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無頼 陣 は バーサーカー に投票した。
ゲームマスター は バーサーカー に投票した。
監督者 ルーサー は ラナ ヴラニェシュ に投票した。
メイド セリア は バーサーカー に投票した。
望月 胡蝶 は バーサーカー に投票した。
滝川 志乃 は バーサーカー に投票した。
ランサー は バーサーカー に投票した。
ラナ ヴラニェシュ は バーサーカー に投票した。
バーサーカー は ゲームマスター に投票した。(ランダム投票)
セイバー は バーサーカー に投票した。
バーサーカー は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、滝川 志乃 が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、無頼 陣、ゲームマスター、監督者 ルーサー、メイド セリア、望月 胡蝶、ランサー、ラナ ヴラニェシュ、セイバー の 8 名。
―森林公園―
[光の渦が溶け消えて、尚。
その場でずっと座り込んだまま、動こうとはしなかった。
ゆっくりと立ち上がったのは、それから随分と経ってから。
其れ程に時間を掛けても、酷く身体は重い。
膏薬で幾らか戻したとはいえ、魔力が全快しているわけではないし
――…嗚呼違う、そうじゃ なくて。
ひやりとする感覚に、胸元が酷く涼しいとはたと気付いて――
漸く自分の格好がなかなか酷いものだと再度自覚した。
請求したら、弁償してくれるんだろうか。
…いや、別に服の一枚ぐらい構いやしないが。
少しだけ躊躇して、けれど結局は黒の上着へと袖を通す。
随分大きいその袖を簡易に折り整えて、ショルダーバッグを再び下げ直した。
ひょこりと、トナカイが顔を出す。どうも不機嫌の様子に苦笑した。
…押し伏せられた際に随分と身体をぶつけたらしい。]
――行こっか。
[その小さな頭を指先で一度撫でて、離す。一先ずすべき事は決まっていた。
彼も言ったとおり、教会も最早安全と言い難いが――
仮にも争いを禁じられている場所。ただ拠点に居座るよりはマシだろう。
長い上着の袖の下に隠された、令呪のある位置へと視線を落とす。
この戦争が終わるまで、如何にして令呪を守りきる事。
…流石に、無頼のような力は持っていない。否、持っていたとして
他人様からサーヴァントを奪えるとも、無理に奪おうとも…思わないが。
其れが彼の望みなら、…少なくとも、おめおめと死んでやる心算は無い。
焼け跡以上に荒廃した元森林公園を後に、教会の方へとゆっくり歩き出す。]
――…、
[もうまもなく教会も見える頃、令呪から伝わる熱にふと、足が止まった。
…何故か随分と魔力が薄れている、が。確かにサーヴァントのもの。
小さく舌打ちを零す。
気配は、ひとつ。どうやらマスターは周辺に居ない――らしい。
否、正しくはこの気配が無頼のものだとしたらその限りでは無いが
…それは無いだろう、先に深手を負わせたばかり。同時セイバー組の線も薄い。
穴子さんの良心が…多分別行動を控えてくれている。 筈だ。多分。
今の今で、彼女を放置していたらそこらの通行人の身包みを剥ぎ出しかねな…
――いや、流石にそれは誤解かもしれないが。
ならば、消去法で残るのは――ランサー。
彼なら不意打ちにマスターだけの所を襲う事はしないと、思うが。
…自信は、ない。]
…、賭けに出るしか、無いか。
[この先教会へ至る道は、一本。
大きく迂回すれば無いことも無いが、今の状態で単独で動くのは危険だし
(無頼からはともかく、胡蝶から身包みごと令呪を狙われている身だ。どうしてこうなった。)
理由は知れないが、相手の魔力は随分と落ちている――
ならば、やり過ごす事も強ち出来なくは、無い。
暫し逡巡。――意を決して、通りへと一歩踏み出す。
少し離れた先そこに佇む男の姿を捉え、無意識に掌を握った。]
[月夜の下、石を眺めていれば……ふと気付く人の気配。
無言のままゆっくりと振り返り、視線を向ける。]
……前に、会いましたな。
[もう、何日前になるか。
いつかの場所で出会った、一人のマスター。]
死にぞこないの首でも、殺りに来ましたかい?
…嗚呼、覚えてたんだ。
[前にあったのは、いつだっけか。最近の筈なのに随分と前にも感じる。
あの時は、まだユーリもエラトも 居た。]
――まさか。
マスターだけで、サーヴァントの首なんて取れる自信ないもん。
…死に損ない?
[そういえば、令呪越しに探るだけでは判りにくかったが――想像以上に相手の魔力は枯渇している。
訝しげに眉を寄せる。サーヴァントがその状態に至る事などそうそう無い筈だ。
在り得るとすれば、例えば。 魔力の供給が絶たれている時。]
…ねぇ、貴方のマスター… 滝川さんは?
そうかい?
