたらを踏んだように体制を崩し、わずかに隙を作る。
あらかじめ予想できていればそのタイミングを掴むことは容易い。
縦横に宙を駆け巡る赤い狼とは比べるべくもない鈍重な機体を、即座に照準が捉え――]

ルシファア!

[収束されたレーザーの一閃が、敵機の正中を撃ちぬいた]

( 104 ) 2010/10/22(金) 21:11:14

大会スタッフ グレン

[間もなく。
大会の折り返し地点でもある、
長期ピットインが可能な時間が訪れる。

最終的な決戦へ向け、残る機体達に合わせたカスタマイズ、
そして、破壊された兵装の修理などを行う時間として活用される。

あと少し。
今の時間を超え、ピットを行えば、最終決戦…――そうも言えるだろう。

エース機達の勝利?

見事な兵装で敵を薙ぎ払い、ゴードンに致命的一撃を与え墜とした「アンギャルド」?

それとも、驚異的な弾幕の攻撃を凌いだ「リトルアース」?

ファンタジーの世界から乱入した「ウィルアトゥワ」?

いや、勝負は分からない。
それこそ、魔物と恐れられたウミのように、最後まで勝利の行方は分からないのだ。]

( 105 ) 2010/10/22(金) 21:14:57

大会スタッフ グレン、蒼穹に浮かぶ白い雲――アルトキュムラスを見とめた。*

( A18 ) 2010/10/22(金) 21:15:20

シルバーコレクター ナサニエル・ウエクサ

−北側・高層空域−

まずは、機体の損傷状況をチェック……。

[モニターから機体の状況を確かめる。驚くべき事に今まで損傷状況を確認していなかった。
状況を見なくても撃墜される事は無いかという自信があっての事。
それを初めてした、という事は対マシマ戦である程度のダメージを食らうのを想定して]

だいたい30%くらい、か。ルナの野郎、結構持って行ったな……。

[5%はこれまでのルナ以外との戦いで。残りがルナ戦のダメージ]

幸い、ここを耐えたらピットインの時間だ。少しくらい無理をして向かっても大丈夫か。

( 106 ) 2010/10/22(金) 21:16:49

赤貧宇宙人 ニーナ

…復帰は…ないでありますな。
フヅキ、通信を。

[告げて、再度専用回線を開きかけ…一瞬躊躇する。
どうしようもなく膨らむ違和感。
記憶にある彼は、あそこまで攻撃的だっただろうか。短慮とも取れるほどの感情を露にしただろうか。
何かが、おかしい]

…ッ
ナノマシン…?

[記憶の底、最初に『マリア』と出会ったときの光景が、一つの可能性を指し示す。
けれど、そうだとするなら]

…現状では…

[ナノマシンの元を辿っておかしな命令を食い止めるにしても、ナノマシン自体を停止、あるいは無害化するにしても、戦闘空域にいる今は、あまりにも状況が悪すぎる]

( 107 ) 2010/10/22(金) 21:47:28

赤貧宇宙人 ニーナ


『マリアさん』。
そちらの状況を教えていただけますか?
なにをするにしても、今のままでは猶予がなさ過ぎます。
小官がサポートに入りますので、状況の打開を図りましょう。

[あえてオープンチャンネルを使い、表の名前で『彼女』に呼びかける。『彼女たち』を操る筋書きがあるのだとすれば、今はそれに従っておいたほうがよいのだろうと思う。
それに、どこかしら前のめりになっている今の状態のまま、ウィリーから目を離すのは、少々危なっかしすぎる。
周囲の索敵をフヅキに指示して、自身も目視による警戒を行いながら、返答を待った]

( 108 ) 2010/10/22(金) 21:47:35

改造好き シャノン

…ん、少しレスポンスが悪いかな。でも大丈夫。

[機体の感触を確かめる様に、操縦悍を、ペダルを少しだけ動かす。
完全に確かめている暇は無いがとりあえずの感触としては問題無い、後は限界域の場合だけ。
それともう1つと、ニーナに回線を繋ごうとする。ウィリーに聞いた核を止める機体の調査の事など、対処するなり何なり対応を考えなくてはいけないと]

――もしもし、ニーナさんですか?此方シャノンで――

[リトルアースに回線が繋がったかは解らないけど、途中で呼び出そうとする声は途切れる。
『CAUTION』のウインドウと警告アラーム。]

こんな時に、誰よ!

[同時にホログラムに現れるのはGRAVE社のワークス機体――



クヴォロフィリア]

( 109 ) 2010/10/22(金) 21:53:48

改造好き シャノン

…ん、少しレスポンスが悪いかな。でも大丈夫。

[機体の感触を確かめる様に、操縦悍を、ペダルを少しだけ動かす。
完全に確かめている暇は無いがとりあえずの感触としては問題無い、後は限界域の場合だけ。
それともう1つと、ニーナに回線を繋ごうとする。ウィリーに聞いた核を止める機体の調査の事など、対処するなり何なり対応を考えなくてはいけないと]

――もしもし、ニーナさんですか?此方シャノンで――

[リトルアースに回線が繋がったかは解らないけど、途中で呼び出そうとする声は途切れる。
『CAUTION』のウインドウと警告アラーム。]

こんな時に、誰よ!

