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【そしてスライドする:恐るべき子供達】)
>>581 喰
……嗚呼、行こう。
――そしたら、レム。色々な所へ。…僕と。
(二人でとは言えなかった。…勇気が、足りない。)
……そうだね。 もうレムは走れるようにもなる。
だったら、沢山食べても平気だ?
(くすくす、と。 冗談めかした笑いで、否定する様子を見ている。 こんな日常の風景ですら、いとおしい。 いや、いとおしいのは。)
……三人でも止められない。
駄目だよ、レム。それじゃあね。
(相手の指をとったまま、赤くなった相手にも構うことなく。)
【個人END いつかのどこか】
[あれからどれくらい経っただろう? そう思う程度の時間が経っていることは確かだった。小麦粉と卵をかき混ぜる腕を少し休めて、オーブンの様子を見る。膨らみかけた焼き菓子の群れが、鉄板の上に並んでいる。]
[ポケットを叩いても、もうクッキーは出てこない。しかし、それが何だというのか。シルシなんてなくっても、この両手からは、無限にお菓子が出せるじゃないか! お菓子に魅入られた少女は、今日も厨房でくるくると踊る。小麦粉が、卵が、砂糖が、クリームが、果物が。少女の掌で、色鮮やかなお菓子へと姿を変えていく。]
[砂糖漬けの宝石達を、そっとバスケットに詰め込んで。少女は汚れたエプロンを脱いだ。「いってきます」と弾んだ声を響かせて、厨房を、店を、飛び出す。向かう先に居るのは、悪夢を共にした仲間。]
[幸せの音のするあの場所へ。手を取り、笑って、歩き出す。甘い香りを振りまいて、少女は今日も生きていく。**]
>>580 >>584 喰
[昔よか大きくなったけど、まだ小さくて。折れてしまいそうな背中を強く抱きしめて。]
――頑張ったな。よく兄ちゃんやりきったな。偉いぜ。
レムにもヨシュアにも言わねぃから、泣け、泣け。
たんと泣いて。大きな男になれ。おまいなら、なれるからよ。
[だから今は泣いていい。泣くのは子供の仕事。涙を拭うのは、大人の仕事。つづいた言葉には思わず目を丸くしたけれど。]
オッサンは、とある娘にずーっとこれから先も先約済みだが。
なら、傍でおまいらずっと見守るよ。
大きくなるまで、沢山泣いて。笑って。大きくなれ。レムと一緒に、な。
[優しく笑ってもう一度、貴方の頭を撫でた**]
>>589森
…………。
それは、あっちに着いてからのお楽しみ、だろう?
[相手を見おろしてじっと見て沈黙の後。充血した目で笑って言って誤魔化して]
[ひとしきり泣いた後、ようやく準備に取り掛かった。
手を取り合って約束の場所についただろう。
そしてそれはまたその後お話し──**]
>>581 喰
…実はね。僕が笑えるようになったのも、君のお陰。
……僕が心配性になったのも、君の所為だ。
…僕が最初に心配したのは、君だったんだよ。
君はとても人に優しくしてくれた。 それこそ、自分の身も顧みずに、だ。
>>喰
……君が傍で止めてくれないと、
僕はまた頑張っちゃうから。
ずっと、僕の傍に居て欲しい。
(――微笑んだままに、そういう。 それがどう受け取られたのかは――神のみぞ、**)
【そしていつか。】
[白の衣装と、花吹雪。]
[大きな大きなケーキと、祝福の鐘。]
[そしてかつての君達と共に―。]
[幸せの響きで、皆に幸あれ。]**
【それからどうした】
[妹のリハビリをしたり。妹と一緒に居るためにギルドに泊まったり、家を保つために帰って掃除や保全をしたり。
エスコバルから資材や器具、それから部屋の権利までも受け継いで、