ま、そうだとしても……だ。
呼べば、如何とでもなりましょうや。
[死に損ないと聞き返されれば、ククと笑う。
何、自分で言っておいてなんだが、言い得て妙だ。
生きろという言葉と令呪で、今自分は此処にいる。
それでも、夜明けと同時には消える身だろう。
泡沫の亡霊、それと何が違うというのか。]
滝川……志乃は。
―――死んだって、話で。
[本当に阿呆ですわ、と。
小さく呟き、夜空を見上げる。]
…どうともならないから、言ってんの。
[溜息。尤も其れは相手に対する呆れではなく、自嘲にも似たモノ。
初めからその心算なら、深夜1人でサーヴァントの前に出るなど無謀な事はしない。
…呼ぶべき相手はもう居ないのだと再度思い知って、僅か、握る掌に力が籠もった。
…と、続いたその言葉に僅かに心臓が跳ねる。
死、んだ。彼女が。
――成る程、目の前のサーヴァントの魔力が枯渇しているのも
死に損ないの言葉の意味も同時に理解する。
如何にして未だ留まっているかは知れない、が。]
……、…おにーさん。
まだ此処で生きる気は、残ってる?
[一つ、息を吸って。短く問いを向ける。
灰銀を相手へと向けたまま。無意識に上着の胸元をぎゅうと握った。]
―――そうかい。
[如何ともならない。
この状況で、それが意味する事は一つ。
この先に在るのは教会。
成程、英霊が居ないのならば停戦区域は最初に目指す場所。
ここで、お互いが出会ったのもある意味必然といえる。]
生きる気……ね。
もしそれがあるとして、だ。
[相手の問いかけ、それを静かに聞いてから。
静かに、低い声を以て返答する。]
この場でアンタを蹂躙して、魔力を奪おうってぇんなら……どうしますかい?
[相手には十分此方の身の上も知れただろう。
この時間帯に教会付近にいる事も、よく考えれば道理だ。
静かに返る言葉に、一度灰銀を瞬いた。]
蹂躙?
…そういう人にはみえなかったけど。
[そういう趣味?
とばかりに視線を向けるのは相手の上から下へ掛けて。
上着の襟元を握って、深く羽織り直す。]
その場合は、謹んで願い下げ。
――首まで取れなくたって、“死に損ない”から
自分の身を守るぐらいの覚悟と…手段はあるよ。
[此方だって、生きる心算でいるのだから。]
クッ……ハッハッハッハッ!
脅しにもなりゃしねぇかい。
[慣れない事はするもんじゃねぇ、と。
口の端を吊り上げ、声を上げて笑う。]
いやいや。
今ので逃げ出したり命乞いを始めたりするような奴なら、
話にもなりゃしねぇってもんで。
[ひとしきり笑えば、先程よりも鋭い目付きで。]
それで、だ。
アンタの覚悟ってなんですかい。
何を胸に燈して、俺に対して声を掛けたんで?
…普通の人なら、十分脅しになってたかもしれないけどね。
[豪快に笑う男を見上げて、僅かに肩を竦める。
まったく恐れなかったと言えば嘘になる。勿論、それに対する答えに偽りは無いけれども。
…しかしながら、蹂躙すると言われて怯まない女性はなかなか稀少だと思うのだ。
そういう事に妙に縁の多い夜だと思う。――服は破られるし。]
…私の覚悟?
武人の貴方からしたら、大した事じゃないかもよ?
[向けられる視線に、まっすぐ灰銀を返す。]
――ある人が、私に生きろって望んだから。
その望みを叶えるために、私は最後まで諦めてやらないって決めた。
…だから例えば、先の貴方が言うみたいに蹂躙とやらの危険があっても
生きるための可能性が上がるなら、――声を掛けて悪くは無いでしょ?
成る程、アンタも……か。
[奇しくも重なる、互いの理由。
嗚呼、もしも之が天命という奴ならば。
中々に、奇妙な物だ。]
……悪くない、嗚呼、悪くねぇですな。
[死地の向こうにこそ、道がある。
意思の向こうにこそ、希望がある。
それを踏み出せる阿呆なら……。]
そんじゃ、之が最後の質問ですわ。
―――アンタの、望みは?
――「アンタも」?
[その言葉に、ぱちりと灰銀を瞬く。
それはつまり、目の前の相手も同様と言う事。
ならば、本来消えても可笑しくないだろう相手が、未だこの場にいる理由は。
…否、推測の域を抜ける事は無いし、其れを根掘り葉掘り聞こうとは思わない。]
私の、望み?
…過去に犯した過ちを無かったことに――したかった、んだけど。
[ずっと其れを望んできた。けれど。]
…今は、ちょっと違うかな。
[全ての願いが、破壊に繋がっている と。
イカロスに、言われたから。否定したいからでは 無くて。
――あの過ちを認めて一生罪を背負っていくには。未だ重い。
出来うることならば、今でも――叶えたいと、思っているけれども。
それ以上に、叶えたい願いが 出来た。]
…まぁ、大したこと無いよ。
私に「生きろ」って言った人が――最後に言うだけ言って
返事も聞かずに帰っちゃったもんだから。
ちょっと、文句言ってやりたいだけ。
[相手の疑問の声には答えず。
相手の願いを聞けば、笑いを噛み殺す。
きっとコイツも……、
身勝手な男の一言に振り回されたんだろう。
嗚呼、なんというか直感だ。
いつの世も男は手前勝手な生き物で。
それならまぁ、文句を言う手助けぐらいは、
男の一人としてするべきだ。 ]
………本当に、奇妙なモンで。
[奇しくも、再び重なる。
ひっぱたきたいと、そういった志乃の声。]
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