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次の日の朝、鋼の剣士 フィランデン が無残な姿で発見された。
"鋼の剣士"は、死んだ。
「腹を剥がされて」、死んでいた。
犯人がついに、"シルシ集め"を始めたのだ。
最早一刻の猶予もならないこの時に、魔術師ギルドが用意したものとは、
──処刑の希望を募るための、投票箱だった。
信じるべき者を信じ、疑うべき者を疑え。
能力を背に、
さあ、戦うのだ。
現在の生存者は、謎の雑貨屋 フランベル、飛んで火にいる ジラ、夢喰らい レム、お菓子の友 シトロン、微笑む ミルティーユ、腐ったジャム メアリー、ほらふき懸巣 ハウ、がらくた拾い テイラー、森に生きる アシュレイ、融通の利かない ヨシュア、剣山 オルナ、批評家 エスコバル の 12 名。
[誰かの部屋の前。通りがかった男は、
閉められたままの扉に付いた換気用の小さな窓から、手に持った何かを投げ入れる]
…。
[そして、その場から足早に立ち去った**]
[早朝。]
[その日も少女は眠れぬ夜をすごしていた。
子供の肌に似合わぬくまを目元に作り、犬もつれずに小箱を膝に向かったのは【会議室】。]
[ぎ、と扉を押し開けて。]
[息を呑んだ。]
【医務室】
(――その後、はっと覚醒した。 まだ醒め切らぬまどろみの中――固くて冷たい床と扉の感触に、ばっと飛び起きて)
―― ……ッ!!!
レム……ッ、
(何をしてしまったのかを理解すれば、慌てて飛び起きる。ふらふらとまだ頭痛のする、けれど眠ったお陰で少しクリアになった頭を支えながら――)
(舌打ちしながら、慌てて身形を整える。何事もなかったかのようにしなければ。)
ここ―…は、やく、行かないと。もうこんな時間……くそっ、
(ぷるるるる。)
投票箱の設置(会議室)と同時に、ギルドよりきみたちに新しい情報が渡されました。
●名簿の配布
…容疑者リストが全員に配布されました。投票箱の隣にもあります。
●新たな能力の発現
…闇に姿を隠し、血を欲するという能力が、変異として現れた可能性を示唆しました。
●犯人探しのための能力
…「奪われたシルシの魔力を探す者」「遺体に付着したシルシの魔力を調べる者」「魂の遺言を聞く者」「遺体に自分の魂を移す者」の存在が示唆されました。
―――
(震えたのは、医務室の魔術内線の音。 それに目をやれば――)
……… はい。
(それを、おそるおそる手にとって――暫しの後、表情は、驚愕に変わって、 **)
[体がカタカタと震える。引きつったような呼吸。
その震えは容易に動かぬ足へも伝わった。
ズ、とずれて床へと転げる小箱。ふたがはずれて散らばる白墨。]
あ…… 、 あ、 っ、ぃ…… や、だ ……、
[車椅子の車輪はその白墨を轢く事はない。傍らに犬はおらず、車輪を回す両手はあふれる悲鳴を押さえ込むように、口元をふさごうと、]
[震える手は間に合わない。
甲高い悲鳴が、ギルドへと響いた。]
[その悲鳴を聞きつけたギルド員に、医務室へと引きずられていったのは別の話。**]
【2F廊下】
[長い廊下に、幾つも開いた窓。その中のひとつを限界まで開け放ち、窓枠に両肘をついて、ぼんやりと朝の空を眺めていた。]
……こういうこと……だったの?
初めから――もしかして……
[シルシを剥がされて死んだ者がいる、という話は知っている。顔も知らない相手だったけれど、もう言葉を交わすことさえできない。――そして。]
………。
[手にした投票用紙を見下ろす。弱々しく首を振り、くしゃりとポケットへ押し込んで。]
【建物のどこか】
[小さな部屋、隠れるようにして手元の紙を眺めている。今朝手元に着た物だ。眉根を寄せて僅かに歯噛みし]
―馬ッ鹿野郎、なんて事させるんだよ…。
[怒りや悔しさ、悲しみ―それを内包した難しそうな顔で、手元の紙を握り潰した]**
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