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[無言で教会の女神像を眺めた。そして指を鳴らすと、火炎弾が教会の女神像や十字架を次々と破壊していき。教会に避難していた者たちは、ある者は恐怖を浮かべ。またある者はメイアルに掴みかかろうとして護衛の者たちに取り押さえられた]
分かったでしょう?
教会に助けなど求めたって、無駄だって事が。
救いの神など、ありはしないのよ。
[そう宣言して、それでも尚抵抗しようとする者を1人、黒剣で貫いた。]
貴方達に対する本当の救済をあげる。
……もう疲れたでしょう?
[そう宣言すると、教会は炎に包まれていった。メイアルとその配下は気がつくとその場所からは姿を消し。ギルバートの姿も連れ去られたのか、見えなくなっていたが]
…………あ。
[カンナギの頬と、グーにした手とを、交互に見つめ。]
ご、ごめんなさい。
なぜかつい、手が出てしまって……
……魔王、ですか。
今日は、お留守みたいです。
[世界への異変も特にないようだ。
+裏+が表ならば何か予感を覚えたが、裏なら前にもお休みの日はあったため、別段気にはならなかった。]**
―???―
[ジンロウ町には、この日。地震・落雷・隕石と次から次へと天変地異が起こっていた。また、以前はわざわざTV局で宣言したり。ビルの屋上に上って魔法を使っていた謎の少女やニュースで事件を予告する魔王の存在も無く。魔王城も完全なステルス状態なのか、ヒーロー達でさえも探知できない状態だった]
[アニュエラの道具屋にて、あれこれと話し合っていると、カルロからの手紙が届いたらしい。>>4]
ヒ、ヒーロー協会ですか。
[手紙を預かって、アニュエラの遣いの者と名乗れば、話は通じるだろう。
その程度ならば決して難しい事では無いのだが、行き先にちょいと問題がある。
恐らくこちらの顔は知られていないので問題は無いはずなのだが…。]
[しかし、この際所属は関係ない。普段の任務でも、本拠地に誰かがいて自分が外を走り回る方が動きやすい。]
わかりました。ヒーロー協会第11支部ですね。
そのお手紙を持って、「アニュエラさんの遣いで来ました」と言えば大丈夫だと思うので行ってきますよ。
/*
>ドンファン
そういえば。
ドンファンはどうするのん?
まあ、「N計画」は正義として止めに来てくれると信じてるけど。
最後は頑張ってねんw
なぜかつい…かぁ…
ん。いいよ、気にしないで。
[覚えてるにしても、覚えてないにしても。それはそれでちょっと懐かしく、嬉しい。…痛かったけど。
笑って。ユーリ>>27の頭をなでて]
そっか。
まぁ…たまにはこーゆー日でもないとねぇ。
[これといった予感を感じた様子もないユーリに。ちょっと安心して。頷いて]
ンじゃあおねーさん…アリアさん?
お会計ー…
[魔王が動いていないなら、と。心置きなくアニーの依頼に取り掛かろうと、店を出掛かって。そこで始めて、マスターの行方が分からないことを知る]
…まぁ。あのおっちゃんならだいじょうぶだよ。きっと。
[と、呟いたのは、励まし半分、確信半分。あのおっちゃんがどこかにいなくなったとして。その先でどうにかなるなんて、想像もつかなかったし]
ってかゆー、何も食べてないの?
…ごめん。
おねーさん、鯖味噌サンド、包んでもらえる?
[そも、ユーリの分を食べてしまったのは自分なんだし。注文して。包みをユーリに手渡してさっきまで轟音が響いてた、店の裏手に回る]
ドンファンくん、どっか出かけるなら、行く前に連絡してくれる?
やりあって分かったけど。君ちょっとまだ危なっかしいから。
[…まぁ。戦闘力、という点で言えば、自分よりもはるかに安定した強さはありそうなんだけど。
っていうのは、言わない。理由は何であれ、行動を起こす前に一報ほしかったのは紛れもない事実だったのだし。
店の裏手で大の字に転がるドンファンに>>17。ひょいと名刺を投げ渡して]
ンじゃあ、ゆー。行くよ?
