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やはり、ジャック・ザ・リッパーは群像と考えるのが妥当だろうね。
世界を恐怖に陥れた殺人鬼。
その存在の大きさから類似の事件が起きるたびにその名前が出てくるようになった。
そして、その事件の集合体として生まれたのがサーヴァントのジャック・ザ・リッパー。
つまり、ダビデの宝具は効果がなかったわけじゃない。
一つ、いや少なからず事件の存在は打ち滅ぼしたんだろう。
だけど事件の集合体である全ての彼を消滅させるには至らなかったってことかもしれないね。
ま、敵サーヴァントを倒せなかった事を悔やむ必要はないよ。
僕が依頼したのは探索だし、ジャック・ザ・リッパーに関しては大体の情報が纏まったからね。
[一気にそこまで喋ると若干喉が乾いてきた。
冷蔵庫を開けてドリンクを取り出す。
ダビデにドリンクを渡すと缶を開けて*喉を潤し始めた*]
−3日目・茜の部屋−
[とりあえずは情報収集。
そのように方針が決まり、一度部屋へと戻った。
山から離れると、不思議と頭痛は治まった。
だが、最後に何かが聞こえた気がする。
そう、その言葉は確か……。
――『あと少し』。]
[両手にマグカップを持ち、その片方を信長に渡す。
つがれていたのは温かいココア―
なんとなく、茶道具くらいはあってもいいかもしれないと思い、帰宅途中に買い揃えた。
もっとも、飲み物の種類は、自分の嗜好を通させてもらったが。]
どうぞ。熱いから気をつけて。
…らしくなく、浮かない顔をしているのね。
少し……な。
[そう言ってカップを受け取る。
ああ、なんだろうか。
自分が何か重大なことに気付いていない。
忘れてはならないことが消えている。
そんな気がする。]
ほう、変わった茶だな。
[カップから漂う濃く甘い香りが新鮮だ。
そして一口飲むと、予想外の味に少し眼を白黒させた。]
これは驚いた、菓子より甘い茶があるたぁ……。
[そしてもう一口、楽しげに口へと運ぶ。]
そういえば、アカネ。
お前はいったい何を望んで戦っているんだ。
[目を白黒させた信長を見て、噴出しそうになるのをなんとかこらえる。]
糖分は、疲労回復に良いのよ。
[続く質問に、カップを口に運ぼうとしていた手がぴたりと止まった。]
そうね……。
ありていに言えば『復讐』かしら。
[そう言うと、質問者に向かってにっこりと笑った。]
復讐、か。
[その言葉と表情が余りにも不自然で、茜の顔をじっと見詰める。
この色が無く、からっぽの部屋。
これも、それに深く関係しているのだろう。]
ソレは……お前を幸せにするのか?
……。
[感情の無い目で信長を見つめる。口元には笑みを浮かべたまま。]
…幸せなんて、とうに無くなったの。
今、私を動かしているのは、…汚い怒りの感情だけ。
でも、それで充分だわ。
[淡々と言い放ち、マグカップに口をつけた]
堕ちる?
(どこへ―?)
[むしろ、ここよりはマシなのでは無いだろうかと、そんな事を考えてしまう。
―あの、赤い夜に比べれば―]
…?
[近づいて来た信長を、ぼんやりと見つめた。]
[茜のすぐ前まで行くと、そこに胡坐で座る。
そして、まっすぐに茜を見ながらゆっくりと言葉を続けた。]
思い描くのは常に理想を、最高に幸せな自分を望め。
願いは常に最上を、それじゃねぇと意味が無い。
まだ、お前は生きれる。
生きるために、俺を信じろ。信頼しろ。
……信じて用いるんじゃねぇ、信じて頼れ。
[まっすぐに見つめてきた目を、見つめ返す。]
…信じる?
[血に染まった部屋の光景が脳裏に浮かぶ]
…信じて……また置いていかれるの?
[まるで、小さな子供のようなか細い声で、そう呟いた。]
ああ、置いていく。
このままじゃな?
