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「メイアルよ、ならばお前の目的は何だ?」
[訝しげに問いかける魔王、それに対してメイアルは唇の端を軽く吊り上げ。一言呟いた]
……N計画。
貴方なら聞いた事ぐらいはあるでしょう?
[その恐ろしい計画は、彼のような立場のものならば聞いた事ぐらいはあったのだろう。しかし、現実には到底実行できない夢物語のはずだった。]
「馬鹿な!あのような計画を本当に実行するだと!」
ええ、貴方ならそう言うと思っていました。
だからあたしがわざわざ来たんだし。
[この魔王の力を持ってすれば、遠隔攻撃だけでは弾かれてしまうかもしれない。そう思ったからこそ、彼女は直接魔王城へと赴き……彼女にとって最大の幸運はアンクルとの戦闘で魔王が消耗していたこと、それはそのまま魔王にとっての最大の不幸でもあった。]
「おのれ!貴様の好きにはさせんぞ!」
[そう言って再び立ち上がる魔王。しかし、アンクルとの戦闘で消耗した魔王には最早メイアルを葬るだけの力は残されていなかったのであろう。次第に押されていき……]
ふふ、可愛そうな魔王様。
普段だったら、あたしと互角かそれ以上にはやれたでしょうに。最後はせめて。この力で送って差し上げましょうか。
[そう宣言すると、彼女の操る魔力と連動している超次元ジェネレーターが起動し。魔王の姿は光に包まれて消えていった。最後の力でメイアルに放った魔力は、果たして彼女に届いたのだろうか]
―アニュエラの道具屋―
[口を開けばちびあにゅの神経を逆撫でするような事しか言わないグラジオラス。しかし幻銀蓮の種を聞くと少し大人しくなり、シャルロットに交渉を任せた方が良いと考えた]
(幻銀蓮だとか世界樹の雫だとか、ここは棺桶以上のものも扱っているのだな。いつかは世界樹の苗とか言い出しそうだ)
[少々感動する部分が違うように思えるが、店内を見回したりシャルロットが「領収書」と言っているのを無視して支払いをしようとしたりと口を閉じていても落ち着きが無かった]
ところでちびじん、月下美人はいつ頃……
[黙っているのも辛いのか、戻って来ると言うアニュエラの事を訊ねようとしたその時、彼女は光と共に戻って来た(ように見えた)]
―― ジンロウ町 中央採石場公園 ――
[アニュエラに呼ばれて、いそいそと岩の間から出て来る神父。>>34
信者の愛の献血で体力もそこそこ持ち直したようだ。
犬歯がちょっと長いかもしれないけど気にしてはいけない。]
「あのふたりを戦わせて、何をする気だったの?」
[アニュエラの問いかけに、うっとりとした視線を返す。]
戦うように仕向けたわけではないですよ。
戦い始めたのは彼らの本能です。
彼らにとっては拳が話し合いの代替方法のようですね。
どうも平行線な気はしていますが。
わたし?
わたしは異端を排除し、聖ヒーローをお披露目しようとしたのみです。
ああ、アニュエラさん、行ってしまわれるのですか。
後ろ姿のその麗しいうなじとヒップラインを心の糧にいたします。
妙なる哉、妙なる哉、妙なる哉。
[>>52 立ち去るアニュエラの影に接吻してから、グラスに残ったワインを呷る。]
甘い、甘いです。
ふうー
[ユーリがふたりの間に入り、両者が拳を納めたのを見やる。]
おや、問題がすり替わってしまったようですね。
魔王との契約の問題や、ドンファンさんの「力の向かう先」については何も解決していないと思うのですが。
[傍らにやってきたカンナギに会釈。]
自転車がなくてもすばらしい跳躍力ですね。
ジャスティスの配達、ありがとうございます。
「ただ打ち砕き続け拳を届かせるのみっ!」「俺が掴むは安寧ではない。」と攻めかかられ、わたしの力ではドンファンさんを抑えきれませんでした。
それで、あなたをお呼びしたのです。
[受け取りサイン用のペンを取り出した。]
それと――あなたにお伝えしたいこともあるのですよ。
わが教団は、あなたを「聖ヒーロー」に序列したいとの意向です。
わが教区より「聖ヒーロー」が生まれるとは光栄なこと。
これからも、ジンロウ町の人々にジャスティスを届けてください。
脅威が迫ったときにも、人々はあなたの姿に鼓舞され、立ち向かうことができるでしょう。
おや…
[カンナギの頭――正確には、ジゲン弾が撃ち込まれたこめかみのあたりを凝視する。]
カンナギさん。
あなたの頭の中に何か異物があるのを感じます。
どうなさいました?
