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[みなみの令呪を見る。一つ減っている令呪。召喚されたときに殺そうとして、令呪で縛られたのだったか。馬鹿らしいことに使わせたものだ、と皮肉げに笑む]
私には兄が居てね。元々家系は兄が継ぐことになっていた。私はその兄の魔術を補佐するような立場……いや、簡単に言えば奴隷か実験体であったか。
知識は詰め込まれたが、前も言ったように魔術師としての腕は三流だ。そういうようには育てられなかったからな。
マスターになどなれるものかね。
―教会・台所―
[少女からの説明に破顔して、得心の表情を浮かべた]
そういう訳だったのですか。なるほど。
ライダーにゃんこ……よほどの伝説があれば、獣でも“英霊の座”に上る可能性はあるかもしれませんが。少なくとも私の知る限りでは、存在しませんね。夢のある、いい話です。
[じっと見つめる視線に気づき、軽く頭を下げた]
名乗りもしていませんでしたね。
教会の方であれば、口外される事も無いでしょう。
私はダビデ。
ご存知の通り、かの聖典に現れる王……の、少年時代の姿です。
[それでも。では自分はどうして聖杯戦争に参加したのか。判らないと首を振る。
廃工場をでて、向かったのは駅の方だった。人通りは多い。だから、大通りは行かずに、狭い路地を選んだ。]
バーサーカーは、やはり今も願いはないのか。それとも、形だけの平和を願いのか。どちらだ?
私は。
まだない。でも、見つかりそうな気はする。参加が目的だった。だから、聖杯を手に入れても願うことはないかもしれない。
個人的な願いでいいのなら、――いや。夢のような話だ。それをもかなえられるのだろうが。それは、願っていいものではない。
[廃工場から出て、学校での出来事をとがめられる。
消さなくてはならないと冷酷に言うが、きっと彼女は何もしていないし、あの後、投網をかけたあの生徒も何とも無かったのだろう。
廃工場の前。いつだったか、猫と戯れた場所。
感慨に足を止めることなく、歩き出す。
言われた通りに帽子を被り直した。]
興味も無い、か。
[呟かれた言葉を復唱した。
麦藁帽子を深く被っていたからだろう。仮面は見えない。
特別な風が流れることなく、道すがら時間だけが過ぎる。
マスターの向かうがままについて行った。]
なるほど……、でも、なんか面白くねぇな。
やっぱ人生ってのは楽しむもんだ。
だが、戦の時とかは役立ちそうだな。
ふむ……、一口貰うぞ。
[そういうとアカネの手にあったカロリーメイトを、手首を握って首を伸ばして齧った。]
ふむ、見た目ほど味は悪くないか。
[そう告げて、思い至る。
あくまでも少年の記憶は彼個人の歴史に基づくもの。
公的な権威としては認めかねる事情があるとも考えられた]
もっとも、教会としては聖典中の存在が現界したなどとは公認できない、と仰るのであれば。私はただの、名もなきアーチャーです。
ところで、貴女の名前をお教えいただけますか?
わー……ダビデ王!
すごいわ〜。知ってますわ〜。
[ひとしきりはしゃいだ後、英霊にむけて静かに微笑む]
ダビデの星の形は、この日本の地にも縁があるという説もありますわね。遠い祖先はひとつだったとも。
きっと、この地でならあなたの力も、それほど制限なく発揮できるかもしれませんわね。
御武運をお祈りしてますわ。王子様。
―― 南ブロック・廃工場 ――
あれ。
[ 小声で、ひとつ呟く。地図に示された地点まできてみれば、ちょうど見覚えのある二人組が廃工場から出て行くところだった。
思わず姿を隠して様子を伺うと、二人はそのまま何処かへと歩いていくではないか。]
…とりあえず、後を追おうか。
[ どうするよ、という左之助の声に、そう答えて見失わないようハルカたちの後を追い始めた。]
え? わたし?