[きっぱりと言い切る。]
だが、今は立ち止まって傍に居る。
だから、その間にアカネが選べ。
俺を見送るか、追いついてくるか。
……もしくは、俺を此処に留まらせるか。
全て、アカネ次第。
アカネの思い描く"幸せ"次第だ。
[きっぱりと言い切る信長に、顔を上げる。]
……。
[突き放すような言い方だったが、安易に『置いていかない』と言われるよりは、心に響いた。
それは、自分の只の我侭だとわかっていたから。]
(我侭……それを言える様になってるなんて)
[それは相手に対する、自身の甘えでもあったのだから。
先ほどとは違う笑みで、信長に答える。]
…貴方みたいなデカブツに、側に居られるのは視界が悪くなってしょうがないけど、……夏場は日差し避けになって丁度いいかもしれないわ。
私のデリケートなお肌の為にも。
……側に、居てくれる?
[最後の方は、明後日の方を向きながら、消え入りそうな声で。]
[その言い様に、思わず笑ってしまう。
自分の感情を素直に表に出せないのは元からなのかもしれない。]
眼を見て話せっていっただろ?
[その言葉には咎める様な物は無い。
楽しげに、からかうような響きがあるだけだ。]
嗚呼、俺は此処にいる。
[そして、そっぽを向いている姉の頭を撫でた。]
[撫でられると、相変わらず慣れず、少しだけ身をよじるものの今度は口から文句も出なかった。
ほんの少し赤くなりながら、ちらと相手の目を見る。]
(…子供みたい)
[自分の今の姿は滑稽かもしれない。でも―
そこで思考を閉じ、目を瞑って撫でられるままでいた。]
[缶の中身を飲み干すと机の上へと置いた。
体に浸透してくる水分が心地よかった]
さて、ダビデの方の状況は大体把握できた。
次は僕の番だね。
僕は、恐らくマスターであろう人物の屋敷を探ってきた。
[言葉と共に荷物から蒲生家に関する簡単な資料を取り出した。
蒲生延について纏めたページをめくると資料をダビデに手渡した]
大まかなデータはそれで確認してほしい。
で、結論から話そう、サーヴァントを召喚されている事に僕は確信を持った。
あらかじめ、今回の戦争に向けて現在の頭首にはついて調べておいたんだ。
資料にもある通り、魔術師としての才能はあまり高くない。
しかし、それにしては結界が高度すぎたんだ。
現在存在する魔術師の工房としては超一級の結界が張られている。
この時点で僕はキャスターを召喚したと予測を立てたよ。
[蒲生家の結界を思い出す。
恐らく破ろうと思ったら相当の時間がかかったに違いない]
結界は対魔術師のトラップと同時に辺り一体の一般人から魔力を奪っていた。
こっちの術式は拙いものだったよ、僕でも明らかに分かる程度のね。
そして、此処が一番のポイント、結界から強く感じ取れた魔力は二種類あった。
なぜ二つか? その疑問に僕はマスターの結界をサーヴァントが強化したから以外の回答を考え付かなかったよ。
そこで確信をもった、蒲生延がキャスターを召喚したと、ね。
[話を終えてダビデを見つめた。
王であるダビデは民からの略奪をどう考えただろうか?
その表情から感情を読み取る事は出来なかった]
そういえば、人にばっかり質問してないで、貴方の…上総介の願いはなんなのかしら。
[なんとなく気恥ずかしくなってきて、話を逸らすようにそう問いかけてみた。]
…本能寺の…明智光秀に対する事とか?
[史実で習った事を、なんの気なしに聞いてみる]
―― 中央通り ――
お待ちどうさま一文字…て、あれ、あれえ?
[ そこに、左之助の姿はなかった。
いや、ほったらかしのまま結構な時間を読書に費やしたかもしれないがそんな何も言わずにいきなりいなくなるとは。
心当たりなど自宅に戻ることくらいしかないが…自宅に駆け戻っても左之助が帰った形跡はなかった。]
どこいったんだ、あいつ。
[ まあ、魔力を辿ればなんとかなるか。考え財布から地図を取り出すと絵の具を一滴…の前に。地図は流廻川の霊道に異変が起きていた事を示していた。]
…なんか見えるよね、この辺にさ、選択肢とかいうのがさ。
[ 自分の胸の前あたりを指刺しつつ意味不明な事を呟く。左之助も気になるが、ツカサはひとまず流廻川へと向かう事にした。]
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