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流れ者 ギルバート に 3人が投票した。
農夫 グレン に 5人が投票した。
農夫 グレン は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、酒場の看板娘 ローズマリー が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、流れ者 ギルバート、ケーキ屋 ネリー、吟遊詩人 コーネリアス、ごくつぶし ミッキー、お嬢様 ヘンリエッタ、のんだくれ ケネス の 6 名。
[目を開く。眠っていたのに、狩りに逸るギルバートの心の昂りが伝わってきたようだ。半覚醒状態で意識を飛ばすと、そこにはローズマリーの姿が。]
ローズマリーさん…あなたはとても素敵な女性でした…。強くて、凛々しくて。
こんな形で対立し分かれることになるなんて…。
[ネリーにも聞こえた、その呟き。ぽろりと涙が落ちた。ギルバートにとっての「いい女」は、「都合のいい女」でしかないことを見抜いているのだろう。
あんな形だけの言葉で簡単に落ちる女ばかりを相手にしてきたに違いない。だから、ギルバートはここまで追い込まれてしまった。]
[ギルバートのことは当然助けたいと思う。しかしローズマリーを食べてしまった以上、もし自分が盾になったとしても、恐らく逃げおおせない。]
[どうするのが最善なのか、ネリーはひたすら考えようとした。しかし頭がうまく働いてくれない。]
…熱…?
[額に手の甲を当ててみる。熱い。きちんと髪が乾かないまま寝てしまったせいだろうか?
やるせない思いを抱えながら、ネリーは熱にまどろみ、再び眠りへと*落ちていった*。]
ん…。もう朝? ――まだ空は、暗いまま……ね…
[人狼がいなくなれば、光を取り戻すはずの空。微かな期待が砕かれる]
グレンさんは人狼だったのかな…
ケネスさんと、ローズマリーさんに、会いに、いかなきゃ。
[行かなきゃ。そう言葉にしたが、少女はベッドの上から動かない。確かめに行く覚悟が、なかなかつかなかった**]
[自室。茫洋とした表情で身を起こした。着替えの途中、衣類に土が付着していることに気付く]
少しは眠れた、かな? ああ……これ、昨夜も降っていましたからね……ええと、私、外に出たのでしたっけ?
あ、そうか……昨夜はグレンさんを……。
[思い出し、蒼ざめる。皆の投票が済んだ後、用紙を開封してそれから―― それからのことは思い出したくはない]
他の方はご無事でしょうか……。
―回想―
[部屋の鍵は、ローズマリーが言っていたように開いていた。
男は、ただ抑えられない朱い瞳だけを持ち、中へと入る。
その瞳を見て、果たして女は何と言っただろう。]
……起きてたのか。
[まるで、男が来ることを待っていたような……。
施された化粧、腫れた瞼は今はなく、朱い瞳にも美しく映る。]
……俺が見たかったのは、そんな目じゃねぇ。
[鋭い瞳で、女の憐憫とした瞳を睨みつける。
満たされない。女が熟すさないこと。
己の気持ちに偽ってまで、熟そうとしたのに。]
ははっ、笑わせてくれるぜ。
俺は弱くなんかねぇよ。弱いのは、お前だよ……ローズ。
[言葉でない方法で、人狼だと証明し始める。
距離を縮めても後ずさりさえしない強い女、苛立ちは絶頂に達した。
強大な力で、女に首を掴み、高々と持ち上げる。
鋭い爪が、柔らかい首に食い込んでいけば、もう女は何も話せない。
引っ掛かれたような頬の痛みは、まるで感じないと言わんばかりに笑んで]
嗚呼、そういえば俺……お前に嘘ついてたわ。
[多くの嘘、今撤回する嘘は……]
―――俺が好きなのは、お前じゃねぇ。
[その言葉と同時、鋭い爪で心臓を一突き。
噴水のような血飛沫を、一滴たりとも漏らすまいと口をつけ吸い上げる。
嗚呼、力が更に溢れていく。
男は妖しく瞳を輝かせながら、甘い女の血を貪った。]
さて、あいつに持っていくか。
[女の柔らかそうな部分の肉を引き千切り、男はその部屋から立ち去った。]
[血と泥で汚れた両手を、洗面所で洗う。
流れる水が、あっという間に赤黒い液体に変わっていった。]
……。
[傍らにあった鏡を、ふと覗いてみる。
そこには、何の感情も浮かんでいない男の顔。
それに、ふ、と笑うと、手を拭いて洗面所を後にする。]
[男が女から奪ったのは、己のための血と、同胞のための肉。
引き千切った女の肉を手に、男はその部屋から立ち去る。]
……さぁ、存分にお食べ。
俺らを脅かす、忌まわしい力を持った女の肉だ。
[同胞にそう囁いて、男は声で肉を差し出す。
朱く染まる同胞を想像するだけで、嗚呼と感嘆の息を漏らした。]
[廊下に出ると、コーネリアスが皆の部屋をノックしているのが見えた。]
…ああ、もうそんな時間か。
[廊下にある柱時計を見ると、朝と言っていい時間になっている。
時間感覚が無いのは、空の色のせいなのか、この異常な状況に頭のどこかがマヒしているからなのか。]
……グレンは、人間だったぜ。
[静かにそう告げると、広間にゆっくり歩いて行った。]
……なぁ、” ” ローズの味は旨かったか?
血が欲しいなら分けてやる。また、俺を想像すればいい。
[優しい声を囁いて、男は小さく微笑む。]
隠さなくて、大丈夫だろう。
[ぴきりと頬がつれる感覚に、己の姿を窓ガラスに映す。
小さな引っ掛かれたような痕、バンダナで隠してある額の傷とは違うのだから。
ローズマリーの爪が欠けていることなど、思いもしない。*]
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