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[校長先生の声が、一際大きく聞こえた。右、左、左、まっすぐ、右、まっすぐ。スイカの真っ正面に立つことができたが、本人には見えていない]
え、ここ?ほんとにここ?大丈夫?
えーい!
[13%の力で、見えないスイカめがけて棒を振り下ろした。
0〜20←割れない
21〜70←ひびが入った
71〜90←真っ二つ
91〜100←スイカは無残な姿で発見された]
あー。
[うまく力を入れられなかったのが、手応えでわかる。周囲の残念そうなため息の中、目隠しを外した]
やっぱり、ひびも入ってないね。
ふふ、難しい!スイカ割り、面白いなあ。
[外れても楽しそうに笑っている]
わ、切ってもらえるんですか?嬉しい!
ねえ、次は誰の番だっけ?
[砂浜の一角に、梨子の持ってきたタライ。湧き水が満たされたその中で、まだまだたくさんのスイカが出番を待っている]
【回想・夜・秘密基地近く】
[他愛もない話をしながら桃子の背中を押し、秘密基地の近くまで戻ってきた。
花火の途中で駆け出したときにはあれほど落ち込んでいたのに、桃子のお陰でいつも通りに笑える]
「あはは、到着〜っ。」
[秘密基地前のちょっとした開けた場所。桃子の声を合図に、北斗は桃子の背から手を放した。振り返った桃子にお礼を言った]
桃子ちゃん、本当にありがとう。それと、ぶつかって本当にごめんね。
あはは、うん。秘密はちゃんと守る。同盟だもんね、今度一緒にね。
[笑っていくつかの言葉を交わすと、バイバイと手を振って分かれ、お互い寝床に向かう。]
[薄暗い中、桃子の向こうにいた小百合の姿は北斗には見えず。気付かないままだった。]
【回想・花火】
[山道を登っていくと、少し広くなっている場所へと出た。
地面にぺたりと座って、ときどき陸の方に目をやりつつ
樫村と他愛ないおしゃべりをして花火が始まるのを待った。
やがて空気を切るような甲高い音があたりに響く。続いてお腹に響く破裂音]
うおー、凄え。
[遠くの空と海に、色とりどりの大輪の花が広がっては、消えていく]
……綺麗だな。
[何気なく隣に向けた視線は、
その先にある、幸せそうに花火に見惚れる横顔へと留まる。
小首を傾げるようにこちらを向いた笑顔が、
夜なのに、やけに眩しかったのを覚えている**]
【回想・陸の花火】
[紫籐と連れ立って、阿紫花と別れるときに借りた懐中電灯一本だけを頼りに、島の中腹の少し開けた場所へと]
月が出ていて良かったね。懐中電灯だけだとちょっと迷ったかも。
…あっ、海が真っ黒。
[指をさした先には、凪いで波頭ひとつ見えない漆黒の海が眼下に広がっていた。平らな地面を選んで並んで座ると]
まだかな?もうすぐかな?
[真っ暗な闇を凝視して、楽しそうにしている]
……あっ…!
[前触れなく、大輪の花が咲いた。空と海、真っ黒な中に開いた蛍光色の花は、互いに惹き合い溶け合うように消えていった。それを合図にその後は、短い命を競い次々と花火が打ちあがる。
打ち上げ地点からは距離があるため、花開く瞬間と音とがずれている。奇妙な時間空間を漂うがごとき陶酔とともに、雛はその光景にひたすら魅入った]
わぁ……!すてきね。
[やがて唐突に花火は終わった。残るは、ただしんとした闇だけ。
今まで気にならなかった虫の声が、徐々に耳に入ってきて]
……終わっちゃったね…。
[ぽつりと呟くと、しばしじっと余韻を楽しんだ]
わわ、蚊に食われてる!
[帰り道、紫籐が腕をぽりぽりと掻いているのに気づいた雛は、懐中電灯の明かりを当ててみた。虫除けスプレーをしっかりしていた雛と違い、その分紫籐の方に行ってしまったようだ]
こういうのはね、いいおまじないがあるのよ。
[紫籐の腕を取ると、つめの先で膨れたところにバッテンの印を付けた]
これで大丈夫!
[得意げに笑う。
ふたりは少し道に迷いながらも秘密基地に到着し、解散した。雛はハンモックのひとつに身をゆだねると、眠りへと]
【花火の翌日・朝】
[すっきりといつもどおりに目覚めると、ラジオ体操のために校長のところへ移動する。寝起きの校長の後姿に挨拶をしようとして、何かがくっついていることに気づいた]
校長先生、それ、何ですか…?
[紙を手に取ると、じっと見てみる。この筆跡は…有松のもの]
有松くんが書いたのかな?これってもしかして、暗号?
[雛はどこかで見た記憶があった。あれは…ズッコケシリーズの本だった?カゲマンだった?]
うーん…。
[しかし下のほうに書かれてあったタヌキの絵を見て、むしろ「おしりが4つ しっぽが5本」を思い出し、くすくすと笑みが漏れた]
うん、思い出した。これは「たぬき」の暗号ね。
面白そう…私が解いてしまってもいいのかな?