[同時にホログラムに現れるのはGRAVE社のワークス機体――



クヴォルフィリア]

( 110 ) 2010/10/22(金) 21:54:28

黒詰 ユージーン

[男は烏羽の傷ついた翼で駆ける。
全翼機以上の駆動をすると、翼は落ちてしまうかもしれない。
そんな状況で、男は複数の敵に向かっていく。
サンダーエースの他に、ウィルアトゥワの姿を確認する]

 あのドラゴンか。

[以前のあれは、ウィルアトゥワにも意思があると思っての行動ではなかった。
男は単にマリアもウィルアトゥワも含めて、ドラゴンと言っただけに過ぎなかった。
そんな事は向こうは知らない。
そしてまた、烏羽の翼は、竜と対峙する]

 ほう、戦場で仲間を見つけたか。
いい仕事っぷりだな、お疲れ様。

[男はオープンチャンネルで呟く。
仕事という部分で、男はマリアに、少しは好意的だった。
だからこその共闘。

だが、今は]

( 111 ) 2010/10/22(金) 22:04:04

記憶喪失 シュウ、メモを貼った。 メモ

( A19 ) 2010/10/22(金) 22:04:32

黒詰 ユージーン

[ゴードンもいなくなった。
共同戦線を張るような相手もいるはずもない]

 さあ、戦おうか。

[男はトリガーを引く。
黒い光が、上に、下に、左に、右に。
さまざまな方向から、矢のごとく向かっていく。
当たっても痛みも何もないが、その黒い光の特性は…

その後、男はまったくの何もない空間に、チャージさせた大きな光の弾を一つ浮かべた。
何もなければ、当たるはずもない、その弾幕。
まるで、もう一つの太陽のように、空へぽっかりと浮かんだ]

( 112 ) 2010/10/22(金) 22:09:57

改造好き シャノン

……あんの黒ぱっつんは!!
空気読めないんじゃない!?

[パイロットには見覚えがある。いつか焼きそばを一々踏んで行ったあの男だとそれこそ一瞬で一致させる、同時に何か妙な敵愾心も沸いてくる、それに先の出来事が関係してるかはさておき]

今それ所じゃないの!
それでもアンタに落とされるのは――論外!

[ひゅぱと操縦悍を動かして初撃を回避する、赤黒い火線が機体のそばを掠めるが問題無く、機体の動きも。]

何このデカブツ、しかもセミヌードじゃない。
あんまりニブそうな動きしてると――叩き落とすわよ!

[気持ちが思い切り先走っている。
相手がワークス機だと言うことも半分思考の外。反撃に転じようと、ペダルを踏み込む、きっとニーナとウィリーに回線が繋がっていれば、だだ漏れだったに違いない]

( 113 ) 2010/10/22(金) 22:15:39

夢幻の竜騎士 マリア、メモを貼った。 メモ

( A20 ) 2010/10/22(金) 22:17:12

赤貧宇宙人 ニーナ、メモを貼った。 メモ

( A21 ) 2010/10/22(金) 22:18:37

黒詰 ユージーン

 はっ、空気も何も…
そういうところだろう。ここは。

[男はThe Golden Boughの空を駆ける。
再び装甲の影に隠れた死仮面の口、今の姿からは発射口にしか見えない部分から漏れるそれは。

同空域にいるものにも聞こえるだろう。
亡霊の呻き声のような、金切り音が]

 シュート!

[赤黒い軸線が、先ほどより広く、大きくサンダーエースの鼻っつらに向かっていく。
近くに寄るものも引き寄せて滅ぼすそれは、まるで事故多発現場のような、もの]

( 114 ) 2010/10/22(金) 22:26:27

大会スタッフ グレン、メモを貼った。 メモ

( A22 ) 2010/10/22(金) 22:30:36

黒詰 ユージーン

[男は、シャノンの。
サンダーエースの様子を冷静に伺っている。

赤い光。今までの事例を見るに。
連射は不可能。
だが、撃たれる可能性はある。
今、目の前の相手から。

男は、激昂する声とは反対に静かに、機会を伺う]

( 115 ) 2010/10/22(金) 22:32:51

赤貧宇宙人 ニーナ

…フヅキ、セミヌードとは?

[交戦によって保留されていたとはいえ、だだ漏れて聞こえてきた単語に首をかしげ、フヅキに問う。フヅキからの返答は『回答拒否』だった。『回答不能』や『該当単語なし』ではなく。
そのニュアンスに、なんとなく、またフヅキの過保護なんだろうな、とは、見当がついた。いや、それはともかく]

…シャノン殿は交戦中のようでありますな。
フヅキ、該当機体の所在検索は可能でありますか?

[膨大な情報を感覚的に扱う処理はともかくとして、こういった器用さと小回りが必要になる処理はフヅキのほうが得意だ。
幾度かの通信によってプロテクトがある程度緩んでいたのか、ほどなくして、その座標がバイザーに表示された]

…先ほどの重力線はそういうことでありましたか…
いきましょうフヅキ。うまくすればウィリーさんとも合流できるかもしれません。

[とはいえ、あの出力を見れば、シャノンが交戦しているのも一筋縄でいく機体ではないと見当がつく。
いざ戦闘に突入したときに機体不調などあっては取り返しがつかないかもしれないと、慎重を期して、低速で戦闘空域に近づいていった]

( 116 ) 2010/10/22(金) 22:33:06

記憶喪失 シュウ

――西エリア/高空――
[浮上しつつ、“目標”を探す。開始最初の混雑ぶりがまるで嘘のように、空域を飛ぶBF機体は少なくなっていた]

