550 証を負う運命の話
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これからの方針を話し合うから待て、と言われてから一日を過ごしたきみたち。
──早朝を迎え、ようやく伝えられた方針とは、耳を疑うべきものだった。
"シルシの魔力無き者に、禁書を探すことは困難である。
よって、能力者同士疑い合い、犯人を見つけ出したまえ。"
さて。
そうして、ギルドへ文句を言うきみたちのシルシを、
だれか"犯人"は見つめるのだった。
どうやらこの中には、村人が4名、人狼が1名、占い師が1名、霊能者が1名、狩人が1名、狂信者が1名、公証人が1名、憑狼が1名、求婚者が1名、血人が1名いるようだ。
鋼の剣士 フィランデン
【屋上】
……………。
…… "見つけ出したまえ"、か……。
[よく晴れた日だ。
早朝の太陽が、雲から出て──腕を枕に、仰向けに寝転がる彼の目に、光を当てる。彼は、少し目を細める。]
……そんなこと、言われたって。
[片腕を太陽に向けて掲げれば、その掌は、光を遮断した。]
電報配達人（村建て人）
●諸々
特殊役職について未だに不明になっている点が多いので、一日目の内に追記するつもりですが、何か疑問に思った点がありましたら（特殊役職でない・ある）にも関わらず匿名メモにてご質問下さい。
電報配達人（村建て人）
●襲撃メモについて
襲撃メモ（遺体状況、おおまかな襲撃の様子など？）を貼る・貼らないは狼陣営に一任します。
必要な相談を行う場合はPL会話が活発でも構わないので、結論が出次第、匿名メモにて教えて下さい。
【赤】 謎の雑貨屋 フランベル
[夜が明ける少し前]
ふっ……難儀なものか。
そんなことはありはしない。謎を解き明かすことの前には、そう、如何なるものとて障害にはなりえない。
[暗がりへ向けて呼びかける。そこは待ち合わせの場所。人目に触れぬ密会の場]
まぁ……阻むとあらば何であれ除外するけれど？ そしてそのためには……さて、どうしようか？
融通の利かない ヨシュア
【調理室】
（じゅー……じゃっじゃっじゃ）
……………………。
（物思いに耽った表情の少年。 「これじゃあ何も手につかない」とでも言いたげで、そんな深い溜息を吐きながら）
（しゃっしゃっ じゅあああああっ ボッボボッ）
（塩胡椒を軽く、フランベ。 素早く火を回して、鍋の中身を宙に放り投げた後――）
（鍋で中身――肉と野菜――をキャッチして、かぽ、と蓋をして）
融通の利かない ヨシュア
…………どうしてこうなったんだろ。
（蓋の隙間からたぽたぽたぽたぽと鳥の出汁を注いで、また蓋をかぽ！と落とし）
……。
（溜息。 然し、他にも着々と――これは料理、カレーだろうか。 料理をしていた方が落ち着くだとか、少年はその類の人間だった。）
飛んで火にいる ジラ
【調理室】
>>1 融
[朝。お腹が減ったから何か作ろうとでも思ったのか、調理室の方へとやってきたら。既に中で何かを作っているような音。ひょこ、と顔を覗かせながら]
あれ、誰かいる……って！！ヨシュア！
お腹減ったんだけど。
[二言目で飯の催促をしやがった。]
【赤】 腐ったジャム メアリー
[その"シルシ"は、定められた運命だとッ！
その"能力"は、「わたし」を暗示するとッ！
その「運命」とは、「暗示」とは──]
【赤】 腐ったジャム メアリー
──「顕示欲」「傲慢」「イチゴ」「貪欲」「自己中心性」の暗示。
その能力は、"バッド・ジェリー"……
ある占い師は、こうも言った。
──「瞞着」「裏切り」「豪胆」「七面鳥」「籠絡」の暗示。
その能力は、"スコッチ・ヴェール"……
【赤】 腐ったジャム メアリー
[それは自己紹介を終え、闇の中から姿を現す。]
──来てくれて嬉しいぜ、同志？……
顔も知らなかった、共謀者……
てめーかよ、俺みてーな悪どいことを考える能力者……
[口の端がぶるぶる震えて吊り上がり、くく、き、き、と、闇に紛れない、白い歯を見せて、微かに笑い始めた……]
融通の利かない ヨシュア
>>3 飛
（――顔を覗かせれば、彼方に向けて、いや、厳密に言えば、彼方の来た方に向けて聖印を突きつけていた。）
……―っ、
…なんだ、ジラか。
（見たこともない随分と思い詰めた様な表情をしていただろうけど、すぐにさっと鍋の方に向直って背中を向けてしまい。）
…パン焼けてるか、オーブンみて。
配膳の手伝いしたら食べていいよ。
取り合えず20セット。
（多かった。 声の調子は、少し疲れているぐらいで、いつもと変わらないように聞こえた）
飛んで火にいる ジラ
>>4 夢
え？あ、レムも来たんだ。
……お腹減りすぎてて気づかなかった。
[いつの間に後ろに。と言いたげに、後ろから顔をのぞかせる相手を見降ろした。]
【赤】 謎の雑貨屋 フランベル
>>*4
ぶっ……くくっ……！
[仰々しい名乗り口上に噴いてた。だが声をだして大笑いすることは許されず、必死に噛み殺すことしばらく]
あ、あくどいとは失礼な……私は単純に、禁書という謎を紐解きたいだけだよ。それ以上でも以下でもない。うむ。
私の希望はさておき、だ。君のことはなんと呼んだらいいかな、相棒？ どうも私の知っている人と一致しない気がするんだが……。何が、というと口調が？
融通の利かない ヨシュア
>>4 喰
（彼方の時は、既にちらと視線だけ向けて――車輪の音でわかった。）
嗚呼。 レムも。
ジラと一緒だったの？
うん。 まだここに残ってるギルド員の人達と、…ここに残らされた皆用のを。
勝手に作ってただけなんだけど。
いいよ、座ってて。
（「ジュースでも飲んだら？」と、背を向けて。卓上にはオレンジの絞り汁に氷を入れたものがたっぷりと並んでいた。 かなり早朝から用意していたのだろうか。）
ほらふき懸巣 ハウ
【中庭】
[各々にとって不安な一夜が明け、ギルド上層部から申し渡された方針は受け入れ難いものであった。]
――………。
[胸中に蠢く暗雲とは裏腹に、晴れやかな朝日が正直憎たらしい。中庭に無言で立つ男の足元には、もういつかずっと其処でそうしていたのか数多の煙草の吸殻が落とされ何度も踏み潰された痕があった。]
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