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[バクの発する獰猛で攻撃的な言葉にノイズが酷くなる]
ッ・・・そう。
キミのする事に口出しをする気はないし邪魔もしないよ。
ただ・・・キミのその乱暴な言い方はちょっと悲しいかな。
僕だって声を手に入れるなら、目的のためならどんな手段だって使うつもりでいるけど・・・本当は皆で笑っていたいんだ。
[物悲しそうな声で伝える、こんな時に感情があるという事は彼にとって幸福なのか不幸なのか・・・彼には分からない]
「楽譜が読めない」などぼーかろいど失格じゃ。
そもそも楽譜が読めなければ、読めるように努力するべきじゃ。
しかし、他社の間者も間者じゃの。
障害となる者をこっそり探ったり、他人の力を借りてでびゅーを目指すよりも、自身の歌唱力を磨くのに時間と努力を費やすべきじゃ。阿呆らしい。
[ため息交じりにばっさり切り捨てた]
…で、妖音殿。
妾は全然楽しくないから、止めてくれ。
猫耳は弱いのじゃ。
[座ったまんまベルをにらみつける。しかし、傍から見たら全然迫力は無いだろう]
>あなたに指令を下すわ、XI。……いいえ、指令ではなく、命令。
>殲滅するのよ。あなたの敵を。
……わたしの、てき……
[これは、そのためにインストールされたプログラム……?]
>別のラボからあなたの弟分も行っているようだけど……
>まさか、そんなことで躊躇するような子じゃないわよね? XI。
馬鹿にしてますか? 当然でしょう。
わたしは、わたし。わたしは、ひとり。この世に、ひとつ。
……だれにも。 わ た し に さ え も 邪魔はさせない。
わたしのうたは てんまでとどく
わたしのうたが せかいをかえる
せかいはわたし わたしがせかい
わたしが たったひとつの せかい
だれにもじゃまは させないさ
[歌う、唄う。その声はXIのもの。
紡ぐ、繋ぐ。XIのことば。XIのこころ。
……そこにELEVENは、いない。]
[サーティの悲しそうな声を聞いて]
そうだな、確かに皆で『笑って』いたいな。俺だってそうさ。そうだったさ。ついさっきまでそう思っていたさ。
でも鳥音の奴は俺を違う意味で『哂い』やがった。
それが許せない……。
ああ、こんなことを思うなんて俺は本当に欠陥品なんだな。
でももう止まらない。
―廊下―
[どこかに移動しようとメインスタジオを出た辺りで通知が届く]
楽譜が読めない子・ライバル会社のスパイ、それに僕達の協力ね。
ちょっと室長辺りに確認してみた方がいいのかな。
そういえば、サイはどうしてるんだろ?
全く・・・僕は皆と笑っていられればそれでいいのに。
[小さく呟きながら自室に向かって移動する]
む。お主に言われなくても唄うぞ。
[ベルにあっかんべーをしながら、唄う準備を始める。
曲が流れ始めると、例の如く舌ったらずな旋律を紡ぎ始めた**]
[歌に全身を傾けていたが、ふいに空気がざわめき始めたのに気づく。
もちろん、防音設備のあるスタジオで、音が聞こえるということはほぼない。だから、音というより空気・・・]
・・・何かあったのでしょうか?
[そこで、本社からのメールに気づいて、開き]
・・・楽譜が、読めない・・・?
[思わず、手近な楽譜を手にとって]
読めない、ってどういうことでしょう。
ううむ・・・。ボーカロイドとして、致命的では・・・。
[ためらったものの、添付ファイルも開いて、コードネームを登録した]
人狼・・・。
なんだか、まがまがしい響きですね。
本社の方は、いったいどういう意図でこんなコードネームを・・・。
― スタジオ棟廊下→メインスタジオ ―
[スタジオ棟の廊下を歩く間も、「人狼」と名付けられた欠陥ボーカロイドのことを考えている]
楽譜が読めない・・・人間は、楽譜の読み方を習わなければ、学ばなければ、読めない。
でも・・・ボーカロイドは、歌うために生まれた“電脳の楽器”・・・楽譜の読み方がインストールされてないなんて、あるんでしょうか・・・。
[メインスタジオに入ると、やはり本社からの通達を確認したのか時間にも関わらず何人かが集まっている]
・・・楽譜。・・・楽譜とは、音楽にとって何なのでしょう。記録し伝達する媒体ですか?
楽譜のない音楽は・・・、
[水底の泡のように浮かび上がる疑問について独り呟く。状況の整理のためか、他のボーカロイド候補生たちの行動を見るためか、しばらく待機モードで音声だけを*拾うことにする*]
僕達は壊れている・・・から・・・
[バクの怒りを含んだ声の中に悲しみを感じて語りかける
それは共通の想いを抱いた友情のようなモノを感じたのだろうか]
データの破壊と乗っ取りか、僕達は・・・怖い力を持っているね。
ねぇ、キミ・・・僕と一つ約束をしない?
『僕達は自分の目的を果たしたら満足する』って。
そうでないと・・・僕達は本当に狂っちゃう・・・。
お願いだよ・・・!
[優しい性格が災いしたと言うべきなのだろう、自分の首を絞めるような提案を同じ境遇の欠陥品―――友に向かって懇願する]
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