……ここからが、私の本番。
まずは、“あいつ”を――狙わなくっちゃ。

[決意を込めて、少女は呟く。その脳裏で、先ほど老メカニック達と交わした会話が回想された]

( 117 ) 2010/10/22(金) 22:40:50

記憶喪失 シュウ

――回想・各機ピット――
[少女の背後で、老メカニックのうち弟は修復作業を続ける。
端末で機体データを確認しつつ、兄の方は続きを促した]

……でも、思い出した、と言っても、断片的な事柄だけ。
二十年前、私が居た惑星。『ダレイオスIII』。
この機体のテストパイロットだったこと。
あの兵装――『禍珠』の使い方。でも、使っちゃいけないこと。

『…………他には。』

……それくらい。
あれよりも前、私がどこに居たのか。どこで生まれたのか。
本当の名前は何なのか。
そういった事は、何も思い出せないまま。

( 118 ) 2010/10/22(金) 22:40:55

記憶喪失 シュウ

お爺さん達は、どこまで知ってるの?
この機体と、私の過去。

[少女はじっと、老人を見つめる。僅かに眉を寄せた風だった]

『……先ず、だ。
 あれを使うなってのは、誰が言った。シュウの記憶、か?』

[こくり、小さく頷く。誰かの命令ではない、少女自身の内側から発せられる感覚だった]

『ふむ。『禍珠』は――BFの“核(コア)”に干渉する強制力を付与する装置だ。あれを稼動できるパイロットは限られていてな。
 その一人がシュウ、お前だった、という訳だが……それ以上の事は俺達にも判ってねえ。お前についても同様だ』

( 119 ) 2010/10/22(金) 22:41:04

記憶喪失 シュウ

『……お前がどこから来たのか、どこで生まれたのか。
 『ダレイオスIII』でない事、だけははっきり言えるけどな。
 もしかすると、G.A.社の連中ならそのデータも――』

『兄貴。全部ぶっ壊してった筈だろ?
 あそこのデータも、機体も。ウィルスを送り込んで、機体には強制停止コマンドを送信して、さ』

[一通りの処置を終えたのか、弟の声が二人へと掛けられた。少女は首を傾げ、疑問を口にする]

ん……。でも、私と、この機体は?
漂流してたといっても、実際、動くんだし。

( 120 ) 2010/10/22(金) 22:41:12

記憶喪失 シュウ

……そう、それに!
もう一人、居るのよ。どういう経緯でだか、まるで理解できないけど。あれの設計図を組み込んだとかいう参加者、が。

『……何?』
『……どういうつもりだ?』

わからない。
彼が何を考えてそうしたのか、どんな目的でそうしてるのか。
今も空を飛んでるわ――そう、あそこに。

( 121 ) 2010/10/22(金) 22:41:19

記憶喪失 シュウ、ピット内の大型スクリーンを指差した。

( A23 ) 2010/10/22(金) 22:41:25

フリーライター アーネスト

―プレスシート―

[ピットの様子を聞きたくて、貼り付いている筈のライターへ向かって通信要求を飛ばす。
しかし連絡は取れず、まいったなといった表情で煙草をくわえた。
指先はキーを叩いて記事の下書きを打っている。
その間に、簡易ピットに入っていたいくつかの機体が飛び立っていった。]

インターバル前のラッシュでも起きるかな?

[簡易ピットを映していたモニタを上空の低層に切り替え、
高・中・低と立体に把握できるようにしながら、
指はキーボードの上を絶え間なく動いている。]

( 122 ) 2010/10/22(金) 22:46:17

記憶喪失 シュウ

『……あいつ、が?』
『どういう事だ。どんな繋がりで――極秘機密だった筈、だぞ』

わからないけれど、とにかく。
――戻ったら、私はまずあいつを狙う。
まだ発動はさせてないみたいだけど、これ以上、動かさせる訳にはいかないもの。彼だけは――必ず、落とす。

[二人に告げ、少女は『アンギャルド』に乗り込んだ。
修復はあくまでも応急のもの。万全の状態とは言えなかった。それでも、戦意の昂ぶりは今までに無いもの。スラスタを一斉に解放し、黒騎士はピットを飛び出していった]

       ――回想・了――

( 123 ) 2010/10/22(金) 22:49:21

記憶喪失 シュウ

――西エリア/高空→北エリア――
[優先目標として入力した機体を、センサーが発見する。
望遠で拡大された形状。傍らに表示されるパイロット名。
少女は唇を真一文字に結び、兵装を稼動させた]

『自在剣』、ランス・アサルト。

[両手で握り込んだ形の『自在剣』が、構成フィールドを円錐形延びていく。中世の騎士が馬上試合で用いたような、長い槍の形状へと変化する]

( 124 ) 2010/10/22(金) 22:54:13

記憶喪失 シュウ


――行くわよ。覚悟、しなさい。

( 125 ) 2010/10/22(金) 22:54:37

記憶喪失 シュウ、シルバーコレクター ナサニエル・ウエクサを目標に選択。一気に加速した。

( A24 ) 2010/10/22(金) 22:55:10

改造好き シャノン

当たるわけな――ああっ!

