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遅延メモが残されています。
謎の少女 メイアル に 5人が投票した。
道具屋 真アニュエラ に 2人が投票した。
謎の少女 メイアル は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、道具屋 真アニュエラ が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、爆裂正義団 ドンファン、青薔薇の幻影、花の子 グラジオラス、ジャスティス急便 カンナギ、諜報員 シャルロット の 5 名。
― 某秘密組織本部 ―
「主任!反応出ました!」
「来たか!いよいよ大詰めのようだな。」
「それとは別に、ちょっと気になる事があるのですが。」
「どうした?」
「これです。明らかに空間の歪みや、テクノロジィ反応とは別物なのですが、ほぼ同じ場所で、何だか良くわかりませんが、ものすごい反応が出ています。」
[“それ”が何なのかは、末端のヒラ研究員共には知る術も無かった。**]
― 現在・??? ―
あーあ。
せっかく かくしておいた 『かぎ』 が これじゃ だいなしだよ。
にんげん には とけない ようにしておいたのに
はなのこ が 『かぎ』にちかづいた のは
やっぱり まずかったかな。
―箱舟内部―
[シャルロットが徐々に何かを思い出して行く様子に足を止めて、振り向いた]
シャルロット…?
お前。
[やはり、彼女は]
やっと、戻って来てくれたんだな。
またそう呼んでもらえて本当に嬉しい。
…おかえり、シャルロット。
[シャルロットが口にしたのは、何度目かの球根から芽を出した時に呼ばれていた名。
何故だかおかえりと言いたくて、同じように彼女を抱き締めた]
[どれくらいそうしていただろう。それは一瞬だったのかもしれないし、とても長い時間だったのかもしれない。]
うん、行こっか。
あのテクノロジィを取り戻して、グラジィちゃんがずっと咲き続けられる世界を残さなきゃいけないし、
ずっと泣いてるあの子を助けてあげられるのは私しかいないしね。
[二人で再び奥へと歩みを進めた。]
[声を掛ける暇もなく]
きゃ……。
「しゃき」
[いただきます、の声が響くと同時に一陣の風が駆け抜けた!]
良い……生き様を見たわ。
『ん』
[ジャス便さんの上を祝福するかのように、浮いてる何かがくるくると回っていた]
あなたは……どんな生き様を魅せてくれるかしら?
「お姉ちゃん、それ微妙に悪役ちっくなの」
[子猫の指摘は聞き流し、新たな、死地に赴こうとしている戦士を迎え入れた]
−回想・喫茶まろん(中立亭)−
[暇な一般人やヒーローや悪党とテレビを見ていると]
『ジンロウ町に暮らす住民の皆さん。
あたしはメイアル。貴方たちを真の救済に導く存在よ……』
[>>5:46魔王ニュースでも、臨時ニュースでもなく。映されたのは、白]
あら、あれって確か……。
[クロちゃんのおうちを尋ねた少女だった]
『……この天変地異にしたって、貴方達にとってはいい迷惑でしょう?』
[いい迷惑……。
この言葉に、人知れず眉が動く]
天変地異……そうね、ここでカレーが大盤振る舞いされているって言うのは、この町ではそうないことかも知れないわね。
[このニュースに感化された一部の人は店を出て行ったかも知れないし、残るものも居たかもしれない]
−喫茶まろん(中立亭)−
[穏やかに座して、手ずから淹れた珈琲を啜る]
おじさんが淹れたのと、やっぱりどこか違うのよねぇ。
「お姉ちゃん、さっきの白いお姉ちゃんのとこ行かないの?」
うん?私は、お店番だから。そう言えば、あの子が飲んでたのは紅茶だったかしら。紅茶党なのかしらね、おじさんより先に帰ってきちゃったら、私が淹れないとかしら。
「こうちゃっておいしい?」
イモリの黒焼きよりは、ね。でも私は専ら珈琲党だから……如何しようかな。
[そういって、アリアはレシピ集のページを繰っている]
−一般人の幕間 回想・了−
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