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うん、自転車は僕が持って帰るから心配しないで。
[健二に頼まれたそれを二つ返事でOKする。]
僕らも帰ろうか。
[雛を背負う健二を見送ってから、傘を差してくれる小百合に向き直る。
傘を受け取ろうとして、]
「北斗君は自転車があるでしょ、傘は持っててあげる。」
[と、言われた。]
[ありがとう、とお礼を言う北斗に、小百合は気にしなくていいのに、とくすりと笑った。]
[北斗の落ちて濡れなかった帽子とリュックと、小百合の荷物と、着替えとタオルとかごに入れる。
健二でもやっと足の届く自転車は、北斗には大きくて、押しているだけなのに、前を行く二人の一つの影との距離は少しずつ広がっていく。]
小百合ちゃん、風邪引いてない?ちゃんとタオルで拭いた?
戻ったらお風呂に入ったほうがいいね。
[そんな他愛のない話をしながら、公民館までの距離はあっという間だった。]
【回想 正午ごろ・公民館前】
[島へ向かう事になった翔平と久美子を見送ろうと、二人の傍について行ったのだけれど。
公民館の入り口の辺りで、迷ったような顔をしてその足を止めた]
それじゃ、元気でね。
[当たり障りのない言葉を行って二人に手を振る。
寂しい顔になりかけたのを、笑顔で誤魔化した]
【公民館】
[先に着いた健二と雛に少し遅れて、北斗と小百合も戻ってくる。自転車はどこに止めるべきか分からず、勝手口のそばに止めておいた。
健二と会ったらまずはそのことを伝えるだろう。]
[気を利かせてくれた誰か(男子だと如月か博だろうかと推測する)のおかげですぐにお風呂に入れるようだ。
一階が少し騒がしいのは皆が戻った雛を心配したためだろうかと推測しながら、北斗は小百合と別れて部屋に戻った。]
【→男子部屋へ】
[部屋からとってきたパジャマに着替えさせられて、小広間となった場所で寝かせつけられている。枕元には、氷水の入った洗面器、目が覚めたときに飲めるようにお盆に置かれた熱さましの薬とコップに入った水。
そして雛の額の上には冷たい濡れタオル]
[みよ子に聞いたなら、単に疲れから熱が出ただけで、ぐっすり寝ればすぐに回復すると太鼓判を押されるだろう]
「あたしは卵かゆでも用意しようかね」
[みよ子は厨房へと戻っていった]
【公民館・大広間】
[二人の姿が見えなくなった後は、食堂兼大広間でのんびりと食事をとる。
梨子から花火の話を聞かされれば、後で買いに行こうかなぁ、などと考えて]
[そうこうしているうちに、健二が慌しい声でみよ子さんを呼ぶのが聞こえた。
どうも、雛がプールで溺れかけたらしい]
え? 大丈夫なの?
[話を聞く限りでは、大事故にはならなかったようだ。
みんな身体を冷やしているようだと聞いて、急いで男子部屋の方の風呂を入れに行く]
【→男子部屋】
【男子部屋】
ひとまず、みんな無事なら良かったよ……。
[風呂にお湯を張っているうちに、北斗の姿が見えるだろうか]
大変だったね。お風呂、準備しておいたよ。
[ひとりでふらりと海まで散歩に出かけ、公民館に戻ってきたところで、連れ立ってやってくる北斗と小百合にばったり出会った]
どっ…どうしたの!?
とにかく中!おふろ!
[気付けば公民館の中もひどく騒がしい。
北斗が簡単に語る顛末を聞きながら、2人を中へ連れこみ、小百合を女子の誰かに預けると、北斗を男子部屋に連れていった]
博くん!居る!?
【男子部屋】
[完全には乾かずにじっとりと濡れたシャツを脱ぐ。
その感触に顔を顰めた。
長袖なので乾くのに時間がかかるのだろう。]
うー……気持ち悪い。
[着替えとタオルを用意して、お風呂に入る。]
【部屋に戻ってすぐ(*6のちょっと前】
[如月に引きずられるように部屋に入る。
心配しすぎだよ、と僕が溺れた訳じゃないんだから。
そう言ってみる。]
あ、ありがと。
さすが博君、準備が良いね。
[大丈夫だと主張するように、軽口を叩いた。]
う……うん。
[軽口を叩く北斗だけれど、顔色はいつもにも増して白くなっている]
お礼はいいから、とにかくお湯につかって。
風邪でも引いたら大変だよ。
[北斗がお風呂に入っている間に下に降り、みよ子さんから熱いお茶をもらうついでに事情を聞いた]
……………。
[そしてものすごく複雑そうな、怒っているような顔になると、唇を噛みしめて、黙って男子部屋に戻った]
【→ 男子部屋】
[博に頷き、風呂場のドアを閉めた。
全身まずシャワーを浴びて体を洗う。
湯船に浸かると、体がじんと温まっていく。]
ふー。
[体を拭きながら、自分の腕を見た。
手の先、長袖の形に少し赤くなっている。]
あー……
明日は、顔も赤くなるんだろうなあ。
[風呂場の鏡を見ながら、頬や鼻を確かめる。日焼け止めを塗っていた為、水でクリームの落ちた手の甲よりはマシなようだ。
日傘を差さなかった間、帽子も無く日光に当たっていたことを思い出す。]
でも、仕方ないし。ちゃんと、雛ちゃんが助かったから良いよ。うん。
[なにやら主張するように拳を作った。]
【→公民館】
悪いな、北斗。頼むわ。
[北斗に自転車を預け、雛村を背負って公民館への道を歩く。
やがて背中の重みが増し、聞こえてくる寝息に小さく息を吐いた]
みよ子さーん。みよ子さーん!
[みよちゃんの店を覗いた後、公民館の玄関でも大声で呼ぶ。
出てきた彼女と近くにいた博に事情を説明し、後を任せる]
−回想−
【公民館勝手口】
…あれ?
藤本くんと紫藤くんがおるー。
…藤本くんにラムネのお礼を言いてぇけど…
大事な話ししよったら悪いけぇ、やめとこっ!
[梨子は声をかけないまま、気付かれないようにそっと、公民館の玄関に回った。藤本が紫藤に頬を突付かれたのは、梨子が去った後だった。]
【公民館玄関】
あ!だんご虫、またおるー♪
[今日はだんご虫の側に棒切れが落ちていたので、それで突付いた。突付くのにも飽きたので、棒切れで地面に落書きをして遊んだ。]
…そうや!みよ子さんにお手紙を書けばいいんや!
[梨子は棒切れを放り投げ、女子部屋に筆記用具を取りに行った。]
[複雑そうなむすっとした顔のまま、博に話しかけた]
ねえ、博くん……委員長。
お願いなんだけど、あとでひなちゃんに、委員長から一言言ってあげてくれる?
“今度からは誰かが居る所で泳ぐように”って。
博くんなら優しく話せるから、ひなちゃんも怖がらないですむでしょ。
僕は……ぜったい怒ったり泣いたりしちゃうから、ダメだと思うんだ……
長峰と北斗のおかげなんだ。
あいつら、後から来るから。
[みよ子に長峰の好きな玉子焼きを晩御飯のリクエストして
男子部屋に向かう途中で]
……くっ。
[自分の非力さに*壁を殴った*]
[タオルで濡れた髪を拭きながら、風呂場から出る。]
……ふー…………
[床に座ると、思わず大きなため息が出た。
張り詰めていた緊張していたものがほぐれたのかもしれない。]
(泳げないのに、僕、よく飛び込んだよね。)
[今更そんな事を考えていた。]
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