[確かに避けた。それでも機体がズレるように引き寄せられて。
結果、機首周辺を酷く損傷してしまう、当然機首に搭載されている『アストラル』は使用不可能
苦虫を噛み潰した様に改めて、相手より機位を高くとろうとする。]

……全く、乗り手見たいにムカつく機体ね

( 126 ) 2010/10/22(金) 22:59:46

黒詰 ユージーン

[男はひしゃげたサンダーエースの鼻っつらを見て、失笑した。
シャノンに聞こえるように、音声はシャノンに対して開いた回線のみ音量最大にして。

相手が機位を高くとろうとするのを見て、男は機体を低く飛ばせる。
だが、相手の挑発に対して]

 そんな事を言っていると、どこかのブラックホールに巻き込まれるぞ。

[わりと真面目に心配した。
「それって誰がすると思っているのよー!」
機体にGRAVE専用回線からの声が響く]

( 127 ) 2010/10/22(金) 23:11:45

記憶喪失 シュウ、メモを貼った。 メモ

( A25 ) 2010/10/22(金) 23:17:48

夢幻の竜騎士 マリア

―― 南東空域 ――

[私は気流を捕まえ、南東空域へと――
 白い雲の形をした機体へとまっすぐに飛ぶ]

(コアを停止した機体の名が聞けるまで、
 何か少しでも出来ることをやっておかねばね)

『ちび君、覚悟。
 倶利伽羅不動 ―― man ――』

[マリアは動かない右手をだらりと下げたまま、がしゃりと左肩の魔導銃を起動した。ルーンが前方、相手の機体を覆うようにくるくると舞い、ホップしながら襲い掛かる]

[オープンチャンネルで、黒翼の鳥から労いの皮を被った皮肉気な言葉が届く。私は意識にも上らぬほど幽かに口元を緩めた]

(―― おう。
 キミとは、こんな片手間でなく戦いたかったねえ)
『コアを止める機能を持った敵がいる。
 引くなら今のうち』

( 128 ) 2010/10/22(金) 23:18:51

夢幻の竜騎士 マリア

[戦おう、そんな相手の言葉と同時。
 黒い闇のような攻撃が来た。制動で交わそうとする。

 マリアのチョーカーを通じて、シャノンの楽しい声が私に伝わってくる]

[避けきれず、動かないほうの翼にその攻撃が当たった。
 ――シュート。敵さんの言葉と同時に、翼が重力に巻き込まれた]

(――っ)

( 129 ) 2010/10/22(金) 23:28:25

記憶喪失 シュウ

――北エリア/高層――
[戦闘機タイプ二機の格闘戦(ドッグファイト)。
そこでは追いつ追われつ、高速機動を駆使した弾幕戦が展開されていた。ナサニエルの機体が銀の矢を放てば、マシマ機は攪乱兵装で無効化する]

……難しいね。これに割って入るの。
……どこがいいかな?

[ある程度の距離を保ったまま、少女は呟く。と、その時――]

――マシマさん!

[突然前方に現れた炎塊の中へ、白鋼の機体が突っ込んだ。そう見えた瞬間――水鳥の両翼が流れる白刃となって翻る。
縁に帯びた攻勢エネルギーフィールドが、ナサニエルの機体へと襲いかかる]

( 130 ) 2010/10/22(金) 23:30:54

シルバーコレクター ナサニエル・ウエクサ

さて、まずはこうするか……。

銀色の矢の威力範囲を狭め、その分エネルギー密度を上げる。

[指示通りに操作をすると、BFからは一本のレーザーのような閃光が。
マシマの機体を狙ってそれを打つ]

そしてもう一本。

[マシマ機を挟み込むかのようにもう一本レーザーのような矢を放つ]

さてと。
マシマ、君はどうでるか?

( 131 ) 2010/10/22(金) 23:31:05

課長代理 マシマ

[相手はベテランの上位入賞者。
紙吹雪の小細工が通用する相手ではない。
ならば、正攻法で行くしかない。

翼に帯びた光子刃での体当たり、それを実現させるだけの機動力がこの機体の最大の武器。
それ故、装甲やバリアなど犠牲にしたものも多い。

強くペダルを踏み、左後方からタックルをかける。]

…ハァ、……ハァ………

[息が苦しいのは、風防に入った亀裂のせいか。
だが、こんなところで諦めはしない。
機体が完全に動かなくなるまでは、退くことなど考えていなかった。]

( 132 ) 2010/10/22(金) 23:31:21

黒詰 ユージーン

 引く理由などないしな。
赤い光で止められようが


クヴォルが高みに昇るのは、…止められない。

[男は呟く。
BFの核とは別のブラックボックス。

まだわからない事もあるが

ただ一つ確かなのは
このソウルコネクトで伝わってくる昂揚感。


赤い光には負けやしない。
そう、感じた。

烏羽の全翼には、少し悪いと思いながら男は機体を駆る]

( 133 ) 2010/10/22(金) 23:34:41

夢幻の竜騎士 マリア

[ごきり、と体内で嫌な音がした。
 私の体が傾き、白い液体が滴っていく]

『シャノン、平気? 無理なら下がって』

[機首にダメージを負った彼女に、そう声をかけた。
 同時に、ニーナからのオープン回線が届いた]

『シャノンと一緒に、クヴォルフィリアとアルトキュムラスとの交戦中。コアを止めた敵機は分かった?
 名前を教えてくれて、キミが行くならなんとかして行くわ』

(彼らが無実なら、全て終わった後に堂々と仕切りなおせばいい)

[マリアは改めて2機に向かって砲門を構えながら通信を送る]

( 134 ) 2010/10/22(金) 23:36:07

課長代理 マシマ

[チャフ弾は弾幕の拡散相殺のためだけに。

視界の隅に見えた黒い騎士へも牽制のように銀の雪が吹き付けられた。]

( 135 ) 2010/10/22(金) 23:36:47

記憶喪失 シュウ、攻撃のタイミングを計りつつ、通信を開いた。

( A26 ) 2010/10/22(金) 23:40:12

シルバーコレクター ナサニエル・ウエクサ

あとは……。
銀色の炎!

