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―回想・アニュエラの道具屋―
ん、あんがと。
いやー、それもそうだけどさ。
あにゅーンちの商品の方が下手に医者連れてくより信用できるときもあるし。
[医者に連れて行くよう忠告してくれるアニュエラ>>63に、さらっと答えたのは信頼のためだろうか。ちなみに、6(20)丁目の診療所で治療を受けた民間人が、魔改造を受けて怪人になったりヒーローになったりしたっていう噂もあるとかないとか]
ん?あー、うん、自分の金だから好き勝手に使うのさ。
聞くところによると、正義の味方って押し付けがましいもんらしいよ?
[顔をしかめたハカセ>>65に、そう告げてひろひろと手を振る。その身振りを言葉にするなら、気にすんなー、とかだろう。
ちなみに、その「自分の金」の何割かが数刻後>>82には消失するなんてことは知らない。
それでもハカセが哀しそうにして、借りは返すと言うなら>>66]
ンじゃ、出世払いってことで。
[と、言外に「払わなくてもいいけどね」と告げるような軽さで一言]
あ、それか、今度ピンチになったとき、ハカセが救ってくれるとか?
あー、お金とかよりそっちの方が助かるかも。
[と、先日の魔王城での失態を思いだし、一人勝手に納得するように頷いて]
[それから、シャルロット>>90やばーちゃん>>125に尋ねられたら、気安く先ほどの戦闘についてかいつまんで語っただろう]
中央街んとこで亀が暴れてたンでハカセと一緒に向かってさ。
途中どっかで見たような顔のおねーさんに邪魔されたりもしたんだけど、ハカセがずどーん!とかっこよく亀を撃ち倒してだいたいジャスティス。
[…かいつまみすぎて、ハカセにだいぶ補足してもらったかもしれないが]
…あ。神父さんと言えば。
なんか装置の取り付け頼まれてたよーな。
[魔王城での立ち回りとその後のごたごたですっかり忘れてたのを、ばーちゃんの言葉>>125で思い出す]
そんなわけだから。
また。
ハカセ、お大事にね?
[しゅたりと片手を挙げて、店の出口へ]
…ドンファンくん? その様子だとこっぴどく巻き上げられたんだろうけど、がんばんなよ?
[魅了されてるとかそういうことには一切気づかず、店内にいた大きな黒衣の肩をぺちぺち叩き。
外に出て自転車に跨れば、瞬く間にその姿は遠くゲルト教会へ]
クククク!
順調に力が集まっている、今度こそ世界の滅亡だ!
フハハハハハハ!!!!
[案の上な高笑いを上げる魔王、世界滅亡まであと少し?なのかもしれない。ようは中の人の気分である]
さて、出迎えを用意しておくか。
出でよ。ダカーム、マーター。
[呼び声に答えダカームと呼ばれるゴーレムのような魔法生物と、冷気を発する巨大な獅子型クリーチャーが現れる]
いわずともわかるな…ゆけ
[指示とともに意外と身軽な動きで二匹とも魔王城の防衛のために向かっていった]
えっ、えっ、爆発!?
「放して〜なの〜。僕のごはん〜」
[あたふたしながらも、じたばたする子猫をしっかと押えつけ]
だ、大丈夫なら良かったわ。……爆発する時は言ってね?辞世の句を読む余裕は持っていようって、この町で過ごしてきた間に悟ってるから。
「じせいのくってなあに?」
一般人のたしなみよ。
[なんだか恥ずかしくなって珈琲を……グラスが空になっていたので、小さな声で珈琲のお代わりを*頼んだ*]
おお、さすが早いな……と、なんだ、奴じゃなかったか。
…ああ、いらっしゃい。
[開いた扉に感心の声を投げるが、入ってきたのが神父風の人物>>119 とみて、むすっと声を掛ける。]
ワインとチーズじゃな。ちっと待っとれ。
[地下の倉庫に行って出してきたのは、『サレント・ロッソ』と『マンステール』、そしてシチリア産オリーブのマリネ。]
しかしあんた、お勤めの最中に飲んでいいのかね?
非番だったら、余計なお世話じゃが。
ふむ。ワシはこの町の普段の姿を知らんからのう。
じゃが、きっと思い過ごしじゃよ。うむ。
そうじゃったか……すまんの。魔法についてあれこれ聞いてしまって。
じゃが、この騒動……きっと魔法界の神様が
トメさんはまだ隠居するには早い、と申しておるのではないかや?
[なにやら空に浮いているものに襲いかかった黒猫>>129 を目にしては、手近なハタキを掴んで振り上げる]
こりゃー!!!
ワシの店で暴れるんじゃない!!!!
