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信長……そういえば己の願いを"自分が、自分として生きる事"といっていたな。
成程成程。
己が生に於いて、前半は政秀の願いを受け入れ、その理想を追い。
後に至っては我に取って代わられたのだ。
其れを悲願とするのも、当然と云えよう。
[口の端を吊り上げ、愉快そうに笑う。]
だが、その願いもじきに叶える必要など無くなる。
――この世から、人が消え失せればな。
[重く静かに、その声は辺りに響いた。]
生きるなど許さぬ。
尊き方を死へと追いやろうとしている衆生に……生きることなど許さぬ。
[その声には、隠し様の無い憤怒の念が*篭められていた*]
−蒲生邸−
[外科的な治療は出来ても、体力の回復はどうにもならず、しばらく安静にしておくしかなかった。己の肉体に休息を与えながら、命の遣り取りをしたランサーと再契約するに至った運命の皮肉を思う。
そのランサーは教会へと出かけていった。どこへ行くかは明言しなかったが、サーヴァントたる原田左之助の行く先など、この時代にそれほどあるわけではない。]
既に主従の契約も解消されているというのに、ご苦労なことだな……。
[己の左手甲をちらと見る。そこにはもう、かつての主従の証は無い。ふ、と息を吐き、蒲生正宗を手にして玄関へ向かった。]
―東ブロック・マンション―
[サーヴァントの肉体を構成する素材は第五架空要素(エーテル)であり、それは肉や骨だけのことではない。血液や精液もまた同様。エーテルを元として作られた、維持する為の力の供給が失われれば、やがては空に溶けてしまうものに過ぎない。――だが]
……っ、ふ、……っは、ほら、また……受け、取れっ!
[もう幾度目になるだろうか。
場所はリビングではなく寝室。精を受け止めたみなみの身体から自分自身を抜き放つと、収まりきらない白濁が溢れ出た。
火照った頭には既に回数の記憶など残ってはいない。尋ねようとする思考も言葉もない。薄明に霞んだ部屋に響くのは、熱っぽい互いの声と粘液質な音だけだった]
[――それから、どれだけ時間が経ったのだろう。
身体に満たされた魔力量からすれば、充分以上に休んでしまったのではないか。そう思い、少年はベッドサイドの時計を見やる。
時刻はおよそ昼前。人の睡眠として考えれば、長すぎるというほどでもなかった]
――――そう、か。
経路(パス)の繋がりが、前よりも深くなった、から……。
[傍らに眠る娘を見やる。小さく寝返りを打ったように見えた。ほんの少しの間だけ注視し、静かにベッドを抜け出してシャワーを浴びに向かった]
――自宅マンション(東ブロック)――
[いつ眠ってしまったのかも解らなかった。心地良い揺れに目を開ければダビデが既に身支度を整えて立っていた。時間の経過がわからず、ただ時計の針が昼過ぎを告げていた。耳を澄ますと、アスファルトを叩く水の音がする。雨が降っていた]
……ん、おはよう。
うー、すぐシャワーして、支度して、くるね。
――駅前――
[左之助は「気配遮断」を解いて人通りの多いところを歩く事にした。
もしかしたらこれで、コンタクトの取れてないサーヴァントと会える可能性はある。
会えたら信長の強さを説き、何とか同盟にこぎつけるつもりであった。]
いないかねぇ
[左之助自身も魔力の気配を探し、歩き続ける。]
―東ブロック→中央ブロック―
[疲れを残した様子のみなみに傘を差し掛けながら、街路を歩く。
魔力探知の感覚を最大まで張り巡らせて、残る三騎―セイバーの中に潜むモノを同一とすれば二騎―の存在を見つけようとする]
……みなみ。何だったら、部屋で休んでいても良かったのでは。
昨夜の戦闘を見た感じでは、“あのサーヴァント”は完全に自由に動けるという訳ではない様子でしたし。
[一つの器に二つの魂。それもこの国で最も有名な武将の一人と、神霊とも呼び得る規模の存在と。両者の対立がどれほどの干渉を起こすかは容易に想像が付いた]
―中央ブロック→駅―
[傘を持つ手を替え、みなみの耳元に囁きかける]
……みなみ。見つけました。駅の方向、です。
この感じは“あのサーヴァント”ではなく、恐らくはランサーだと思いますが。このまま向かいますか?
[質問というよりも、確認するように。
ランサーが健在であれば、彼とそのマスターに接触し、共闘を持ちかける。出かける前に確認した方針だった]
[晴れてた朝とは変わり空には暗雲が立ち込めていた。雨も止む気配はないどころか、その足を強めているような気がする。ダビデの声に、首を横に振った]
ううん、大丈夫。支障があるくらい大変って言う訳じゃないし。
ダビデのことは、信じてるけど。
でも、ちゃんとこの目で、見たいから。出来る事があるのなら、したいし。
もう後悔するのは、嫌だから。
−駅前−
[特に目的地もなく、人ごみの中を歩いていた。その時、令呪の微かな繋がりを感知する。]
――む。原田、か……?
[未だ慣れない感覚。それを頼りに歩いた。]
[みなみの言葉に小さく頷く。決意を秘めた横顔を美しいと感じた。
同時にもう一つ、言うべきことを少年は思い出す]
……みなみ。もう一度、言っておきます。
もし、今後、私が戦闘の結果、斃れるようなことがあったとしても。
みなみは決して、自分を犠牲にしたり後悔したりしないでください。
私はみなみを守りたい。
でも力及ばなかったとしても、それは私の問題だ。
みなみまで、その重荷を背負わないで欲しいのです。
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