[マシマ機の逃げ道を制限するように、もう一つの弾幕、銀色の炎を打ち込む。
炎がマシマの機に向かい、それを抜けた場所を狙って炎が現れる]

( 136 ) 2010/10/22(金) 23:40:46

【赤】 記憶喪失 シュウ

……いいじゃない、別に。
“彼”も、“マシマさん”も。倒すべき相手なのは変わらない。
そうでしょう?

[そうして、“彼”――ナサニエルから届いていたメッセージへと、「Re:(リプライ)」を付けて返信する]

>>2:*2>>2:*3
残念ながら。
ナサニエル、あなたの回答は信用に値するものではなかったわ。理由は面倒だから、後にするけど。でも、私がここに来ているということは――分かるわよね?
二対一、よ。ここからは。

( *5 ) 2010/10/22(金) 23:40:57

屋台のお手伝い ダイアナ

――大会会場上空/観客席(南西エリア西より・中層)――

[その時、少女の携帯が着信を告げにオルゴール音を鳴らした。相手は先程様子を見に地上へ降りたリーダー]

もしもーし。何か分かりましたか?
『さっぱり分からん。大会本部の建物のまわりに人がたくさんいるんであちこち訊いて回ったんだが』
本部のまわりに人がたくさん?
『おおかた前回チャンプの容体が気になってしょうがねえ面々だろうよ。それで、感触としては……突然動きを停めた機体がいることはまだ知られていないみたいだ』
じゃあ、本部の様子はいつも通りですか?
『ああ、何か非常事態があるからではなく、いつも通りに関係者以外立ち入り禁止だ』

( 137 ) 2010/10/22(金) 23:42:40

赤貧宇宙人 ニーナ

―南東空域交戦空域上方―

…ふむっ…

[少々長すぎなほどの時間をかけて到着したそこ。眼下では既に戦闘が始まっており、ウィリーもシャノンもその機体に少なからぬ損傷を負っている。
そして、空域には、縦横に走る黒い柱と、ぽっかり浮かんだもう一つの太陽。
そのどこかしら異様さを感じさせる空域を眺めて]

…フヅキ、スターダスト起動。
出力10、消滅さえしなければ威力はなくてかまいません。
―――弾幕散布。

[何かを確かめるように、空に星屑を撒き散らした。まるで威力を持たないそれは、観客席から上がる花吹雪を模したものとそう変わらない。これで、柱と太陽のタネが、暴ければいいのだけど…]

( 138 ) 2010/10/22(金) 23:44:16

記憶喪失 シュウ

――北エリア/高層――
[舞い散るチャフグレネード。尤も、少女の狙いにとってはさしたる阻害にはならない。すなわち弾幕ではなく――近接攻撃による、致命の一撃]

[ランスを構え、二機が行き交う軌道の予測点へと駆け翔んだ]

( 139 ) 2010/10/22(金) 23:45:49

黒詰 ユージーン

[女はモニタを見ている]

クヴォルとのシンクロ、92%かー。

今の言葉、案外クヴォルのほうの言葉だったりー?


[女は、GRAVEの研究員だった。
専門は縮退。
その容姿からは女がGRAVEの頭脳の一つとは思われないだろう。

女は見つめる。
烏羽の自爆コードを瞬時に引き出せる頭に、ひんやりとしてなめらかな触感を刺激として与えながら]

あー!
シューアイスはもはや神だわ!

[目の前の売り子は、ものすごい勢いで手持ちの商品を空にした子を*ぽかんと見つめていた*]
―どこかの空の見える場所―

( 140 ) 2010/10/22(金) 23:47:25

【赤】 シルバーコレクター ナサニエル・ウエクサ

倒すべき相手……か。

確かにそうだ。彼らを倒さなければ勝ち上がる事など出来ない。しかし、彼らは相手ではあるが「敵」ではない。

この空の上ではライバルであるが、地上に降りたらBFを愛する仲間同士だ。

( *6 ) 2010/10/22(金) 23:48:26

記憶喪失 シュウ

ふふっ。
ナサニエル、あなたが本当に“シルバーコレクター”の称号に相応しいかどうか。試させてもらうわ。

『自在剣』、Fendez-vous.

