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>>54
(ようよう躙り寄ってきたタオに表情を緩める。
ふとした時や、あの時以外は年相応に見えるのにな、と心のうちでひっそり思った)
……何訊いてんだか、まったく。
(顔を寄せられての問いかけに、まごついたように口の中でもそもそと返す。
そして一瞬黙ったのち、腕を伸ばして更に彼を抱きよせたまま、小さく頷いた)
(無言のまま、少し甘えるように頭を擦りよせ、タオの髪を指で梳くように撫でる)
それでも、僕にご主人様という君は、ヘンだね。
(そう言い終わる頃には着替えは終わって。オズマの質問に、ふぅんと小さく声を漏らして、暫し考える素振りを見せる)
先ほど聞こえた遠吠っぽいのは、やっぱりティラエルなのかな。
だとしたら…これから、だよね。
(オズマの目が自分を探っているのはひしひし感じたが、それすら彼にとっては「面白い」事でしかない)
オズマは…ホワイトさんがどうして死んだと思ってる?
(突然話を変えるように、亡き添乗員の話を持ち出した)
嫌みの一つも解らないんですか貴方は。
(さっくり切り捨てておいて。)
…
(話題を逸らされたような気がするが、何も言わない。そして、端的に答えた。)
人狼。
(ティラエルは1人激しく雨の打ち付ける森で立ち尽くして居た。最早目に光は無く、ただただ絶望だけしか宿らない。自慢の三つ編みがぐしゃぐしゃになるのも構わずに立ち続ける他無かった………。)
…ああ、嫌味だったの。ごめんね、気付かなかった。
いいんだよ、僕をご主人様と呼んでも。
(けらけら笑いながらオズマを見やる)
君の目は本当に正直だね。
ティラエルが庇いたかったのもわかる。
人狼、そうだよね。
(その答えで合ってるよね、と微笑んで)
ご遠慮させて頂きます。
(冷たい目できっぱり返した)
…何を言ってるんだか…
(ティラエルが庇おうとなどと言う話は一笑に付して流す。ありえない、と。)
で、それが何か?
(いきなり人狼の話を持ち出したのにも意味があるのだろうと、先を促す。)
残念、さっきの録音しておけばよかった。
(くすくす、つれない態度はそれだけで楽しいと、そう言わんばかりの笑みが絶えず漏れている)
僕は見ていたから、ね?
僕が君に命令した時、君を庇う溜めに自分で裸体姿になったことも。僕をどうあしらえばいいのかアドバイスしたのも…ティラエルだろう?
何の為に君に鎖を握らせたと思ってるんだい?
(まずは一つ。その事実を突きつける)
……それだけだよ。
(それはヒントの一つなのだろう。ヒントなのだからそれ以上は自分で考えろ、とそういう事だった)
…?
(きょとんとした様子で目を瞬いて。それから吹き出した。)
…くす…
何をおっしゃるかと思えば。
(声をあげて笑う。)
僕を庇うため?
どこからそんな思考が出てくることやら。
見ていたならご存じでしょう?
貴方を喜ばせないためだと。
ご自分が、貴方を喜ばせるのが嫌だから、唯々諾々と従ったんじゃありませんか。
少しでも嫌がる素振りを見せたら貴方は喜ぶと、ご存じだったんでしょう。
それが…
庇うため?
(再び笑い声を上げ。)
まぁ、解釈するのは人の自由ですけどね。
(自分が気づきかけていたことを、強引に気づかないよう不必要なほど強く否定していることには気づかない。気づかないようにしていた。)
……ぷっ。くくく、あははは、っ!
くくっくっくっくっ…君っ、何…っ…くく…
(返ってきた返事に腹の底から笑いがこみ上げる。何処まで似ているんだろう…と、隠さず、それがオズマにとって不快な笑みであろうとも笑い続ける)
僕が何を持って喜ぶかなんて、君も!ティラエルも、わかるのかい?
あはは、笑わせてくれるよ、本当に二人とも!
君は言葉だけが全てなのかい?
行動の中の真実を見ない振りして…自分から悲劇を招くつもり?
(気持ちの封印などさせない、と、笑い声は嫌悪感をも与えるかの如く、部屋に響いていた)
(笑うヤブラスを冷ややかに見つめる。)
いえ、正確には、「ご自分だったら何に喜ぶか」だったでしょうね。
ご自分も、貴方も、他人に嫌がらせすることに楽しみを見いだすと、そう位置付けていたようですから。
僕は、あの方に従うだけでしたし…ね。
(ふっと笑う。
そもそもが、違うのだ。自分は、ヤブラスがどう思おうが、関係なかったのだから。ただ、ティラエルの邪魔をしないよう、できることなら助けよう、と。それしか考えていなかったのだから。)
悲劇…か。
(ぽつり、と繰り返す。
何を今さら。そんなのは、もう、関係ない。
自然、笑みがこぼれる。構わないのだ。あの人さえ、傷つかなければ。
オズマはヤブラスに、吹っ切れたような微笑を向けた。何も、思い残すことはない。
それは、この場には、あまりにもふさわしくない表情だった。)
僕がいやがらせ、ねぇ。…
(暫くの沈黙。その後に「そうだね」と肯定した。オズマの言葉を聞く、表情を見る。そして考えた。まだ熟していない二人の思いを、完熟させる方法。今のままでは面白くない。…そう、面白い訳がなかった)
仲間意識を持たれていたのは分かっていたけど…
(彼は僕の何をみたんだろうね。と呟いた)
彼を助けられるのは、君だけだよ。
どっちも、死ぬのは御免だからね?
(清々しい表情を見て、その内の気持ちを探るようにかけた言葉だった。そのまま部屋を出ようと扉に向かうために背を向けた)
えぇ、知っています。
そして、僕が放っておくとでも?
(口角をあげて、笑う。まだ僕が行動を起こさないと思っているのだから…この医者も甘い。)
…僕が聞きたかったことの答えはいただけませんでしたが…
十分理解できましたので、もう結構です。
(静かにそれだけを呟くと、床を蹴ってヤブラスの背後に迫る。その手には、護身用ナイフ。今度は躊躇わず、その背中を斬りつけた。
一見、とても、命を奪える傷ではない。が、地がにじみ出るのを確認すると、一旦刃を収めた。)
(背中を向けたときから、その覚悟はしていた。
何故なら、そうさせるように仕向けたのは、自分がオズマにかけた言葉も一つにあるだろうから)
…っ!
(別に超人でもなんでもない。痛覚は人並みのもの。服を裂き皮膚を裂いたその衝撃に、びくんと体を大きく震わせて。服に滲む血の感触から深い傷じゃないことはわかる)
僕を殺します……か?
(振り向いて、そう微笑んだ)
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