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[弾かれるように此方へ向かってきたのは男。
その武器は長い刀。
対してバーサーカーが持つ剣は、剣としてのカテゴライズの中では短い。ならば問題となるのは間合い。
だが、今のバーサーカーにそのようなことを構う暇などない。
水平に「跳躍」したバーサーカー。
回避など知らないと、間合いなど知らないと、向かってくる男へと突っ込み、何の技巧も無く力任せに剣を横一文字に薙いだ。
疾駆し突撃した全体重が、剣の重みへと上乗せされる。]
[川原へと降りる。相手のマスターと思われる男は、バーサーカーに向けて駆けていた。]
……愚かな。
あの刀がどれほどのものかしらないが、素人の腕で敵うとでも。
[一瞬呆気に取られた。例え人間として達人の域だとしても、無謀に思えた。]
了解。じゃあ簡易的に治療をしておこう。
話はホテルでゆっくり聞けるしね。
Un principio curativo
[手を傷口の上にかざし癒しの魔法を発動させた]
すまない、癒しの魔法はそんなに得意じゃないんだ。
それでもないよりはマシだと思う。
[魔法の効果かダビデの傷は表面上は先程より治って見えた]
これでは、援護といっても……!
[
魔術を使おうにも、狙うべき敵に対して斬りかかっているのは、自らの主。
得意とするのは、この状況では役に立たぬ使役の魔術のほかは、広範に影響を及ぼす――要は大雑把な――魔術ばかり。
細かな精度にはあまり、自信もなく。
まして、武芸者ではないこの身には、剣舞を捉えることも出来ず。
]
そっか、それなら、良かった。
[それ以上を聞く気は無かった。キラーの目的を聞くことも、先ほどの会話を思い返すことも、そして、キラーに問い掛ければ自らにも無意識に問い掛けてしまう。それは彼女にとって今、一番避けたい事だった]
うーん、お家帰ったらいっぱい寝よう。
起きたら、ご飯作ってあげるね! わたし結構料理上手いんだよ。一人暮らしが長いから。
あ、あと、起きたら、案内の続きをしつつ、偵察にも行こうね。
[みなみは楽しそうな声で、キラーの背中に向かって話し掛ける。例えもし、振り返られても表情が見える事のないように*俯きながら*]
[サーヴァントの剣戟を愛刀で受け流そうと試みる。
――が、力量差は触れるだけでその肉体を弾かせた。
刀の力とキャスターの肉体強化が無ければ、腕ごと飛んでいたかもしれない。]
ぐ――ッ、“空”。
[真横に吹き飛ばされる身体。それを風が包み、かろうじて地面への激突を避けた。
――が、勢いは殺しきれずに激しく転がる。]
―中央ブロック→ホテル・館内―
[治癒の魔術。
信奉する力の体系が異なるとはいえ、一部の例外を除けば技術としての側面はさほど大きく変わるものではない。抉られた左肩の裂傷が、少年の見守る内に縮小していった]
癒しの技に、感謝を。ヒジリ、助かります。
それで――マスター、新たな幕屋というのは?
[尋ねると、青年はこちらだと示し、先に立って歩き出した。
その後を追い、新たな拠点となったホテルの内部に入っていく]
ヒ。
[何かが当たった。何かで防がれた。
刃は肉を奪わず、男を吹き飛ばした。
だがそれは不自然に失速し、転がり――。
そんな様相など観察する隙も無く。]
ひッひひひひッひひひ
[片足で、突撃した際の己の体にブレーキをかけた。
触れた小石の群が、小さな爆発を起こしたように飛ぶ。
そして勢いを殺した巨躯が、追撃を試みる為に男へ駆けた。
疾駆の間に片手が柄から離れ、マントの中へ。
そして、取り出す。]
[既に握っていた左手。
そして――新たに握った右手の剣は、まったく同じ形。
あまりに短い刃渡り70cm。
幾度も人の命を奪った刃は、二つとも欠けてぼろぼろ。
先ほどは一撃だった。
防がれるならより強く。
肉を貪り損ねたならより速く。
――だが、男へと到達するまでに。
間に割り込む魔術は、第三者の――キャスターの炎。
既に地を蹴っていた体は失速も叶わず。
直線に、爆ぜる炎へと衝突した。]
[ダビデを連れてホテルに戻るとカーペットの上に六つの宝石を置いた。
宝石に魔力をこめて術式を固定すれば簡易的な魔法陣を完成である。
六芒星魔法陣を選択したのはその出自を考えた為だった]
この中なら回復も早いだろう。
じゃ、疲れてるところ悪いんだけど経緯を教えてもらえるかな?
[宝具の使用された魔力、癒しの魔法に、魔法陣。
自身も連続して魔力を使用した為、体を休める為に備え付けのソファーへと座り込みながら声をかけた]
[自分が割り込んだところで、バーサーカーにとって邪魔にしかならないのはわかっていた。
そしてバーサーカーの体躯に、強化するための魔術をかけたところであまり意味を持たないだろうことも。
その体が、バーサーカーにとっての武器。それは、魔術師に手を出せる範囲ではなかった。]
それに、今は無駄な魔力を使うときではない。
[詠唱を始めようとして、やめる。今でも、魔力は失われ続けているのだから。バーサーカーの、狂化によって。]
[激しく転がりながらも、風の助けを借りて体勢を整える。肉体は既に大小の打撲・擦過傷に覆われていた。それでも戦意は衰えず、両手で愛刀を構える。
――と、獲物との間に爆風が生じた。]
ち、余計な事を……。
[その時、川原に駆け寄る少女の姿が視界に入る。
次の瞬間にはそちらに駆け出していた。]
[
どうする、どうすればいい。
恐怖を噛み殺して、混乱する頭脳を叱咤する。
――……結界は未だ使えない。
必勝を期すならば、ここは退いて再戦するべきだ。
だが、主はそれを認めまい。ならば、どうする。
……宝具を使えば、援護も幾分か楽にはなるだろう。
だが――……使えば、確実に真名は知られてしまう。
最弱のクラスの、そこに該当したのさえもおかしいような存在が。
この序盤に、真名を知られることは、あまりにも不利に働く。
――どうすればいい、のだろうか。
魔術の知識はあれど。戦の機微など、知る機会など終ぞなかったのだ。
迷う間に。
主は迷わずに、動いていた。
]
―中央ブロック・ホテル室内―
[少年―あるいはダビデ王として生きた人物―の経験と歴史の中には、『ダビデの星』として知られる図形を考案した記憶は無い。だが“英霊の座”に奉られ、付与された伝承が、彼のマスターが描いた図形との親和性を少年に齎していた]
――そうですね、ええと――
[気遣いに感謝して、その中央に座する。通常よりも遥かに効率的に、大源(マナ)から魔力が集積されていくと感じ取れた]
こっちにくるか。ちょうどいい。手持ちの武器が無いのが惜しいところだな。
[こちらへと向かってくる男に、いつもとは違う笑みを見せる。]
とはいえ、それほど魔力は使えない。面倒だ。
Свободно
Быстрее света
[短くした詠唱は、それでも効果を発揮する。自身の中に向けて発される魔術。それは、内から「時間」を切り取っていき、術者の速度を変化させるもの。肉体の限度を知らず、加速する。]
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