[視界を高速で行き過ぎようとするナサニエルの機体。
攻撃のタイミングは計算ですら無く、体感で把握したもの。
円錐形をした大槍の頂点が、その中央を狙い突き込まれた]

( 141 ) 2010/10/22(金) 23:49:16

記憶喪失 シュウ、背部スラスタを噴射、突きを繰り出したまま高速で移動する。

( A27 ) 2010/10/22(金) 23:50:14

記憶喪失 シュウ

――北エリア/高層――
[刺突の手ごたえは僅か。端に引っ掛けた程度か、あるいは防護フィールドに阻まれたか。唇を薄く、微笑の形に曲げる]

――マシマさん、大丈夫? 息、上がってるみたい、だけど。

[旋回しつつ視線を脇に流す。
ブン、とランスを振り、『自在剣』を再び変化。
より取り回しの効く、海賊刀(カトラス)とでもいうべき形状]

( 142 ) 2010/10/22(金) 23:53:50

【赤】 記憶喪失 シュウ

そうね。
忘れていた。

……あなたは、“敵”なのよね。

( *7 ) 2010/10/22(金) 23:54:39

【赤】 シルバーコレクター ナサニエル・ウエクサ

何度も悩んだ。

これを使えば優勝出来るかも知れない、と。そうすれば良かったのかも知れない。
若ければ恐らくそっちを選んでいただろうな。


しかし、他の参加者やあるいはBFを楽しむ人々を見てわかったよ。

結果も大事だが、BFやそれにまつわる人々も大切だと。
それを考えれば、ルール違反のコア破壊をするのは躊躇ったんだ。

( *8 ) 2010/10/22(金) 23:55:25

【赤】 記憶喪失 シュウ

BFを愛するって?
戯言を言うのも、ほどほどにして欲しいものね。

それが本当なら、あんなものを組み込む訳が無い。
これが何なのか、知らなかったって? 知らなかったから罪はないですって?

怖気が走るような詭弁だわ。

( *9 ) 2010/10/22(金) 23:56:30

【赤】 記憶喪失 シュウ

――墜ちなさい、ナサニエル。

あなたは空を翔けるには、あまりにも相応しくない。

[少女の瞳に宿った怒りの色。それは瞬時に――]

( *10 ) 2010/10/22(金) 23:57:38

記憶喪失 シュウ、シルバーコレクター ナサニエル・ウエクサへと、海賊刀の剣先を向けた。

( A28 ) 2010/10/22(金) 23:58:00

赤貧宇宙人 ニーナ

[そこに入った、マリアからの通信。彼女の声は、先に向かえと、そう告げた。従うべきか、迷う]

……了解しました。
はっきりとした確証は未だ取れておりませんが、おそらく黒い騎士…ええと…登録名は…

[そこに至って、ようやくその機体の名前さえ知らないことに気づく。すぐにフヅキからのフォローが入った]

…アンギャルドと名づけられた機体であります。
小官は先に向かいますので、くれぐれも無理をなさらないように…お互い状態は万全ではありません。小官もインターバルまでは生存を最優先いたしますので、マリアさんもウィリーさんもどうかここは生き残ることを考えてください。
もちろん、シャノンさんもですよ!
…共闘を続ける限り、互いの生存が互いの利益となります。
小官はお二人のために生き残りますので、お二人は小官のために生き残ってください。
それでは!

[オープン回線で告げると、戦闘空域からの離脱を最優先とした、コメットの噴射によって、南東空域から離れていった]

( 143 ) 2010/10/22(金) 23:58:06

シルバーコレクター ナサニエル・ウエクサ

[マシマとの戦いの中で、見たことのある漆黒のBFが見える]

……シュウか。
面白くなって来たな。
さぁ、かかって来い。

( 144 ) 2010/10/22(金) 23:58:38

課長代理 マシマ

[小さくひとつ咳き込んだ。
避けきれず掻い潜った焔の熱気が更にコックピット内の環境を悪化させる。]

…平気、この程度…どうってこと無い……っ!?
[聞こえた少女の声に意識が向いた瞬間に被弾。
 薄い装甲が軋むような悲鳴をあげる。

一旦機首が下がり落下しかけた機体を、力づくで立て直し上へ。]

( 145 ) 2010/10/22(金) 23:59:47

【赤】 記憶喪失 シュウ

 “墜滅せよ、空の灯火。”――『レゾナンス・ロスト』。

[ナサニエルの機体――『ズィルバーン』へと黒騎士の左腕が伸ばされ、放たれる。禍々しい虹色。だが、その後に訪れる筈の変化は起こらない]

――っ、これ――ナサニエル、まさか本当に!

( *11 ) 2010/10/22(金) 23:59:56

黒詰 ユージーン

[男は、シャノンと対峙しつつ、マリアにも気を使っていた。
ドラゴンが黒い光によって太陽のごとく光輝く光弾に、引き寄せられていく>>129

しかし、それは星屑となった
空より舞い降りてきた星とぶつかり>>138
消える偽りの太陽。
しかし、その消え方は、太陽そのもののように思わせただろう]

 新手か。

[男は、上から弾幕を張った機体を見つけた]

( 146 ) 2010/10/23(土) 00:00:41

屋台のお手伝い ダイアナ

なるほど……で、これからどうするんですか? まだ調べものもどきでもする気ですか? そんなことやるくらいならササキさんのように暢気に観戦していた方が楽しいと私は思いますがね。

[ササキさん=最年長の男。
相変わらず双眼鏡で北エリアを追っている。マシマ機とナサニエル機のドッグファイトにさっきから興奮しっぱなしである]

……まあ、私もあなた達には世話になっている身、調べものもどきに協力するのも悪くはないと思っていますが。
もうすぐ長いピットインの時間。うまくいけば選手との直接接触も可能ですよ。
『選手との直接接触……そんな方法があるのか!?』

( 147 ) 2010/10/23(土) 00:02:01

【赤】 記憶喪失 シュウ

[同型の機体からの干渉を防ぐ為に設けられた阻止機構。
それが組み込まれているならば、『禍珠』の影響を受けないのは当然。それは同時に――]

あなたの考え違いや、ただの出まかせ、だったらまだ良いと思ってた。でも、これを防いだ、という事は。

( *12 ) 2010/10/23(土) 00:02:30

【赤】 シルバーコレクター ナサニエル・ウエクサ

丁度良かった。

結果的には偶然であったとは言え、危険な物を組み込んでしまったのには代わりはない。
それはBFへの裏切りになるから、私にはもうこの大会に参加する資格は無いと思っている。

この大会を最後に、空からは降りる。

( *13 ) 2010/10/23(土) 00:02:36

赤貧宇宙人 ニーナ、メモを貼った。 メモ

( A29 ) 2010/10/23(土) 00:04:32

黒詰 ユージーン

 むっ、離れていくのか?

