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[目を覚ますと、そこはおどろおどろしい空間でした。]
うぉうっ!?
[飛び起きて辺りを見回す。知らない場所だ。]
えーと、おっさんのとこ出て、ドンファンと一緒にアニュエラ様のところに行って……ああっ! 財布渡してきちまった! 帰りのバス代っ!!
……あ、いや……バス代あっても帰れないのか。家、なくなっちまったもんな……。
[そこまで言って青ざめたところで、この空間に自分以外の人物が居ることに気づく。幼稚園児だろうか、それとも正体を見破られないため大人の姿だっただろうか]
君も連れてこられたのか? ……え? はぁっ!? あーーー! 俺のバイクーーー!!! お前が犯人なのかっ!?
[女幹部だと名乗られ、加えてその隣に見覚えのあるステッカーを貼った(カンナギに蹴飛ばされ一部割れてはいたが)バイクが居れば、騒がしく食ってかかる。]
そうだよっ! 俺のバイク……へ? 返してくれるの?
あ、うん。家もなくなっちまって……家族は無事だけど……へ? アパート貸してくれるっ!?
[一方的になんやかんややられた経験は多いのだが、悪の組織に歩み寄られるのは初めてで、大混乱。]
あー、……ちょっと考えさせてください。
[憎き相手とはいえ、提案は魅力的で。(何せ身を寄せられるような親戚は街にいないし、ホテル暮らしもきつそうだし)ベッドに座り込み、落ち着くために深呼吸を繰り返した。**]
[丁寧にお辞儀付きで返されれば、つられて、同じようにお辞儀付きで返す。
続く言葉は…何か…何処かで聞いたことが、ある様な…?
(+表+ 表なら、喫茶まろんの貼り紙の事を、思い出せただろう)]
いや、勇者じゃない。
って言うかまず勇者って何なのさ。
ヒーローならいっぱいいるけどさ、いや…ある意味ヒーローは勇者、なのかな…?
[話は遅々として進まない。
曖昧な表現で誤魔化せる様な相手でも無さそうで、少なくともこの場で話しを聞いて即解決!にはなりそうも無く。
…そろそろ、後ろの列からの視線が、痛くなっていたりするのもあって]
と、とりあえず! この子の分とボクの分、両方カフェラテのホット、トールで!あ、持ち帰るからそのまま渡してくれれば良いです!
…で、キミはちょっと着いて来てね。
[店員に急いでそう告げて、品物を受け取れば、逃げる様にその場を後にするだろう。
彼女は着いて来る様に促してはおいた、が
果たして、素直に着いて来るだろうか?]
― 喫茶まろん ―
またいらっしゃいましたのじゃ。
カレ……いや、スパゲッティを一つ。
[店の掃除をしているマスターに声をかけた後
店内を見回し、お客さんがいればぼんやり眺める。
やがて注文の品が来れば、フォークを弄りながら]
マスター、この辺に廃材置き場ってあるかや?
[*問いかける*]
[…心配は杞憂に終わった様だった。
無事に後ろから着いて来る彼女に、受け取って来た飲み物を手渡して]
セカイが云々って、ちょっと見たことがあるかもしんない。
詳しい話までは知らないけど、そんな貼り紙を見たことがあるんだ。
…きっと、おじさんに聞いたら、詳しい話が聞けるはず…たぶん、ね。
[そう、先程思い出した貼り紙の事を伝えるだろう
現時点で、思い当たる節はそれしかない]
着いて来てくれるなら案内出来るけど、どうする?
[問いかけには、彼女はきっと同意を示しただろう
そうと決まれば急ぐのみである]
―明家計画アジト(アパートの管理人室)―
……目が覚めましたか? "おにーさん"
[ユーイチが目を覚ませば、事情聴取と事情説明。
聴取の方は形式上のもので深い意味はない。
こっちの気紛れの行動の理由付けみたいなものだった]
今回の住民、主に人間達への被害に対しての補償は
現地で行われています(>>0:543)。
ヒーロー保険に入っていれば二度取りですわね。
[(>>98)と...は"大人の姿"でこのアパートの一室への住居提供を提案。
受けるにしろ跳ねるにしろ条件は"この場所がアジトである"ことへの口止めのみ。その際、軽く脅したかもしれない。他の住人は擬態して人間姿のものが多かった]
[思考するユーイチに対して「ごゆっくり」と...は席を外す。
入れ替わりにバイク怪人がやってきてユーイチの前で土下座。]
おうなあ殿! 此度の拙者の真に身勝手な振る舞い、申し訳ござらぬ。
気がつけば中古車センターで売られていた拙者を御購入して下さった
おうなあ殿に今更顔向けできる立場ではないのは重々承知の上でござる。
だが、拙者はバイクの前に怪人でござった!
主の命を受ければ動かぬ訳にはいかぬ……
ですが主殿への義理を果たした今、暇を頂けることになり申した。
何卒! 何卒!
[今後ただのバイクとして生きる道、怪人として生きる道、
代わりにバイクの購入代金を貰う道などを提示して答えを待つ]
ぐしゅしゅ……身勝手なのは我々の本義じゃ。
[室内のやり取りを他所に、...は"成人女性"体型のまま*外に出た。* → 中立亭へ]
いらっしゃい。
もう次のカレーに挑戦しに来たのか?
