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[ぐつぐつと煮立ち、地獄の池のような様相を呈しているカレーの容器を前に
ポケットから取り出した青と赤の薄い紙を細く切り取ると、先端を触れさせる。
紙の色の変化をつぶさに観察していたが、店に新たな客が来る>>378と]
おお、さっきの調査隊の子じゃな。
[すぺしゃる☆ストロベリーサンデーをぱくつく様子を眺めている]
――ッッ!!
[亭主の顔を見るなり、ばっ、と地を蹴り、空高く舞い上がる。]
あの人は、危険……
カレーを頼むと、大変なことになる…… そんな予感がする……
その時は、きっと、世界が――――
……カレー?
[ぐだぐだと会話しているうちに目の前に現れた、溶岩のような物体に顔を引きつらせる。]
……前から頼んでみたかったんだけどさぁ。なんていうか……好奇心は猫を殺すっていうか……。
[ちらりとJJのカレーを見る。そちらのほうが"物凄い"色をしていたので、慌てて目を逸らした。]
まぁ、まずは喰ってみるか。うん。いただきます。
[律儀に手を合わせ、スプーンをコップの水で濡らしてご飯をすくい、カレーの器へと差し込む。覚悟を決めて口に運ぶとその味は……1(3)
1,見た目に違わず辛くて火を噴いた 2,無茶苦茶美味しくて、体力が全回復した 3,非常事態用の名前に違わず非常事態な味だった]
[補聴器の感度を上げて、マスターとシャルロットの会話に耳を傾けようとした所
唐突に劈くユーイチの悲鳴が鼓膜を突き破って]
ぎゃーーーーーー!
[飛び上がった]
……はふゅー、ああ、もう驚いたわ。
装置が壊れるかと思ったのじゃ。
マスター、どうしたのじゃ?
[マスターが指差していた扉から、視線を窓の外へと]
噂どおり、様々なものが集まる場であるな。
なかなかにぎやかなことだ
[辛さに叫ぶ声に続くようにあがる叫び声に、低く笑いつつ、治療を終えて救急箱を差し出し]
礼を言う。
[短く告げるとしばし客として留まるだろう。
噂を聞いているからか特に騒ぐでも争うでもなく、話されたら答えれることだけは答える
ある意味客としては優等生かもしれない*魔王であった*]
>>415>>417
騒がしいの、おぬしら。
なんじゃ、ごく普通のカレーで大げさに騒ぎおって。
そんなことでは、”すぺしゃるかれー”にはほど遠いわ。
[呵々と笑って、冷蔵庫からヨーグルトを出してくる。]
ほれ、お子様用オプションじゃ。
これを入れれば、食べられるようになるじゃろうて。
―中立亭・回想少し前―
[吹っ飛ばされたり戻ってきたりと、以下略を繰り返しながらも店内へと入ってきた魔王城帰りの一行。 店内のカウンターではないボックス席に腰を落ち着けたようだ。]
カンナギ殿、トメ子殿、カルロ殿、グラジオラス殿・・・は店主殿と対話中であったか。 [実際には花達と対話中]
何はともあれ、本日も正義を貫きお疲れ様ですぞ!
戦士にも一時の休息は必要不可欠、ここは英気を養いましょうぞ!
店主殿、我々の注文をよろしくお願い致す!
[陽気にでかい声で注文を済まし、カンナギとジャスティスについて熱く語りだしたり、カルロの魔砲について拳で爆発力を打ち出す方法について講義を受けたり、トメ子の浄化魔法を賞賛等したりと騒いでいる。 なお、その間に来た他の客には気付いていないようだ]
―回想・終わり―
>>413
なんじゃ?
さいきんの若いもんは、ようわからん。
[こちらをみるなり飛んでいってしまった少女にあっけにとられて首を振る。
>>418 JJに尋ねられれば、口をへの字に曲げた。]
さっき、そこに娘さんがおったんじゃが、ワシの顔を見るなり逃げ出しおったわ。
まったく、失礼なやつじゃ。
[がっ、と魔王の手からボトルを奪い取る。]
んぐっ、んぐっ、んぐっ……ぷはぁーっ!!
[そのまま礼も言わず一気に飲み干した。]
ま、まだひりひりする……。でも助かった……。
[ボトルを手渡し、改めて彼の顔を見る。どっからどう見ても悪の幹部っぽいので、助けて貰った感動が倍増した。]
あぃがとーございまひた。
[口を閉じると辛さが倍増するのでもごもごとお礼を言いつつ。]
おっひゃん……!
[おっちゃんから手渡されたヨーグルトのオプションに、心の底から感謝した。]
すぺしゃる、じゃと?
[喉がごくりと鳴る。眼鏡の奥の瞳が光った]
マスター、それはワシへの挑戦状と受け取ったのじゃ!
しかし、なかなかに期待させるの。この店に通わなくてはならんではないか。見事な商売人じゃ。
[>>422には、口元に笑みを浮かべ]
……何か、悪いことでもしたんじゃあるまいな?
カレーを無理やり喉に流し込んだ、とか。
>>411
ふん。ヴァイスの奴とは、『ヒーロー性の方向の違い』で、とうに別れたわ。あやつの方からは、未だに弟子と称して未熟者を送りつけてくるがな。
[魔王に向かって、爆裂正義団団長の名を呼び捨てにして鼻を鳴らす。
それから、少し目を細めた。]
変わらぬもの…な。最近の嘆かわしい風潮を思えば、少しは変わらぬものもいいかと思うが、おぬしのそれは、一日千秋と言うんじゃ。
[憎まれ口を叩きながらも、目元が僅かに緩んでいた。]
[アンクルがこちらに話し掛けているのだと解ると、一度花達から視線を外して]
そう、花達は私のお友達…そして護るべき存在よ。
でもここの花達は私が護る必要はないみたい…とっても元気にお話してくれるもの。
おじさまの奥様に逢ってみたかったわ、もう居ないなんてとても残念……。
[悲しげにその睫毛を震わせて、それでも続く長い長い話に耳を傾けている]
(話の長いじいさんだな。まあ、良い)
[どうも、自分達に害をなさない率の高い高齢の人物には弱いようだ。
しばらくの後、カレー騒ぎに視線を送りながらドンファン達のいる席へと進んで行った]
―中立亭・回想少し前―
いらっしゃいませ。
ご注文、これで宜しかったでしょうか?
[熱く語るドンファン(>>421)は気づかなかっただろうか。"成人女性"のウエイトレスが彼の注文した飲食をテーブルまで運んでいった]
ではごゆっくり。
[恭しく頭を下げてその場を離脱。無論その飲食の中にはにゃんにゃん魔薬(>>322)の成分が混入されている事は言うまでもない]
>>419
うむ。まあ、ゆっくりしておるがええ。
[魔王から救急箱を受け取って、奥にしまう。
いろいろなヒーローや怪人が駆け込んでくるような場所なので、治療の道具は意外と充実しているのだった。]
>>424
無理矢理飲ませたことなどないわ。ワシのカレーに失礼じゃろうが。
おぬしと一緒にするでない。
[JJに、思いっきり偏見の入った抗議をしつつ、”すぺしゃる”に目を輝かせるのを見て、にやりと笑う。]
なに。上には常に上がある、ということよ。
これを平らげたくらいでいい気になるでないぞ。
若造。このワシを倒したくば、いつでも向かってくるがいい。
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