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……そうなのか?ならいいんだけど。
みんながいいと思ったからって、
自分が言いたいことは、言っておいた方がいい。
委員長だからって、みんなに合わせる必要なんてないんだ。
これは如月にも言えることだけど。
じゃないと、後悔するぜ。
[顔を上げた宏樹に、「ん」と頷く。
何があったか気になるところだが、後で聞けばいいだろう。投票うんぬん……といったことには、何か思うところを残しつつ。
食えるの?という問いに]
いや、食えないって。
今から海に返しに行こうと思うんだけど…行く?
[そう健二らを誘ったところで……玄関からつんざく様な叫び声が聞こえた。]
……。やべ。
カニ、玄関に置いてきたまんま。
[思い当たることがあるのか、ぼそりと言うと、踵を返して声のした玄関へ向かった]
ああ、行く。
返す前に写真だけ撮らしてくれ。
[宏樹の言葉を聞いて、カメラを用意していると]
……悲鳴?
[部屋のみんなの顔を見た]
言ってないよ。言ってないけどさ……
[普段の様子を見ていたら、なんとなくわかる。
臨海学校の前日、お寺に行く途中に話した時にも、何やらそんな素振りを見せていたし――]
[健二に促されると、とても言い難いというように顔を背ける]
もし、……もしもだけど、久美子さんと仲良くなれたとしてもさ。
小学校を卒業したら……多分、あんまり会えなくなるから。
[当たり前の事を言ったように聞こえただろうか。
その先を続けるには、一度深呼吸が必要だった]
ぼく、私立の中学を受験するんだよ。
それで……もしかしたら、甘瓜を離れるかもしれないから……だから……
ぼくと仲良くなるより、他の子と仲良くなるのを助けてあげたいんだ。
[はあ、と。一気に喋ったのと緊張で疲れた、というように息を吐いた]
【広間→玄関脇】
[しばらくぐっすり寝ていたら、耳をつんざくような叫び声に目が覚めた。
さっきよりは気分がいい感じがするので、横にあったカーディガンを羽織り、外に出てみた]
…あれ、長峰さん…?
今の、長峰さんの悲鳴…?
【玄関脇→2階廊下】
[バケツ満載のカニやヤドカリに、思わず悲鳴をあげてしまいました。]
[一匹だけなら平気だったんでしょうけど…大量にいた上、ひっくり返ってお腹を見せているのなんて、もう…]
はぁっ…はぁっ…ううう。怖い…
[男子の誰かが取ってきたのでしょうか。思い出すだけで鳥肌が…]
[全力で2階まで逃げてきて、そこで腰が抜けてしまいました。]
あうう…もう少し…もう少し寝ていよう…
[立てなくて、這うように移動しています。]
【男子部屋→玄関脇】
[叫び声を聞いて、思い当たることがあったのか、どたどたどたと階段を降りてくると、バケツ前にへたりこんでいる長峰の姿が。]
……あー。わり。カニ、置きっぱにしてた。
[女子には気持ち悪い光景だっただろう。バケツをずりずりと後ろに隠してやると、しゃがんで謝った。]
あっ…。
[声をかけるよりも先に、長峰は一目散に二階へと駆け上がっていってしまった。越川がやってきてバケツを動かしているのを見て、中を覗きこんでみる]
あ、いっぱい。
これはシオマネキね、ヤドカリはいろんな殻をかぶっていて面白いね。
[興味深そうに見ている]
長峰さんはこういうの、苦手なのね。
だったら、尚更じゃねえ?
私立……行くからって、それで?
別に博が甘瓜を離れたって、
それで博と俺らのつながりがなくなっちまうってわけでもねえだろ。
卒業したって、友達だよな。
健二の言うとおりだ。
博くん、卒業したら、僕のこと忘れるんだね?
僕だけじゃなくて、みんなのことも、くみこちゃんのことも…。
最初からそのつもりで、すごしてるの?
[昼間からいくつも押さえつけてきた感情がはじけて、言いすぎだと思いつつも言葉がとまらなかった]
会う回数とか、住んでる場所とか。
そんなん関係ねえよ。
そうやって……
[続けようとした時に、如月の言葉が重なる。
口を閉じて、静かに博の顔を見た]
……そうかな。そう思ってくれてるなら嬉しいけど。
うん、友達だよ。ずっと。
友達だから、みんなにいい思い出作って欲しいんだよ。
[健二の言葉に答えた。いつもと同じ、薄い笑顔を浮かべた……つもりで]
[けれどその顔も、如月の言葉で持たなくなる]
忘れる訳ないよ。
覚えてるよ、ずっと……。
でも、みんながそうかどうかわからないだろ。
ぼくよりも他の人と一緒に居たかったのに……ぼくに割り込まれた、なんて思われたら嫌だよ。
[声をかけたつもりが、気づかれなかったようだ。
後からやってきた樫村が興味深そうに見始めると、一瞬上の階を心配そうに見て]
あー……。女子にはキツいよな、これ。
[困ったように頭を掻く。
対照的に樫村は平気なんだな、と話したりしていると、やがて夕食の香りが玄関口にも漂ってくる。もう夕食の時間だ。]
……こいつらは、後で返しに行くか。
[準備の手伝いに行くか、と立ち上がると、樫村がややふらついたようだ。
助け起こしながら事情を聞くと、今日川であった出来事をようやく知るだろう。]
わかんないよ……。
健二くんはそうでも、久美子さんがそうだとは限らないし。
[言っていて、胸が潰れそうだった。
感情的に喋るのは苦手だったから。
いろいろなものを堪えているせいで、眉間に皺が寄っていた]
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