─喫茶まろん─
[扉を開けて、勢い良く中に入る]
此処でテクロノジィ反応があったって──。
[さながら其処は、地獄絵図でした。
漂う禁断の香り、叫び声を上げるアリア、一定の動作を繰り返す店主(人形)、その店主の上を回る何か]
───。
[一度店の扉を閉めて、もう一回中に入るも、結局は同じ光景が繰り広げられていて。]
[アンクルが人形であるかどうかは…25]
ちょ、ちょっとおじさん、一体どうしたの──。
[近付いてみれば、それは人形でした
遠目から、声だけ聞けば間違いなく騙されるであろうそれに驚愕する...
…しかし、そんな事もしてられないと気を取り直せば、アリアを宥めて詳細を聞き出そうと─]
[+表+ 表:聞けた 裏:聞けなかった]
─アニュエラの道具屋─
>>57
喫茶店のコックさんが……?!
そう……、おばあちゃまはアンクルと並ぶこの町の重要人物だと。そう思った時に、気づいておくべきだったわ。次に狙われる相手を……。
[銀の睫毛を伏せて、憂いのため息を]
[おだてられたのには]
[いつものことというか、当然のことなので、特に反応せず]
そうね。解決出来そうな心当たりがひとつあるわ。
[そして携帯をかける先は、ユーイチ]
[しかし、電波が届くところにいない]
……ユー君は、JJの所に行くと言っていた。
JJが犯人で、JJに消されたか……。あるいは、JJはもうすでに消されていて、ユー君も同じ相手に消されたか。
まずいわ。日を追うごとに、不利になっていくのね。
[最後はつぶやくように]
[考え込んでいると、ちびあにゅにつんつんとつつかれ、あの花の人がすごく腹が立つっ……と不平不満を方耳で流す]
[そういえば、幻銀蓮の種をエサにしていたんだっけと思い出した]
[種を売る気は+表+]
表:ある
裏:条件次第
[32分程、宥めるのを続ければ。
落ち着いたのだろう、"光が厨房から放たれて居た"事
その後、シャルロットとグラジオラスが来たが、何かを話すとそのまま出て行ってしまった事を伝えられたろう]
『後、皆が戻って来たらこれを出す様にって、グラジオラスさんが───』
[続く言葉と共に、奥に入って行ったアリアが持ってきたメニューに、泣いた]
グラジオラスさん、なんて事……ッ!
ど、どどど…どうする、僕───ッ!
[どうみてもカレーで、しかも…明らかにお子様用では済まない色合いをしている
出されたそれに、動揺が隠せないまま]
[徐に取った行動は]
[+パー+ グー:...はにげだした! チョキ:諦めて、食べる事に
パー:...はにげだした! しかしまわりこまれてしまった!]
ボ、ボク、用事があるんで、これで───ッ!!
[目の前にカレーを残したまま、その場を後にしようとする...だったが]
たべないのか?
「たべないのか!」
〈てきぜんとーぼー?〉
《かるろは、にげだした!》
「『〈しかし、まわりこまれてしまった!〉』」
[回り込んだのは君達だろう、なんて不満も声に出ぬまま、"何か"に追い込まれる様にして、カレーの待つ席へ。
…意を決して。
─正確には、諦めたのだが。 カレーを一口、頬張った]
──────ッ!?!!!!???
[それは、形容しがたい程の衝撃を伴った辛さをしていて。
...は、声も出せぬまま、その場に倒れ伏しただろう**]
そういえば、幻銀蓮の種を売る約束をしていたわね。
ちびあにゅ、持っておいでなさい。
[ちびあにゅが不満そうに持ってきた箱に、鍵を差し込んで取り出し]
41万ゴールドでどう?
……フフ、冗談よ。その十分の一でいいわ。格安でしょ?
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