情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[37]
[38]
[39]
[40]
[41]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
[店に来た連中がようやく落ち着いて帰るか席に着くかした頃、喫茶店の片隅に下がる小さな掲示板に、ぺたりと紙を張る。
そこには、こう書かれていた。]
『何者かが、この町の支配して世界を消そうともくろんでいるとのこと。
この個人もしくは団体についての情報を得た方、または女性の声による遠隔思念を受け取った方はご一報を。―喫茶マスター―』
―― 聖ゲルト教会 ――
[教会を訪れたのは懺悔をしにきた信徒のようだ。
どうぞ、と促すと、信徒は嗚咽をこらえながら告解する。]
「巨大な扇風機を作って、ジンロウ町上空から雨雲を吹き飛ばして、雨を一滴も降らなくして、町を渇水状態に追い込む計画を建てていたんです…」
[ふむふむと作戦メモを取る神父。]
ふむ、名乗れぬか。
……まあよい。
滅びを謳う我に我に正義も悪も関係などないが、邪魔せぬのならば好きにするがよかろう。
[了解の声とともに音は途絶えるだろう。
石畳なのにどうやってるのかわからない落とし穴など作っている]
「でも、良心の呵責に耐え切れず、懺悔しにきました。
こんなオレを神様は許してくれるでしょうか」
もちろんです。
――これからは、正義も悪も救い主のために行うのです。
さすればハライソへの道は開けるでしょう。
さあ、もうそのような計画は忘れて、教会周辺の草取りをして、いい汗をかきなさい。
救い主は許してくださいます。
[穏やかな諭しに安堵した相手が教会を出て行った後、神父は改めて懺悔の内容を吟味する。
放っておいてもこうして策略のネタが集まる懺悔制度は素晴らしい。]
水不足に陥った町の人に「聖水」を売りつければ、感謝されますかね。
しかし…巨大な扇風機とか…電気代いくらかかるんでしょう。
風力にした方がエコなのに――いや、それだと本末転倒しますか。
[神父はしばし考えて、そのメモを「実行保留」のボックスに入れた。]
―聖ゲルト教会―
ちわーっす。 あなたの町のジャスティス急便ですー。
お荷物のお届けにあがりましたー。
[ごんごんごん]
[教会の扉を遠慮なしにノックする。やがて見知った顔が出てくれば、ぽんと荷物の包みを渡してサインを受け取る]
まいど!
んでさ、神父さん。
ちょっとジャスティスしてくんのに屋根、借りていい?
[言って、くいっと親指で示す。ちょっと前までなかったはずの、城]
いやー、なんかまたやっばいことんなってるらしくてさ。
ごめん。ありがと。恩に着るよ。
それじゃ。
[神父が呆気に取られている間にも、てくてくと後ずさりして十分な助走距離を確保し。止める間もあればこそ、秒間63km/s ²の加速度で突っ込み、教会の屋根を巨大なジャンプ台代わりに、城へと大きく跳んでいった]
っくぅー…今までのタイヤじゃこうは行かなかったもんなぁ…ありがと、あにゅー!
―城の前―
やったー!ありがとうございます。
[声は途切れてしまった。
届くかなあと城の中に声を送ってから、城の上に広がる魔法陣を見上げる]
どうやってエネルギー吸い取ってんだろ。
ううん、俺ももう少し魔法使いやってれば良かったかなあ。世界を滅ぼす魔法は結局研究しなかったし。いやあ凄いわ。
――中心街手前――
[菓子袋に伸ばした手は、すんでの所でかわされた]
む……
(常人に見切れる速さではなかったのだが……この娘、なかなかやるのう)
[一瞬険しい表情を浮かべるも、やはりそれも日常茶飯事なので深くは考えない]
この前には、何故だか色んな悪の組織が集まってるからのう。
用心するに越した事はないよ。
[手を止める様子に笑顔で頷いて]
お嬢さんは花の子なのかい。どうりで可愛い訳じゃ。
お嬢さんみたいな子にも会えるのが、この町の良い所じゃのう。
─回想・中立亭こと、喫茶まろんにて─
[砂糖が浮いたクリームを掬うと、そのまま口へ運び、その甘みに顔を綻ばせる
甘み堪能していると、どうやら新しいお客も顔を出した様だった]
ほへはひはふほ。(それは違うよ)
[声を出してから、スプーンを咥えたままだった事に気付いて。
口からそれを外して、再び声に出す]
それは違うよ、自称じゃなくて他称。
ボクはただ、色んな事の合間合間に正義の味方やってるんだからさ。
…いわゆる、片手間ヒーローなんだよ、おっけー?
