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ん、ごめん。邪魔、したかな?
[ケーキのことで礼を言われれば、笑顔で]
どういたしまして。
今度はもっと上手に作れるように練習するから。
その時はまた、一緒に食べようね。
……うん、聞いた。
けど、私の答えは最初から変わらない。
常に秋弦と共にある。
反乱を企てるならば、私も手伝う。
鬼側につくなら、それでもいい。非難は、私も共に負う。
してないよ。大丈夫。
所詮はここで売れるわけもない手慰み。
……少し、考え事をしてたんだ。
[琴葉の笑顔に、目を細めると持っていた板を陽に透かして]
琴葉の菓子が、あんまり美味しかったから。
このままずっと、できれば毎日。
琴葉の菓子や、味噌汁や、鬼団子を食べられたら。
古今東西、きっとオレより果報者なんて、お天等様の下どこ探したっていないだろうとかね。
でも、ここは結局鬼の里。
おきつねさんの声なき敵の里。
このまんま、オレばっかりがのんびりわが世の春を謳歌するんじゃあ狐がすたる。
琴葉を置いて、一人大事をなそうと思ったけれど、あの日に結局琴葉を信じられなかったはオレの責。またここで琴葉を捨て置くは、琴葉にとっちゃあさらなる裏切りなんじゃないかとか、さ。
[そうして答えを聞いて、細工をことんと下に置く。
琴葉の目をまっすぐ見据えて]
ありがとう、琴葉。
琴葉なら、そう言うんじゃないかと思ってた。
こんなことを言うのはこれで最後だ。
あのときは、ごめん。
今後は何があっても琴葉を信じぬくことを、誓うよ。
[そうっと手を伸ばして、琴葉の手を取ろうと]
……そっか。
考え事?
[陽が板を透け、眩しげに目を瞬かせ]
私は、それでもよかった。
秋弦は最後まで鬼探しに尽力した、誰にも後ろ指をさされることなんてない。
偽りの安息でも、秋弦がそれでもう辛い思いをしないなら、と。
……けど、秋弦がそれを良しとするはずもないという事も分かってた。
ふふ、よく分かってるね。
何と言われようと、私は秋弦と共に立つよ。
危ないからついてくるなとか、危険な目に遭わせたくないとか。そういうのは、男の傲慢だからね。
本当に大事なら、手元に置いておいてほしいもの。
[秋弦の目線をしっかりと受け返し]
どういたしまして。
私も、誓うよ。今後この手を必ず――
[秋弦の手を取り、しっかと握りしめ]
――離さないと。
生くるも死ぬるも、一緒だよ。
[握った手の温もりと、そこに潜む力に喉が震える。
幾度か瞬きの後、力強く握り返して笑顔になって]
―― ありがとう。
お狐さんの力がこの世に戻るまで、オレ、卯都木秋弦の吽形は琴葉だけ。
生きるも死ぬも、なんてもう言わない。
なんでって、オレも琴葉も生きてお狐さんを助け出す。
そうしてもしこの世に天下泰平がまた訪れたなら。
その時オレはこの手に秋弦最高傑作の金飾りを贈ろう。
[これが、鬼の里に出来たレジスタンス活動のはじまりはじまり。
この続きは、また別のお話*]
[遠巻きに見えていたようだ。]
狐を救いだす、な……。ったく、幸せ者どもめ。羨ましいったらありゃしない。
おれは……おれは……**
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