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――ありがとう。
赤い薔薇。
[ふわり、微笑み。]
[そっと、彼女を、抱きしめる。]
だいじなひとが、待っているのでしょう。
おねえちゃん。
[次に、カンナギを見つめ。]
連れていってあげて。
私は、まだここで。
やることが、あるの。
[なにか言われたとしても。
それ以上はなにも謂わず。
ただじっと、彼女の瞳を見つめて。]
[気付いた時には噴水の外にいた。
その場にいたのは、黒と青のローブを身に纏う少女ではなく、白と青のドレスに身を包んだ、青薔薇。]
「――ありがとう。
赤い薔薇。」
[そして、そっと抱きしめられる。
その感触は不思議な暖かさを伴っていた。]
「だいじなひとが、待っているのでしょう。」
[その言葉にこくりと頷く。
そう。赤薔薇としての役目を終えた少女を守護する花の戦士様が待っている。
急いで戻らなくては。]
[最後に。
自らの、だいじなひとを、抱きしめて。]
ありがとう。
……私の、勇者様。
[そして、微笑む。]
……――だいすき。
[薄薔薇色に染まった頬で。]
[青薔薇が正義を見つめ、「連れていってあげて。」
彼女はきっとあの場所で自分の帰りを待っているはず。]
お願い、出来ますか…?
[と、問いかける**]
――さあ。
急いで……!
[有無を謂わさず。
ふたりを自転車に乗せ。]
……だいじょうぶ。
あとで、また逢おう?
[風に靡く、青い髪。
去りゆく姿を見送るだろう。]
[赤薔薇に。『鍵』に。解放された、力。
取り戻した本来の、世界の力であれば。
今までよりも。より長い、詠唱にも耐え切れる。
そして――
――この中心部からならば。町の全体へと届けられる!]
極寒の地の氷の神よ、我に力を与えたまえ。
空と大地を渡りしものよ、全てのものに白き息吹を。
無情の響き、嘆きの風を凍らせて忘却の真理を語れ。
咎と律は黒き秩序に逆らい、静寂の海に微睡む。
罪と罰は瘴気を振り払い、闇より出ずる。
言葉は氷柱、氷柱は剣。
彷徨える魂は言霊となりて、力となる。
開かれし門は黄泉と現世とを紡ぎ。
冥府の凍てつく流れは呪われし輪廻を討ち砕く。
身を貫きし氷の刃よ、今嵐となり我が障壁を壊さん!
[世界が、凍る。
町全体が。存在するすべてのものが。
そう、力でさえも、凍りつき。
世界が止まる。]
[……否。]
[運命を変える、4人だけは凍らずそのままに。
それが、世界の意志。
世界が運命を委ねた、4人の勇者。]
[世界は、止まっただけ。
やがて刻がきたれば、氷は溶け。
すべてはもとどおりになるだろう。]
[はらり。]
[青い薔薇が、散る。]
[水面に浮かぶ、青い花びら。]
[青薔薇の姿は忽然と消え去り。]
[しかしその生命の鼓動は消え失せてはいないのだと。]
[瞳と同じ輝きの石から知ることができるだろう。]**
―箱舟・玉座の間―
[箱舟が不気味な振動を始め、根を張っている魔法の花も瞬間動きを止めた]
――グラジオラス、花達が消えた。それも一瞬で…。
[振動は尚も続いている、内部に居るグラジオラスにはまさか一瞬で1つの地域が消えた事など分からなかったが、流石に花の王には感じ取られたようだ。]
花の王、どういう事だ。
外で何が起こっている!?
――何が、と…言われても。
この船が光ったと思ったら町の一部分が丸々消え去っていたとしか…うん、くりぬかれたように。花達がそう言っている。
…こちらの花も動きを止めた。何か他に吸い上げるものを見つけたような、そんな止まり方だったが。
何れにせよ、箱舟の暴走を止められたわけではないようだ。
全く…それならばこちらに来ようとせずに他へ行けというに、余程我々の魔力の方が良いみたいだな。
贅沢者めが。
[いつものように「このたわけ」と言わないのは、相手が自分と同じ植物だからなのかも知れなかった]
シャルロット、役目とやらが何なのかは分からんが急いだ方が良い。
未だこの箱舟は力に満ち溢れている、花達をどうにかそちらの力に向けて抑えておくからその間にお前達は成すべき事を済ませて来い。
[ユーリがこちらに任せると言えば、チラとシャルロットの方を見て首飾りの辺りを指して微笑んだ]
青娘、そちらもシャルロットを頼む。また後でな。
後…ジャス便、花達は轢くなよ。
[いつものような注意を吐いて皆を見送る。
ああ、ユーリの笑顔がほんの一瞬だけ見えたような。その残像が残ったような>>91]
さて…この暴走をどう止める、ドンファン?