[一声かけて。アニーの店を目指して、走り出した]
[その、道すがら]
…何あれ。
[見えたのは、立ち上る黒煙>>26]
ゆー、ちゃんとつかまっててよ!
[それまでも、191(9)km/hほどの速度は出てたんだけど。一声かけると、ジャス天号のペダルにかける力が、ぐいっと増して。6(10)倍速で、煙の上がる現場へと突っ走る]
…ゆー、消火お願い!
[ユーリを現場に下ろして頼みつつ。火の手の上がる教会に、飛び込んで。まだ息のある人たちを、次々運び出す]
――――ッ!
…お願いだから、ちょっと黙って!舌噛むよ!
[叫んだのは、恐慌を起こして口々に叫ぶ信徒の声が、どうしても耳を突いたから。自分の事を、聖ヒーローと呼ぶのはいい。神父さんにもそのように答えたんだし。ただ、この状況を引き起こした相手に叫ぶ怨嗟の声は。罪人だ。と。罰せられよ。と。口々に叫ぶ声が。どうしても神経を苛立たせる]
…これで全部…かな。
[中には、火の手が上がる前に何かによって貫かれていたのか、すでに事切れている人もいて。それでもなんとか、救い出せる人を教会の外へと連れ出して。
消火と、連れ出した人の治療に当たってくれていただろうユーリと顔を見合わせ、ため息をつく]
…おつかれさま。
なんかやなこと、聞いたりしなかった?
[と。ユーリを抱き寄せるようにしながら、聞く。それは、たぶん、信徒が口にした『いやな言葉』を聞かされただろうユーリのためでも、あったけど。
半ばは、それを聞いて不安になった自分のため。それでようやく、落ち着けた]
…神父さんは、いなかった。
襲ってきたって人も、もういなかった。
[たぶん既に、事は終わっていたのだろう。特徴を聞けば、手を下した人物には、心当たりがあった]
[さて、作戦タイム。(本人には悪の組織という自覚はほとんど無いが)ヒーロー協会は自分達の組織とは決して仲がよろしく無い。
しかしながら、今の状況はそんな事にこだわっている場合ではない。
そこで考えた方法は…2(3)]
1.「細かいことは気にせず正面突破なのです。」
2.「変装していけばきっと問題ないでしょう。」
3.「一緒について行くから、おねーさんに前面に出てもらえないかな…」
…あのおねーさんもいよいよほっとけない…かな。
っていっても。いまはまだ。手がかりもないし。
…行こ。ゆー。
[苦い顔で、その場を後にする]
(赤い薔薇…ね)
[怪人を探し、街中を走り回る胸中にあったのは、そのこと。熱心な信徒が持ち出してきた電文を、聖ヒーローだからと渡された、その一文]
[やがて走り回る街中で、見覚えのある怪人…コピー&ペーストの姿を見つけたのは、それから1分もたったころだっただろうか]
『酷い女だったねペースト』
『ええ、オマケに人使いまで荒いなんて最低よねコピー』
『でも逆らったら…』
『それは言わない約束よコピー』
『そうだったね。さぁ、さっさと例のアレを見つけ出してこんなとこおさらばしようペースト』
『ええそうしましょうコピー』
でもそうは行かないんだよお二人さん。
[声をかけて。それ以上なにを言う暇も与えず、二人の首根っこひっ捕まえて、一気に加速する。43(60)秒もすれば、アニーの道具屋についただろうか]
はいまいどー。
受取証にサインと…あと、約束は守ってね?あにゅー。
[届けた先で、告げて]
さ、それはそれとして。パーツ見せて。パー…ツ…
[ころっと機嫌をよくして、期待に輝く瞳でアニーに目を向ける。けれど]
タイミングわるっ
[おりしも起こる、地震に落雷、隕石と言った災害群。歯噛みしている暇も、あればこそ]
ごめんあにゅー、またあとで!
ゆー、行くよ!
