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―喫茶まろん―
[成人女性モードで今日もカウンターの奥の席。>>619の調査の為だったが、アニュエラが不在の今でもどうも居心地が悪い。この独特の空気に慣れないのか、他に理由があるのか]
『しかしあの新米丸出しの男がのう……』
[目を向けるのはドンファン。一度、計略にかけようとして失敗した相手である]
『こちらの怪人(ミラーマン)のミスと思っていたが、もしかしたらわざと自分を不当に低く見せる為の演技じゃったのか……はは、まさかな』
[だとすればやはり彼を勇者と持ち上げる青い女の影響か]
『しかしカンナギにも似たようなこと言っておったし……手当たり次第ではないじゃろうな?』
[かつて自分にもその手の質問を向けられたことを思い出す。適当に答えたのでどう対応したのかもう覚えていない]
『さて、どうしたものか……』
[深く静かに黙考中]
[店の中央の、割と大きなスペースを取って繰り広げられている勇者談義を耳を傾けるでもなく聞いている。
勇者とは……と、持論を語りかけもしたが、その雰囲気に水を差すような無粋なまねはやめておいた。
代わりに、その場にいる連中に飲み物を運びつつ、軽く聞いてみる。]
そういえばおぬしら、魔王のやつめと直接戦ったのかの?
あやつ、どんな様子じゃった?
相変わらず世界を滅ぼすだの言っておった…かの?
[折しも、背後では、魔王行方不明のニュース>>711が流れているところ。]
―回想とか―
あー…そう?
そんなヒドイ?
[アニー>>672に指摘されてぺたぺたと自分の顔をさする。
自覚はしてなかったものの、植物にされたり炎に巻かれたりしたあとだし、どこか怪我でも…と思ってたら]
[ぐぅー…]
[と、分かりやすく主張された。自分の胃腸に]
あはは、ンじゃあお言葉に甘えてー…
おっちゃん、焼き魚定食ちょーだい。Aセットでー。
[有意義に時間を過ごすアニー>>676と、なんかとげとげしく自分に刺さってくる視線を横目にしつつ。
ご褒美だといってくれるアンクルの言葉に、素直に甘えた>>688]
あ、アルコールはなしで!
[分かってはいると思うけど、念のために断っておく。飲酒運転、ダメ、絶対。自転車が自動車を跳ね飛ばすような世の中だもの。
そうして、定食がっつり平らげたあとに出してもらった、ぬるめの珈琲ミルク増し増しという名のカフェオレすすりつつ]
勇者…かぁ…
[周りで交わされる言葉に、聞くともなく耳を傾ける]
…ああ思い出した。
聞いた話なんだけど、死神と顔なじみの勇者がいるらしいね?
どれだけ無謀に思えるような無理難題にも果敢に立ち向かって迷宮を制覇したんだとか。
たしか、口癖は「ざんねん! わたしのぼうけんは ここで …
…っとごめん。
もしもーし、あなたの町のジャスティス急便…
あ、まいどどーもー。
はい。はい。
うん、機材の配達ね。
場所はー…
はーいかしこまりましたー。
[ぷつん。不意にかかってきた携帯電話を切って]
ごめん、仕事の電話だ。
んーと、ぐらじー。お代はひとまず立て替えとくから、折半分は着払い、ってことでいいよね?
