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[声の先に絶世の美女を見つけた神父はその場に跪く。]
Mundi spes, Anuella, rosa specisa, ignis divine, carens simili――!!
(この世の希望、アニュエラ 、美しい薔薇、聖なる炎、比類なき方)
[動転のあまりラテン語で叫ぶ。
視線釘づけのまま、ここに来た理由も何も忘れている。**]
[知り合いかと問われれば>>448すぐに振り返り、紹介する。]
おう!
こっちが駄菓子屋のトメばーちゃん。ガキの頃よく世話になってたんだ。今も行くけど。
んでこっちがジャスティス急便のカンナギさん。まあ……瞬間じゃないけどほぼ瞬間移動みたいな速さで運んでくれるよ。弁当忘れたときとかよく届けてくれるんだ。
んで……そっちの人はどっかで会ったことあったっけ?
[紹介がカルロの番になれば首をかしげ。
カンナギがドンファンのことをどうにか出来るかも、という言葉を聞けば>>447]
さっすがジャスティス急便! 頼りになりますにゃん!
……へ? にゃ?
[そう言って、自分の語尾に驚いて、慌てて口を塞いだ。]
どうなってるにゃ〜〜〜っ!?
[揮発性の魔薬を吸い込んでしまって影響を受けたのだとは(一般人である彼の体は、ヒーローより少ない量でも効いてしまうらしい)知るよしもなく、叫んだ。]
あら、神父さん。
[数年の間、普通のニュートラルな道具屋を装ってきた]
[悪以上の悪女で鳴らしたころ以来の、久しぶりの反応に、当然という顔をして近づく]
うふふふ……。
そんなに崇め奉らなくてもいいのよ。
今のところ、まだあたしはただの道具屋なのだから。
……あたしを見ていたら、正気でいられなくなるわよ。そのままのアナタでいたかったら、目を逸らした方がいいわ。
それで、あたしに何か用かしら?
[クスクス]
― 回想〜現在 ―
[JJに『美味いか?』と問われれば]
美味しいです〜。幸せなのです〜。
[と、満面の笑みを返す。]
[しばらくマスターと会話していたが(>>403)、ボックス席から『どちらか片方が居なくなれば争いはなくなる』(>>431)との声が聞こえ、トテトテとボックス席へと移動する。]
面白そうな会話が聞こえたので来ちゃいました。
[と、一言断りを入れ]
例えば、の話なんですけど、
この町から正義か悪のどちらかが居なくなって、争いが無くなったら………
その先に訪れるものは何なんでしょう?
[その場に居る全員に問いかけるように、疑問を投げかけた。]
トメさんと言ったか。ワシはJJ、しがない科学の申し子じゃよ。よろしく。
[ユーイチの説明>>458を聞いて、握手しようとトメに手を差し出す]
ほほう。それは興味深い。カンナギと申したか。
ワシの改造くんマーク81とどちらが速いか勝負じゃ!
しかし、弁当運びに使うとは……実はユーイチって悪の幹部の風格があるんじゃないか?
[彼を見る目が変わりそうだったが、突然語尾がにゃんかなって台無しだった]
幸せそうじゃの。
[シャルロットの表情に目尻を下げて満足そうだ。
やがて全員に発せられた問い>>460が耳に届くと]
ふむ。どちらがいなくなるかにもよるじゃろうが。
正義が悪を滅ぼしたら、正義は悪を求めて他の土地へ向かう。
悪が正義を滅ぼしたら、町や世界をどうにかしてから、次なる土地へ向かう。
……そんな所ではないかの?
―まろん亭 少し前―
[奪い取るように水を取り飲み干す高校生を咎めるでもなく、飲み終えたところでボトルを受け取る]
なに、気にするな
我は一般人には手を出さぬ主義でな
[感動してるとは知らぬ魔王はさも当たり前のように言う
でも世界滅亡はしっかり一般人に害があるがそれは例外らしい]
我は魔王、名はない。
最も昔はガレアスなどと呼ばれていた時期もあったし、それよりも昔は違う名もあったのだろうな
[ガレアスというときは一度アンクルを見て、ユーイチと名乗る学生にどこか他人事めいた自己紹介した。]
ふむ、いつも城の場所は決めておらんからな構わぬが、そのときは連絡をよこさば叶えてやらんでもない。
とはいえ、この町のことだからコースがひとつ崩れたところで別のコースを用意されてるのではないか?
[存外適応力の高い村民なので思わずそんなことを思ったりもする]
方向性か、正義も苦労すると見える。
…弟子というのはあれか?
[離れたという二人には言葉短く、ただかすかに淋しげさも帯びさせながら、アンクルの弟子というのに話題を移し聞けばその通りだとでも返答がくるだろうか]
確かに、な…お主らの時代とは変貌を遂げておるな、変わらないのは結果だけ、か。
だがあの弟子はそういう意味では古き良きもの、ともみえるが御主はどう見る?
[そして一日千秋という言葉には確かにアンクルにヴァイスが現役のときから色々して、いまだ世界は存在する時点で一度も成功してない望みのようだが]
そうでもないかもしれぬぞ、得たいものを幾たびも得ているかも知れぬ
[と意味深な言葉を呟き、ゆっくりという言葉には甘えることにしたらしい]
JJか、名乗るなが魔王しかないゆえその名で失礼する。
御主は科学者…というやつか
そのようなものならば我もいくつかもっておるし、いくつかは作ることもできる。
この町にも…我はいったことがないが、ここには何でも揃えると噂の女狐…もしくは女豹がおるときくのであるだろう。
[既にそこにJJがいっているとは知らぬままアニュエラの店のことを告げた]
魔王 が村を出て行きました。
16人目、魔王 がやってきました。
[そして正義と悪の理論には耳を傾けてるのかいないのか。
特に加わるでもなく、また先程争ったものがいるのをしっかりと見ていながらも特になにもせずに、過ごしていた]
魔王、と申すか。
確かに世界に一つだけの存在であれば、特に名は不要ではあるが。
では、親しみを込めてまおちゃん、と呼ばせてもらうか……冗談じゃ。
[>>465に、魔王も案外いい奴だなあと感想を抱きながら]
ふむ。そんなものか。案外、身近にあるものなのだな、魔法とは。
研究材料として、ひとつワシに譲ってくれる気はないか?
……ほう、それは良いことを聞いた。
では、その女狐とやらを後で探しに行ってみるとしよう。
昔はもっといたのだろう、今もまだいるのかもしれぬ。
そうなったなら前みたいに名がつくかもしれぬな
[まおちゃんというのには特段大きな反応も返さずに答える、そして女豹については僅かながら頷くことを返し]
渡すことは構わぬが、お主が魔法を使えないのであれば研究材料になるものなのか?
強化するものは一を十にすることはできても零は零のままだ
零を一にでもかえるもののほうがよいのではないか?
>>462
ですよね〜。やっぱりそうなっちゃうんですよね。
[JJの言葉を聞いて一人で何かを考えていたようだが]
正義さんたちは「世界を救うんだ〜!」とか言いいながら、
悪さんたちは「世界を支配してやる〜!」とか言いながら戦ってますよね。
それで、一つの場所でどっちかの人達が「て〜いっ!」って相手さんをやっつけちゃったとしても、その後は他の場所で同じ事を繰り返しちゃうんですよね。
『だからどうした』って訳じゃないんですけど、結局ずーっと争いが終わることはないんじゃないかな〜って。そんな気がしたんです。
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