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嗚呼、元々はそういう意味だ。
だが俺は、己が舞う時は別の意味を篭めていた。
[昔を思うように、少し上を見上げる。
……その頃の思いは、今も変わらない。]
――まぁ、その内教えてやろう。
んじゃ、外に行くか?
[どこか遠い目をした信長を見る。]
…ええ、その時を楽しみにしているわ。
[素直に、心からそう思った。
信長の言葉に頷き、部屋を後にする―]
[表に出る。
足に痛みはない。とりあえず普通に歩くだけなら問題がないようだ。]
それじゃまずどこに行く?
俺はここらの地理はわからないからな、アカネに任せる。
重要な結界の周囲にはダミーやトラップも仕掛けておけ。
仕留める時は一撃で仕留めるのだ。二の手は無いと思え。
[てきぱきと働くキャスターの背中に、さらに指示を出した。――と同時に自身もいくつかの場所にトラップを仕掛ける。
踏み込んだ瞬間、鎌鼬が発生するもの。
風を操り、音の発する場所を狂わせるもの。]
急げ、キャスター。戦場候補はこれで終わりではない。
…そうね。
歩き回って探すのも効率が悪いから…。
[そう言うと、懐から数枚の何かが書かれた和紙を出して、空中に投げる。
ひらひらと、それが宙を舞ううちに、無数の白い蝶に変わる。]
式神よ、大地のマナのある場所を探しだせ―
[告げると、四方八方に+飛んで行った。+]
[
急げ――命ずる主の言葉は、耳に入っていなかった。
これまでに遭遇したサーヴァント、数えて四騎。
探知に優れたキャスターたる身で、その全てに、先にと感知されていた。
それを知ってか知らずか、魔力の感知を怠るなと命じた主の言葉。
ならば、と。
作業を続けながらも、周囲一帯に張り巡らせていた探知の網。
その網に、掛かったものがあった。
いまはまだ遠い。だが。
]
――……マスター、サーヴァントの気配です。
それに、使い魔らしき複数の気配……恐らく、あちらもマスターを連れています。
[キャスターの報告に心を躍らせる。]
結界は完成しているな。……よし、指輪を外してこちらに誘い込む。
お前は全力でサーヴァントに対しろ。
俺はマスターを叩く。
[嬉しそうに、指輪を外した。]
―北ブロック 神社へ続く路地―
[式神の一つが告げた場所が、新興住宅街の外れにある神社だった。
ここはまだ開発途中の場所で、土地は切り開かれているものの、空き地が多い場所だ。
辺りを見て、ふぅ、と溜息をつく。]
…自然も少なくなったものね。
[切り開かれて、ただの四角い土地になった場所を悲しげに見た。]
――……了解しました、マスター。
宝具の使用も有り得ますので、そのつもりで。
[
応じて。
強張った表情で、主に習って指輪を外した。
]
[一歩を踏み出そうとした瞬間―]
……っ!
[背中に、小さな電気が走ったような痛み。式神の一つが…何かにかかった]
…最低限の魔力しか込めていなかったのに…。
あれに気付くなんて。
[小さく舌打ちをして、信長に振り向く。]
……気付かれたわ。敵に。
……みたいだな。
[茜の言葉と同時に、魔力を感じる。
今まで何らかの方法で隠匿していたのだろう。]
逃げるのも手だが……粋じゃねぇな。
行くぞ、舌を噛むなよ。
[即座に茜を抱きかかえ、魔力を感じる方へと駆ける。
どうやら先ほどまでの時間で幾許かは回復しているようだ、足は問題ない。]
――……こちらに気付いたようです。
急速に接近中……あちらも、やる気のようです。
[
――恐らく、最も"やる気"なのは、自らの主なのだろうな。
と、小さく溜息を吐いて。
虚空から、古びた一冊の本を掴み出した。
]
…っ
[抱き抱えられる事に抗議したかったが、今はそれどころでは無い。
おとなしく、運ばれるままでいた。
ふぅ、と息を吐き、意識を集中する。]
くく……。そうでなくてはつまらん。
[愛刀を戒めから解放する。]
キャスター、肉体強化を施せ。
……心配するな。サーヴァントはお前に任せる。念のためだ。
[駆けている途中、何らかの違和感を感じる。
恐らくは結界だろうが、今更逃げ出すなど選択肢には元よりない。
その内に、視界に現れる人影が二つ。
恐らくは相手のサーヴァントとマスター。
様子見のために視界無いながらもやや離れた地点で止まり、茜を降ろす。]
……魔力からして、女がサーヴァントか。
[
主の言葉に、微かな驚きを覚える。
だが、だというならば是非もない。
]
――筋力強化。
زور حيوان تقويت
肉体よ、鋼となれ。
اتو بزن
速く、より速く。
گپ مسطح
[主に頷き返して、幾つかの呪を紡いだ。]
―夕暮れ・南ブロック 廃工場―
[目を覚ました。暗がりの中、窓から差し込むのは橙の光。腕時計を確かめると既に夕刻。体調は、というと万全ではなかったが、魔力量は充分、といえるほどには回復していた。]
バーサーカーは戻っていないか。
結界の敗れた様子も無し、だな。
[そうだ、と思い出す。本当ならば、バーサーカーが戻るのを待つべきだと考えてはいたが、いないうちにもう一度あの繁華街へいこうと。
立ち上がると、服を着替えて入口の麦藁帽子を見た。手に取ろうとして、やめる。
そして廃工場を後にした。]
(……っ!)
[一瞬、視界が歪む。
おそらく、何かの領域に踏み込んだ時の感覚だろう。背中を一筋の汗が流れた。]
…昼間から、随分物騒な物をお持ちですね。
[地に降り立ち、目の前に対峙する男にそう告げる。
女性と、男―
感じる魔力からして、こちらがマスターなのだろう。
手元の刃を見て、小さく舌打ちをする。]
(…接近戦を得意とするのかしら…)
[懐の中の短剣を、ぎゅっと掴んだ]
あっら〜?
知らない間に、くっきー帰って居ましたのね〜。
[とうに出張から戻っていた"監督者"の気配に肩をすくめた]
ねえねえ、聖杯ちゃん。ここのボスに挨拶しまちゅか〜?
[土鍋から猫を抱き上げると、九鬼の居る事務室へ向かう。猫の名前は聖杯。紛らわしい事この上ない。]
[距離をおいて立った人影を睨む。
男の圧倒的な存在感は、間違いなく最強の部類。
視線は動かさず、並んで立つキャスターに伝えた。]
シミュレートした動きを忘れるな。只者ではないぞ。
[男の隣に立つ少女。令呪の反応を確かめる。]
くく。物騒なのは隣の男の方ではないか?
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