[今ほかに誘えそうな人がいなかったため、ラジオ体操を終わらせると、雛はすぐに行動を開始した]
えっと、まずはここは…「どんぐりのき」ね。
[校長にどんぐりの木の場所を教えてもらい、移動。そこでうろうろと探し回る]
うーん、次は+裏+かな?そして…+表+。最後に+裏+で……ここ!かな?
[暗号文に導かれて、半信半疑で地面の一点に目星を付け、スコップで掘ってみた。27]
……あ。
[何か出てきた、と思ったら、単なる石ころだった]
間違っちゃったみたい…。これでいいと思ったんだけど、難しいな。
戻って他にチャレンジする人に渡そうっと。
[雛は、そのあたりに落っこちてる木の実を幾つか拾うと、掘った穴に入れて埋め戻しておいた。目印に、木の枝を拾って紅い輪ゴムをいくつか巻いて刺しておく]
せっかくだもん、記念、記念。
何年か後に来たら、木が生えてて実が収穫できるかも。
[宝物は手に入らなかったけれど、雛はじゅうぶんに満足して秘密基地へと戻ってきた。であった人がいれば、暗号の紙を渡すだろう]
[一際大きな花が開いた後に、訪れた静寂。
花火を堪能し終えたのか、虫たちの合唱会が始まり、止まった時間が動き出す。
懐中電灯で足元を照らしながら、山を下りはじめる]
あー。O型って刺されやすいんだっけ?
おう、あんがとな。
本当、樫村ってお婆ちゃんの知恵袋みたいなの、よく知ってるよな。
[腕に小さくついたバッテン印を見ながら笑う。
秘密基地の近くに着くと]
そんじゃ、おやすみ。また明日な。
[近くを軽く歩いて見回った後、眠りについた]
【回想 花火大会終了後〜翌朝】
[花火の余韻も消えた後。
それぞれに寝床を探す生徒たちを見届け、自分も基地の中の適当な場所に毛布を敷いた。
目を閉じて、周囲のざわめきが徐々に寝息に変わっていくのを聞く。
そうしてみんなが寝静まった後でもまだ、自分自身の鼓動だけは、高らかに鳴り響いていた]
[――結局、翌日のラジオ体操には35分遅刻した。
今年最初の空欄は、スタンプの代わりに、色鮮やかな思い出が刻み込まれているようだった]
【午後・砂浜】
[昨日までとは打って変わって、のんびりとした時間を過ごすうちに昼になる。
久美子の提案でスイカ割りが開催されると聞いて、応援に駆け付けた]
……ああ、惜しかったね。場所はばっちりだったんだけど……。
[久美子の結果にはそんな感想を漏らして]
……ぼくも、やってみていいかな?
[他の子がいるなら順番にならんで、自分の出番を待つだろう]
でも、私もO型なんだよ?
[紫籐の言葉に、小さく笑う]
うん、おばあちゃん、色々と教えてくれるの。だからかな。
また明日ね。
[手を振って紫籐と別れた]
[どうやら自分の出番が来たようなので、目隠しをしてスタート地点に立つ。
「じゃ、回すよー」と声がして、くるくると5(10)回転させられた]
うわ、あ、足がもつれる……
[ふらふらとしながらも、棒を構え前に進もうとする。
いろんな場所から「こっちこっち!」「もっと右!」「左!」とてんでばらばらな声が掛かる]
ど、どうしよう……
……お、男は度胸だ……!
[意を決したように、ずんずんと進み始める]
【朝】
ふあ……。
[気がつくと樹の下で眠っていた。
何でこんな所で?と半分寝惚けたまま、水場へと歩いて顔を洗う。
朝はラジオ体操。見慣れた面子と初めての場所。
今日もわくわくは止まらない]
スイカ割り?
いいな、やろうぜやろうぜ。
[桜野の提案で、午後は砂浜でスイカ割り。
挑戦する人たちに、右だ左だと大きな声で声援と指示を飛ばす]
[※校長先生か博の声が聞こえたらまっすぐ、男子なら右、女子なら左]
こっち……かな……?
<<越川 宏樹>>
<<橘 藤十郎>>
<<津野 歩>>
<<長峰 小百合>>
<<有松 翔平>>
<<加納 梨子>>
[の声に従い進む]
【浜辺】
[宝探しを終えた後、浜辺へとやってきた。ビニルシートの陰で水着に着替えると、準備体操をして]
…あっ、スイカ割りだ。私もやっていいかな?
[順番を待って、目隠しをしてもらった。ぐるぐると身体を回転させられると、それだけでふらふらになって思わずしりもちをついてしまう]
わわ、ちょっと、待った…。
[目隠しをしたまま何とか立ち上がる。たくさんの適当かつひやかし交じりの声がいくつも聞こえてきた]
<<加納 梨子>><<加納 梨子>>
<<樫村 雛>><<加納 梨子>>
<<藤本 如月>><<加納 梨子>>
わあ、よく分かんない…。もうここにしようっと。
[あっちへうろうろ、こっちへうろうろ。そして諦めて、棒をえいっと振り下ろした43]
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