[と、さっき>>686話し合っといたことを確認しながら、残っていたカフェオレをぐいっと飲み干す]
ンじゃ、ゆー、よろしくね。
[と告げたのは、ユーリに対してか、周囲に対してか]
おっちゃん、ごっそさまー。
[と一声残し、ひらりと手を振って。ジャスティス急便は今日も町を走ります]
―喫茶まろん―
『いつも蠢動する魔王が不在? 魔王が何もしない日などいつ以来なのじゃろうか。我々がこの町に来た時からは4(5)回ぐらいか?』
[魔王ニュース(>>711)を耳にすれば、深いため息]
『魔王城の跡を見たが、やはり一部が……じゃった。あの力はそうそう個人が出せるものではないのじゃが……優秀な科学者……ああ、JJと申したか。あの男がおったの』
[遥か昔、道を尋ねてきた事を思い起こす。彼が来てから、青い少女が降臨してから、黒き新米ヒーローが起こした奇跡]
『偶然と断じるのは楽観じゃな……しかし連中はもしくは彼らの中の誰かは何が目的じゃ? 我らの主のような邪な狙いがあるのか? 仮にも正義をかざすものがか? ああ、そうか』
[そこまで考えて、ふと結びつく思考]
『勇者は正義ではなかったの。うむ。ならば、
勇者とやらがあの力に繋がると判断してもよかろうて』
[エルヴァイラの身勝手な推測は続く]
[グラジオラスにウサミミを固結びにされて、じゃれ合うように楽しんでみたり、「こしょばゆいの〜」ともてあそばれるクロちゃんを見て和んだりしながら]
>>710
なんとぉ!おねーさんは実はお花さんだったのですか。
なるほどですねぇ。怪人さんと闘ってたみたいだから、もしかしたらヒーローさんなのかもと思っていましたが
勘違いだったのですね。普通の人間じゃなさそうと思っていたけど、やっと納得できたのです。
お花の妖精さんなのでしょうか。
[目をキラキラさせながら、ヒーローでも人間でもない相手にますます好感を抱いたようだ。]
[>>713 ドンファンにミルクを奢ってもらうと深い喜びにつつまれた。]
ありがとなのですー♪9枚でよいなんて謙虚ですねぇ。くふふ。
ミルクと一緒に、リンゴやニンジンがあるともっといいのですけど。
[と、冗談なのか本気なのか分からない事を言い出すだろう]
[シャルロットから黒猫=勇者のパーティ説聞けば]
う〜ん、あんまり経験値貯まってる感じはしないのよねぇ。
「どくのぬまちに、鏡取りにいかないとだめ?」
毒消したくさん持っていかないとねぇ。
「どくけしってどくより苦いからきらい〜」
どこから突っ込むべきか悩むけど、シャルロットちゃんの話と君の毒消し体験談を合わせると10%くらいは信憑性あるのかしらね。
[そう冗談交じりに言って、混乱しているシャルロットちゃんを撫で撫でしてみたり]
ふー、さて。
そろそろ店の方に戻らないとねぇ。
[魔王の侵攻がないのなら、今しばらくは戦いに赴く必要もないだろう、と立ち上がって]
アンちゃん、世話になったねぇ。
お代はこれで。
ああ、お釣りはいいよ。若いモンに美味い物食べさせてやっとくれ。
[2(5)万円をカウンターに置き、店を去っていった]
―駄菓子屋「つるや」へ―
― 回想(>>721) ―
「焼き魚定食Aセット上がったぞ。3卓のカンナギさんの分だ。」
[マスターから料理を受け取り、テーブルへ届ける。]
お待たせしました〜、焼き魚定食のAセットです。
[「アルコールはなしで!」と言われ]
わかってますよ〜、流石にこのジンロウ町でも飲酒運転はご法度なのです。
ジャスティスさんはそんな事しないと思いますが、配達があるのにお酒を注文しちゃうような配送屋さんは、逆にマスターさんから拳骨されちゃいますよ。
飲み物はぬるめの珈琲ミルク増し増しですね。了解でありますっ。お飲み物は食後でよろしいでしょうか?