ちゃっかりと研究員見習いとして収まったり。今まで以上にちょこまかと子鼠のように忙しく走り回ったり。かと思えば、巣に篭るように部屋に引っ込んだり。
足の治った妹とヨアと一緒に走ったり、ダンスをしたり。親友の手伝いだってしたり。
事件の後はそんな生活を送ってたっけ……]
あは、……何でだろうなぁ。
あの後の事は何だか凄く楽しくって笑いながら思いだせる。
[変わらぬ笑い方。けれど、笑いの調子も高さも落ちついたものを響かせて。くつくつと口元を抑えて思い出し笑い。]
[「ジラさん、お願いします」
そんな呼び声に「はーい」と軽い返事を一つ、トンと軽く揃えた資料の束を抱えて。舞台の袖から壇上へと歩み出る。]
さて…、ではこれから「シルシと能力の関係性とその除去法に関する研究成果について」を発表させていただきます。
[明朗な声が会場に響いた**]
【その後らしいもの】
[あの森へと行きたいといったのは、家族へと別れを告げるためとか、今まであったことの報告とか、野ざらしだった村にお墓を作りたいとか、何よりも、自分を拾ってくれた彼のことを伝えたかったとか、いろいろ意味があったのだけど、結局のところ言い出せたのかはわからない。]
[ただ、森から帰ってきた少女は、前よりもよく笑うようになって、よく怒るようになって―これはいつも通りなのだけど―、それから、またまえみたいに、拾い主に転がるように走っていく姿をみるようになった。]
[今日もまた―]
ヨシュア!あなた、この間また倒れてたでしょ!レムが心配してたんだから!
それよりも、…ね、テイラーさんみなかった?
ジラをつれてどこかにいってるってきいたけど、全然みなくって。
今日はシトロンさんのところにいく約束なの。
…みたらおしえてね。ぜったいよ。ぜったいだから!
[**]
>>596/融
うん! 一緒にね、ずーーっと、ずーーっと一緒にいこうね。
ヨシュアくんと約束したんだから、あたしスッゴクがんばるからねっ。
[お兄ちゃんとも約束したんだから、なんて満面の笑みで。]
……お兄ちゃんの妹だもん。ヨシュアくんとかけっこしたら、あたしが勝つようになるんだから! だから一杯、ヨシュアくんのお菓子と、ヨシュアくんがおいしいっていうお菓子食べるんだっ。
[少しだけ、むくれたような声で。赤い頬のまま繰り返して、]
じゃあ、あたしがとめに行くよっ。三人と一人と、もう一人と![もちろんそれは兄で、]
だから、ヨシュアくんは――……。
【とある時間軸:ソロエンド】
(そのまま、青年は椅子を立ち、その部屋を出て行こうと――したところで、)
(踵を返し。)
(椅子の傍に置いてある、三匹の人形を軽く撫でてから)
…今日は仕事の後、行く所がある。帰っていてくれ。
(「どちらへ?」)
【始まりに向けて】
[――事件の後。
通う治療院で壁に掴まりながら歩く練習をする彼女の姿を、誰か見たかもしれない。最初は壁に縋って立つのが精一杯で、1m歩くのが精一杯で、だけど、一週間。一ヶ月。
お風呂には1人では入れるようになったかもしれないけれど、]
『ねえ、アッシュ。新しい石鹸草が――
[甘えたい盛り。友達を誘ってそんな約束を取り付けたり。約束を実行に移したり。]
『こんにちはー! シトロンさん、"いつもの"クッキーくださいなっ
[お菓子が、お菓子作りが好きなのは相変わらずで。]
『――ヨシュアくん! あのね、こないだのマフィンなんだけど、
[上手くいったものは満面の笑みで、兄や友達に配って回って。]
『あ、テイラーさん。教えて欲しいんですけど、この本のね、
[その傍ら、勉強だって欠かさなかったんだ。学院に通って、キチンと勉強を教わり始めて、最初は試験なんてものに四苦八苦していたけど、]
『おじさーんっ。みてみて! あたし、優もらったーっ!!