[一声かけて。いつかこの店で買った耐熱軍手を取り出し、確かめるようにその手にはめて。次々と迫る危機へと向かい、町の中へと駆け出した**]
もちろんよ。嘘なんてついたら、商売人の名前に傷がつくじゃない。
[出て行くカンナギに、笑顔で手を振った。
が、その姿が見えなくなると、お店の扉にCLOSEの看板をかけ]
[目が笑っていない壮絶な笑顔を、満身創痍のコピ&ペに向けた]
さて。
商売人のアニュエラは今は閉店中よ。
悪女のアニュエラと、楽しいお喋りをしましょうか。
美味しいおやつと、暖かい紅茶もあるのよ。
[拷問も監禁もしない]
[ただちょっと、とてもお喋りしたくなるお薬を飲んでもらうだけ]
[コピ&ペと「楽しく」お喋りしていると、携帯に着信があった]
[それは、あにゅ☆えら信者兼ゲルト教信者からで、内容は血糊つきの包帯女に、教会が焼き払われ、ギルバートが消えたというもの]
[コピ&ペは、黒幕を異常に恐れ、けしてその名は出さなかったが、異次元テクノロジー関係の物を、ここに持っていない以上、奪われたのは明白]
[その恐れ方は、どう考えてもTECAR上層部に対するものではなく]
おばあちゃま……アンクル……そしてギル君……。
まるで、あたしに対する当て付けのような人選ね。
ねえ、コピーにペースト。
その人ってば、あたしに何か怨みがあるのかしら。
[返答はなくとも、察しはつく]
[怨みを買う覚えはありすぎて、どれとも判別つかなかったが]
[アニュエラを恐れておらず、なおかつ怨んでいるとなると、かなり絞られる]
[ともかく]
[トメ子を消したのが、TEKARではなく、彼等が欲しがっている物が明白である以上、利用しない手はない]
[コピ&ペから、本部の連絡先を聞き出すと、その場でつないだ]
あら、アナタ。
暗黒邪悪団から抜けたとは聞いていたけど、こんな所に再就職してたのね。
ゆっくり積もる話でもしたい所だけど、本題から入るわ。
あたしと手を組みましょう。
アナタ達の計画、頓挫しかかってるのは知っているのよ。
アナタの所から、異世界テクノロジーを奪った相手。丁度、あたしの敵でもあるの。倒すから人手を貸しなさい。
あたしはそのテクノロジーとやらには、興味がないの。相手さえ倒したら、好きにするといいわ。
そうね、まずは町で起こってる天災をなんとかしてもらえる?
現地人をうまく消せても、一緒に町もなくなっていたら、アナタ達の計画にも、差し障るでしょう。
[ついでに、倉庫から、ありったけのガラスの魔法置物を取り出し]
ナギ君のお手伝いをしてきなさい!
[惜しみなく放った**]
― アニュエラの道具屋・店外 ―
[店を出て移動を開始したところで、グラジオラスに相談する。]
おねーさん、あのね、アニーさんの頼み事引き受けちゃったけど、
ヒーロー協会とはあんまり関わりたく無いのです。
[胸の前で両手の人差し指をツンツンしながら]
だからね、このまま行くんじゃ無くてこの前みたいに変装してから行きたいのです。
[おねだりするような目で「ダメ?」と聞いてみた。]
―回想・アニュエラの道具屋―
[カルロからの手紙を受け取ったアニュエラからの用件はヒーロー協会へ行き、異次元テクノロジィに関わる銃のようなものについて調べて来る事]
月下美人が正式なヒーローなのだからそちらが行った方がややこしくなくて良いのではないか?
[などと言ってみたりもしたが、アニュエラはアニュエラで先の電話のように多方面に渡っての情報戦を展開しなくてはならないのだろう、とも考えていた]
私はヒーローではないが行っても大丈夫なのだろうかな。
月下美人の使いだと言えばなんとかなろうが…まあ良い、燻っている暇があるなら行動に移そう。
―現在・アニュエラの道具屋の外―
[行き先の場所が何処なのかをシャルロットに問いながら彼女の方を見ると、どうやら何事かあるようで胸元で両の人差し指を合わせながら変装して行きたい旨を伝えて来た]
別に構わん。
変装用具は持って来ているか?もしも取りに行かなければならないようであればこれで一足先に戻るか?
[以前借りたブーツを背中に背負った鞄から取り出して指し示す。
何故関わりたくないのかとも訊ねようとしたが、彼女の様子からあまり聞かない方が良いかとも思い]
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