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[ベルを疑う、という内容のサイのメール。]
…サ、イ…ちゃん…どうし…て?
[理由は一言もない。だから]
………そっか。
サイ、ちゃん、が…ベル、ちゃん、を…護るのに、ジャマ、なのか、な。
―回想・メインスタジオ―
[皆でメインスタジオへと戻ると、状況を説明して、張り紙の追加された事項を見て]
ルラさんは違ったんですね。
[スヤの占い結果にとりあえずは安堵の表情を浮かべる。]
ヨルさんは、誰を占ったんでしょう…
[そう呟きながら、この状況をそれぞれに話す皆の話を聞く。そうこうしている内にヨルが現れ、自分は狂信者だと聞けば]
狂信者…思考に欠落のあるボーカロイド…ヨルさんが…?
そんな、でもヨルさんは…
[思い出すのは第3スタジオでの会話。あの時の彼女に思考の欠落があったとは思えず。しかし、続く思考制御デバイスの話に何も言えなくなってしまう。人狼の名前は告げないというヨルの様子を心配そうに見つめながらも何も言わず、その日はメインスタジオを後にした。]
−メインスタジオ−
(>>219の前)
…ん?
[張り紙が視界に入り、書かれた内容>>64 >>165 >>匿名メモ【コード:人狼 に告ぐ】を把握した。]
ルラちゃんの結果、張り出しててくれたんやね。他の皆に伝えないけんの忘れとった…。これやったら伝わるわねぇ。よかったわぁ…。
[ルラのメールアドレスを登録しながら、ヨルの結果を教えてもらわないと決められない…と考えた。]
ヨルやんは誰のデータを見てもらったのかねぇ?
[最後の文章は色々な意味に読み取れて、よく判らなかったが、追伸部分には頷けるものがあった。]
…そうよねぇ…。…でも…何でなんやろうねぇ…。
[スヤは首を軽くかしげ、個別スタジオに入りレッスンを開始した。]
しかし、でも――
もし妖音殿が「人狼」だったとして、今隙だらけだった妾を強制終了せずに、耳を甘噛みしていっただけじゃったのは何故じゃ?
「人狼」じゃないから?それとも強制終了するまでもなく敵にはならないと判断したからか?
[思考がぐるぐる回る。ベルたちとセッションした時の事。いつもチョッカイ出してくる事。さっきやってきた姿。
いろんな記憶がめぐって、なかなか送信ができない]
―生活棟・自室―
[何時ものように長い自己検査プログラムを経て起動すると、ゆっくりと体を動かして]
はあ、どうにか僕の機能を使わずに済めばいいんですが…
[自分の機能を使う。その意味を考えると思わず溜息が出た]
とにかく、動かない事には始まらない。メインスタジオにでも行ってみよう。
[頭を振って嫌なものを振り払うと、そのままメインスタジオへ向かう。]
[>>232のバクの心配そうな声を聞けば]
大丈夫よ、バク君。
アタシはその為にここにいるボーカロイドだから。
万が一があっても本社にバックアップが存在するわ。
それに狩人が一人なんて保障も証拠もないでしょう。
[ニッコリと安心させるような笑顔を作った。無論その口から出るのは全て出鱈目である。自分はただ護りたいのだ。自分の夢を捨ててまでも]
心配してくれて有難う。
でもね、もしかしたらアタシが嘘をついているかも知れないわよ。
こうすればスヤさんはアタシを調べられないし、皆もアタシの機能停止を躊躇う。
そんな狡い作戦だって可能なんだから…ね。
[程なくして、個室を出る。途中、シャトが通りかかったのは気がつかなかった。
気がつけば、隣の個室にスヤの姿が見えた。
興味を引かれ、そちらを覗き込んでみる]
それに此れって「人狼」たちと同じ事をしているのではなかろうか。
[強制終了させたい人の名前をメールする。多数決とはいえ、それは「人狼」と同じではないか?
でも、他に解決方法があるのかと言われたら答えに窮す]
さい殿……?
あ、もしかして、もう次の人の予約時間かのう。
それなら悪かった。
[そのままメールを送信しようとして、個別スタジオの側に気配を感じて視線を向ける。微笑む姿に首を傾げた]
―個別スタジオ―
ピッピッピッ…………。
……ほぇ?
["山の歌"を選んだつもりが、先輩ボカロの持ち歌"大和撫子が咲き誇る歌(先輩ボカロのボーカル付き)"を選んでしまった。たまには新しい曲も…と考え、最後まで聞いてみることにした。]
………!!
[スヤの内部回路が、またカッと熱くなった。]
―メインスタジオ―
[メインスタジオに入ると、なにやら言い争ってるらしいバクとソヨの姿を心配そうに見つめながらも、まずは張り紙を確認して思わず唖然とした]
まったく、何を考えてるんですか。ルラさんも、ソヨさんも…
機能停止になったら復帰できる保障なんてないのに…
[張り紙の内容に思わず溜息が漏れる]
ソヨさん。いますぐこんな事は止めるべきですよ。
[バクに加勢する]
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