[其処だけは譲れないらしい。
訂正する様に、しっかり、はっきりと口にした
そんな事を言った所で、相手は聞く耳を持っていただろうか]
[軽い足音を響かせて入って来た少女には、笑みを向けて。
メニューを持って、慌しく去って行く様子を見送っていた]
─引き続き、中立亭こと喫茶まろんにて─
[どうやら、件の彼は無事であったらしい
吹っ飛ばされて戻って来たと思えば、大声(>>127)で自己紹介をしてくる
その後…再び吹き飛ばされるのを半目で見つめながら]
はじめまして…で良いか、ボクはカルロ。
一応だけど、片手間でヒーローやってるよ。
さっきは相手が被っちゃったみたいだけどねー
ま、ドンファンさんが暴れてくれたお陰でラク出来たから良いんだけど、さ。
[メイアルに倣って、ドンファンに声をかけただろう
序、とでも言うかのように、先程見ていた事も一緒に。
吹っ飛ばされてはいたが…聞こえているよな、と、たかを括って]
─回想・了─
[礼の言葉が届いたのかどうか、無反応で、簡単な配置などを終える]
これぐらいでよかろう。
あまりやりすぎるものではないのでな。
[どちらかといえば城の中身を動かしたくないという程度の態度で、また玉座へと戻り]
ほぅ…もうそろそろこの島国ぐらいは消せるようになったな
…と思ったら、屋根はジャンプ台だったんですか。
[額に手をかざしてカムナギを見送る。]
むう…あの力量。
聖騎士候補として本部に推薦すべきか。
もうしばらく様子を見ましょう。
[その男がくしゃみに襲われたのは、例の店で自身の噂>>110をされてからやや後になってからだった。]
……ああ、忌々しい。
[あの女が何か妙な噂でも吹き込んではいまいか、と思った。
もっとも、その噂はヒルデルードの真の目的を暴くものではないだろうと推測することはできる。
しかし――]
「そのー、大将がただの大きなお友達だって勘違いされるだけなら、別にウチらにもボスにも損は無いんじゃないんすか?
偽情報ならむしろ得っすし」
[ふっと実体を見せた使い魔のひとりがそう零した。
召喚師は何の否定もしなかった。その代り、頷きもしなかった。]
「ところで大将、アレは放置してて良かったんですかい?
何か大将のこと知ってたくさいっすし、ビミョーに正義なオーラもあった気がするんすけど」
[使い魔はあの時の客の一人>>102のことを指して問うた。
ヒルデルードも彼の存在はあの時認識はしていたのだが、指差され叫ばれさえもしたにも関わらず特に関心を払わなかったのは]
あの場で奴に反応すれば、奴以外の客にも私の正体を晒すことになる。
[既に皆に正体がバレていたらどうするのだ、という突っ込みをしてはならない。
「市民から正体を隠しつつ暗躍する悪」として振る舞うことが肝要なのである。……とのことらしい。]
なに、今すぐに始末せねばならぬ程の脅威でもあるまい。
好機を見計らって始末すれば良いだけよ。
……戯言が済んだならば、行くぞ。
[こうして、今は一見ただのカラスにしか見えない使い魔を連れた男は場所を移ったのだった。]
―組織本部への帰り道―
「殿ー!とーのー!!」
[ぱっと男の視界に入ったのは、行方不明になっていた小さな小さなモモンガの魔獣だった。]
戻ってきたか……さて、今までの経過を話して頂こうかね?
「あ゛ー、えっと、その、本当すいません!!
……じゃなくーてー、殿、ボスからの連絡です、なんか隣のトナリくらいのヨウマタウンにいる例の支部が、ヒーローサイドに寝返ったらしいんで、今すぐ叩かなきゃならんっていう話です」
[なんと、と男ははっと瞬いた。
それから暫くして、このとある組織の悪の幹部たる召喚師はジンロウ町から暫し姿を消すのであった。]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[37]
[38]
[39]
[40]
[41]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新