わたしは、平芽祈っていいますわ。
[英霊ダビデに見つめられ、少し照れくさそうに瞬きをする。]
……教会の人間の名前を知りたがるサーヴァントなんて、ちょっとびっくりしちゃいました。
……そう、だったんだ。
確かに魔術師の家系は、魔術を伝えるのって兄弟がいたら大抵は一人にだけだもんね。
なんだか、皮肉、だね。
キラーがもしもマスターになれる資格を持っていたとしても、マスターになりたかったのかどうか、わたしにはわからないけど。
[そして、自分は。そこへまた戻る思考回路。みなみは曖昧に笑い、ふっと溜息をついた]
ふだん明るい時間帯に外を出歩かないからちょっと疲れたみたい。
キラーもそんな状態なら、動いたりしないでしょ? わたし、少し休むね。
―教会・台所―
[“ダビデの星”の伝承は、今では半ば事実と化しているのだな、と小さく少年は苦笑する。そして静かな口調で芽祈に答えた]
私は王子ではありませんよ、お嬢さん。
元々はただの、羊飼いの末の子にすぎません。
主に見出された事をそう仰るのであれば、それは。
誰にでも王子――お嬢さんなら王女――になれる機会がある、ということです。
…………。
[魔術師という世界をバーサーカーが知っているわけではない。
ただ一人だけ、神秘に触れた人間は知っていた。
意見の対立から一度は分裂し、そして――自分より先に戦死してしまった。スパルタクスは結果的に、友であった人物の死の直後を突いて、ローマ軍を撃破することには成功したのだが――。
オエノマウス、そしてクリクスス。
強大な二人の友を失ったスパルタクスにとって、後の結末は分かりきっていたことだった。必ず故郷へ帰してやると約束しながら、必ず自由にしてやると奴隷達と誓いながら、最後は――。
ルクルス。
彼が別の戦争から帰還し、奴隷軍を挟み撃ちにしようとしている。ローマの精鋭、リキニウス・ルクルス。彼が挟み撃ちにしようとしていると。
その戦争とはローマに抗っていたミトリダテスとの戦争であり、つまり彼が帰還したということは、自由を獲得する為の最大の希望が失われてしまったことを意味した。
その情報を聞いたスパルタクスは、もう逃れる術は無いと絶望し、最終決戦を挑んだのだ。]
[――結果は無残な大敗。
中には死骸を磔にされ、下ろすことを許されなかった奴隷もいたという。故郷へ帰りたいと願った奴隷達は、ローマの地を逃れることも、己の死骸を墓に眠らせることも出来なかった。
しかし実は。
帰還したのはリキニウス・ルクルスではなかった。
トラキアを平定したマルクス・ルクルスだった。
同姓の別人。
スパルタクスは一世一代の勘違いで、最後の最後に平静を掻き、引き連れていた万を超える奴隷達に屈辱の最期を強いた。
それが結末であり、決定した彼の過去でもある。]
まあ、素敵。
誰でも王子さま、王女さまなんて。
[満面の笑みを浮かべると、台所の机の上に置いたクッキーの包みをダビデに差し出す。]
伝説の王様は、やはり話しぶりも素敵なんですね。
これ、7騎のサーヴァントの象徴のひとつが入ってます。
何が入っているかは、開けるまでのお楽しみ☆
しかし、あいつらどこに行くのかね。
もしかしたら本拠地を変えるのかも知れねぇな。
まあいい、追いつつ様子を見るか。
[左之助は梧桐に続き、バーサーカー達の後を追う。]
[
この一帯を丸ごと陣地にとは、主も無茶を言う。
林立する巨大な塔をと見上げて、溜息を吐いた。
――そうして、数時間。
周囲を夕闇が覆うようになって、漸く、作業は軌道にと乗り始めた。
空飛ぶ絨毯(フライング・カーペット)を用意してきてはいたものの、日中から堂々と宙を舞うわけにはいかなかったので。
]
願いを口にすることは易いものだが。
私は――――。
[瀬良悠乎が何かに気付いた様子に視線を向け、
何かを問おうと、返そうとして、止めた。
口にしたのは、「くだらない過去」に関する願いではなく。]
どうした。
[不審が漂う空気への、問い。]
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