[戦線を離脱するリトルアース>>143
何しに来たのか。
そう思ったが、オープンで入ってきた言葉に納得をする]

 共闘か。
それで3人残ったら、次はドラゴンと…名前なんだったか。
お前と二人で屑にするのか?

[データはしっかりと調べてあるので、名前も知っていたが
今対峙しているあいつは名を呼ぶ価値もない。
そう男は思っていた。
オープン回線で伝わるそれは、男の雑感に過ぎなかったが]

( 148 ) 2010/10/23(土) 00:06:31

屋台のお手伝い ダイアナ

一つだけあります。

[相手には見えないにもかかわらず人差し指を一本立てて告げる]

名付けて、差し入れ作戦。

あなた達は私が作った焼きそばを持って行って「焼きそば屋台からの差し入れでーす」とか言いながら選手達の元を訪れればいいんです。

[実のところ、方法はもう一つあるのだが、その方法――知り合った大会スタッフに直接訊いてみる――を告げるのはなぜかためらわれた]

( 149 ) 2010/10/23(土) 00:08:33

シルバーコレクター ナサニエル・ウエクサ

[海賊剣の矛先が向けられる。]

これは良い剣だな。しかし、私にはこれがある……。

銀色の星!

[それは、相手の攻撃を受けとめるバリアーのようなもの。
ナサニエルの機体と剣がぶつかりあった所から星が出てくる。危険な状況で避ければ避けるほど綺麗な星となるその弾幕は美しく。

地上ではシルバーコレクターが危ないというのは知らず、綺麗な星を楽しんでいた]

( 150 ) 2010/10/23(土) 00:10:46

【赤】 記憶喪失 シュウ

そうね。
でも、あくまで偶然だと言い張るつもり。

お爺さん達は知らない様子だった。
ということは、流出した経路はG.A.からなんでしょう。
多分、何かに巻き込まれているわよ。ナサニエルは。

前に言った通り、降りたら、すぐにでも。
関係するものは全部破棄してしまった方が良いと思うわ。

( *14 ) 2010/10/23(土) 00:11:19

屋台のお手伝い ダイアナ、そういえば焼きそばパンも人気だったな、とふと付け足した。

( A30 ) 2010/10/23(土) 00:11:45

記憶喪失 シュウ

――北エリア/高層>>150――
[振り下ろしたカトラスがナサニエルの機体を捉えた。同時に、反応装甲の如く吐き出される星型の弾。黒騎士の装甲に弾痕が穿たれていく]

……これ、くらいっ!

[左手を柄に添え、強引に切り裂く様な加重を掛ける]

( 151 ) 2010/10/23(土) 00:16:31

大会スタッフ グレン、メモを貼った。 メモ

( A31 ) 2010/10/23(土) 00:16:43

フリーライター アーネスト

[高層域を映すモニターが追うのは三つ巴になりそうな戦い。
旧型戦闘機と白鳥のような単翼機に漆黒の甲冑の騎士が割り入る。]

あれが、ゴードンを墜とした――……。

[漆黒の人型BFに別のモニタを寄せる。
そのときに隣のブースから声が聞こえた。
Marineblue Snailが墜ちたときも、ゴードンと同じように赤い光が、と。]

それなら、攻撃したのはやっぱりあの黒い…アンギャルドっとことですか?

[つい立ち上がって隣のブースに問いかける。
隣の記者は、渋い表情をして首を振った。
乱戦だったのではっきりとは追えていないんだ、と。
ただ近くにアンギャルドがいたのはチラッと確認はした、と。]

赤い光ねぇ…。

[どうも、と隣に礼を言って、席に座り込む。
モニターを注視しながら、噛み潰した煙草を灰皿にぐりぐりと押し付けた。**]

( 152 ) 2010/10/23(土) 00:17:20

【赤】 シルバーコレクター ナサニエル・ウエクサ

シュウ。

力になれなくてすまなかった。

私は正義という物は人の数だけあると思っている。
だから、今回シュウを捕まえてどうのこうの、なんて輩の味方にはなれない。

シュウの事情も知らないで一方的に悪と決めつけるなんて、おかしいだろう?

( *15 ) 2010/10/23(土) 00:17:24

記憶喪失 シュウ

それに――この至近距離。悪く、思わないで、ねっ!

[高速起動。最速で発動する弾幕を選択。告げる]

“無作為の中に吹き乱れよ!”――『メルセンヌツイスタ』!

