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【正午前・公民館】
お世話になりましたー。
[昼ご飯を作りに来たみよ子さんにお礼を言って、荷物を抱え公民館を出て行く。
女の子の方もそろそろ出て来るかな、と、周囲をきょろきょろ見回しながら]
【駄菓子屋「みよちゃん」】
…
……
………
…………これ!買う!!
[梨子は、花火セット(250円)を買った。
花火セットの中には、パラシュート花火(2つ)・UFO花火(2つ)・噴出花火(2つ)が入っている。
手持花火は、他の子が買っているようだったので、特殊花火のセットを買ってみた。]
…あっ!これとこれも!!!
[自分のために、パチンコ(150円)・かんしゃく玉(50円)・煙花火(50円)を買った。]
『はい、じゃあ、500万円』
[…とみよ子に言われ、300円+100円+100円をもたもたと取り出し、みよ子の手に乗せた。]
【正午前・公民館】
[食事を終えて、洗い物をして、階段のところまで来ると、柿田先輩が荷物を持っていくところが見えました。]
あ、先輩…
[そう言えば、今日は柿田先輩と梨子先輩が無人島に行くって、教えてもらったっけ。
自分も靴を履き、お見送りに出ます。]
柿田先輩、いってらっしゃい…久美子ちゃんと有松君にもよろしく…あっ。
[ぱたぱたと部屋まで走っていき、急いで戻ってきます。]
これ…絆創膏と、傷薬です。
有松君とか、元気よく走り回りすぎて、けがとかしてないかなぁって…
持っていってあげてください。
【駄菓子屋「みよちゃん」】
はい!
500…おく円!!おつりください!!
[梨子は、みよ子に にーっと笑い、買った物を手にして店を出た。]
…ん?藤本くん? おっはよー!!
【男子部屋】
[カバンの荷物を整理しだす博を見て、やっぱりちょっと寂しい、などと思いながら、見送るために博と一緒に部屋を出る。]
【→部屋外へ】
【海岸】
[出発の時間の前、自転車で船の着く場所へと向かう。
すでに到着していた校長の船に駆け寄って]
校長、こんちは。
島、どんな感じ?
[わくわくしながら聞いてみるが
来てからのお楽しみ、とばかりに勿体つけられる]
ちぇー。
[島に向かう2人が来た頃、船をバックに写真を一枚撮る*つもりだ*]
小百合さん。お見送りありがとう。
[靴を履いて出て来る小百合にお礼を言う。
と、部屋まで一往復した小百合が差し出したものを見て]
お、気がきくね。
わかった、持ってくよ。
翔平くんのことはちゃんと見張ってるから、心配しないでね。
[と、絆創膏や傷薬を受け取って、かばんの取り出しやすい場所に入れた]
【駄菓子屋みよちゃんの前】
[買い物を抱えた梨子にかけより、その手にさらにゼリーの詰め合わせの箱を無理やりおしつけた]
おはよう、梨子さん……えっと、これあげる。
今は凍ってるけど、溶けたら冷えてて美味しいと思う。
えーと、梨子さんの好きにしていいよ。全部食べちゃってもいいし…仲間にわけてあげても…えっと、とにかく…。
[それを一気にまくしたてると、最後に指を伸ばして梨子の頬をつんっとつついた]
じゃあ、またね!
[梨子を置きざりにして、公民館へと駆け戻った]
−回想−
【深夜・公民館前】
[女子部屋から抜け出した人物を、
公民館の中からこっそり覗く。
ちょっと探偵っぽくてどきどきする]
……桃子ちゃん?
[それは、寝ているとばかり思っていた桃子だった]
[昼間寝ていた姿とはうってかわって、
キョロキョロと活発に動き、
目的を見つけたのか駄菓子屋の方へ向かっていった]
……あっ!待って。
【正午前・公民館】
気をつけてねー!
[玄関を潜る博に言って、]
あ、そうだ!
ひーろーしーくーん!
[傘も差さずに追いかけると、にかっと笑う。]
くらえ!フライングボディハグ・改!
[どーんと軽くジャンプするように抱きついて、]
またね!
[元気にそう言うと、慌てて公民館の日陰に入った。
そのまま手を振り、博を見送る。]
【公民館前】
はい。…うふふふ。
[無人島に興奮して、元気よく飛び回る有松君の姿を想像し、思わず笑みがこぼれます。]
先輩も…お気を付けて。
[笑顔で、船着き場に向かう先輩に手を振りました。]
…久美子先輩は…間に合う、のかな?
【正午前・公民館】
[公民館の前で博と出会えれば、黙って握手を求めるだろう]
行ってらっしゃい、博くん。よろしくね、いろいろと。
みんなによろしく。あと……えーっと…なんでもないや。
あ、北斗く……わあっ!?
[フライングボディハグ・改を喰らい、盛大に尻餅をつく]
あ、ありが、とう……
[なんとか立ち上がり]
うん、またね。
[と、手を振り返した]
−回想−
【深夜・公民館前】
いたっ!
[急いで追いかけようとして、何かに躓いてこけた。
膝小僧をさすりながら起きあがった頃には、
桃子の姿はもう見えなくなっていた]
いててて……
あれ、桃子ちゃんだったんだ。
こんな夜中にどこに行くんだろう?
[首をかしげる]
[桃子の行動を疑問に思いつつも、
女子部屋に戻ってもう一度寝ることにした]
ん、そっちのこともよろしく。
[如月ともがっしり握手した。
何か言い掛けたのが気になったけど、聞き返す時間はなさそうだ]
[梨子が来るのをまって、船着き場へ向かうだろう]
梨子さん、今日からしばらくよろしくね。
[到着すると、先回りした健二がカメラを手に待っていた]
写真? ありがとう。
[梨子と並ぶと、控えめなピースサインをして写真に納まるだろう**]
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