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いや、なにいってるか判らないよそれ。なにその小足みてから余裕でしたって。
[聞き流した方がよさそうだ、とテーブルに据え置いてあったポットからコップにお茶を注ぐ。麦茶だ。
それをこくこくと半分くらい飲んだあたりで『葛城の相方』という単語の意味をおおよそ理解し。]
■$※△#!!???
[盛大に噴いた。]
[壁に跳ね返った軟球は、あらぬ方向へと跳ね返る。拾う気はなく、視線でも追わなかった]
……八つ当たりのつもりか。
[自分に言って、また息を吐く]
……はぁ?
[山田を見る目が、思い切り怪しいものを見る目つきになった]
山田。
あんま下らんこと言うてると、今日、食事抜きな。
[とりあえず呆れておいた。
手には御手洗のところに届ける分の食事の乗った盆。
取り敢えず、結城と一緒ということは203だったか。
その扉を叩いてみる。返事はない。遠慮なく扉を開けた]
まぁ、お前が負けた要素は多分、心の中でどこぞの誰かがレッツゴージャスティンとか叫んだからじゃねぇかな。
[異次元会話は続くよどこまでも。
ちなみに天元絶壁TWIN-SEAは画面全体攻撃の癖にゲージ3/4持って行かれる意味不明の技と、投げ無効という意味のわからない特性があったりする。マジパネェ。]
何の話って……お前が葛城の相方ってだけだが。
お互いかなり理解しあってる感じだしぴったりじゃねぇか。
付かず離れずでそれができてるってのはスゲェっちゅう話だよ。
なによぅ。アンちゃん機嫌でも悪いの〜?
[不愉快そうな目つきになった双海に肩をすくめた。]
何よ何よ。
別に、アンちゃんに食べさせて貰わなくたって、ご飯くらい自分で何とかするも〜〜ん。
[思い切りふてくされて、ぷいとその場を立ち去る。
女の子らしい服を着て、女の子らしくお料理して、女の子らしく周りとはしゃいでいる。
もしかしたら、いつのまにか自分は、双海に嫉妬していたのかもしれない。]
[...は、料理は勢いだと思っている。
杏と違って、その辺、かなりファジィ。単に、細やかな料理ができないともいう]
……よし。
[ひととおり、サラダの準備は終えた。海苔はとりあえず、先に刻んでおく。
お店とかで大根サラダによくのってる、あられみたいなのがあるといいんだけど。
まあ、いいか。即興だし。サラダの割に葉っぱがないのは、なんだけど。
ま、海草も葉っぱだよね。(ワカメは海草ではなく海藻です)]
あ、いや、えっとその嫌とかじゃな、都ちゃ、ええ、あれ、そうじゃなく
[顔がきゅきゅーっと真っ赤に。]
だから本当になんの話か判んないんだってばっ
[風峯に向かってテーブルをばんと叩いて抗議の叫び。]
あ、そうじゃなくて、御手洗なんだけれど僕の部屋に荷物ごと移しておいたからっ ほら姫藤院さんと同室とかやっぱまずいよねってさっき二階で山田と話し合ってっ あと城も体調悪そうなら僕の部屋ででも休んでてって山田にことづけておいたからっ
[なにやらいたたまれなくなって必死に話をそらすように報告。]
あんなあ、機嫌悪いとかやなくて……。
[何か山田のほうが機嫌が悪そうだ。
まあ、そんな事はどうでもいい。
むしろ嫉妬されていようが何だろうが言われなければわからないままだ。
御手洗が起きていれば食事のトレイを渡す。
相変わらず、庶民だの下賤だの言いながら、それでも食べるのだろうか。
予想外に器が早く空になったので、ちゃんとゆっくり休むように言ってから
麦茶のセットだけ残して203を出る。
207を覗いたら、城はまだ起きそうになかったので今のうちに
他の食事の手伝いをしてこようと下へと降りてキッチンをのぞく]
どーおー?
[青の様子をみる。悪戦苦闘しつつも、半分くらいは済んでいる。
なんかすごい真剣な顔で、見てわかるほど肩に力が入っている。
そういうことか、くそう。食卓での光景が読めた。泣けた。まあいいか。
青の作った種に、薄切り肉を巻いていく。ぐるぐるぐるぐるぐるぐる。
――なんだかんだで、お肉の準備も終わった。
敷いたアルミの上にのっけて、上にもアルミを乗っけて。In オーブン]
あ、杏ちゃん。おおむね、オーケーかな?
[役目を果たした調理器具を洗っていると、杏が戻ってきた。
お肉の準備が平穏無事に終わったことと、
とりあえず大根サラダにしてみたと、報告しておく]
[結城の様子を見て、クックッと笑いをかみ殺す。]
いやいや、色男な事で結構じゃねぇか。
お前の眠れる龍が本領発揮するのはそう遠い事じゃねぇちゅう話だよ。
[あ、蛇か。]
あー、確かに体調悪い奴は部屋固めたほうがいいかも知れねぇな。
もし風邪とかで流行れば面倒だっちゅう話だ。
つーか、体調不良が長いようだったら本当に日恋に何とかしてもらう事を考えるべきかも知れねぇ。
[結城がテーブルを叩いたのに、少し驚いて]
…落ち着け。
具合でも悪いのか?
[赤くなった顔を覗きこむ]
熱があるんじゃないか?
お前こそ、調子が悪ければ部屋で休んでた方がいいぞ。
[どうやら結城と葛城の仲が微妙に進展しているらしい、と眺めていて思った。
幼馴染。
憧れる単語。]
あ、矢口さんサラダできたんだ?
…。
なんていうか。矢口さんのって……。
[サラダを見て、言おうとした単語を飲み込んだ。]
…矢口。この大根おろしは夕飯でちゃんと使うから許して。
[ごめん、と両の手を顔の前で合わせて謝ってから、
ボウルごと冷蔵庫にしまう羽目に。大根さんにもごめんなさい。
ハンバーグはどうだろうか。でも、ちゃんといい匂いがするので大丈夫だろう。
更科に指示を出しながら、ケチャップとウスターソースとバターをフライパンへ。
それから、隠し味にブルーベリージャム。これがほんのりと甘酸っぱくて美味かったりする。
ソースが出来たら、やけどしないように注意しながらオーブンから出した
熱々のハンバーグにかける]
よし、かんせーい!更科お疲れ様ー、矢口もありがとー。
[ぱちぱちと、キッチンのなかで小さな拍手]
[階段を降りる。キッチンに視線を向け……
ぷぃっと視線を反対側へ。すると、娯楽室から軟球がコロコロ転がってくる。]
誰かいるの〜?
[娯楽室を覗き込んだ。]
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