[左手首の『禍珠』から、無秩序な軌道を描いて打ち出される、数多の小型弾。色彩もまた無作為。色とりどりに乱れ舞った]

( 153 ) 2010/10/23(土) 00:19:02

改造好き シャノン

[笑った、アイツ、手間暇掛けて音量まで上げてまで笑った。
自分の判断ミスを笑うのはいい、――この機体を笑う事は。許せない。]



[高位を取ったのは速度が欲しいが為。
そのまま黒烏に向けて急降下はするが、撒く『ガトラル』は牽制程度。
そのまま下に抜ければ、可能な限り速度を殺さずクヴォルフィリアの後に付け様とする。]

……残念、こんな所で落ちるわけには、行かない。

( 154 ) 2010/10/23(土) 00:19:30

【赤】 シルバーコレクター ナサニエル・ウエクサ

さっきの言葉と矛盾するようで何だが、シュウはここで優勝したらそれでBFから降りるのか?


結果は別として、BFに乗るのは楽しくは無かったか?
少なくとも才能はかなりある方だ。そのままでは勿体無い。

( *16 ) 2010/10/23(土) 00:21:02

フリーライター アーネスト、しばらくしたらゴードンの様子を見に行こう、と席を立つ用意を始めた。**

( A32 ) 2010/10/23(土) 00:21:08

赤貧宇宙人 ニーナ

いいえ?

[離脱する直前。オープン回線で入ってきた男の声に、さも当たり前のことのように返答する。
そう、当たり前だ。もちろん、情が移っていないといえば嘘になると思う。けれど、共闘を終えた後どうするか、どうなるか、は、それとは別問題だ]

ふたりと、ではありません。その時がきたのならば、お二人とも、小官が撃墜します。
そのためにここに…この大会に来たのですから。

[自分がこの空にいる理由はずっと変わらない。この大会に、勝ちに来たのだ]

…もっとも。それがお互い納得のいく形であればいい…とは思いますが。そのための共闘、と言ってもいいかもしれません。

[告げながら。小さな機体は、空域の最上層から、黒い騎士の姿を探していた]

( 155 ) 2010/10/23(土) 00:22:04

シルバーコレクター ナサニエル・ウエクサ

ほぉ、あの星を受けてもまだ残っているとはな。


それならば、これはどうだっ!

[先程マシマに打ったのと同じレーザーのような矢を三本続けて打つ。
三本のレーザーでシュウ機の逃げ道を塞いだと判断したナサニエルは四本目の矢を打つ。]

食らえっ!

( 156 ) 2010/10/23(土) 00:24:27

【赤】 記憶喪失 シュウ

――まさか。

“私”――“あたし”は、失ったものを取り戻す。
それまで、この手を止める気なんてない。

あの“Golden Bough”に届かなくても。
それでも、それを目指せという声が、聞こえ続ける限り。

( *17 ) 2010/10/23(土) 00:25:51

夢幻の竜騎士 マリア

―― 南東 ――

[私の翼をへし折ったのは、黒い太陽のような光弾。
 ぎり、と私は無い歯をくいしばるように歯軋りした]

(……強いな)
『ここばかりにいられないのに――』

[もがいて、上手く照準が定まらない。
 そうしているときに、ニーナからの援助が入って、私の肉体は自由になる]

『……ありがとう』

[その礼は、肉体の解放と敵の名を教えてくれたことに対して]

[マリアは姿勢を徐々に白くなりつつある顔色で、
 もう一度砲身を定めなおす]

『堕ちて。
 倶利伽羅不動 ―― sigel ――』

( 157 ) 2010/10/23(土) 00:25:55

赤貧宇宙人 ニーナ、メモを貼った。 メモ

( A33 ) 2010/10/23(土) 00:27:45

夢幻の竜騎士 マリア

[力強く、一気に弾幕が360度広がって、アルトキュラスムと黒い鳥に収束しようとする]

『ぐずぐずしていると、また誰かのコアが落とされる』

[マリアはそんな風に台詞を紡ぐけれど、
 私は魔導銃の反動でくるくる宙返りをしていた]

『3人が残ったら』
(――その時がもし来るならば。
 その後なんてもうどうだっていい)

( 158 ) 2010/10/23(土) 00:27:50

屋台のお手伝い ダイアナ

[差し入れ作戦の是非はともかく、リーダーも彼以外の仲間二人も、それに少女自身もお腹がすいてきているということで。
そろそろ地上に降りてご飯にしよう、ということにはなった。
通話を終えると、空に向かって伸びをしつつ一言]

誰が勝つのかなぁ……

[そもそも、それを見届けに来たはずなのだと、自分に言い聞かせるかのように――]

( 159 ) 2010/10/23(土) 00:29:23


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夢幻の竜騎士 マリア
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20回 残1133pt 飴飴
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5回 残1806pt 飴飴
少年 ロジャー
15回 残1310pt 飴飴
記憶喪失 シュウ
28回 残895pt 飴飴
シルバーコレクター ナサニエル・ウエクサ
10回 残1614pt 飴飴
赤貧宇宙人 ニーナ
26回 残509pt 飴飴
改造好き シャノン
12回 残1403pt 飴飴

犠牲者 (2)

前回の王者 ゴードン (2d)
青の娘 シャーロット (3d)

処刑者 (1)

兎人 クロノ (3d)

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戦士ババルウ イター
0回 残2000pt 飴飴
大会スタッフ グレン
3回 残1823pt 飴飴
屋台のお手伝い ダイアナ
13回 残1305pt 飴飴
フリーライター アーネスト
7回 残1556pt 飴飴

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