[怒鳴っているうちに、小競り合いは収束した模様>>137]
まったく。
次に同じことをしおったら、店からたたき出すぞ!こりゃ!
じせいのく?
「じせいのく!」
〈ばくはつはしないよ〉
《どっかーん》
[アリアに返しつつ、猫の様子に何時もより高い位置でくるくると回る]
そうだといいけどねぇ。
[と、JJに頷いて]
いやいや、構わんよ。
……フフ、隠居ねぇ。
確かに、
[と、視線を転じると、そこにはどこかへ駆けて行く魔物の姿>>144が]
まだ駄菓子屋には戻れそうもないねぇ。
[そして老婆は踵を返し、魔物の行き先へ向けて歩き始めた]
おぅ、坊主、いらっしゃい。
[そうこうしている内に高校生>>130 がやってきて、注文通りにピラフを作り始める。
その間に、アリア>>145にも珈琲のお代わりを出して、となかなかに忙しい。]
しかし、あ奴はまだかの。
いつもなら、吹っ飛んでくるんじゃが。
[ユースケの前に、カレーピラフ(お子様用)を出しながら、そんなことをぼやいている。]
[浮いている 何かを見つければ
…また、妙な物(者?)がいついているな…と思ったとか、思わなかったとか
小動物の戦争に視線を向けて、暇を潰しつつの"勇者様"を待つ時間
『爆発するぞ』とか穏やかじゃない言葉が聞こえた気もするが…きっと気のせいだろう。
少しすれば、店主が黒猫を叱り付けていた、その様子から見るに戦争は終わったらしい
待ち人は、まだ来ない]
心の底から、普段と変わらぬと信じることで
何とかなるんじゃないかの?魔法と同じでさ。
まあ、疲れたなら一度のんびりバカンスにでも
出かけてくるとよいのじゃ。
静かに過ごせるかどうかはわからんがの。
[魔物の姿を視線が追う]
お供しても構わぬかの?
―もうほんのちょっと前―
ん?あーもしもしおっちゃん?
珍しいね、おっちゃんからって。なに、食材切れた?
[教会の屋根の上。自転車整備に使う工具で鼻歌交じりになんかの電気装置を取り付けていると(その出来栄えは*05中吉*)、携帯電話が鳴り出して>>118]
張り紙の件?
んー…
ん。
分かった。はいはい急ぎだねー。
うん。すぐ行くよ。
[ぷつんと携帯を切って、屋根の上まで持ってきていた自転車にそのまま跨る]
すぐってことは…すぐだよね。
[小さく呟き、ゴーグルはめて、ほんの少し本気モード。自転車を漕ぎ出せば、喫茶まろんまでの距離は47(60)秒ほどで踏破できた]
ッッ!!
[突然がたん、と立ち上がり]
これは……、っ、いけない!
[飲みかけのアップルティーを残し入り口へと走る。
カンナギがちょうど到着したのなら、激突するだろうか]
そうじゃのう。後で神棚にでも手を合わせておくかねぇ。
[魔法使いでも、神様は信じているらしい]
バカンスか……
そうじゃのう、スガモには一度行ってみたいと思っておったんじゃ。
じゃが、まずはあの魔物の正体を探ることじゃな。
[JJに頷いて]
うむ、では行くかの……。
[と、魔王城のある方角に向け歩き出した。
さすがに他人と一緒であの走りはしないらしい]
[注文を通してくれたのはUFO(=よくわからん飛行するモノ)。>>124]
やぁ、ご苦労様――
[黒猫と戯れるやや悪魔っぽい尻尾>>129を見送りつつ、ここは《中立亭》だと自分に言い聞かせる。
魔物であろうと異教徒であろうと治外法権。]
[踏破はできた…のだが…]
はいまいどどーもー。
[少し通り過ぎ、自転車は中央街へ入っていた。ビルの上に出現した魔王城の門前に、二匹の魔物を発見して。横合いから問答無用の体当たりを二匹まとめてかっ食らわす]
…亀ン時に気づけばよかった。
あいつまたこんなとこに城なんか持ち出して…。
あー…どーしよっかな。乗り込…む…にしてもまだ理由ないっか。
[何しろ、今日の魔王ニュースはがっつり見逃しましたので]
ほいこれ。城ン中にいるだろうから、魔王さんに渡しといて。
君らもあんま周りの人らに迷惑かけちゃダメだよー。
[横合いからの突撃でぴくぴくしてた二体の魔物に、言伝るように名刺を渡す。『世界の滅亡前には是非ジャスティス急便を!』と裏書を添えて]
さてっと、待たせちゃったかなー。
[呟きつつ、今度こそ自転車はまろんに向かった。音速の2(6)倍速くらいで]
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