[そのうちそんな生活にも慣れて、年の割には優秀、なんて褒めてもらえるようになったんだ。]
[だってふたつ、出来た夢があるんだから、頑張ってる。]
『バル先生、お久しぶりです。ルナお姉ちゃんもお元気ですか?
今度、先生に教えてほしいんです。先生になるのって――
――それから、好きなひとのお嫁さんに、
[一年。彼女は転んでも膝をすりむいても、絶対に諦めなかった。一度"転んだ"彼女は"立ち上がって"、今ここにいるんだから。そう、みんながいるからヘイチャラだ。]
[そうして。11歳の誕生日を迎えた日。誕生日プレゼントは、]
『――パパ、ママ、おじさん、 お兄ちゃん、ただいま!
[小さな家に自分の足で歩いて帰って、出迎えてくれた兄に飛びついたこと。
小さな家の扉は開いていて、そこから伸びる道はどこまでも、どこまでも遠く続いていて、原っぱにも、ダンスホールにも、教会にも、港にも、森にも、どんなところにも繋がっていて。]
( ねえ、 どこに行こう? どこまで行こう? )
[彼女が"歩いていく"道は、どこまでも、どこまでも。]
[歩き出すって決めたから、彼女の旅は雨天決行、だけど今日も晴天上々。だって隣には兄が、友が、大好きな人がいるんだもの!]
[つまりは、そういうことだ。彼女の立つその場所が、
彼女の未来地図の、始まりの地点。**]
【嵐が過ぎて――、】
[白い煙が風に流されてゆく。白いそれはあっという間に風に攫われて、冷えた外気に溶けていく。思えば色々あったものだ。禁書が盗まれ、一度は死と憎悪を味わった。それがこれこの通り、生きている。]
[シルシから解放されて、]
[狐に娘を嫁がせる嵌めになったり、]
[色々あったが。]
[今は愛する娘(と婿。まだ認めたくないが)の家と、可愛い兄妹の家に寄る途中だ。今日はあの小難しい顔をした少年も遊びにきてるらしいから、途中で街一番を目指す菓子屋の少女の店に立ち寄って。 珍しく男自ら甘い物を買った。]
――嗚呼、甘い。甘い。
全く俺らしくねぃな。だが。
上々よ。上々よ。
[吐いた煙草の煙が流されていく。風の吹き抜ける街。その向こうに愛する者達がいる。こんなに幸福な老後でいいのだろうか。まあ、いいか。儲けもの。儲けもの。]
――上々の人生よ。
[空を見上げて、煙が巻きあげられた空に。笑った。**]
――僕を待ってくれてる人の所に。
(「……ゴチソーサマデス。」)
(ローブを翻し、今日も不正を
叩きのめしに行きながら。**)
【結構後の話】
[後片付けやら、約束やら色々終わった。行きつけのお菓子店にも挨拶に行った。友人も見送った。そして──約束の場所にも少女と共に言った。そんな事件が終わってから大分時がたったある日。]
[昼でも暗い森にあったのはランタンを持って歩く男の姿、視線は上下左右色々なところをキョロキョロと探して危ないことこの上ない。既にどこかで転んだりすりむいたりしたのか、服は所々汚れたり擦れたりしている。]
ふうーー…久しぶりだなこの感じは。
最近研究が忙しかったし、今日は思う存分やるぞ…!
[はっはっは!と、男の笑い声が森に響く、と同時に驚いた鳥や獣が少し騒がしくなった。1人で空しいなんてことは全くなく、男の顔は瞳はらんらんと輝いて、表情は至極幸せそうであった。]
[既に手にした容れ物は結構な重さで、途中お土産にケーキを買ったりしながら、帰る頃には一杯でまた怒られるかもしれない。今日も男はがらたくを拾う、変人と言われようと、誰に何を言われようと。そこに物が落ちている限り──**]
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