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[ユウトの姿は見えずとも、十字架を握り締めて、心は常に共に。
そして聞こえてくるユウトの名前。
無事がわかって。
頑張ってるのがわかって。
ただただ祈る。]
――ユト……
[呟きは風に流れて。
少しでも、貴方に届けばいいと。]
[ピンクの袋のピンクのリボンを解き、中身を広げる。
でてきた黒のエプロンを早速付け、くるりと回って見せた]
ありがとな。とっても似合ってる。
ん、エレノア。作り笑いしても誤魔化されんぞ。
明日いきなり転校するから寂しいだろうけど、
オレが「大丈夫」っていってるんだから信じろ。
[つかつかと側に歩み寄ると、微笑みながら言った]
[すっかり見抜かれていて、ドキリ。自分のベッドの上に座りながら]
うん、でも、でもね。
…やっぱり寂しい…。
[そばに寄ってきたフェイトに縋る]
[ふと。いつもの声が、なによりも愛しい声が、聞こえた気がして。
激しい風鳴りのなか、小指に結んだ髪に、目を落とす。]
……大丈夫。
まだ、いける。どこまででも、いける。
[限界を超えて、その先。心はなぜか穏やかで、冷静で。自分が勝つためになにをすればいいのか、支えられているように、体が動いて。
残り2周、1周、最後の周回。ゴールから1(6)km前、唐突に。響く、声が]
こ、こ、だ、ろぉぉぉ!
[背中を、押した。人差し指が、とととんと、踊る。
一気のアタック。決まれば勝利、押さえられれば、そこでおしまい。結果は――+表+]
[ゴール手前。
試合終了間近の緊張感。
十字架を握る手に、汗がにじむ。]
――…大丈夫です。
[祈るように、届けるように。
そっと口にして。
そして、迎える最後の。瞬間。
ユウトの声が、聞こえる――]
[残り1km。他の9人が最後に備えて、一瞬力を貯めた、その瞬間。
一気に全力で踏み切って、10m。たったの10mだけど、引き離してしまえば。
あとは、風が防いでくれる。]
負けてやらない。負けてやらない。
ルヴィにいったんだ、何処までも、いけるって……
[真っ白になる頭の中、目の前にゴールゲートが見えて。
…――誰よりも前で、腕を突き上げ駆け抜けた。
桃色の髪を、その小指に結んだ腕を。]
[残り1km。
ひとり飛びぬけたのは、]
ユト…っ
[ゴールゲート。
突き上げられた腕。
小指に結ばれた自身の髪。
スローモーションかのように、目に映る。]
……ユト…
[聞こえる歓声に、緊張が切れて。
その場にへたりこみそうになったけれど。
にじむ視界の先に、ユウトを収めて。
今すぐにでも、駆け出したい思いだった。]
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