[これで一通りカンナギさんの自転車で戻ってきた一行に注文の品は行き渡った。厨房で大忙しだったマスターもようやく落ち着くだろう。]
― 了 ―
おう、今日も精出してこい。
[走り去っていくカンナギ>>722に応えれば、トメ子>>727もまた自分の店に帰るという。]
魔王が静かだと、こうも平和になるもんかの。
静かすぎて、妙な気分ではあるがな。
…ああ、今度はヒーローチップスでも買いに行くでの。
[トメ子を見送りつつ、そんなことを言う。
実際はいくつもの戦いが起こっているのだろうが、今日のジンロウ町は、おおむね平和だった。]
―駄菓子屋「つるや」―
[少々曲がった腰にファンシーな杖といういつものスタイルでつるやへと期間し、まず初めに取った行動は、開店の準備――ではなかった。
店舗兼住居の一室。
そこには和式住居にはそぐわぬ巨大なコンピュータが置かれていた]
[画面上を流れるログには、『X:718(1000) Y:760(1000)に波動9』『X:206(1000) Y:845(1000)に揺らぎ15』などという文字が並んでいる]
今日は目立った変化はなし、と。
やれやれ、アレが思い過ごしなら良いのだけれどねぇ。
[呟いて立ち上がると、今度こそ店舗の方へと向かい、シャッターを開くのだった]
― 余談 ―
[>>717説で一番説得力があったのは、2(3)
1.「カメェェェッー!」
2.「実はクロちゃんは魔物の呪いで姿を帰られていたんだよ!」「ナ、ナンダッテー!! Ω ΩΩ」
3.「みぃ〜たぁ〜なぁ〜」
その説得力は*10末小吉*]
― 余談以上 ―
嬢ちゃん、嬢ちゃん、ちょっとおいで。
[忙しい時間にいろいろと手伝ってくれていたシャルロットを、くいくいと手招きする。]
すまないね、いろいろしてもらって。
ほれ、お駄賃というわけじゃないが、もらっておいとくれ。
[そういって差し出すのは、10%割引券7(10)枚綴りと「つるや」のこんぺいとう。]
助かったよ。ありがとな、嬢ちゃん。
―喫茶まろん・少し前―
私が花の王から聞いたのはお前達の言うものとは少し違うかも知れんが、かつての勇者は竹槍を携え、他人に話しかけるにもしっかりと東西南北を確認してから行動に移す…そんな真っ直ぐ律儀な青年だったと聞くぞ。
[思い出しながら会話に入っていると、カンナギが出かけるとの事。植物用栄養剤の代金は着払いで良いかと聞かれひとつ頷いた]
ああ、送料込みで支払わせてもらうから慌てずに、人と花は撥ねるなよ!?いいな!?
[しっかりと花の事を念押しし、カンナギを見送った]
―― 聖ゲルト教会 ――
[アニュエラと一緒に、魔王城に挑むドンファンを観戦しようかと考えていたら、魔王失踪のニュースが流れた。>>711]
おや、これは――
かの君のご無事をお祈りしましょう。
これでも密かに楽しみにしているのですよ。
しかし、風車がなくては騎士殿も突撃をかける先に困りますね。
少し軌道修正しますか。
[それでもアニュエラの店へ電話をかけることには変らない。]
―???―
[魔王ニュースを眺めながら。軽く煎餅をメルクリスと齧っていた。どうやら今日は魔王は働かないらしいと目にすると薄く笑みを浮かべて、準備を始め]
……え?どうしたんだって?
そんなの決まってるじゃない。
あちらが動かないなら、このあたしが動いてやるのよ!
[呆気にとられるメルクリスにも、目線で暗に付いて来いと促して。彼が渋々と言った様子で立ち上がれば、にっこり笑い]
流石メルクリス。
男前っ。
[かくして、前回は良い所で止められた感がしなくも無い謎の少女と、前回は出番の無かった影は動き出した。]
―喫茶まろん・青い少女に問い掛ける前―
[アハハハハハハハと大笑いし、ねこじゃらしを振り回しながら悪乗りして子猫と遊んでシャルロットにもやりたい放題。
しかししっかりと花である事を認識してもらえたとわかると少し真面目な表情を作る>>725]
そうだ。私はここの連中が言うようなヒーローなんかじゃない、ただの花の守護者だ。
戦いに巻き込まれても振り返られない小さな草花を護る為に選ばれた、らしいんだがなー…。
ところで、大鎌を振り回す妖精が居たらお目にかかってみたいぞ?その辺もまた、いずれな。
[可哀想だな、と固結びしたウサミミを解きながら告げた]
全部話せる時が来たらいいな。
[ぽつり、と]
ぬ、楽しい時間は過ぎるのが早いと言うが本当だな。
皆の者良い時間を過ごさせてもらった、礼を言う!
そろそろこの町に滞在する為の家を借りねばならんのだ。
[勇者談義を交わしていた全員へ笑顔で礼を言い席を立つ。 店を出る際にアンクルに良い物件はないかと聞き、いくつかの超安物件を紹介されるだろう]
それでは、皆の衆また会おうっ!
― 中立亭→中心街 ―
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