[未だこの場に向けて根を進める花達を宥め、他方へと向けようとするのに力を使いながら問う]
――――ッ
[飛び込んで。見えたのは。色のない、牢獄。
いつか手を伸ばそうとして。届かなかった場所。そして]
……ぁ…ぅ……ァ……ゅ…ぅ…?
[その、中心には。ゆーの。ユーリエッタの姿が、あって。
その、姿に。ずっとずっと望んでいたその人の姿に。
あまりに、たくさんの。言葉が。想いが。絡まりあって。もつれて。繋ぎとめるように、体を、思考を、硬直させる]
[その目の前で、シャルロットとユーリエッタが言葉を交わし。崩れた牢獄は、光に包まれて。
ふたたび戻ってきた、ジンロウ町の真ん中で。
ゆーは、行ってほしいと、自分に、告げた]
[その言葉に。力なく、ふるふると、首を横に降りかかる。いやだいやだいやだいやだいやだ! その言葉だけが頭の中を駆け巡る。
やっと、会えたのに。ずっとずっと会いたかったのに。まだ、わたしは]
……っ
[けれど。ユーリエッタの瞳は。言葉は。真っ直ぐに、響いて。
ぐっと歯の奥をかみ締めて、顔を上げる。
そうだった。自分は、この子に勇者って呼んでもらえる限り。勇者でいようって、決めたんだ。なら。ここで、わがままに駄々なんてこねていていいわけがない。
ゆーがここでできることをするっていうなら。自分も、できることをする。
大事な人のところに、すぐにも戻りたい気持ちは、自分にだって、痛いほど。よく。分かるのだから]
…うん…わたしも。
だいすきだよ。ゆー。
[抱きしめてくれる大事な人を。大好きな人を。
ぎゅぅっと強く。抱きしめ返して。いつまでもそうしていたい誘惑を、振り切って]
…お願いできますか…ってーのはちょっと違うかな。
[シャルロットの、願いに、答えて。
ここに来る前、かけたゴーグルを、直しながら。
ぎゅっと奥歯を、かみ締めながら。
にぃっと作ったのは、形だけでも繕った、余裕満々の笑み]
ウチはジャスティス急便。そんなときは、配達一件お願いします、だよ。
[言って。ぽんと、シャルロットの頭に、手を置いて。彼女をジャス天号へと導いて]
まかせて。
…うん。また。
[急いで、と。だいじょうぶだと。また会おうと。告げる言葉に。頷いて。返すのは、ほんの短い言葉]
ンじゃあ、あなたの町の…うンにゃ、あなたの世界のジャスティス急便、あなたの大事な想いもまとめてしっかりきっちりお届けします!!
[自分を奮い立たせるように、大きく声を張り上げて。シャルロットを乗せたジャス天号は、振り返ることなく、真っ直ぐに。
ふたたび、空に浮かぶ箱舟へと]
―NOAH 玉座の間―
まいど。
安心して、ぐらじー。花は轢いてないよ。それと…ジャスティス急便のお届けものです。
あ、受領証は要らないからね。
[凍りついていく世界に同調する速度で。玉座の間へと、たどり着く。
シャルロットをその場に下ろし。
グラジオラスの元へと向かうのを、見守り、確かめて]
[その場にいたドンファンに、じ、と、視線を向ける。
まだ、何か手を打たないと大変なことに>>89、なんて手をこまねいていたとしたら。その顔にタイヤめり込ませてやる。
…もちろん、何かを決めた様子なら、そんなことはしない、けれど。
ぐいっと襟首を掴み、引っ張り下げて、背が高すぎる彼と強引に目線を合わす]
いい?ドンファンくん。よく聞いて。
この舟を処分すんのに、ただぶん殴って。飛ばして。消せばいい、なんてことはないってのは、もう分かってもらえたよね?
[それが。さっき、散々確かめようとして。回りくどいやり方を取った挙句、伝え切れなかったこと]
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