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What do you think the beast to stand in cage still?
[静寂の中、紡ぐ言葉は誰に教わった言葉だったか]
If it is free, it is in that nail.
Only, as much as a cage is stuck.
It can run with limbs.
Only, as much as it hits a cage.
[…其れは見せ物の獣の王のお話]
As for being an obstacle, cage.
But, a beast is protected in the cage.
[嗚呼、とても重なる。
そう、思うも…看護婦には爪すらも無かった。
それどころか…望む自由すらも不明瞭で]
[…また部屋に静寂が訪れる。
音を鳴らすと言えば、廊下を歩く兵士の足音]
…
[何も動きを見せない看護婦に、巡回の兵士はどう思っているだろうか。
そんな事を思いつつ、部屋の中は次第に外の闇を取り込み始めた]
内から外から攻め立てられるとは。
此処を突き崩されては後が無いというのに。
[『人狼』は、何処だ何処だと
ざわめきが大きくなる。
無線で伝える。
軍人には須らく伝わるだろう。]
……アーヴァインが殺された。
『人狼』だ。最早悠長に構えてはいられない。
これは命令だ。国、本部からの命令だ。
『人狼』を見つけ出し、殺せ。
手段は問わない。
この村全てが容疑者だ。
救援物資は引き続き送られる。
[擦れ違う軍人達の視線を意に介さず
歩きながらに煙草を咥えて火をつけ]
既に疑心暗鬼の始まりか。
[思案気に軍人達の後姿を見返り]
下手に疑念の目を向けられるよりは、
診療所の方が過ごし易いやも知らん。
[仮宿舎に向かう道中で見覚えのある黄金の髪
一拍見詰めて息を吐き諦めた様子で歩み寄る]
擦れ違うオマエの部下達の視線だけで傷だらけになれそうだったが、
あんな連中の中にニーナを置いておくのも忍びない。
身元を引き受けて病院に送り返しても構わんかね?
ジーンか。
お前なら分かっているな。
見てのとおりだ。最早どうしようもない。
[殺気立った互いを疑う目の中で女は肩を竦めて見せた]
そうだな、
こうなった以上は自分が良いと思えるところに行くがいい。
私は言った。拒否権はあると。
村から出さえしなければ何処に居ても構わんよ。
もっとも、私も疑いを向けられれば
いつ殺されてもおかしくはないんだがな。
[…部屋の中に闇が充満する。無機質な瞳は大きく開いて…]
…
[窓から見えた星の光を入れる。
しかし、其の光はとても微弱で…心の檻を放つことも、闇の中から照らし出すことさえも叶わない]
…
[ゆっくりと瞼を閉じれば、目に入るのは似た様な闇。
其れでも、微かに輪郭が分かる瞼の外の方が幾分マシなのか、もう一度瞼が開いた]
[見知った顔に会わないように人気の無い場所を選び、建物や資材置き場に有った箱の中に隠れるなどしてやり過ごして来た。
傷の男は、既に何度目かになる通信を終え、軽く伸びをした]
さて、アーヴァインは死んだか…。
いよいよ、俺の考えも間違いじゃなくなって来た訳だ。
そろそろ俺も、傍観と洒落込む訳にもいかなくなって来た感じだな。
やれジーンだカルヴィネンだに見付かっちまってる訳だしな。
後は誰に見付かれば良いんだ。
…隠れる俺も俺だがな。
この騒ぎに兵達の声、
我で無くとも判ろうに。
[そうか、と短く答える声は静か]
オマエまで疑われる立場となれば、
現場は益々の混乱が予想に容易い。
とは言え、最終的判断はニーナがする。
我のは単なるお節介だ。
少々気になる事があった、
時間があるなら少し付き合え。
忙しければ後日、我から出直そう。
[言い残し空の袖を揺らし歩き始める]
[しんと静まり返った村の中。
ひそりと屋敷を抜け出して、宵闇を歩む。
慣れ親しんだ村の光景はまるで他人事のよう。]
次の世界は、幸せになりますように……
[見えぬ夜空の星を仰いで息を吐く。
立ち止まって、暫し黙した後、
無造作に置かれたブロックに腰掛けた。]
騒ぎ立てすぎなのだ。
少しは落ち着けというものを。
[こめかみをとんとんと人差し指でたたき]
お前の想像通りか、それ以上の混乱さ。
まったく、見るに堪えない。
……そうか。
まあ、好きにすればいいと伝えてくれ。
誰かがごねるなどの問題があれば私が出向こう。
まだ命令を聞く程度の理性は残っているだろうからな。
[眉をぴく、と上げ]
気になること?……ふむ、いいだろう。
時間はある。くだらない話だったら許さんぞ。
[言うと、ジーンの背を追った]
さて、この混乱で誰が如何動くか。
言われずとも我も面倒事は避けたい。
何かあれば遠慮なくオマエの名前を使わせて貰う心算だ。
[追って来る声に肩を竦め]
何処までオマエの耳に入っているか我は知らぬが、
くだらぬのなら其れはオマエの部下が有能だと言う事だ。
先ず、クインが着ている。
ワイズからの部隊の様だが、オマエの処と関係しているのかね?
