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―宿 1日目―
ふわぁ。
[眠そうな目を擦りながら、一階へと降りてくる。
揚々と酒を飲む男の姿が一番に目にとまった]
おっちゃん、随分派手にやってるなぁ。
[豪快にストーブへ足を投げ出す姿に、ニイと笑い。
猟師の彼と、樵の父。森で生活を立てる彼らは、親交があったようだ]
僕は朝ご飯をください。……え、もうお昼だって?
[寝ぼけた顔でずれたことを言えば、訂正する誰かの声が挟まれるか。誤魔化すように頭をかくと、席に付いた]
[しばらく、じっとそれを見つめたあと。]
[5・6本ほど持って、家の中に入る。]
[暖炉に薪を放り込むと。]
[ふと、思い出し。]
[ポケットに入ったままの、ぐちゃぐちゃの封を切ってみる。]
[ざらっと目を通し。]
[それから。]
[ライターの火を灯すと、暖炉に放り込んだ。]
―使用人部屋―
[胸の奥を、つんとした痛みが襲った。
――多分、それは、身体の調子の悪さからきたものでは、なくて。
両親を失った後のくすんだ世界の中で、唯一と言ってもいいくらいの光があったこと。
それを、久し振りに思い出したから、だろう]
[ゆっくりと給仕服に着替えると、使用人室を出る]
おはようございまーす。
[精一杯の明るい声を、その場に響かせる]
『――/――.――――。
早朝から靄がかかっている。
例年に比べ濃い為、そのうち濃霧になるやも。』
[研究日誌に、まずそれだけを書き込む]
………
他の事は、ここに居ちゃわからないわね。
[日誌にお手製の栞を挟み、ミニデスクから離れる。
ベッドに腰掛けて、編み上げブーツの紐を締めなおした]
[下にある食堂へと降りて朝食を取った後もその場に居れば。
釣りを終えたドラガノフがやってくる。
来たと同時にオリガへと酒を注文するのを聞けば]
ふふ
ドラガノフさんは、相変わらずね。
[オリガと二人で顔を見合わせて、笑ったかもしれない]
― 宿 ―
[宿への道すがら、掌サイズの雪だるまを作りながら。
振り返れば無数の雪だるまが並んでいる]
うう、冷たい。
[わずかな雪でも降れば、すぐ埋もれるだろう。
かじかんだ手で宿の扉を開ける]
こんにちは。
[宿を覗けば、食堂兼バーには見知った顔がいくつもあっただろうか]
あらら、みなさん、お揃いで。
[ぱちぱちと瞬きした後、驚いた顔のまま、言う]
あさからお酒ですか?
寒いですしね。
[イライダと目を合わせて小さく笑う。
視線の先にはイヴァン。少しだけ息を呑んだ後に]
朝でも、お昼でも、
とにかくご飯をもってくればいいのね?準備するわ。
[まずは酒をドラガノフに差し出し、その呑みっぷりにいつもながら感嘆する。
その後はカウンターで軽食を用意し、イヴァンの所へと]
― 宿の自室 1日目 ―
[部屋割りには特に希望を持たなかった。
階段側を男性陣が押さえた方が何かあった時にいいとは思ったが]
(その何かとやらを、仮定として持ち出すのも、な)
[他の人の希望を優先して最後まで残っていれば、
ぐらいの気持ちで部屋を用意してもらっていた]
昨晩は、賑やかだったな。
[イライダの話は新鮮で、村の特に若者達の興味を惹くのには十分だったようだ。彼女やアナスタシア達に賑やかさは任せて、自分は邪魔にならないように控えながら、時折会話に加わる程度にしていた]
村の若い人間が老人を交えずにこれだけ集まったのは、いつ以来だ。
[村から逃げるように出て行く若者が増えた事で、
こうした集まりは周りの目もあって自然なくなっていた]
(姉さんやサーシャ、ミハイルのように普段あまり人前に出てこない人もいる)
[子供の頃は考えもせず、想像もできなかったような事がいくつも起こる。こうして頭を悩ませるような事も]
面倒なことなど、ない方がいい。
[部屋に篭ったまま、何度も読み返した本を拾い上げて頁を捲った*]
おはよう、イヴァン
もう……お昼と言っていい時間だけど、ね。
[まだ眠そうなイヴァンを軽く茶化すように、挨拶。
それから、ローズジャムを一口。
そして、暖かいティーを一口]
ペラ…
ペラ…
[古ぼけた革表紙の本を捲る。かつて彼の友が命を落とした街の古本屋で買い求めたその本は『人狼とそれに狂れたもの』と背表紙に書かれていた]
(――――… お前は…)
[街人から埋葬すら拒絶された遺体を眺めたあの日を思い出す]
[パチパチと薪がはぜる音を聞いていれば。
やってくるのは]
あら……、ナタリー。
外はやっぱり寒いかしら?
[外から来たせいか、何時もより少し頬の赤い彼女を見て。
ひらひらりと手を振った]
何になりたかったんだ。
どうしたかったんだ。
[村を嫌い抜いて飛び出した彼は、肉の一遍さえも拒絶されてこの村に帰ってきた。
この村から出ることなどできなかった。
彼が悪いのか、あの街が悪いのか、それとも―――]
この村が、悪いのか。
[...はこの村が嫌いではない。けれども]
好きだった、わけでもない。
[朝から本を読んでいたらいつしか昼になっていたようだった]
ああ、食事を忘れていた。
[ボロボロになった本を枕元に置き、ベッドから起き上がると部屋を出て1Fの食堂へ]
おはようございます。
[食堂にいる人達に対して軽く頭を下げて挨拶し]
何か軽いものをお願いできますか。
[空いている席へと腰を下ろした]
[適当な席を探しながら]
アナスタシア、なんか暖かいの……ええと、紅茶ください。
[丁度イライザが見えて。
他人が飲んでいるものは美味しそうに見えた。
そのまま、彼女の近くの席に腰を下ろす]
寒いですよ。
今日はことさら寒い気がします、ほら。
[雪だるま作りで冷えた手は、早速しもやけじみて真っ赤だった]
[パンと紅茶とヨーグルト。
卵を焼いて、香ばしい匂いはそのままに皿に盛る]
はい。
朝から食べてないなら、ゆっくり食べた方が良いわ。
[イヴァンの前に食事を降ろし、一言告げた]
こんにちは、ナタリーさん。
そうですね、お客様も結構いらしてるみたい。
[賑やかになった宿を振り返り、そんな事を言う]
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