…なんじゃ、違うのか。
[やってきたJJ>>100にそんな声を掛けつつ、ベーコンと春野菜のスパゲッティを出す。廃材置き場の場所を問われれば、少し首を傾げた。]
そうじゃな…。11(20)丁目の角に確か、怪人やらに壊された建物の資材を一旦置く場所があったはずじゃが。
もう少しましなものなら、20(20)丁目のリサイクルセンターをお勧めするがな。
ああ、いらっしゃい。
[カルロ>>105といつぞやの少女が来たのを見れば、いつものように不愛想に挨拶する。]
張り紙?
なにかわかったのかね。
んー。美味美味。
むぐ。なら、11丁目の方にするかな。
リサイクルセンターはお金がかかりそうだしな。
マスター、サンキュー。
[幸せそうにパスタを食していると
店内へと入ってくる客に手を止める]
やあ。カルロって言ったかの。
それに……
[彼の後ろの女性を見て、マスターの対応を観察]
―路上→中立亭―
ポーク班長? ウチの怪人にはそんなのはおらぬが?
アニュエラの道具屋で盗みを働いたじゃと……命知らずというかそもそも可能なのか?
ふむ、来客が来ている間に……それでも変な話じゃな。
まさかわざと盗ませたり泳がせているのではあるまいな?
[路上でそんな知らせを受けると、トメ子がいて舞い上がって警戒が緩んでいたとも知らず深く勘繰った]
他所の組織所属の怪人に関わるのは協定違反になるのじゃが……ああ、そうだ。
邪魔するぞ、主。この張り紙の件だが……
[中立亭に"大人女性体"で訪れると、ポーク班長が関わっているかもしれないと"真偽は不明"と前置きして情報を告げる。面倒事を正義側に押し付けたとも言えよう。誰かに詳しい話をせがまれても上記の情報と、件の怪人の本当の目的などは知らないと言うだろう**]
分かったと言うか、何と言うか。
この子が、勇者を探してるらしいんだ…セカイを救う、とかどうとか、って。
若しかしたら、貼り紙に書かれてた情報と一致するんじゃ?って思ったんだよ。
[そう言って、少女の方に向き直ると。
『だから、詳しい話を聞きに』と続け、店主の次の言葉を待つ]
―そこへ至るまでには紆余曲折、涙なしには語りきれぬ熱きストーリーがあったのだが今はとりあえずすっ飛ばして現在・喫茶まろん《中立亭》―
[少年に手を引かれ潜ったのは、いつだか世界の危険を感じた喫茶店の入り口。]
こっ!
こっ!
こっ!
ここはッ!
わ!わたし! 今日は!そう!月刊ヒーロースペクタクル図鑑が家に届く日でッ!
嗚呼ー!
[なんとか逃げようとしたが、大丈夫だからと亭主の前へ引きずり出されてしまった。]
[硬直したまま亭主と向き合うが、なんか飲み物でも出して貰えたら警戒も少しは解れるかもしれない。]
は、貼り紙……ですか?
[貼り紙の内容を聞くか、実際に見るかしたならば、少女は驚いたように目を見開き。]
まあ!
私と同じ……
世界を救う勇者様を求める方が、私の他にも?
[よもやカンナギに自分の声が聞こえていたなんて知らないもんだから、自分のことだとは全く気づいていないらしい。]**
うーん。
[エルヴァイラが去って。あんまり長く待たせるのも悪いよなー、と考え込んでみる。]
ここがアジトだとヒーロー達にばらしたらその時は……か。隠し事しっぱなしってのは苦手なんだが……。
[考えていたらバイク怪人がいきなり土下座を始めた。]
うぉっ!? いや、お前バイクである前に怪人って……バイクの期間のほう長かったじゃん。 あーもう顔あげて!!
[どうでも良いことに突っ込みつつ。土下座されっぱなしというのは居心地が悪くて、あたふた。]
んー、俺としてはバイクが戻ってくればそれでいいから、勝手にどっかいったり人前で怪人になったりしないで、普通のバイクしててくれりゃそれでいいけど……でもそれ窮屈じゃないのか?
[問いかけてみたり。]
……俺がここに住んでれば、暇なとき怪人体型でくつろいで貰うことも出来るよな?
[今や完全に絆されているユーイチであった。]
いらっしゃい。
…張り紙の件で、ポーク班長が、とな?
[どこかで見たような女性>>109が入ってきて、そんな話をする。]
ふむ。あの程度の怪人がのぅ。
あまり張り紙とは関係なさそうじゃが、何かあれば困るでの。
[言いながら、『ポーク班長・アニュエラの道具店で盗みを働いた疑い。見かけた方はヒーロー110番へ』という張り紙を掲示板に追加する。]
むぐむぐ。
世界を救う勇者……?
[掲示板>>0:160を眺め、
補聴器の感度を上げてマスターたちの会話を聞いていた。
初見の女性>>109が店に入ってきたのはその頃だろうか]
ポーク班長?ふむ。聞いたことないが、有名なのか?
ついでにちょっと探しに行ってみるかの。
[追加された張り紙を眺めて、席を立つ]
セカイを救う勇者を探しておる、とな?
[カルロ>>110から話を聞き、青い少女>>111をじろりと見る。
妙に怯えたその様子に、むっつりと眉根を寄せた。]
何をびくびくしとるか。ワシゃ、別に取って喰ったりせんわい。
ほれ。とりあえず落ち着くがええ。
[アップルティーなど出しながら、少女の話>>112を聞き、ふむりと顎を撫でる。]
まあ、実際に本人に確認してみるのが良いじゃろうな。
[そういうと、店の電話を取って、短縮ダイヤルをぷちりと押した。]
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