次に昨夜のあの坊やの件、昨夜廃屋から出て行く姿を見た。
通信機を破壊した痕跡があるがアレはオマエの指図かね?
先の亡骸と合わせて3人、一人は恐らく未だ生きておろう。
[見えてくる仮宿舎を前に立ち止まり]
我も是以上は高みの見物ばかりする気もない。
以降の我の情報が欲しければ、そろそろ軍の情報を提示しろ。
[…少しだけ、外を歩く兵士の様子が変わった。
どうやら、歩いているところにもう一人の兵士とはち会ったのか…話をしはじめた]
…
[一つも物音を立てない看護婦のこと。
その会話が耳にはいるのは半ば仕方のないことで…]
…死んだ、ですか…
[どうやら、誰かが殺されたらしい。
ソレは分かれども、肝心の名前が出てこない。
無機質な瞳はドアを見つめる…]
よろしい。応急建築作戦を終える。解散!
……思い出。か。
[兵たちは散り、ひとりできばえを眺める。呟く声に答えがあるはずもなく。小破したジープの冷えた車体だけが、そこにあった。]
思い出ってのは、そんなにも、大切なものなのか?
面倒事は避けようがなさそうだがな。
好きに使え、その代わり後で酒の1つでも奢ってもらおうか。
[顎に手をやりながら]
クインジーか。それは知っている。
アーヴァインあたりが呼び寄せたんだろう。
……何?
あの小僧は既に死んでいただろう。
通信機を壊す指図などした覚えは無い。
―――クローンか?
[前を行く男が立ち止まるのに合わせ、歩みを止めた]
軍の情報、か。
アーヴァインが『人狼』に殺されたが、
とりあえずは飢え死にすることは無い。
だが人狼を殲滅するまでは此処から逃げ出すこともまかりならん―――な。
いいさ……。そういうやつも、いる。それだけさ。
[ぶらぶらと歩き出すと、すぐに
迷った。同じ角を3度は通ったろうか。]
ああ。ここはさっき一度通ったじゃないか。じゃあ、こっちか……
[宵闇に隠れて道なのだろう所を歩き、ふと空を見上げる。
そこには今住んでいる町と変わらぬ、暗き夜空]
ぶはぁ…こう根ばっかり詰めると気が参っちまうね。
たまには息抜きもしたいもんだ…うぉっと!
[道に落ちていた木の棒を跨ぎ損ね、大げさに地面へ転ぶ。
転んで最も最初に出た言葉は、笑いだった。
一頻り笑うと、半身だけ起き上がり、座った形になる]
ったく…これじゃあ気を抜き過ぎだな。
先が思いやられる…。
だが、気を抜けるってのは良いもんだ…。
[土を払いながら辺りを注視すると、少し先に緑色の髪がほんのりと見えた]
[座ったまま、膝を伸ばし、
随分古びてしまった靴の爪先に焦点を合わせた。]
誰が背負っているものを、知り得ると言うのでしょう。
人を殺す者、人を慈しむ者、
同じ人間なのに、解らない。
……
[誰に話すでもなく零す独白。
息を止めれば静寂に支配され――ふと、聞こえる声音。
ゆるりと辺りを見渡せば、小さな軍人の姿があった]
……お散歩かしら。軍人さん。
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