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…怖くないと言えば、嘘になるかな。
この空間で死ぬ事とか、どんな痛い殺され方をするかとか、
そういうのは怖くないけど。
[現実の死は違うからね、と首を振った]
でも、一緒に死ねる人がいるならまた違うかもしれない。
そうだな。正直、俺も怖ぇ。
[現実の死は違う。
──死。
という現実が重くのしかかる]
でも
[確かに]
一緒に死ねる、人。いれば違うかもな。
[真っ直ぐ千夜を見て笑った]
――一緒に死ねば、次の何処かへ。
そう、何処かは解らないけど、行けるかもしれない。
[そう思わない?と顔を上げて笑い返す]
ねえ、ちょっとだけ手を貸して?
[そう言うと、そっと左手を差し伸べた]
次、の何処か……ねぇ……。
俺はあんま宗教っぽいの信じてねぇから
今までそういうの考えたことなかったけど……。
[千夜の笑みに頭をポリポリと掻いて]
でも、今そういうのも悪くねぇ、と思った。
[きっぱりと、紅の眸は千夜を見つめながら告げる。
そして、手を貸しての言葉と共に差し出された細く可憐な手に自身の手を差し出す。
バイオリン弾きの手を──。]
私も、宗教とかは信じてないわ。
でも、そう思ってみる方がきっと楽しいじゃない?
[照れるような仕草にくすりと笑って]
ちゃんと感触、あるのがすごいよね。
[夜の色が圭を見返した。
仄か嬉しそうに、その手を取り。
きゅ、と握る。
手の平をしかと握るには足りず、その指を握るような形になるが]
これで、一緒。
有斗にも最後、しておけば良かったかな。
[少し恥ずかしげに笑った]
[千夜の感触に、頬が眸の色に近づく]
ああ、良く出来たもんだよな。
[誤摩化すような感嘆、早まる鼓動。
──これで、一緒。
その言葉が何故か少しだけ大きく聞こえた。]
有斗は今、どんな気持ちなんだろな。
[また誤摩化し。][一部本音。]
[でも、今は──。]
なぁ、千夜……。
[誤摩化さない。その為の一歩。問いかけ。]
[その色に、気付いているのかいないのか]
どうしてるかな…あっちは。
峰倉さんや、皆もいるんだよね。
あっちに言ったら、伝えてね。
嗚呼、でも、あっちでも正体はばらしちゃいけないんだっけ。
[それじゃあ有斗に伝えられないか、と少し残念そうに]
ん…なぁに?
[名前を呼ばれて顔を上げる。
短く切られた前髪がさらり、と揺れた。
身じろいだ拍子に、少しばかり握る指に力がこもった]
[少し強く握られた手、一瞬だけ振りほどく。
刹那、其の細い腕を掴むと自身に強く引き寄せ抱きしめた]
また今更何を、って思うかもしれねぇ。
でも、改めて約束しときたい。
[千夜には見えないであろう、紅に宿る強い光]
死ぬ時も絶対に一緒だ。
[離れた指、ほどかれた瞬間に名残るような仕草。
何が起きたのか一瞬把握できずに、瞬く。
見えたのは恐らく相手の肩口。
感じたのは手よりも広い、体温]
……、っ。
[状況を理解して、睫毛がふると揺れた。
その肩に手を回して、頷く]
解った、約束。
何によって別たれようとも。
私達、絶対一緒に…‥。
[想いを呑み込むように、ゆっくりと瞼を閉じた]
[その可憐な体の強い温もり。
サイバー空間でありながら、其の伝わりはリアルで。
肩に回された手もまた同様の温もりを持つ。]
ああ……。
[彼女の返事][結ばれた約束]
[抱きしめながら、ゆっくりと彼女の頭を撫でる]
[──俺は……]
[独り言][今は紡がずに、時を噛みしめる]
[ほんの少しだけ、千夜を抱きしめる腕に力が*入った*]
[髪を撫ぜる指を感じながら、温もりに頬を寄せる。
無言のまま、どのくらいそうしていたか。
彼は気付かないだろう、まだ。
いつの頃からか、ほんの少しその目元を涙が濡らしていた事を]
[嗚呼、でもそれは決して悲しいわけでは*なく*]
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