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[ナタリーの店の、どこか心配性な陰を持った店主の顔を思い出しながら]
業務に支障が出る分は後で補填が出るかもしれない。
全てが終われば、その辺の話もあるだろう。
[やはりどこか外れたような話を、ナタリーや他の仕事を持つ者達に対して交わした]
なんで。
[と、約束の内容に問い返す幼い私は。
口元を血で汚し。
全身を血で汚し。
がたがた震えながら居て。
伯父は、腕を押さえていた手で、私の頭を撫でて。
私は、今し方食い千切ろうとした伯父の腕の傷を。
恐る恐る手で押さえて。
泣きそうな顔をして、何故か微笑む伯父の顔を見上げたのだった――]
昔は湖って凍っているのが普通だと思っていたけど。
実は珍しいみたいだね。
[この村からただの一度も出たことのない青年は、平然とそう告げる。村の外のことは、書物や絵画で知っているだけ。文字を読むのだって、そんなに得意なわけじゃないし]
観光地になって人が沢山集まれば、
この村も賑やかになるのかな。
大きな道が出来たりしてさ。
[わくわくとした面持ちで話す。気晴らしにこんな話題を持ち出したことも忘れて、人の集まる村の風景に想いを馳せた]
ミーシャさん、酷いや。
僕は立てこもったりしたことなんて、……ある、なぁ。
[さらりと話題に出されて、少しだけ不満げに口をとがらせるも。彼女の言葉はもっともだったので、結局苦笑を浮かべることとなる]
いいね。家族って。
[愛しげな姉の顔に、呟きが零れる。嫌味とか嫉妬とかではなく、それは純粋な憧れで]
僕は仕事を終わらせてきたから、暫くは心配ないけど。
[本当に気になっているのは、補填とかそんなことではなくて]
……あ。
[その声を遮るように。窓のずっと遠く、向こう側から、獣の遠吠えが聞こえた気がした**]
[ドラガノフのピッチにつられるように。
何杯目かわからないウォッカを飲みながら]
観光になりそうな話…ね。
[人差し指を唇に当てて、しばし考える]
「一年に一度だけ…
湖のどこかに、氷の華が咲く」
そんな話が
凄く凄く古ぼけた本に書いてあったわ。
[この村の森や湖、井戸なんかに明るい話は、聞かない。
自分が知っているのは、ただ、それだけ―――]
私も見た事は無いし
それ以上の情報はないのだけれど
もし本当に咲くのであれば
見てみたいわね。
[その幻想的な光景を想えば、自然と表情は柔らかくなっただろう]
[ロランに頷き返すと]
――実は……
皆さんに、お伝えしておかなければならないことが
……あるんです。
[女主人は、何やら言い辛そうに目を伏せて――
暫くの沈黙の後に、再び唇を開くだろう。]
此処へ集まって頂いた皆さんには、
ある『疑い』が掛けられているんです。
――勿論、あたしにも。
――ヒトを喰らって生きる、獣です。
昼間は人間の姿をしていて、夜になれば本来の姿を現すと謂われています。
……その人狼が、村の中に紛れ込んだというのです。
[其処で一旦、女は言葉を切る。]
[先ほどまでの笑みは一変。
グラスをぎゅっと握り締めつつ、アナスタシアへと視線を向ける]
――人、狼………。
[研究者として、人狼探しに協力させたいのか。
それとも村の出身ではない異端として疑われているのか。
その両方なのだろう、と]
そう…
そういう事、なのね。
[そっと、息を吐いた]
[静かに首を振る]
噂の真偽は、わかりません。
ただ――あたし達は、人狼ではないかと疑われている。
それは、確かです。
(……それに、あたしは――)
[言い掛けて、口を噤む。
まだ、本当に人狼がいるかどうかなど、わからない。
むやみに不安を煽るような事は……]
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